これの続き。 「じゃ、行ってくるが、ちゃんといい子で留守番してろよ?」 「い、いやですいやですいやですぅ!やっぱりいやぁ!」 「泣くな。鬱陶しい。大体なんで勃ってんだおまえは…。クソ寒いのに全裸なのは今更だが」 「バレンタイン…準備色々してたのに…」 「うっ!そ、そんな顔で見ても無駄だからな!任務を忘れたのか!」 「忘れで、まぜん…うぅぅぅ…!」 「ああほら!鼻水拭け!」 「あ、あぁ…イルカ先生の汗とか色んな成分が染みこんだ手ぬぐい…!」 「しゃぶるな舐めるなにおいを嗅ぐなしまうな!大体なんだそれ!洗い立てだぞ!いいから拭け!」 「はぁい!…あ、あぁ…イルカ先生の…!これをよすがに我慢しなくちゃいけないんですね…!あとサンダル昨日着てた下着とか色々用意したんですけどやっぱりイルカ先生がいな…っあぁん!」 「いいから、ハウスだ駄犬!…出先からちゃんと褒美は送ってやる。まあ貴様が家から一歩でも出たら…」 「で、でたら…!?」 「…燃え尽きるけどな?」 「えぇえええええ!?そ、そんな…!イルカ先生のご褒美が…!」 「待てるな?」 「…がんばっでみます…ぅううう…!」 「…それでも勃ったまんまなんだな…。この変態が…!」 「なにかあったらすぐにこの子たちに手伝わせますから…!後ろが疼いたら荷物の中のおもちゃどれでもいい仕事しますし、それに…!」 「いつの間に妙なもんを!?…ちっ!まあいい。留守を頼んだぞ?」 「…あぁ…俺、俺がんばります…!イルカ先生のために…!」 「そうしてくれ。俺の平和のために」 「い、いってらっしゃい…!くれぐれも油断しないで下さいね…!どこに間男が…いや泥棒猫も潜んでいるかわからないんですよ…!」 「それはないから安心しろ。むしろお前の方が気をつけろよ?」 「イルカせんせ…!心配してくれるんですね…!」 「主に頭の中身の方をな。…はぁ…。まあ三代目に話もついてるし、なんとかなるだろ?」 「えぇ!?あのヒヒジジイまさか人の奥さんに権力を楯に迫ったんじゃ…!?」 「安心しろ。三代目は巨乳好きだし、なくなった奥様の復活を恐れる位恐妻家だ!人妻属性はないらしいぞ?」 「そんなの…イルカ先生の魅力の前には木っ端微塵です…!あのジジイの脳内でイルカ先生がどんな破廉恥な格好にされているかなんて分からないじゃないですか…!」 「お前が暴走しないようにお願いしてきただけだ!…埒があかねぇ。てい!」 「あぁん!…アレ?」 「よっと!ふぅ…これでいいか」 「あ、鍵…!イルカせんせ…そんな待って…!」 「カリカリ扉引っかくな!ちゃんと家にいろよ!」 「せんせぇええイルカせんせぇええあぁあぁああ!」 「…煩いが…まあなんとかなるだろ。…かわいそうだなんて…そんなことは別に…!」 「ワン!」 「お?そうだな。行くか。飼い主に似ないで頭良さそうな顔してるなぁ?短い間だけどよろしくな!」 「ワン!」 「うっうっ…は、ぁ…!イルカせんせ…!」 「…何の音かなんて考えないぞ…!絶対…!」 ********************************************************************************* 変態さんつづきー! 初の単独旅行に挑戦!…してるとかしてないとか。 ではではー!ご意見ご感想等御気軽にどうぞ! |