新年も変態6(変態さん)



これの続き。


「駄犬!貴様…!新年早々何しやがる!」
「しっとり…うーんローションプレイかなぁ…?緊縛?」
「不穏な言動はやめろ!あとなんだここ!?どこだここ!?なんで…なんで得体の知れない物がたっぷりならんでんだ!?つ、つかわんぞ!」
「うふふ!秘密の小部屋でぇす!イルカせんせ…!な、なにがしたいですか…!勿論どんなプレイでも俺は…!」
「プレイなどしらん!いいか?俺は、普通に!うちにあいつらが着たらお年玉渡してやって、御節食って雑煮食って、初詣だ!」
「はぁい!お家プレイですね!…えい!」
「へ?…あ、え!?家だ…!?いつのまに!」
「えへへ!普通って、俺よく分からないんですよねぇ!」
「どういう意味だ…!?」
「だって新年って言ったら大名警備の任務とかばっかりで…あ!でも!俺の先生がお年玉っていって、びっくりするくらい大金くれる日ですよね!」
「ちょ、ちょっとまて!参考までに金額をだな…!」
「え?別に今思えば大したことないですよ!ちょーっと家1軒買えるかなー?って程度ですから!」
「おかしいだろ!?全力で!お前の上忍師?だよな?金銭感覚はどうなってたんだ…!」
「妓と遊ぶのもねぇ…?」
「…花町で過ごしてたのか。ま、まあ別に止めはせんが俺は別に…!」
「う・そ・つ・き・さん!大丈夫ですよー!浮気は絶対しない主義です!イルカ先生以外になんて勃たないですし!」
「楽しそうなとこ悪いが、股間は仕舞え。握らせようとすんな!…着物からそんなもんだしてるなんて…!ごめん母ちゃん…!」
「あぁん!そ、そんなに強く握っちゃ…で、でちゃう…!」
「ぎゃあ!い、いいから!仕舞え!」
「イルカせんせったら…相変わらずて・れ・や・さん!!!うふふふふふふふふ!」
「…金銭感覚がおかしいのは師匠譲りか…。今のうちのあいつらは俺が補正しといてやらないと…!それに…」
「じゃ、御節とお雑煮はクリアですもんね!早速あいつら捕縛してきましょうか?」
「待て待て待て!…黙って待ってろ。せいぜい電話だ。式とかもいらん!」
「電話かけてきまぁす!」
「…行ったか。まあこの後が危険ってことだが。普通に多少は言うこと聞いてるよな…?普通って辺りでなんとかしないってことを…!?」
「今行くって行ってました!で?うちに来るんですよね!」
「そ、そうだった!ぽち袋用意しねぇと!」
「はいどうぞ!」
「…一応感謝しておく。ありがとな」
「あ、あぁあ…イルカ先生が俺の…俺を撫で…!」
「もう何でもありだなお前。…ウソは、良くねぇよな。普通かどうかってのはあれだけど」
「ささ!どうしますか?女呼びます?」
「呼ばん!いいからあいつらにも御節だ!酒はまだ早いからいらないぞ!あとはお屠蘇と…」
「はぁい!」
「用意が早いな。あと、あー…この着物、そろいでないのか?」
「イルカ先生…!イルカ先生には是非俺の用意した牡丹とか後こっちの…あぁん!」
「誰が女装なんぞするか!お前が着てるやつじゃねぇ!動きにくいし汚れるだろ?俺と同じ格好しとけ!」
「はぁい!ぺ、ペアルック…!」
「…ま、まあこれでなんとか体裁は整ったか。金も入れて…」
「うふふふふふふ…!イルカ先生と…!うふふふふふふ!」
「…あと、一応。あけましておめでとう。あー今年くらいはせめてもうちょっと落ち着いて過ごしたいから、貴様も俺の命令にちゃんと従えよ?」
「はい…!もちろん…!今すぐ男体盛りでもまつたけ酒でも永遠につながっていたいでもなんで…あ、あぁあ…!」
「だ・ま・れ!いいから座って迎えるぞ!」
「はぁい!イルカせんせ…かっこいい…!一杯踏んでもらえるし、俺って愛されてる…!」
「新年だもんな…多少は大目に見てやるか」



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というわけで変態さん。
新年ということで…次くらいでおちつけられたらいいなぁ…!
ではではー!ご意見ご感想等御気軽にどうぞ!

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