うっかりこれの続きというか、その前というか。 マニアですので苦手な方は全力で逃げてください。 「出来た!にゃんこの首輪!ほら!鈴もついてるんです!」 「…ん、きっと似合う」 「カカシさん?具合、悪いんですか…?なんだかさっきから…」 「え。いや、なんでもない。…鈴、ね」 「はい!綺麗な音がするんです!ちりんちりんって!」 「…ヤバイかも」 「カカシさん?…あ!そうだ!そういえば、これってどこで売ってるんですか?」 「あー…うん。任務先で買ったから」 「…そうですか…。じゃあさっきのを良く見て、がんばって作りますね!材料は耳作る分しか買ってきてないから、明日になったらもう1回手芸屋さんに…」 「んー?いいよ。上げるし、でもちょっとこのままじゃ付けにくいから、直しとくね。流石にマズイでしょ。これは」 「え?これ、このままじゃ使えないんですか?」 「あー…ま、そんな感じ。ちょっと魔が差したんだよね…。いくら金持ちのヒヒジジイの護衛だからって、あんなトコ入るんじゃなかった…!」 「でもこれ、こんなにかわいいのに!こっちの尻尾じゃない方は不思議な形だけど、きっと使えますよ!」 「使…っ…ちょっと、いいからソレ頂戴。イルカにはちゃんと別のを…」 「そんな!大丈夫です!だからそんなに落ち込まないで…!いっぱいいっぱい任務で疲れてるのに、今日ずーっと…溜息ばっかりついて…!」 「心配、させちゃってた?…ごめん。でもね?それは、その」 「ほら!こっちの耳と鈴つけて…後はこれつけたらちゃんと猫人間に…わっ!?」 「あー…もうだめ。買ってきた俺が悪いけど、覚悟して」 「へ?え?なにがですか?…ぁ…っ!」 「コレ、かわいいでしょ?なんかついね、見たとき欲しくなっちゃったのよ」 「えへへ!これ可愛いですもんね!」 「あーもー…わかってないか…。つけてるの想像したら、ね?」 「ひぅっ!え?え?い、今からですか…?あ、あのでも!ご飯とか…!」 「だーめ。…もう我慢しないよ?」 「ん、あ…!カカシさん…っ…!んっんっ…!」 「…こんなもん買うのにわざわざ俺を護衛につけるヒヒジジイに腹は立ったけど…」 「うぁ…大変だったんですね?あのっ…!なら、ご飯、ちゃんと食べないと…!」 「うん。だからイルカを頂戴?イルカが足りなくて、もう…」 「俺ならいつだって…!ひぅ!?あ、なに…や、なんか…いつもと、ちが…っ!」 「大丈夫、痛くないでしょ?」 「や…!なか、おっきくなる…!」 「ちょこっとだけだから。…ほら、尻尾、ついたでしょ?」 「ふぇ…?あ…っや…!しっぽ…?あ!動く…!?え?え?」 「感覚もこっちまで来るんだってさ。…ね、どう?」 「ひぅ!あ…!なんか、変…!」 「あーもう。似合いすぎ…!入れてても出来るって言ってたしね」 「え?…あっ…も、もう…!?」 「力、抜いてて」 「んん…!ふぅ…あっ…んっ!」 「かわい…ねぇ。しっぽ揺れてるの分かる?」 「しっぽ…?え…?…いぁっ…!」 「鈴、確かにいい音かもね?」 「あっぁっ…!で、でちゃう…!」 「ふふ…しっぽも催促?いいよ。今日は俺も我慢できないから…イって?」 「うぁ…あぁあっ!」 「く…っ!…は…っ…あーあ。とろんとした顔しちゃって…」 「カカシ、さん…?なんか…あ…っ!」 「ベッド行くよ。…足りないでしょ?俺もだけど」 「カカシさんカカシさん…!」 「一杯鳴いて縋ってね?明日は…ちょっと大変になっちゃうと思うけど」 ********************************************************************************* 妖精さん!で、尻尾な感じで一つ。 流石にまずいだろうと躊躇しましたが、ニーズはあるとおっしゃってくださった方がいらっしゃいましたのでそっと…。 苦手な方はーご注意をー…! ではではー!なにかしらつっこみだのご感想だの御気軽にどうぞー! |