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仕込み妖刺 | ||||||||||||
梅喧の強力なリバサや対空・立ち回りの返し技として有名な仕込み妖刺。 ただ、これにはかなりシステム的な面で面倒な説明になるので長くなるが、理屈を知りたければちゃんと読んでみると対戦での長所・短所がよくわかると思う。 面倒だと思ったらこの項目の一番下へ移動するのをお勧め。マジ面倒な話なので(苦笑)。 前置きその@:ヒットストップ このゲームは基本的には当てる(ヒットorガードする)と、攻撃レベルによってヒットストップというのがかかる。 ヒットストップとは攻撃を当たった時と空振りした時の違いを与える事で、攻撃が当った時の爽快感を与えるもの(多分)であり、あたった場合は硬直時間が入る事である。 んで、これは打撃技なら両者に、飛び道具なら当たった相手のみにその硬直が付加される。 ちなみに攻撃レベルによる硬直は(確か)以下のとおりである。
最後に、このヒットストップとは硬直時間とは別物である事は忘れてはならない。 前置きそのA:ガードキャンセル 各キャラのガードキャンセル攻撃なのだが、上記のヒットストップ中に動く事が出来る。 ガードキャンセルとは、デッドアングルアタックと梅喧のガードキャンセル技。 つまりは、ガード中に攻撃するタイプの攻撃はヒットストップを無視出来る、というわけである。 これの亜種のネタなのだが、闇慈のガードポイントはガード時にヒットストップを闇慈側が2F(紅・蒼・花鳥風月は1F)程早く解ける。 (確か)梅喧の爵走も2Fほど早くヒットステップが切れる。 前置きそのB:カウンター条件 このゲームの被カウンター状態だが、『全モーション被カウンター状態』ではない技の場合、『技を出した瞬間から攻撃判定が出ている間』が被カウンター状態である。 そして、攻撃判定が出ている間に攻撃が当たっている状態がヒットストップ中なので、 簡単に言えばヒットストップ中=攻撃判定が出ていると言う状態といっていい。 前置きそのC:必殺技入力の猶予 このゲームの必殺技は他メーカーの作品よりも(特にSNKシリーズと比べると)かなり必殺技入力の猶予時間が長い。 なので、コマンドを入力して一拍待ってボタンを押しても必殺技が出る。これを先行入力として、様々なテクニックとして使われる。 これは格闘ゲーム初心者でも楽しみやすいように、という配慮である。ガトリングキャンセル等と同じですね。 さて、上記の4つの前置きをおいて本題へ。 梅喧のガードキャンセルの妖刺陣は、発生11Fのガードキャンセル攻撃。 これで前置き@のヒットストップ時間を確認してほしい。 攻撃レベル2の攻撃はヒットストップが12Fなので、前置きAとBから理論上は攻撃があたった瞬間にガードキャンセルを出すと攻撃レベル2以上はガトリングキャンセル等をしなくてもカウンター確定となる。 しかし、普通に入力してはどう考えても1Fほどの間に妖刺陣のコマンドが出来るわけがない。 なので、前置きCのコマンドの先行入力を使用する事で、攻撃レベル2以上の攻撃をガードした瞬間にカウンターで吹き飛ばす、と言う事である。 コマンドは、『4121+P』で屈ガード時の仕込み妖刺、『4124+P』で立ガード時の仕込み妖刺になる。 両方とも、『412』でガードキャンセルのコマンドを仕込み、その後の立ガードor屈ガードの瞬間にボタンを押す事でガードした瞬間に妖刺陣を発動させるわけである。 強力な防御手段だが勿論弱点も存在する。 まず、最速入力が必須になるため、入力早すぎるとPが暴発してカウンターをもらってしまう事。 次に攻撃レベル1単発止めをされると(良くて)通常ヒット→硬直中に反撃を食らうと言う事態が起こる事。 何より、仕込みをする=受身になるなので、攻め込まれやすくなり、投げに対して無防備になってしまう事である。 勿論、中段で屈ガード時の入力をしたりすると普通に食らうだけなので、リスクは割りとそれなりに高いのを知る事。 仕込み妖刺は用法・用量を守って正しくお使いください。 トップへ |
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モミアゲエスケープ | ||||||||||||
上記の仕込み妖刺陣とファジーガード&ファジージャンプ、 更にボタン離しでも必殺技のコマンドとして認識されるを組み合わせたリバサ行動(?)のテクニック。 コマンドが「(K押しっぱなしにして)4121+P→4+P離し→7+P」と言う非常にややこしいコマンドなのだが、 その分、成功時のリスクは少なく、起き攻めの崩しがあまり強くないタイプには非常に使いやすい(と思う)。 まず、最初にK押しっ放しにしているのは、Pで妖刺陣を仕込んだ時にFDが出るようにするのが狙い。 そして次の「4121+P」で、下段の仕込み妖刺陣を、その後の4+P離しで中段の仕込み妖刺陣、 最後の7+PでジャンプFDをするという流れ。 ファジーガードの、「(基本的に)中段の発生は遅く、下段は発生が早いために起こりやすいガードの時間差を利用したガードテクニック」と、 ファジージャンプの「起き上がりは投げ無敵時間があるため、投げ無敵時間中にはガードを、それ以降にはジャンプをすれば投げと打撃の二択を抜けるガードテクニック」の、 それぞれの利点を生かしつつ、仕込み妖刺陣と言う、強力で高いリターンのリバサテクニックを組み合わせる事で、一見すればかなりの強力なリバサテクニックとなった。 最も、ファジーガードの弱点である「遅めの下段&早めに打った中段」には同じように食らってしまうため、 相手側もしっかりと対策を立てる事が可能なのは忘れないようにしましょう。 まぁ、つまり…… 仕込み妖刺陣と同じく、モミアゲエスケープも用法・用量を守って正しくお使いください。……って事です。 トップへ |