さて・・・フォークダンスを続けよう・・。
次のお相手は、顔面が真っ青な・・・
「ど・・・どうしたんだワルキューレ・・?」
ワルキューレだった・・・
ちなみに格好は春桐 魔奈美に変装中。
「あ・・・横島・・・いや・・なんでもない・・」
「なんでもないって・・・えらく顔色悪いぞ!?」
「だ・・・大丈夫だ・・・お、踊るぞ・・横島・・・」
とりあえず踊り出す横島とワルキューレ。
いったいワルキューレになにがあったか?というと・・・
(くっ!!横島の番はまだか!?)
横島と踊りたいがために、輪の中にいたワルキューレ。
だが・・・横島と踊る前にワルキューレに悲劇がおこる!!
(次の次の次か・・・あと少しだな・・・)
と、もうすぐ横島と一緒に踊れると胸を高鳴らせるワルキューレ・・。
そして次の相手が・・・
「お?ワルキューレやないか!ほな踊ろうか!?」
「な!?」
魔界の最高指導者のサッちゃんだった・・・。
「ほら・・・踊るでワルちゃん♪」
「は、はい!!(なんでこんなとこに!?)」
もう緊張しまくりのワルキューレ。
本来の力も出せず・・
「お前・・・もうちょっとダンスの練習せいや・・・」
離れ際にサッちゃんに言われてしまったワルキューレ・・・。
で、次のワルキューレの相手は、
「さあ・・・踊りましょうワルキューレさん・・」
お約束のキーやんだった・・・
しかも・・・
「もう少し練習が必要ですね・・・・」
と、キーやんにまで言われた・・・・。
もう横島と踊る前に精神的に限界だったワルキューレは・・・
「す・・・すまん横島・・・」
「はははは・・まあ誰にだって苦手なもんはあるさ・・ワルキューレ・・・」
横島におもいっきし勘違いされ・・・
(ワルちゃんは実際はダンス上手です・・しかも結構自身がありました・・・)
「少し休んでくるよ・・・」
「あ・・・ああ・・・」
ワルキューレ・・・精神的疲労により退場・・。
補足!!
ちなみにいままで横島と踊った女性達もキーやん&サっちゃんと踊ってるのですが・・・(シロ&タマモ以外)。ヒャクメ以外は「誰?」っと神界、魔界の最高指導者としらずに踊り・・・ヒャクメは、「べつに知ってたのね〜」と最初っから知ってたためにダメージ無し。
細かいことは気にしない性格です。
さてさて・・・次のダンスの相手は・・・
「あ・・・魔鈴さん・・・」
「こんばんわ・・横島さん・・・」
魔鈴だった・・
「横島さんお上手ですね〜」
「魔鈴さんこそ・・・上手ですよ・・・」
「魔女ですから・・・」
「???」
「魔女は魔法を使う時にダンスを踊る時もあるんですよ?」
「へ〜だから上手なんですか?」
「ええ。私はダンスの練習もしましたから・・・」
さて・・・今踊ってるダンスはマイム・マイム。これは雨乞いする時の曲らしい。
で、魔女である魔鈴が雨乞いのダンスを踊ると・・・
「あれ?」
「あ・・・雲?」
横島の上3メートルのとこに小さな雨雲発生!!
ザーーーーー!!
振ってきた・・
「あら〜?」
「って魔鈴さん!?このまま踊ってたら魔鈴さんも濡れますよ!?」
「いいんですよ♪これくらいなら・・・」
せっかく横島さんと踊ってるんですから・・・
雨の中で踊る魔鈴と横島は、キャンプファイアーの火の光も手伝い、かなりの神秘的で綺麗だった・・。
「・・・またお店にきてくださいね♪」
そう言って魔鈴は横島に服を乾かす魔法をかけて去っていった・・。
ダンスは続く・・・。
「あ!?小竜姫様!?」
「あう〜〜横島さん・・・」
小竜姫フラフラで登場!!
