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『ぐうぅー…っ!』
 身体の奥まで串刺しにされる感覚に、再びラダマンティスは仰け反った。次は後ろから羽交い締めにしていたカノンのものが挿し込まれていた。
『…次はオレの番だ…。たっぷり可愛がってやるぞ』
 まるでとどめを刺されたかのようにラダマンティスは2・3哀れな痙攣を繰り返した。太腿から伝っていた液体に、精液が混じる。
 今度はカノンに後ろから犯されていた。カノンはラダマンティスの腰を抱えると、今までの欲求不満を晴らすが如く激しく突き込んで来た。
『…流石に具合が良いな…。奥まで柔らかく開いているぞ』
 そうなるまで、散々指で奥まで解されたのだ。
 皮同士を打ち付ける独特の音に、微かな悲鳴も混じる。
『あっ…、がっ!くぅぅっ…』
 ラダマンティスは苦悶の呻きと共に遂に腰が立たなくなり、前にのめった。それをカノンは後ろから支えつつ、身体を床に転がして捩じ伏せた。
 他方、お手並み拝見と言わんばかりにサガは近くの一人がけソファーに腰掛けて獲物が自分の双子に犯される様を監察していた。
 ラダマンティスはまるで獲物のように組み伏せられて、とどめを喰らうかのように鉄槌を打ち込まれていた。緊張か興奮か羞恥のいずれかにその身体を朱に染めている。
 その様子を監察するサガの視線に晒されると、妙に居たたまれなくなってラダマンティスは眼を逸らした。それを感じてか、カノンが彼の頭を掴んだ。

『…どうした?まさかお前、見られているのを恥じているのか…?』
 答える以前にラダマンティスは固く目を閉じて身体を縮ませた。沈黙を用いてのほんのささやかな抵抗であったが、恥じていることぐらいその態度で直ぐにでも分かる。本当に嘘をつくのが下手な男だった。
 なので、質問はそこまでにして、カノンは今まで捩じ伏せていたラダマンティスの身体を転がし脚を大きく開かせた。 『…折角だから、繋がっているところを全て見せてやれ』
 ラダマンティスは驚いて股間を手で隠そうとしたが、その手を無理矢理に抑えられ、隠すに隠せなくなった。
 『やめろ…』と呻くように訴えるが、彼はその手を離さない。一瞬伺うようにサガを一瞥したら、彼は情欲と嫉妬の入り乱れた視線で食い入るようにラダマンティスを見ていた。
 その刺さるような視線にまたラダマンティスは眼を逸らし、目を固く閉じた。
 視界を遮断しても、体中に視線を感じる。尻の穴に突っ込まれるも厭なのに、突っ込まれている部分を見られるのは更なる屈辱だった。
 また、獣じみた律動が体内を揺さぶる。身体に突き刺さる視線に、ラダマンティスは幾度か繋がっている部分を隠そうと試みたが、やはりびくとも動かせてもらえなかった。
 ラダマンティスは抵抗することも適わず、まるで石のように頑になってカノンの獣じみた動作に甘んじていたが、ときどきそれも適わず微かな呻きを上げる。同時に、銜え込んでいるところもひくりと動く。

 そこは谷間から太腿の付け根まで充血して赤く染まり、自分とあまり違わぬ双子の屹立したイチモツを呑み込んでいた。腰が動く度に充血した粘膜が捲れ上がり、今まで中に出された精液が隙間から滲んだ。
 ただし、ラダマンティスの男根は先の絶頂から全く萎えたきりで、微かに動く程度で勃起の気配は見せていなかった。  余程敏感なのか、そこが見られていると分かると、ラダマンティスは身じろぎした。
 そして、カノンに組み付かれた窮屈な姿勢で必死に抵抗を試みるのだ。その様子が健気で、哀れで、そして最も加虐心をそそられた。
 獲物が哀願をすればする程、捕獲者であるこの双子を更に性的に興奮させる結果になることにこの男は気付いているのだろうか。

『…頼むから、頼むから見ないでくれ…!』
 今まで身体を強ばらせて受け身に徹していたラダマンティスが、突然懇願の叫びを上げて暴れだした。何処にそんな力が残されていたと呆れつつ、カノンは抵抗が嬉しいのか力を込めて固定した。
 大体、この生き物が抵抗する瞬間は決まっている。見られたくないものがある時だ。なので、カノンは最大限の意地悪を込めて身体を固定した。完全に組み付かれ、絡めとられた獲物は、抵抗の代わりに身体を死にかけの魚のようにびくびくと動かすだけであった。
 律動に内部を掻き乱されたのが効いたのか、股間でラダマンティスのイチモツがゆっくりと頭を擡げて来た。見られたくない、そう思うと急激に固くなって漲って行く。
 もう隠せないと分かると、また身体を強ばらせ、顔を床に押し付けん勢いで隠そうとした。悔し涙でも流しているのか、鼻をすすっている音も聞き取れた。
 どうせ、こんなことだろうと思った。カノンはラダマンティスの肩越しに勃起を確認して鼻で笑った。

