これの続き。 「宿の飯、美味かったな。温泉も」 「ワン!」 「仮眠も取ったし、後は…迎え撃つまでだ!」 「ワン!」 「もうすぐ零時、だな。…おい。お前は危ないから離れてろよ?」 「クゥン…」 「3,2,1…」 「イルカせんせぇええええ!!!!!」 「ぐぇ!おい!はなせ!苦しいだろ!毎度毎度計った様にきっちり零時に現れやがって!」 「そ、そんなに俺に飢えて…ずっと耐えてたんですね…!もちろん今すぐに!」 「全裸なのはいつも通りだが…なんだこのイカ臭い匂い…それになんか手がぬるっと…?ここここ、れ!まさか…!」 「だって寝顔がわいくて色っぽくてもうお色気テロリスト!むしろエロリストなんだから!出しも出しても止まらなくてもうもう…!あ、でも安心してくださいね…!イルカ先生に触れたら…ほら、もうこんなですよ…?うふふふふふふ!」 「いつでも勃ってんのはまあ見なかったことにしてやるが…。なんだその妙な言いがかりは!?大体いつから見てやがった!バレンタインの間に家を出たら…」 「出てないでぇす!ちゃぁあんといい子でおうちにいましたよ?」 「くっそう誉めて欲しそうに笑いやがって…!大体ならどうやって寝顔なんて…!?第一どうやってここにきやがった!荷物は全部改めたはず…!」 「忍犬君の眼をかりただけですよ?」 「眼を、借りる…!?」 「俺のいない寂しさに耐えながら寝る顔…!もう今すぐ突っ込みたくなったなぁ!風呂場では極限までローアングルから捕らえたイルカ先生のステキなお尻をきっちり堪能!さらに!温泉でしどけなくくつろぐ姿は…俺を思って溜息なんかついちゃってくれてるし、肌なんか薄紅色に染まって…!」 「い、一から十まで観察してやがったのか…!絶対どっかにとは思ったけど犬の目とか…!」 「それにぃ!いつだってなにがあっても飛んでいけるように、誓い指輪にはステキな魔法が掛かってるんですよ…!」 「それのろいの間違いだろうが…!くそっ…!」 「ささ、今すぐ!愛を確かめ合いましょうね!」 「まてまてまて!お前一応くれてやったもんはどうした!?」 「あのステキなチョコレートですね…!褒美なんて大きく書いちゃってもうもう…て・れ・や・さん!」 「照れてねぇ!その通りの意味だ!チョコはくれてやったし、バレンタインももう終わったからな。俺はもうちょっと温泉堪能して帰るから、お前もう帰れ!」 「勿体無くもあったんですけどぉ…!でもチョコレートからイルカ先生の匂いがして耐えられなくて…!舐めてしゃぶって少しずつ溶かしてイ、イルカ先生を…!」 「妄想しながら食ったのか…ある意味例年通りだが…お前どうしてそんなに変態なんだろうな…」 「俺、分かったんです…!今年のバレンタインプレイは視姦プレイに焦らしプレイも兼ね備えたスペシャルな夜…すなわち!今すぐぐちゃぐちゃにして欲しいってことですよね!」 「くっ!相変わらずどうやって脱がしてんだ…!一個も当たってねぇよ!」 「ふ、ふんどし…!」 「流石に萎えたか…?お前の用意した下着なんて何が仕込まれてるか分からんからな。ちゃんとここで買ったんだ!…トランクスがないのは誤算だったけどな!」 「きゃー!やっぱり似合ってる!今度女将にお礼しないと!」 「え?」 「お土産屋の泥棒猫婆は天誅かなぁって思うけど、やっぱりここいい温泉ですよね!」 「んぁっ!な、舐め!?なにすんだ…!」 「やっぱり…!イルカ先生も耐えてたんですね…!耐えた先にあるこの快感を…俺のために…!」 「ふんどししゃぶりながら喚くんじゃ…ぁっ!」 「ふふーイルカせんせのがにじんで…おいし…!」 「くそ…!まさか三代目もぐるだったのか…あ、んっ!」 「もう出ちゃいますね…!の飲みたい…!イルカ先生のホワイトチョコレート…!」 「そんなんばっかりかこの駄犬が!」 「おっと!…あ、絶景…!」 「足!離せ!」 「浴衣から覗くあの薄紅色の肌が…!な、生で…!むしろ今すぐ突っ込みたい…!」 「うるせぇ黙れ!あ、足はなせ!」 「これ脱がさないでやりましょうね…!最初は!…うふふふふふ…!」 「さいしょ…!?こらまて駄犬!宿の人にご迷惑になるだろうが!それに報告書はどうした!?」 「あ、もうすでに提出して来ましたよ?」 「くそっ…!任務が終わってから書くものだろうが!あれは!」 「影分身におねがいしました!任務は効率よく…ですよね!」 「ああああああくそ!こればっかりは反論できん…!んあ…っ!」 「はやく、入れたい…!」 「う、うぅ…ある意味予想通りだが…!だが、これで…!」 ********************************************************************************* 変態さんがとりかえしがつかないほどばりばりどんどんつづきー! とりあえず予想通り(*´∀`) ではではー!ご意見ご感想等御気軽にどうぞ! |