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沿革


東京動物環境支援協会・山猫庵の沿革

東京動物環境支援協会は、Non−Profit Organization ZAPPOAN(日本名NPO雑歩庵)を母体として、地域猫活動者及び活動団体への支援、動物愛護に関する調査・研究・国際貢献活動をおこなう団体として文京動物環境支援協会として2006年4月に発足した。東京都文京区本郷に犬猫シェルターをつくり、常駐のスタッフによる一時預かりの訳あり猫の飼育や環境整備、野良猫保護者の相談等に対応している。シェルターは24時間監視カメラにより、モニタリングされており、生命の安全安心を第一としている。山手線の内側、東京の中心地にあるシェルターは、樋口一葉の旧居跡にも近く、昭和の風情の残る路地にある。

山猫庵・名称の由来

東京動物環境支援協会・山猫庵のある文京区本郷四丁目は本郷菊坂にあり、明治時代に宮沢賢治が在京のとき下宿した旧居跡が斜め向かいにある。ここで、賢治は「どんぐりと山猫」などの作品をたくさん書き、妹の危篤の知らせを聞いて岩手の花巻へ戻るときにはボストンバッグに入りきらないほどの原稿があったという。生きものの多様性を重んじ、すべて生命の尊厳さを作品にした宮沢賢治の作品にちなんで「山猫庵」とした。

   

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