『…それは何だ?まさかお前、見られて感じているのか?』
 ラダマンティスは身体を強ばらせて返事すらしない。いや、できる状態ではなかった。
 勃起とは性的興奮に関係無く不随意で成り立つものでもあるが、こんな状況で説明するだけ無意味でもあるし、説明できるような冷静さをラダマンティスは持ち合わせていなかった。
 実際にこの身体は性的興奮を覚えていたからだ。
 そこへ更にサガが追い撃ちを掛けた。
『…見られて感じるとは。お前はそれで良くぞ私達を変態扱いできたものだな』
 その言葉にラダマンティスは身体を捩らせると同時に涙を床に零し、鼻腔に流れて来るそれに幾度も鼻をすすった。先程変態呼ばわりした仕返しが、まさかこんなところで来るなんて。
 カノンは敢えて屹立したラダマンティスのイチモツに手を触れようとしなかった。隠せないよう手首を固定したまま、容赦無く律動を送り込んだ。
 周期的にラダマンティスのイチモツが痙攣する。ラダマンティスの悔し涙の代わりに、そこの先端からは透明な体液が滲んでいた。
『あれ程イカされたのに、もう勃たせられる体力があるとはな。…嬉しいぞ』
 素直で感じやすい身体にサガは嬉しくなった。
 本当に可愛い奴だ。そう思うと狂おしい程の愛欲が彼の身体の内側までを焦がし、このままどうにかしてやりたくなる。  それに応えるかのように、ラダマンティスのイチモツや会陰の辺りが蠢動を繰り返す。泣くのも忘れたのか、時折苦しげに声を漏らし、太腿を震わせた。

 律動を銜え込んでいる部分が妖しげな脈動を始め、中から溢れる体液と絡まって、更に卑猥な音を立てた。聞きたくないように、更に顔を逸らせようとするラダマンティスの動作がいじらしい。
 一方、徐々に熱っぽく自身のイチモツを締め付けて来る粘膜の感触に、カノンは更に興奮して律動を速めた。
『…あ、かはっ!』そうすると男の身体が震えて、気を抜いてしまったのか、時折快楽に堪えかねた喘ぎが漏れる。
 ラダマンティスのイチモツの先端から透明の液が零れ続け、時折繰り返される痙攣の間隔が短くなっていった。
 こいつは直ぐにでも達してしまう、そう思うとカノンは更に嬉しくなって追い上げてやった。
 ただし、どれだけ感じていても、イチモツには手を付けない。こうやって、肛門のみの性感で追い上げてやる気だった。    

 他方ラダマンティスはイキそうなのに感じている素振りを見せない努力に必死で、そう言った陰謀に一切気付ける余裕は無かった。
 突上げられている辺りが中心となって身体が熱くなり、もう一分も保たないぐらいに追い上げられていた。
 それでもどうしても気になって、監視しているサガの方を伺ってしまう。
 彼は、喰い付くようなその双眸で見つめていた。その股間では、既にイチモツが頭を擡げかけている。
 犯される自分を見て興奮していると思うと、ラダマンティスは何故だか殊更身体が熱くなった。
 やはり、自分は見られて感じる性癖があるのだろうか。そう思うと恥ずかしさのあまり、目も開けられなくなった。  

『見ないで…、見ないでくれ…。頼む…』
 消え入るような嘆願の声とともに、ラダマンティスの身体が大きく撓った。同時にイチモツも大きく痙攣して、大量の精液を噎せて吐き出した。
『…ああ、く、ひっ…、あ、』
 必死に声を出すまいとしている様子が悩ましい。
 身体を仰け反らせると同時に目を開いてサガを見たが、その視線は酷く頼りがなく、実際何処を見ているかも分からなかった。
 一瞬、サガはその恍惚の表情に射精したい程の狂おしい衝動に囚われたが、その欲望を敢えて押し止めた。
 そしてまた恍惚の内に、カノンの精液が獲物の中に送り込まれた。
 喉の渇きにも似た情欲を抑えつつ、サガは脈動する接合部が精液を受け止める瞬間の生物的営みを見ていた。
 突き込まれていたイチモツが暫くの脈動の後、急速に力を失い、カノンは満足げな溜め息とともに体液に塗れたそれをラダマンティスの体内から引き抜いた。

次はサガだ…。

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