これの続き。 「ふぅ!さっぱりした!広い風呂っていいなぁ!」 「おかえりイルカ」 「あれ?寝てて良かったのに。冷えちゃうだろ?」 「んー?そういえばちょっと寒いかなー?」 「馬鹿!先に布団入ってろっていったのに!風邪引いたらどうするんだよ!」 「うわっ!ごめんごめん!イルカは?」 「髪洗ったからもうちょっと乾いてからにする。借りた布団ぬらしちゃうだろ?」 「じゃ、髪拭いたげる」 「わっ!いいから寝てろって冷えちゃうだろ?ほら!」 「えー?イルカのが暖かいから一緒に寝てよ」 「…なぁ。任務大変だったのか?」 「え?」 「だってさ、わざわざこんな…帰ろうと思えばカカシならすぐだろ?」 「う…!で、でもちょっと疲れてただけだし!」 「無理すんな。やたらくっついてくるしさ。…守秘義務なんて俺だってわかってるけど、辛いときくらい頼れよ…!」 「…うん。ごめん」 「俺、まだ下忍だし弱っちいから頼りにならないかもしれないけど…」 「そんなことない!…ただね、その…」 「…髪、もう乾いたから。カカシは寝ろ」 「イルカの髪、まっすぐでさらさら。きれいだよね」 「お前のがきれいじゃん。きらきらでふわふわでさ!」 「イルカの髪のがきれいでしょ?まっすぐできれいな黒。イルカらしいっていうか」 「カカシはさ、そういうこと言い過ぎ。依頼人のおばあちゃんだってびっくりしてたじゃん」 「アレはいーの。ちょーっと問題があったような気もするけど、おかげで色々教えてもらっちゃったし!」 「はぁ…まあいいや。寝ようぜ?言い辛かったらうち帰ってからでもいいから」 「うん…」 「結構冷えてるし!もうほんっとなにやってんだよ!ほら!こっち来い!」 「わっ!…あったかい…」 「ちゃんと寝て食ったら元気出るぞ。きっと」 「うん」 「おやす、み…」 「相変わらず寝つき良すぎだねぇ…。鋭くて鈍くてそんなとこも好きだよ」 「うー…ん…?」 「今日はちゅーだけね。いつか全部もらうから。…おやすみイルカ」 ***** 「おはよう!」 「無事だったかイルカ!」 「ねぇ先生は!?」 「え?だってお前らと一緒の部屋じゃなかったっけ?」 「まさか…!?」 「お、俺探してくる!」 「おはよー。みなさん?」 「ひっ!」 「でやがった…!」 「あれ?カカシ。それ…!」 「寝ぼけてたみたいだから拾ってきたよー。廊下で寝ちゃうなんて駄目な先生だねぇ?」 「「「先生!」」」 「う…っここは?…お前!?」 「先生なにやってんだよもう。ちゃんと布団でねなきゃだめじゃん!大丈夫?」 「あ、ああ大丈夫だけど。俺は、いったい…?」 「さ、せんせーもおきたことだし、ご飯のお手伝いしてくるねー」 「あ、俺も俺も!先生に水とかもらってくるな!」 「先生…!大丈夫!?」 「…幻術でもくらってたか畜生…!」 「どうする?アイツ…!」 「イルカはとりあず元気そうだからな…まさかアイツにまで幻術…!?」 「みんな早くいらっしゃい!ごはんよー」 「は、はい!」 「先生。とりあえずは…」 「ああ…飯食って帰還したらだな…」 ********************************************************************************* 適当。 テンゾウたんは多分おうちの撤去中。 ではではー!なにかご意見ご感想等ございますれば御気軽にお知らせくださいませ! |