ヒュウガ:「おや、何のご用ですか?」
カール:「ヒュウガ、お前は俺を愛しているか?」
ヒュウガ:「(目が点)………」
カール:「俺を愛しているのか? 愛していないのか? どちらなんだ?」
ヒュウガ:「あ、あの……。そう、とびきり綺麗な顔を近づけて迫らないでくれませんか?(相手が男でもどきっとしますよ)」
カール:「答えてくれ! どっちなんだ!?」
ヒュウガ:「二者択一で返答しなくてはいけないのですか?」
カール:「頼む、答えてくれ」
ヒュウガ:「貴方は、特別大切なお友達ですので、他の方の好きとは一線を異にしていますから愛しているといえば愛しているのかもしれませんね(〈何を言っているのかよくわからなくなっている)。それにしても、いったい何があったのですか?」
カール:「実は、昨日、ミァンに『私を愛しているのなら抱いて』と言われた」
ヒュウガ:「(見かけによらず情熱的な女性ですね)はあ、それで抱いたのですか?」
カール:「もちろん抱いた」
ヒュウガ:「それで?」
カール:「そうしたら、『ちゃんと抱いていただけないということは、私に魅力がないのかしら。それともやはり、愛してはくださっていないのね』と、寂しそうに言うと帰ってしまった。どうも、俺の抱き方は間違っていたらしい」
ヒュウガ:「カール……、それって、どうやって抱いたんですか?」
カール:「膝に乗っけて……」
ヒュウガ:「…………。(恐る恐る)その先は?」
カール:「先って? それだけだが」
ヒュウガ:「あなた、いったいどういう育ち方をしてきたんですか?(たしか、カールの亡くなったご両親って二級市民の中流一家でしたよね)」
カール:「そんなことは、どうでもいい。俺を愛しいるのなら、正しい抱き方で俺を抱け。たのむ、見本を示してくれ」
ヒュウガ:「カール。ミァンの言っていた『抱く』はそういう意味ではないんですよ」
カール:「では、どのような意味なんだ?」
ヒュウガ:「この本を見て下さい」
カール:「『繁殖学概要』!?」
ヒュウガ:「つまりですね。ミァンの『抱いて』というお願いは『交尾』してほしいとのお願いだったんですよ」
カール:「交尾というのは生物の種族保存本能を元にしたあの行為か?」
ヒュウガ:「まあ、過去の女性好みのメロドラマを検索してみると。『愛してくれているのなら、その証に貴方の子供が欲しいわ』と思う女性も多かったようですから、そういったところでしょう」
カール:「で、では、男同士ではどうやって交尾するんだ!?」
ヒュウガ:「(何故そういうふうに話が飛ぶんでしょうねぇ)えっと……。そういった、質問は年長者で人生経験も豊富なジェサイア先輩にでもきいてくださいね(にっこり)」
閣下……本当に友達に恵まれていたね。
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