十二月二十四日―クリスマス・ダンスパーティの幕開けだ。

はさっきからルーピンから届けられた白椿の花を頭のあちこちにあててみては、鏡の前で首を振り続けていた。

「髪型を変える事にするわ。アップに結ってあげる。」

ハーマイオニ―が彼女の髪をすっと持ち上げた。

「それでかきあげた耳の上のところに花をピンで留めればいいわ」

はハーマイオニ―の意見に従うことにした。



ハーマイオニ―が の髪を結い上げるのにひどく時間がかかったが、彼女の腕は最高だ。

「そう・・とてもいいわ・・この方が首の線がとても綺麗に見えるもの」

ハーマイオニ―は満足の吐息をもらした。

すっかり結いあがった髪は、大ガラスの羽のような緑色を帯びた光を放っていた。

これで白椿の花がよく似合う。

「ハーマイオニ―、ヘアピンは?」

「ありがとう・・」

はハーマイオニ―からヘアピンを受け取ると、耳の後ろに留めつけた。

「じゃあ、今度はハーマイオニ―の番ね」

そうにこやかに は言うと、ハーマイオニ―のぼさぼさの髪を丁寧に梳かし、スリーク・イージーの直毛薬を

大量にヘアブラシにつけ、彼女の髪を撫で付けていった。


「よし、これで直髪になった・・で、髪型はどうする?バーバティみたいに三つ編みにする?」

彼女は向こうの鏡で一心不乱に髪を二つに分けて、太い三つ編みをこしらえているバーバティに眼をやった。

「いいえ、シニョンにして欲しいわ」

ハーマイオニ―が言った。

「OK」

一時間後にはすっかり準備が整っていた。


二人共何事も見逃さない目でお互いを注意深く点検していった。

ハーマイオニ―の波紋を織り込んだ、薄青色の絹のローブは彼女の真っ白な肌を大理石のように見せていた。

「凄く可愛いわ。あー特にその〜今にも落ちそうで落ちない巻き毛と、生クリームをちょっとへこませたみたいなえくぼ!

