▽レス始▼レス末
「横島育成計画・本章41(GS)」ひかる (2004.12.18 18:27/2004.12.18 18:32)


外は嵐だ。


あれから一週間経つ。



忠夫は事務所のソファの上で、寝そべっていた。

あれ以来、ずっとアンニュイである。

メドーサの最後の一撃で、肩がひどく抉れていたが、
冴子の治療により、大方は、完治している。
ただ、霊力は相当に使いすぎ、回復に時間がかかっている。

あの後、結局、GS試験は中止となったが、
二回戦を突破していたので、GS免許はもらった。

ことが終わり、個性あふれるGSたちは、
それぞれ、自分たちの仕事に戻っていった。



冴子は、魔物化しかけた陰念の本格的な治療に入り、
タイガーは、GS免許を取れなかったことで、エミにこづかれていた。
いや、そんなもんじゃないか。どつかれていた、というか抉られていた。

ピートは、唐巣神父に、その危険な言動を注意されていたが、
本人はナルシス・モードに入ったときのことを、
きれいさっぱり忘れていた。

冥子は、気絶したまま、六道家に送られたし、
カオスは、また、研究費を貯めるため、
仕事を探すようだった。

カオスの場合、すぐにGSとして初めても良いのだろうか?
ヨーロッパの魔王として有名な彼ならば、特例措置が取られそうだが。





寝そべったまま、何度目かになるため息。

「はあ」

メドーサには、まだまだ勝てないな。

せっかく、戦えたのに、いまいち不完全燃焼だ。
周りを巻き込めなかったせいで、全力を出せなかったのではない。

メドーサに抑え込まれ、力や技を活かしきれなかった。

まあ、最後の一撃は、いきなりにしては、
結構効いたと思うから、失望はさせなかったと思うが・・・

って、


失望?

オレはあいつに期待されていたいのか?
まさか、認めてもらいたがっているのか?

冗談じゃない!

でも・・・。わくわくしてたのは・・・確かだな。



「わかんないな」

「どうかしましたか、横島さん」


声を掛けてきたのはおキヌではない。
この事務所の管理者のような存在。

人工幽霊壱号。

長いこと、書けなかったが、
天龍童子の事件の時に、前の事務所を破壊されたため、
新たに令子とタマモが見つけてきたのが、
この人工幽霊壱号が管理する事務所だ。



「まだまだ、未熟だと思ってね」

「横島さんは、年齢的データから言うと、かなりお強いのでは?」

「他人と比べて、どうこうじゃなくてさ・・・」

忠夫はこの人工幽霊壱号との会話が好きだった。
なんとなく落ち着くというか、気が置けるというか、
他の人には話せないようなことでも、相談したりしているし、

それに楽しい。


 ピッカーーッッッ

雨が窓を叩き、遠くでは雷が鳴っている。



「相対評価ではなく絶対評価、ですか?」

「まあ、自分の中でのね」

「未熟だと思うということは、向上心があるということでは?」

「・・・そうなのかも・・・な」

今日は結局、除霊に行くのだろうか・・・
いま、タマモ姉と令子が会議中だ。


「おまえは優しいな」

「・・・。恐縮です」




結局、今日は仕事に行かないようで、
おキヌが日程調整の電話を入れているときだった。




 ズカゴロ ピシャァァァァァアアアアアアン!!


