ジェサイア:「もう一度言ってくれ」
カール:「だから、男同士で、交尾するにはどうしたらいいのだ?」(〈既に、自分が何を知りたかったのかを忘れている)
ジェサイア:「何か、変なモン拾い食いしたか? それとも、ヒュウガに得体の知れない薬でも飲まされたか?」
カール:「ヒュウガが、そういったことはジェサイアに教えを請えと言ったぞ」
ジェサイア:「(ヒュウガのヤツめ)オメーはヒュウガの言うことを疑いもしないのか!?」
カール:「知らないのならいい……。もう帰る、じゃあな」
ジェサイア:「ちょっと待て、カール。いったいどうしたんだ? ちゃんと話してみろ!」
カール:「もういい。この話は無かったことにしてくれ」
ジェサイア:「冗談じゃねぇ。こんな、訳のわからん状態でホッポリだされるってぇのが一番嫌いなんだ。俺は。白黒はっきりさせようぜ」
カール:「わかった。実は……」
「五分経過………
ジェサイア:「つーことは、何か? おめぇはヒュウガに抱いてもらえなかったという訳か」(〈一体どういう説明をしたんだ!?)
カール:「ああ、抱けない理由が、『男同士の交尾の仕方を説明できない』だそうだ。ヤツは自分が教えることがヘタだから、ジェサイアに聞けと言ったんだ。で、女性史において、女性にとっての愛の証が妊娠であり、その為の方法が交尾だそうだ。そして、時として女性は『交尾をして』という言葉を『抱いて』言い換えるそうだ。だから、ミァンが………」
ジェサイア:「ちょっと、待て! どうして、ミァンが出て来るんだ?(もう、訳わからん)」
カール:「説明していなかったか? そもそも、ミァンが……」
「更に、五分経過………
ジェサイア:「言いたいことは、よく分かった。いいか? ヒュウガの言ったことは、キレイサッパリ忘れろ!」
カール:「そうか……。ヒュウガも本当は男同士のというだけではなく交尾の仕方そのものが分かっていなかったのだな? 今度、あいつにも教えてやってくれ」
ジェサイア:「ああ……教えてやる(目眩が……)。だが、その前に、人間同士のアレを『交尾』と言うな! 『交尾』と!!!」
カール:「『交尾』でなければ、なんと言うんだ? 確か、『自然交尾』が難しければ、『人工授精』という手もあると本にはあったな」
ジェサイア:「(ぶるぶる……)それも、ヒュウガの受け売りか?」
カール:「ああ、ヒュウガから借りたこの本に書いてあった」
ジェサイア:「『繁殖学概要』だと!?(ヒュウガのヤツ。何を悪ふざけしているんだ? ………。いや、ふざけている訳ではないな。たぶんあいつは大真面目だ)」
カール:「どうした? ジェサイア、顔色が悪いぞ。具合でも悪いのか?」
ジェサイア:「悪くもなるさ……。いいか、お前にはこれからきちんとした性教育が必要だ。(エレメンツ候補生の監督官の職務内容に『性教育』っていう項目あったっけか? ヒュウガにも教育の必要性がありそうだ。ヒュウガの場合は、医学的なことは分かっているだけにタチが悪い。まともなのは、シグルドだけか!?)」
「 甘いよ、ジェシー。シグさんだって、まともな訳ないと思うけどなぁ。
「 ジェサイアだって、まともそうな顔をしているけど、所詮ソラリス人だしね。
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