「なんで小竜姫様までフラフラなんすか!?」
「い、いえ・・・私は大丈夫です・・・」
理由は簡単。横島の前がサッちゃんとキーやんだから・・。
で、その状態で踊れば・・・
「きゃあ!?」
「あ!」
足がもつれ、横島にもたれかかるように、倒れるのはお約束♪
「だ、大丈夫っすか?」
「横島さん・・・・」
傍から見たら、横島に抱きついてる小竜姫・。
「横島さん・・・・」
「しょ・・小竜姫様・・・」
ああ〜見詰め合う2人・・。
横島は小竜姫より背が高く、横島の胸から上を見上げるように見つめる小竜姫。
(横島さん・・・・結構たくましいんですね・・・・)
胸に小竜姫を抱き、見つめる横島・・・。
(小竜姫様・・・柔らかい・・・)
その2人をよこからジ−−−−っと見てるパピリオ・・・って!?
「何をやってるでちゅか・・・・ヨコシマに小竜姫・・・・・」
「パピリオ!?」
「いつの間に!?」
「次はパピリオと踊る番でちゅ!!いつまでそうしてるつもりでちゅか!!」
パピリオに言われて、離れる2人。
その顔は真っ赤だ。
「ったく!!早く踊るでちゅよヨコシマ!!小竜姫はさっさと次の奴の所にいくでちゅ!!」
どうやら抱き合ってる間に小竜姫の番は終わったようで・・・
「あ、いえ・・私も少し休んできます・・///」
顔真っ赤のままで小竜姫は輪から抜けた・・。
「さあ!パピリオと踊るでちゅ!!」
「あ、ああ。(大丈夫かな小竜姫様?)」
そして・・パピリオと踊る横島・・・。
「ねえヨコシマ・・?」
「ん?どうした?」
「さっきのコンサートの時・・・ルシオラちゃんの事考えてたんでしょ?」
「ああ〜やっぱりわかる?」
「うん・・・」
ねえヨコシマ・・・ありがとうでちゅ・・・
ルシオラちゃんの事を思ってくれて・・・・・
でもね・・・私のことも思ってほしいでちゅよ・・・
大事にしてくれてるのはわかるでちゅ・・・でも・・・
私もルシオラちゃんみたいに・・・・ルシオラちゃんには悪いけど・・・・
だから私が・・・
「ルシオラちゃんを生んであげるでちゅよ!!」
「はいーー!?」
チュ
横島の口びるにキス。
横島石化!!
「それじゃあ私は帰るでちゅよ!!またねヨコシマ///」
真っ赤になりながら飛び去っていくパピリオはとても可愛かったが・・・
「・・・・・・・・」
石化した横島は気付かなかった。
ルシオラちゃんには悪いけど・・・ヨコシマはパピリオが貰うでちゅ!!
さてさてダンスは続く・・。
「あの・・・横島さん?」
「・・・・あ!!小鳩ちゃん!?」
「どうしたんですか?」
横島の石化をといたのは小鳩だった・・。
「いや!なんでもないよ!」
「はあ〜・・」
「・・・踊ろっか?」
「ハイ!♪」
小鳩とダンス・・。
「ねえ横島さん・・」
「うん?」
「私・・・男性と踊るのは今日が初めてなんですよ・・」
私は今まで・・・貧ちゃんに憑かれてたせいで・・・嫌われてたから・・・
中学校でも・・・私の友達は貧ちゃんだけだったから・・・
貧乏は辛くなかったけど・・・友達がいないのは辛かった・・・
でも横島さんは・・・貧ちゃんに憑かれてるのを知っても・・・私を嫌わなかった・・・それどころか貧ちゃんをどうにかしようとしてくれて・・
嬉しかった・・・
そして貧ちゃんを福の神にしてくれた・・・
おかげで私は少しずつ貧乏じゃなくなり・・・学校にも通えるようになった・・・
今こうしているのも・・・横島さんのおかげです・・・
貴方にあえて・・・小鳩は・・・
「幸せです・・・横島さん・・・」
「うん?」
横島さん・・・・好きです・・・・
チュ
「あ・・・」
幸せをかみ締め、そして思いをこめて横島にキスをする・・・。
「またこんど・・・おいしいご飯を作りますね?///」
そう言って小鳩は輪から離れた・・。