 それにマグノリアの花のような真っ白な肌・・・」

は大絶賛して、親友を褒めちぎった。

「やめてよ・・照れるわ。今日の はあたしなんて完全に御呼びでない姿に花開いちゃって・・・」

ハーマイオニ―は赤くなった鼻の頭をこすりながら、笑った。



「・・・ああ、何かこう には気品があるのよねえ・・姿勢に品格があるっていうか・・

 まるで、まるで、今日のあなたはいつか本で読んだ楊貴妃みたい・・・」

ハーマイオニ―の言葉通り―今日の彼女は燃えるように美しかった。

パステルピンクのふんわりしたチャイナ・ドレスは の体の線を綺麗に描き出しており、

黒いベルベットの腰当てが全体を引き締め、腰をいっそう細く見せる。

ドレスの後ろに引きずるようになっている長いトレインはそれは見事な白狐の毛皮で縁取りしてあった。

ダンスの時はそのトレインを片方の腕に掛けて踊るのだ。素晴らしく優雅に見えるに違いない。


同室のラベンダーとバーバティはもうすっかり支度が整って、五分ほど前に階下に下りていった。

「さあ、そろそろ私達も行きましょうか」

ハーマイオニ―が華奢なブルーのベルベットのダンス靴に足を入れながら言った。

「ああ、私こんな華奢な靴、履きなれていないから―心配だわ。おっと!」

はレースつきの黒い、ダンス靴に足を突っ込んで立ち上がり、上手くバランスが取れずによろよろとずっこけている。





カツカツカツ・・・なれない足取りでハーマイオニ―と共に階下に下りると、ハリーが階段の手すりのところで

彼女を待っていた。

すぐ側を沢山の生徒がパートナー探すためにごったがえしている。


?わぁ・・君、とても素敵だ・・驚いたよ」

ハリーは夢見るような面持ちで、息絶え絶えに自分のところにやってきた彼女を褒めた。

「大丈夫?ハリー、窒息しそうになってるけど・・・」

は火を噴くような顔で、口をパクパクさせて喘ぐようにしゃべる彼に思わず笑ってしまった。


「うん・・大丈夫・・大丈夫・・僕は大丈夫だよ・・・」

そういう彼の表情は緩みきっている。

その時上級生の一団がワッといっせいに階段を降りてきた。

明るい色とりどりの衣装にまぎれて、 の後ろにいたハーマイオニ―は人込みの中にさっと

姿をくらましてしまった。

「もしもし〜、玄関ホールへ行きましょうか?」

は彼女にぼ〜っと見惚れすぎて意識が遠のきかけているハリーに声をかけた。

「あ、OK・・」

彼は意識を戻し、彼女が差し出した腕を取った。

玄関ホールは人でごったがえしていた。


大広間が解放される八時を待って、皆うろうろしている。


「ロンは先に行ったの?」

が暑苦しい空気を追い払うように、扇でバタバタとあおいでいる。

「あ、うん。パドマを待たせちゃ悪いからって」

彼はぎこちなく答えた。

(どうしたんだろう?いつもは彼女とベラベラ屈託なく話せるのに・・今日はどうも舌が、舌がおかしい。)

その時、正面玄関の扉が開き、ダームストラング生が入ってきた。

一行の先頭はクラムでハーマイオニ―を連れている。

は彼女が側を通り過ぎるとき、軽く手を振った。

彼女も微笑んで振りかえしてくれた。

「代表選手はこちらに!」

マグゴナガルの合図で二人は手を取り合い、前に進み出た。


マグゴナガルは他の生徒が全部、大広間に入場するまで代表選手をドアの側で待たせた。

フラー・デラクールとロジャー・デイビースがドアに一番近いところに陣取った。

フラーのことだから、一番最初に入場して人目を惹きつけたいと思っているのだろう。

セドリックとレイブンクローのシーカー、チョウ・チャンはハリーの近くにいた。

チョウ・チャンと の目がぴたりと合った時、彼女達はびっくりしてこけそうになった。

チョウもチャイナ・ドレスを着用している。

だが、こちらは真紅のベルベットに金色の腰帯の付いた、かなり派手なものだった。

頭には と同じ白椿の花を飾っている。


「驚いたわ・・ホグワーツで私と同じ中国の生徒がいたなんて!」

チョウ・チャンが思いがけぬ同胞を見つけた!と嬉しそうな表情で に声をかけてきた。

でしょう・・あのクィディッチ実況の。まあ、とても綺麗だわ・・。」

チョウはうっとりと称賛の表情を浮かべてしゃべっている。

「ありがとう・・でも、チョウもとても艶やかで素敵・・・あ、ごめんなさい。私、生粋の中国人じゃないのよ

 混血なの」

はチョウの艶やかな黒髪と、上気した色っぽい頬を羨ましそうに眺めた。

「混血なの?まあ、すごいエキゾチックね!」

チョウはますます のことを気に入ったようだった。


「ハーマイオニ―!?」

その時、後ろでハリーの声が上がった。

「驚いたよ!ほんとに君なのか??」

「びっくりしたでしょう・・この髪、 に結い上げてもらったのよ」

「まあ、私も彼女の髪を結い上げたんだけどね・・どう?彼女、凄く綺麗でしょう」



その時、大広間の扉が開き、どやどやと沢山の生徒が代表選手の前を通り過ぎていった。

クラムのファンはハーマイオニ―を恨みがましい目で見て、つんつんして通り過ぎた。

マルフォイとパンジーは穴のあくほど とハーマイオニ―を見つめたが、二人共何も文句のつけようがなかった。

(マルフォイは大広間に入るとき、名残惜しそうにいつまでも を見つめていたが)


