2日目 1380系と中央本線 -8-

ついにJR東日本のエリアに戻ってきてしまいました。
でも、甲府までは未乗車の区間。 あとすこし、夜の旅。

・8


特急あずさが遅れていたため、塩尻を少し遅れて発車。
ああ、ここにも東京の中央線の影響が…(^^;;;;;;;

塩尻をすぎ、この駅で313系を降りて
松本始発の115系 普通大月行きを待ちます。


山並みと雲がきれいだった。
うるわしいエンディングテーマのように


これは諏訪湖。


日野春駅で 通過待ち中に。

 今回の旅は、実はすっごく突発的に思い立ったものだったのです。
 計画なんて前の日…ってことはないや、3日前ぐらいにようやく決まったものです。ホテルの予約なんて場所で迷ったりしてほんと直前だし、 名鉄に至っては、携帯の時刻検索で乗る列車を決めるor確認する、という感じでした(ただし、パノラマカーや1380系の運用は事前に調べました)。
 そんな不埒な態度でパノラマカーなどの銘車たちに会い、中央本線という雄大な旅路を踏みしめるのはいささか失礼かもしれません。 だけどそんな私にも、銘車たちは感動を与えてくれました。気軽に乗った誰もが魅力を感じ、夢を運んでくれたパノラマカー 7000系。この2008年12月末をもって、引退していきました。
 いっぽう、ファンからもそれほど人気ではない1380系は、実は私がこの旅行でいちばん、逢いたかった車両でした。 たとえ地味でふつうな感じが漂っていても、あの車両はきっと大きなものを背負っている気がするのです(ちょっとオーバーな言い方かもしれませんが)。 理由はわからないけれど、私にはそれが何より強く感じ取れたのです。 孤高の編成1380系は、これからも1本だけのレアな存在で、また事故の痛みを後世に伝える、貴重な存在であることでしょう。 車両に心あれば、車両本人にとっても、鉄道ファンにとってもよい方向へ、ずっと走り続けてほしいと願います。

 そんな数々のドラマのあとを、中央本線の各駅停車という最高のエンディングで締めくくれたことで、大満足のミニトリップになりました。  車両も大事だし、写真も大事。だけど簡単にはみえないものを 列車に乗って見つけにいきたい。だからまた、どこかへふらっと出かけてきます。



大月からは、残り少なくなった201系が
出迎えてくれました!


国分寺、国分寺、です。
御乗車 ありがとうございました。

[旅行記]〜真っ赤な銘車〜 END



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