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地域猫活動支援

●文京動物環境支援協会は9月1日より東京動物環境支援協会に名称が変わりました●
野良猫から地域猫へ

野良猫と地域猫

当然のことですが、野良猫に餌やりだけをすることは地域猫活動ではありません。また、その餌も猫にとって不適切なもの(人間の食事のようなもの)である場合は、私たちは虐待だと考えます。なぜなら、場合によってはいずれは体内で病気に発展する可能性があるからです。だからといって、野良猫といえども、飢えさせることはできません。適切な食事を与えることは大切なことです。また、途中で餌やりを放棄することは「動物愛護」の精神からも、法的にも問題があります。動物愛護法では罰則がきめられています。
飢えている生きものに食事を与えないことは、人道的にも問題があります。
 ところが、猫も食事をすれば排泄をします。野良猫の場合は、地域内に徘徊する猫ですから、排せつやその臭いといったもので近隣の住民が迷惑することもあります。また、シーズンによってはなき声が苦情になる場合もあります。したがって、戸外に放置している状態では社会問題化していきます。単なる無責任餌やりは人間のエゴにすぎません。公園で猫ハウスをダンポールで作って餌をあげている人をみたことはありませんか?これも問題です。飼育してはいけないとされる場所は、いつ誰が猫を処分するかわかりません。猫にとって不安な場所です。これは、飼育の許されていない住宅で猫を飼うのと同じです。これも、猫にとっては不安材料です。いずれ、野良猫となっていくことでしょう。または、センターで殺処分になるのかもしれません。
野良猫を自分の勝手に生育するというのは動物愛護とはまったく逆のことをしているのだと心得るべきです。そして、人間と共生できる小動物は、人間と同じ家の中で、ストレスのたまらないように育てなくてはなりません。餌やりは他の生き物に影響を与えないように配慮し、猫トイレは占有を用意し、感染症などの病気の猫は絶対に外へ出さない工夫をし、野良猫の頭数制限のための去勢避妊手術を施し、雨風をしのげる専用のハウスまたは、同居する部屋を用意することを地域で協力して活動することが地域猫活動の最低ラインだと思います。もちろん、個人ができる活動ではありません。「地域」という前提がありますから。そして、その猫の幸せのために、生涯の家族のところへ導くのもその活動の延長線上にあるのかもしれません。

マレーシア・クアラルンプールの野良猫

出逢ってしまった 見てしまった 知ってしまった・・・・そのあとで

助けを求める命たち

目を閉じて
ちょっと想像してみてください。

ある朝、あなたが出勤または通学のため、
玄関のドアをあけると
そこに怪我をしてやせ細った一匹の子猫が
倒れそうにこちらを向いていました。
にゃぁーっと元気のない声で
あなたをみたとたん倒れてしまいました。

あなたはどうしますか?

家猫は数千年の間、人間と共生してきた飼育動物です。ヤマネコのような野生動物とは違い、人間の居住地域に生活しています。
野良猫は、野生ネコではありません。
家猫が行方不明になってしまったか、人間の手で
捨てられた猫かその子猫でしょう。

どんな理由で人間は猫を捨てるのでしょうか?
どんな理由で人間は猫を虐待するのでしょうか?
どんな権利があって、人間は猫の生存権を脅かすのでしょうか?

あなたには、なにができますか?
助けてと言っている同じまちに住む小さな命のために

たかが猫ではありません。
人の心のありようです。

山猫庵は地域猫活動を今日からはじめようとする人のために存在します。

地域猫「もなか」の最期

山猫庵に保護されて、加療していた「もなか」は、4月1日の朝に逝ってしまいました。
前の晩には、山猫庵のスタッフがずっと付き添っていました。人間一緒に温かい布団で眠りました。
ご飯も食べ、きちんと排せつもし、ときどき目覚めては少しあるき、鏡の前で「にゃぁ」とないて、朝になると体は硬くなっていました。
もなかは、根津神社のそばの道で、山猫庵を知る猫好きの女性の前に、そのやせ細った体をさらして、頑張って出てきました。彼女にも先住猫がおり、山猫庵で預かることになりました。通院加療しながら、それでもがんばって生きようとしている「もなか」は、ほんとうに最期まで生きようとがんばりました。
スタッフも毎日頑張って、もなかが良くなることを祈りつづけ、交替で看病に当たりました。
短い14日間でした。ごめんね、もなか。
心から冥福を祈ります。
そして、お通夜の夜に、シェルターの前に仏花を置いてくださった方へ。ありがとうございます。
本当にみなさんに支えられた「地域猫」だったと思います。

一匹でも多くの命を救うために  

山猫庵は地域猫活動者を支援いたします。

毎日、様々なたくさんの相談があります。
時には、保護した猫を診てもらっている動物病院の不満なんていうのもあります。
一緒に野良猫の餌やりをしている仲間の不満なんていうのもあります。
野良猫を数人で保護したものの、それぞれのライフスタイルの違いから同じ条件で責任を持つことができないというのもあります。
たいがいの場合は、ひとりで問題を抱えてしまっていて困っている場合が多いようです。
でも、一匹でも多くの命を救いたいために悩んでいるのです。
山猫庵は、そういう常識のある前向きな活動者を支援するところです。
動物の生存権を守る地域猫活動が野良猫対策だけでなく、人間の社会の変革をもたらすことを信じてください。

地域猫「もなか」の亡くなった日の同じ時刻に新しい命が誕生しました。そのうちの一匹です。公開は六月の予定です。里親さんの募集も、離乳食が終わり、健康チェックをして一回目のワクチン終了後になります。
支援サービス事業 

  • 小動物保護器(捕獲器)の貸出
  • 保護犬猫一時預かり
  • 保護猫通院介助
  • 保護猫移送
  • 捕獲サポート
  • 去勢避妊手術入院代行
  • 保護猫の里親募集及び引渡し
など

捕獲器

   

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