真上に落雷したかのような音。

うずく霊感。

一同顔を見合わせて、

パッと、タマモ、令子は屋上へと駆け上がった。
おキヌもあとをついていく。


「人工幽霊壱号、なにがあったか、わかる?」

「落雷ですが、普通の落雷とは違うようです。
 人が二名、それとおそらく、魔族が一体」


それを聞いた途端、忠夫も駆け出した。


「み?」

ふわふわと、あくびする因幡。

忠夫の横で眠っていたのだが、
雷の音ではなく、忠夫の気配が消えたことで起きたようだ・・・
つわものだ。








「この娘をお願いします。預かっていてください!」


突如、屋上に現れた女性が、
令子に寝ている少女を渡す。


「もしかして・・・ママ!?」

タマモも、その女性を見つめる。

間違いない、美智恵。令子の母だ。
でも、こんな時期にこんな現れ方したんだ。知らなかった。




「あはは、いきなり時間移動とは驚いたじゃん」

そのとき、頭上から声。


「くくく、丁度良い。ここで三人とも殺してやるじゃん」

三人とは、美智恵と令子と少女のことか。

「ハーピー!? しまった。時間移動に巻き込んだ!!」

舌打ちする女性。

「あいつはわたしがどうにかします。だから、しばらくその娘をお願い」


言うなり、美神美智恵は神通棍を鞭に変化させ、
飛んでいるハーピーの足に巻き付ける。


「ちっ、何する気じゃん?」

「元の時代に戻るのよ!!」

手を天に向け、雷を呼ぶ。




バタン!!


忠夫が屋上に現れたのは、そのときである。





なんだ?

令子さんが子供を抱いているのは置いておき、
あの女の人。
令子さんに似てる。

鞭を魔族の足に絡みつけているが、
その彼女に向けて、


 ゴロゴロゴロッ!

今にも雷が落ちようとしている。危ない!



「青龍鞭!!」

「え?」

雷から助けるために、令子さんに似た女性に糸を巻き付け、
思いきり、引っ張る。


竿で釣り上げられるようにして引っ張られた女性。
鞭を持った女性が引っ張られることで、自動的に足を引っ張られ、

「うわっ」

その場で体勢を崩しした魔族。
そして落ちる雷。




 ピッシャァッァァァアアアアアアアン!!


落雷。






「「・・・」」

少女を抱いた令子、見ていたタマモ。

「・・・?」

いきなり引っ張られて、なにがなんだかわかっていない女性。

「おっしゃ、計算どおり」

そしてガッツ・ポーズの忠夫。


彼らの視線を集めているのは・・・、












・・・鳥の丸焼き?






時間移動に使われるはずだったエネルギー。
落雷の直撃を受け、ハーピー死亡!?

「えっと・・・」

予測し得ない事態に、目がまんまるの女性。

激しい雨音。
凄まじい風音。

嵐の中の屋上で、

「今日の晩ご飯、食材が決まりましたね」

おキヌの声だけが、いやにはっきりと聞こえた。








新しい事務所は部屋も多く、
リビング兼ダイニングのような一室で、
ホワイト・シチューを食す事務所メンバー+二人。


「時間移動ですか・・・。じゃあ、勝手なことしちゃいましたね」

「そんなことないわ。結果的にこの方が、うんと良いもの。
 助かったわ、忠夫くん」

「でも、似てるとは思ったけど、令子さんのお母さんだとは思わなかったなあ」

食卓で、主に会話しているのは忠夫と美智恵だ。


令子は、なんとなく、むすっとした顔で美智恵を見ているし、
おキヌは二人の邪魔をしないようにしている。
タマモも、どういう対応を取ればいいのかよく解らず、
二人の様子をうかがうだけだし、
小さい方の令子は、黙々とシチューを食べている。
因幡と早食い競争だ。


忠夫と美智恵だけが、ひどく和やか。

「でも、令子のそばに、
こんな頼りになりそうな子がいるんだもの、安心ね」

「え? 迷惑も掛けてる気がしますけど」

美智恵は、なんだか本当に楽しそうだ。


「タマモちゃんも、この子と一緒にいてあげてくれてありがとう」

これでも、実は寂しがり屋なのよ、おほほほほ、ってな感じ。

「知ってるわ」

「寂しがり屋なんかじゃないわよ!
 って、タマモ、知ってるって、なにをよ!」

「あらあら、この子ったら・・・意地っ張り」

「ママ! もう、なにがどうなってるのか説明してよ!」

なんか、むくれたような令子さんも可愛いな、と、
忠夫や、おキヌは思うのだ。


「わたしは実は時間移動能力があって、
 なぜか、わたしたち親子を狙ってきた魔族がいたんで、
 そいつを倒すまで、
 一時的に、未来にこの娘を預けようと思ったの。以上」