ロンは の方ばかり見て、ハーマイオニ―とはいっさい目を合わせようとはしなかった。

ようやく他の生徒が入場し終わり、代表選手一団が会場に入った。

皆が拍手で迎えた。、大広間にはツタやヤドリギ、ヒイラギで飾り付けられ、各寮の大テーブルの代わりに十人ほどが座れる

小さな円形テーブルが百余り、あちこちにおかれていた。


一行の先頭はフラー・デラクールとロジャー・デイビースだ。

フラーはうきうきと楽しそうでだれかれ構わずに、にこやかに笑いかけている。

セドリックとチョウ・チャンの後にビクトール・クラムとハーマイオニ―その後に、ハリー、 が続いた。

ハリーと は緊張気味で自分の足に躓かないよう必死だった。

お互いに手を握り締めながら、前に少しずつ、少しずつ進んだ。

審査員テーブルに代表選手の席が設けてあった。

審査員テーブルに近づく時、ロンとパドマ、フレッドとアンジェリーナ、ジョージとケイティの姿が目に入った。

ロンはハーマイオニ―が通り過ぎるとき目をすぼめて見ていたが、ハリーと が近づくと

親指をグッと立てて、嬉しそうに笑った。

パドマはふくれっつらだったが、フレッド、ジョージやアンジェリーナ、ケイティはロンにならい、 に手を振ったり、ハリーに幸運のジェスチャ―を

して見せた。


審査員テーブルに二人が着くと、ダンブルドアが嬉しそうに微笑んだ。

その横にはカルカロフ、ルード・バグマン、マダム・マクシームそれに何とクラウチ氏の代わりにパーシー・ウィ―ズリ―がいた。

「パーシー!?パーシーじゃないの!」

はなじみの顔に会えたのが嬉しくて、声をかけた。

「こんばんは、 、それにハリーいい晩ですね!」

あいかわらずの真面目くさった口調に二人は、少しおかしくなってしまったが、

パーシーの引いてくれた椅子にそれぞれ腰掛けることにした。

「どうしてここに??あ・・そうだ・・クラウチさんは?来てないみたいだけど」

は早速目に付いた疑問をパーシーに投げかけてみた。

「クラウチ氏は体調がよくない。まったくよくない。いや・・なに働きすぎなんですよ

 僕は代理として、また、クラウチ氏個人の補佐官としてここにいるんですよ」

パーシーは鼻高々に自慢している。

 
「え!?パーシーがクラウチさんの補佐官に?

 だって魔法省へ就職してちょっとしかたってないんじゃない?

