だめぇぇっ!! そんなところ、さわらないで……っ。そこはっ汚いのっ……。 あなたはわたしの敏感な穴に、人差し指を近づける。
わたしがいつも嫌がるのを知っているくせに、あなたは容赦なくわたしを責め立てる。
指の腹でこすり付けられ、えぐり取られ、わたしは思わず目を閉じる。
でも、あなたは許してくれない。わたしの顔をつかんで、はずかしめるように覗き込む。 「汚いんだからぁ……」
だから、だめなのに……。 ああ、やめてちょうだい……。 「乾いてるし」
指を濡らして戻ってくるあなたを見ていられなくて、わたしはもう我慢が出来ずに首を振る。 「いやいやしちゃって……くくっ」
そう言って、にやにやと笑うあなたは、酷い人だわ。
「よしっ! 取れた。……ぬこさま、たまには顔を洗ってください。目やにがついておりましたよ」
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