まだまだダンスは続く・・・が、
ピン〜ポ〜ン〜パ〜ン〜ポ〜ン・・・
放送が入る。
「諸君!!フォークダンスだけじゃ芸が無いと思わないか!!?そこで我が裏公式新聞部が諸君にプレゼントがある!!ミュージックスタート!!」
曲が変わる・・・・。(ここから先は出来ればあなたの好きなチークソングをBGMに・・・by義王)
「な!?」
ながれてきた曲は・・・しずかなメロディーの・・・
「チークじゃねえか!?」
チークソングだった・・。
で次の横島の相手が・・・
「たく・・・なんでチークがながれるのよ!?」
「あ・・・美神さん・・・」
美神 令子だった・・。
「って美神さん!?参加してたんですか!?」
「何よ!?私が参加したら悪いっての!?」
「いえ・・・そんなことないっスけど・・・」
まさか美神がダンスに参加してるとは思わなかった横島。
「たく・・・まあいいわ・・・踊るわよ横島クン・・」
「は、はい!!(美神さんが俺とダンス!?これは夢か!?)」
まあそんなわけで美神と踊る横島。
美神の腰に左手を添える時に、「へんなことしたら・・・・殺すわよ・・・」なんて脅されたりもしたが・・・。
「へえ〜・・あ、あんたダンス上手じゃない・・・(ドキ、ドキ、ドキ、ってなんで私が緊張しなきゃいけないのよ!?)」
「そ、そうすか!?いや〜美神さんに褒められるなんて感激っスよ!(美神さん・・・細いな・・・)」
「そ、それに、結構しっかりした体してるじゃない・・それに背も高くなったし・・・(もう貧弱とは言えないわね・・・)」
「そ、そうっすか!?いや〜結構苦労したからな〜・・・(美神さんは・・・こんなに細かったのか・・・)」
横島は美神が結構細いことに驚き、美神は横島の体が、かなりしっかりしているのに驚いた。
「・・・・・ねえ横島クン・・・」
ルシオラの事・・・どう思ってるの・・・?
「なんスか?美神さん?」
美神さんは・・・・やっぱり女の子なんだ・・・・
「・・・・なんでもないわ・・・・・」
私が入るよちは無いの・・・?
「でも・・・」
どんなに強がっても・・・こんなに細くて・・・・
「なんでもないわよ・・・」
私は・・・もう・・・・千年も待てないわ・・・・・
「でも・・・涙が・・・出てます・・・」
綺麗な・・・女の子なんだ・・・
「・・あ!?こ、これは!?」
ううん・・・前世なんて関係ない・・・・私は・・・
「・・・美神さん・・・・」
守りたい・・・・美神さんを・・・
「・・・横島くん・・・」
横島クンが・・・・好き・・・・
チークソングが流れる中・・・横島と美神はキスをした。
遠くから、
「・・・・・」
アリスが見つめてるともしらずに・・・
「美神さん・・・」
「横島クン・・・・」
二度目のキスをする2人・・・。
アリスはそこから・・・走り去った・・・
「う、うううう・・・忠夫さん・・・」
涙と共に・・・。
{あとがき}
やりすぎた・・・義王です。
え〜前回、愛子についてでの補足
愛子は学校の妖怪っすから・・。
たしかに机を運んで外に出たりしますが、学校が無くなったら消滅するんじゃないかと思うんす・・。
で、学校と言うは校舎のことをさすわけじゃなく、学校と言う空間のことをさすわけで・・。
つまり青空教室でも学校なわけで・・・愛子は校舎に括られてるのではなく、学校という空気?っていうか空間つーか、そんな感じなものに括られているっと思うため愛子は学校から離れられないと思うわけっス。
説明がへたですんません・・。
お礼
こにゃもっち様にマイム・マイムは雨乞いのための曲だとレスをもらい、使わせていただきました・・。
ありがとうございます。
さて次回!!
動き出す悪!!
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