 凄い昇進ね〜〜」

彼女は感じたままを口にした。

パーシーは真っ赤になって次の言葉を言うのを忘れ、照れていた。


「皆様方、お食事は何になさいますかな?ワシはほれ、ポークチョップ!」

ダンブルドアがちょうどそこで、テーブルの金の皿に食べたいものを注文した。

「すごい!」

が感動してダンブルドアの皿に現れたポーク・チョップを眺めた。

ハーマイオニ―はこのより新しい食事方法を見て、屋敷しもべ妖精(つまりSPEW)のことをどう思うかなと

とハリー、 は目を向けた。

彼女はビクトール・クラムと楽しそうに話し込んでいてSPEWのことなどすっかり頭から吹っ飛んでいるようだった。

「クラムを見てよ・・あんなに彼が楽しそうにしていたのを見たことがある?」

がメルルーサ(魚)をフォークで切り分けながら、ハリーに言った。

「そうだね・・いつも難しい顔をしてさ・・ああ、ハーマイオニ―も楽しそうだね」

彼はラム・チョップを口に運びながら答えた。


「おお、ワシはホグワーツの秘密をすべて知っておるなどと、夢にも思わんぞ、イゴール!」


彼らから少し離れたところで、ダンブルドアが和気藹々とカルカロフに話している。


「たとえば、つい今朝のことじゃがな、トイレに行く途中、曲がるところをまちがえての、

 今まで見た事もない部屋に紛れ込んだのじゃ。そこには素晴らしい便座のコレクションがあっての

 もっと詳しく調べてみようと思ったらその部屋は跡形もなかったのじゃ。

 もしかしたらその部屋は朝の五時半のみ近づけるかもしれんて。さもなければ―求める者の

 膀胱がことさら満ちている時かもしれんのう」


途端に近くにいた客人達は噴出した。

ある者は食べかけのご馳走を――またある者は、口にした飲み物が喉を逆流してきた。

まともに笑えたのはセドリックとチョウの組だけだった。

フラーは「食事中に下品だわ」という嫌〜な表情をしていたし、ハーマイオニ―とクラムは自分達の話に夢中で気づいていない。

一方ハリーは食べかけのグラーシュシチューの皿にブーッとふきだしてしまい、一部が にかかる始末。

「ゲホッ、ゲホッ、ゲホッ・・・」


「大丈夫?はい、これ使って・・」


彼女はメルルーサを口に入れる前だったので、噴出さなかったが顔全体が笑っていた。

「ありがとう・・ああ、ごめん・・かかっちゃったね」

ハリーは彼女からハンカチを受け取り、手元を拭った。

「気にしないで・・もう一枚あるから」

そういいながら彼女は少し嫌そうな表情で、必死に手にかかったものを拭いていた。


食事を終えると、ダンブルドアは杖を振って大広間の中央にステージを立ち上げた。

チェロ、ヴァイオリン、ヴィオラ、ドラム一式、ギター数本、リュート、バグパイプ

がそこに関係者によって設置された。

魔法界の有名バンド、「妖女シスターズ」が熱狂的な拍手に迎えられてステージ入りをした。

フッといっせいにテーブルのランタンが消え、同時に広間の照明も薄暗くなった。

シスターズがいっせいに楽器をとりあげた。

「来て!踊るわよ!」

「あっ、待ってよ!」

ハリーは立ち上がりざまにローブの裾を踏んづけた。

妖女シスターズは物悲しい曲をかなで始めた―どうやらワルツのようだ。

はダンス・フロアに嬉しそうに駆け出していった。

衣擦れの音をさせて―

ハリーはひらひらと彼女のトレインがはためくのを追っかけた。

「僕、ダンスが出来ないよ・・」

ハリーが顔を赤らめながら困ったように言った。

「心配しないで!私がリードしてあげるから」

はなんだそんなことかと、軽く言い、ハリーの両手をつかみ、片方の手を自分の腰に回しもう一方の手をしっかり

握り締めた。

「簡単よ・・流れに任せて適当にステップを踏めばいいから」

はにやりと子悪魔的な笑みを浮かべた。

ハリーは真っ赤になってまともに彼女と視線を合わせられず、彼女の爪先ばかり見ている。

その足首にはちっちゃな黒真珠、白真珠に囲まれたアンクレットが輝いている。

「顔をあげてよ!上げたほうが姿勢がよくなってずっと格好よく見えるわ・・」

は優しく緊張しまくっている彼に囁いた。


「声に出してみれば上手にステップが踏めるわ・・クイック、クイック、クイック、クイックースロー・・・」

さきほどから彼は嫌というほど、彼女の足を踏んづけていた。


「クイック、クイック・・スロー・・・」

ハリーは顔を上げ、唱えてみた。

とたんに足取りは軽くなり、スムーズにスローターンが出来た。


