※ 当サイト連載小説と直接関係無いネタが含まれます。 パラレル小ネタとして(温かい目で)お楽しみ下さい。 <1> 勇者アイリが大魔王ゾーマを倒した。 その後、勇者オルテガが盗賊ギルドに現れる。 エルマ 「あら、珍しいですね。依頼ですか?」 オルテガ「うむ。実は、娘・アイリの記録が残った、 『冒険の書』を全て没収してきて欲しい。 このままでは、嫁の貰い手が無くなる!!」 エルマ 「オルテガさん。やってあげるけど、 『偽装工作』は他でやってね。」 こうして『ロト』の性別だけは伏せられた。 <2> 勇者オルテガが、キングヒドラに倒された。 勇者アイリは、その死を見取ったという…。 アイリ 「父さん、最後に記憶が戻ったの。」 アクシズ「……な、何!?」 アイリ 「でも、目が見えなくて、 私が娘だってわからなかったみたい。」 アクシズ「それは、良かった……!!」 アイリ 「何で、皆、同じ事言うのよ!?」 <3> 勇者オルテガは悩んでいた。 サイモンの息子であるアクシズに相談を持ちかける。 オルテガ「私は、やっぱり裏切られたのかな……。」 アクシズ「そんなわけないじゃないですか!! 親父は、殺されたから行けなかったんですよ。」 オルテガ「いや、違うのだ。私の妻のことなのだが。 あれ程、娘を勇者として育てるなと言ったのに。」 アクシズ「夫婦喧嘩は他所でやって下さい……。」 <4> アリアハンに無事帰ってきた勇者オルテガ。 オルテガ「今まで心配掛けてすまなかったな。 俺も、行きたい所だが、母さんに悪い。 後は若い者にまかせるとしよう。」 アイリ 「父さん。行って来ます。」 オルテガ「アクシズ君を絶対死なせるんじゃないぞ。」 実の娘より、嫁の貰い手(婿)の方が大事だったらしい。 |
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