その他のホルン作品2
ヘルマン・バウマン他/ヴィット/2つのホルンのための協奏曲ヘ長調 |
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CD(Membran LC14832)
「18世紀のドイツ王室の音楽集」
ディスク8/ヴュルツブルク
1.ヴィット/2つのホルンのための協奏曲ヘ長調
2. 〃 /:交響曲イ長調
ヘルマン・バウマン(ホルン)(1)
マイール・サカール(ホルン)(1)
ヤープ・シュレーダー指揮
コンチェルト・アムステルダム(1)
マルク・アンドレー指揮
ミュンヘン・フィルハーモニー管弦楽団(2)
録音 1972&73年
フリードリヒ・ヴィットの2つのホルンのための協奏曲ヘ長調はバウマンとサカールがホルンを吹いて録音したもので、他に録音がほとんどないので貴重な演奏です。3つの楽章で構成されています。第1楽章:アレグロ、第2楽章:ロマンス、第3楽章:ロンドとなっています。バウマンの高音がきれいです。第1楽章では第2ホルンも難しいフレーズがあって聴きごたえがあります。第2楽章では2つのホルンの作り出す和音が大変きれいです。第3楽章の速いテンポでは2つのホルンの息の合った演奏が素晴らしい。
ヴィットの交響曲イ長調は昔ベートーヴェンがイエナで作曲したとされた習作「イエナ交響曲ハ長調」とは別の交響曲です。第2楽章のメヌエットを聴くとハイドンの交響曲を思い出させます。作風が似ています。 |
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