「そう!だいぶん上手くなったじゃない。クイック、クイック・・スロー」

は嬉しそうに彼に囁いた。

そのささやき声がハリーには甘く、危険な響きに聞こえた。

全身がぞくぞくと逆立ち、これ以上ない喜びに包まれた。


バグパイプが最後の音を震わせ、一曲目が終了した。

大広間は再び拍手に包まれた。

「どうする?もう一曲踊る?」

がバラ色の頬を上気させて、彼に聞いた。

「あ〜そうしたいけど、でも足は大丈夫?ゴメン・・さっきかなり踏んづけちゃったから」

ハリーはすまなそうに謝った。

その時、シスターズがずっと速いテンポの曲を演奏し始めた。

「あら、ディキシーよ!こんなとこで聞けるなんて!行こう!」


彼女はパアッと目を輝かせ、ハリーの腕をつかみダンス・ホールに引っ張っていった。


ディキシーの軽快なテンポに乗って、 は両手を叩き、靴のそこでリズムを刻み始めた。

近くにいる上級生の生徒らも彼女にならって、次々と両手を叩き始め、靴のそこでリズムを刻んだ。

「準備はいい?」

彼女はいたずらっぽく微笑むと、彼の両手をしっかりと握り締めた。

「な、なに?うぁああああああああ〜〜〜〜〜〜!!」

彼がその言葉を言い終わるうちに、 は彼の両手をしっかりとつかんだまま、華麗に飛び跳ね、狂ったようにグルグルと

回転した。

「ヤッホゥ〜〜〜〜〜楽しんでるかい?」

すぐ側をフレッドとアンジェリーナの組が軽快にに飛び跳ねながら、遠ざかっていった。

この二人は元気を爆発させて踊っていたので、怪我をさせられてはかなわないと

他の上級生達は慌てて、二人を遠ざけた。



バキッ!

その時嫌〜〜な音がした。

さっきの激しいディキシーで彼女の華奢なダンス靴の底を支えている低いヒールが割れた。

がくっと は重心を失い、ハリーの腕につかまった。

「どうしたの?」

ハリーは驚いて聞いた。

「あ〜ちょっと・・靴の底が割れたの」

はやばそうな顔で言った。

「え?あ〜ほんとだ・・」

彼は近くに落ちているヒールの破片を拾った。

「ちょっと待っててくれる?寮にすっ飛んで行って新しい靴を持ってくるから」

彼女はそういい残すと、トレインを引きずりながら、ゆっくりと大広間の出口に向かった。

「大丈夫かい?」

ハリーはホールの出口まで彼女を横から支え、歩きやすいように補助してくれた。

「ありがとう・・ほんとにすぐ戻るから」

は礼を言うと、誰もみていないとこで靴を脱ぎ、素足で玄関ホールを抜け、階段を駆け上った。



「あ〜痛い・・・」

ハリーがいなくなってから、誰もいない大理石の階段で は自分の後から痛んできた

足をさすった。

「いたたた・・・何であとになってから痛むんだろうね・・」

彼女は情けなく言った。


コツコツコツ・・・・


上階から音がして誰かが降りてきた。


だんだんと近づいてくる。


「こんな所で何をしているのかね?」


不機嫌な顔で、階段に座り込んでいる彼女の前に、やってきたのは誰あろうセブルス・スネイプ教授だった。


教授は の側にしゃがみこんだ。

「ヒールが、あ〜靴底が割れたんです。それで寮に置いてある靴と取り替えようと思って」

は恥ずかしながら説明した。

「それは無駄だな。上階は全てダンス・パーティの時間中、施錠してある。

 盗難を防ぐためだ。各寮の扉も合言葉を言っても開かないようになっている」


スネイプは意地悪く言った。


「そうですか・・仕方ない・・このまま会場に戻らなきゃ」

彼女は立ち上がり、トレインを片腕にかけた。

「待て・・そのような状態では踊れないであろう・・・・我輩が直してやろう」

彼は彼女のドレスの裾からのぞいた腫れ上がっている両足を眺めながら言った。

「本当ですか?有難うございます。助かります」

はホッとして素直に礼を言った。

「肩につかまれ」

教授は真っ赤になって素早く の腰に手を回し、抱き上げた。

「え・・あの・・私自分で歩けますから!」

は突然の奇妙な出来事に慌てふためいて言った。

「馬鹿者・・まさか素足で歩こうと考えているのではあるまいな・・ここでは誰が来るかわからん

 外で直してやる」


彼はにやりと笑うと、 をしっかりと抱き上げ、玄関ホールの扉を開けると、外へと出た。












教授が偽者です。著しく偽者です。絶対こんなことしませんよ〜







 








 

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