あの~今、私の聞き違いじゃなければ『付き合って』とおっしゃいませんでしたか? まさかね、こんな美人さんに言われる訳ないって。 「なに、惚けてるの?ちゃんと聞いてた?」 「いや、あの、いきなりなんの冗談?」 「‥‥‥‥‥‥‥」 「英士?」 英士の顔つきがさっきまでの雰囲気とガラリと変わって真剣みを帯びた感じになった。 「‥俺、本気なんだけど」 「え‥えっ」 「本気で蛍華のこと好きなんだけど」 っていうかなんか距離縮まってない? 「え、英士‥きゃ!」 突然引っ張られて抱きしめられた。 「ねぇ、俺のこと嫌い?」 「そ、そんなことあるわけないじゃん!」 むしろ好きだし‥。 スッと頬に手が添えられる。 「!!!英士、あのっ‥‥」 「しっ!黙って‥」 だんだん英士の顔が近づいてくる。 10cm‥5cm‥あと3cmで唇が触れ合うというところで一馬がキッチンに顔を出した。 「おい、蛍華。そっちに英士いる‥‥!!」 「あっ‥‥///」 うわっ!なんてタイミングが良いというか悪いというか‥ι 「あのっ!一馬、これは‥///」 ってなんで私が弁解してんの‥。 「なんだ一馬か。心配しなくても、まだなんにもしてないよ」 パッと離れ、私の耳元で「続きはまた今度にするね」と囁くと英士はキッチンを出ていった。 英士が出ていくとほぼ同時くらいに私は赤面してその場にへたり込んだ。 いや、へたり込んでしまった。 今のは絶対反則だって、英士‥/// 「おい、平気か?」 一馬が私の傍にしゃがんだ。 「あー平気へいき」 死んじゃいないし、腰が抜けたわけでもないからご心配なく。 「もー‥一馬ったらタイミング悪すぎ‥ι」 恥ずかしいったらありゃしない‥/// 私、ぜったい今顔、真っ赤だわね。 「‥悪かったな。邪魔して」 ムスッとした感じで言うと一馬はそっぽを向いた。 「あぁ、そういう意味じゃなくて」 「じゃあなんだよ」 「ただ恥ずかしかっただけ」 あんな美形にコクられたなんて初めてだし。 っていうか夢だったんじゃないかって今でも思うくらいだし。 「蛍華‥」 突然、視界が暗くなった。 といっても真っ暗になったわけじゃないけど。 「あのー‥一馬く~ん?」 なんで私はキミに抱きしめられてるんですか?? 「一馬?」 「‥‥‥‥‥‥‥」 反応無し。 何が言いたいのか、よくわかんない。 ま、いいか。 ふぅ‥と息を吐き出すと、静かに目を閉じた。 一馬の鼓動が大きく聞こえる。しかもメチャクチャ早い。 って、私も人のことぜんぜん言えないんだけど。 いくら幼馴染みだったとはいえ、抱きしめられたのは初めてだし。 私、すごく心臓がドキドキしてる。 一馬って、こんなに大きかったっけ? 一馬って、こんなに男の子っぽかったかな? 「お前を英士なんかに絶対渡さねぇから‥」 ‥‥‥はぁ?? 「俺、お前のこと、好きだから」 「へ?」 へ?へ?へ? 誰が? 一馬が。 誰を? 私を。 なんだって? 好きだって ・・・・・・・・・・・・・・。 ・・・・・・・・・・・・・・。 ・・・・・・・・・・・・・・。 ・・・・・・・・・・・・・・。 ・・・・・・・・・・・・・・。 ・・・・・・・・・・・・・・。 ・・・・・・・・・・・・・・。 ・・・・・・・・・・・・・・。 ・・・・・・・・・・・・・・。 ・・・・・・・・・・・・・・。 ・・・・・・・・・・・・・・。 ・・・・・・・・・・・・・・。 ・・・・・・・・・・・・・・。 ・・・・・・・・・・・・・・。 ・・・・・・・・・・・・・・。 ・・・・・・・・・・・・・・。 ・・・・・・・・・・・・・・。 ・・・・・・・・・・・・・・。 ・・・・・・・・・・・・・・。 ええぇぇぇ~~~~~!!!!! そんなバカな! ぜっったい嘘でしょ! ぜっっったいなんかの冗談‥ 「言っとくけど冗談なんかじゃないからな。ちゃんと考えろよ」 パッと私から離れると一馬はキッチンを出ていった。 頭の中、混乱中‥ 三上には突然キスされるし 英士には会ったばかりなのに告白されるし 久しぶりに会った一馬には抱きしめられるし 今日はいったいなんなのよ!! END あとがき なんなんでしょうか?(笑) えっと、あとがきは長くなっつしまったので別にしてあります。 長くなってしまったのは調子に乗ってキャラトークを長くしたせい‥ 見てやるよという心の広い方は下から飛んでください 2001/12/08 あとがき |
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