これの続き。 「うう…あれほど言ったのに人の口に何度も肉…うぷ…」 「デザートはもうちょっと後がいいよな?冷え冷えじゃないと美味くないし!」 「なんでもいいからもう帰してくれ…!クマはもう自力でなんとかすればいい!」 「やっぱり夏は肉だよなぁ…!もっさりと生えた毛が夏風邪にそよいで…」 「なんだそのむさくるしさの塊は…!?何度も言うが、毛が生えてるからって特に…」 「ふふふ…!後で俺の父ちゃん力を思い知れ!…っていってもまあ、まだまだカカシには負けるって言うか…お前の母ちゃん力は最強だもんな!」 「…お前の両親が健在だったらどうなってたんだろうな…」 「そうだなぁ?多分父ちゃんならこの時期は激しく大胆な水遊びで母ちゃんを楽しませようとして逆に怒られるパターンだったかな?」 「お前の父親はどうしてそういつもいつも何かしらやらかすんだ!?」 「母ちゃんの水着姿は俺のものだ!っていっつも言ってて、俺にも減るからあんまり見るなって言ったの聞かれて母ちゃんに殴られてたっけなぁ…」 「それは…なんていうか、お前本当に親に似ちゃったんだな…」 「いっぱい楽しい術も教わったし!水はうみのに味方するから、川があれば楽だけど、ちかすいみゃく?からでもどうとかって…」 「そうか。一応そこそこまともなこともいうんだな。たまには」 「だからこう…川を持ち上げて下くぐったり、ついでに母ちゃんの水着に挟まりたいっていって母ちゃんに怒られたり、水を浮かべてその上に座って遊んでくれたり、ついでに母ちゃんも乗っけてちゅーってやろうとして母ちゃんに縛り上げられたり、それでも懲りずに…」 「もういい。わかった。とりあえずお前はいろんな意味で危険な人間に縁がありすぎる!いいか?先立ったお前の父親はともかくとして、爺には絶対にほいほい近づくんじゃないぞ!」 「おうとも!」 「返事はいいが…今後はスイカなんかに釣られてほいほいいくんじゃないぞ?何かが起こってからじゃ遅いんだからな!」 「大丈夫だって!最近はじいちゃんがいない時狙って書庫入り込んでるし、じいちゃんがいないときにコハルばーちゃんとホムラじいちゃんにおかしもらったりしてるだけだからな!」 「書庫!?まさかまた…!?」 「心配するな!術は…完璧だぜ!」 「火影邸にこんな危険な子ども顔パスにしないでくれ…!」 「とりあえず今日のメインイベントはすごいぞ!度肝抜かれちゃうからな!」 「何たくらんでるか吐け!まさかまた禁術じゃないだろうな!?」 「あのマークついてるのは大抵読んじゃったからもう大丈夫だって!安心しろ!」 「大丈夫じゃないだろうが!?お前が意味も分からずほいほい試すから、いつも大変なことになるんだろうが!」 「成功には失敗がつき物っていうもんな…」 「かっこつけてまとめようとすんな!…」 「本日のメインイベント…楽しみにしててくれよ!」 「もうどうでもいい…」 「もったいぶりおった所を見ると、水着ではなさそうかのう?」 「そういや…それ脱ぐ?」 「いや…もう好きにさせるしかなかろう。脱げば確実に次を着せにかかるじゃろうて」 「…メインイベントとかいうのが何だか考えたくない…!」 「お互い苦労するな…」 ********************************************************************************* 子イルカ。 アスマ兄ちゃんは…まあもうあとちょっとでたぶんかいほうさ…れるといいな! ではではー!ご意見ご感想等御気軽にどうぞ! |