「ぜんっぜん、わかんないわよ!」

「あら、ちゃんと説明したのに。わかりやすかったわよね、忠夫くん?」

「はい」

「・・・#」

ともかくも、倒すべき魔族もいなくなり、
すぐに過去へと戻る必要もなくなった美智恵は、
少しの間、ここに滞在することになったのだった。


ちなみに・・・・・・この日の夕食のシチューに、
鳥の肉が使われていたか、どうかは定かではない。







「待て待て!」

とてとてとて、走り回る少女・れいこ。

「えい!」

抱きつこうとするが、逃げられ、すてんと転ぶ。


「大丈夫か?」

「あっ、お兄ちゃん。ウサギさん捕まえて」

ぴっと指を指した先には、飛んでいる因幡。
すでに数日、毎日のように、この鬼ごっこは続けられている。


「因幡」

忠夫に呼ばれれば、ぱたぱたと飛んでいき、
すっぽりと、腕に抱かれる。
その因幡を触ろうと、れいこは手を伸ばすが、

 ぺしっ

「むぅ」

耳で手をはたかれる。



「因幡はオレ以外に触られるの、嫌いだからな」

拗ねたような少女。

遊園地に連れて行ったり、
ショッピングに付き合ったり、
本を読んでやったり。

ずっと忠夫が面倒を見ている。

そして、遊びに行くときは、ほぼ必ず美智恵もついてくる。


「前々から、男の子も欲しかったのよ」

とのことらしい。




「因幡が嫌がってるから、やめた方が良いよ。
 あんまり、怒らせると、食べられちゃうから?」

「ウサギは人を食べたりしないもん」

それくらい、知ってるんだから、と、
また因幡に手を伸ばし、

 がぶり

「きゃっ」

因幡も加減してやったようで、
痛くはしなかったようだが、それでもれいこは、目を丸くして驚いている。

「食べようとしたぁ!」

「だから言ったろ」

「人、食べちゃうの?」

「怒らせると噛むだけ、かな。人は喰ってないよ」

いまのところは。
・・・多分。



因幡は、「み」と忠夫の頭に乗る。
ますます手が届かない。

「いーもーん! じゃあ、わたしだってお兄ちゃんに甘えるんだから」

忠夫の腕に抱きつく。

「み!」

「べぇー、だ」

離れろと威嚇する因幡と、舌を出す少女。



それでも、決して仲が悪いわけではない・・・と思う。

因幡だって、れいこと遊んでいたようなものだし。
まあ、「れいこで」遊んでいた可能性もあるが。

因幡は普通のウサギには見えない。
というか、ウサギにすら見えないかも。
そういう超常の生き物。
でもこうして、人間の少女と一緒にいられる。

噛んだりもしたけど、
嫌がることや、その性格を説明すれば、こうして一緒にいられる。
自分が間に入れば、分かり合える。


そこに、忠夫は未来を見る。

GSになろうと、強くなろうと一生懸命だった。
一方的に守られるようなことのないように、
いつか困ったとき、タマモ姉を手助けできるように。

でも、そういった問題のない時は?

普段は?

GSになって、強くなって、その力でなにをする?

今まで、よく考えたことはなかった。

でも、頭に乗る因幡と、腕を抱くこの少女に、
そこに忠夫はなにかを見つけた気がする。


今まで感じていた物足りなさは、これだったのではないだろうか。
単に強くなって、そしてどうするのか。



メドーサとの戦いは、なぜか楽しかった。

なぜ?

それは強くなるための戦いでも、
GSであるための戦いでもなかった。
その先にあることだったからではないだろうか。

戦うことが、楽しい。
それは、決して悪いことでもないだろう。
理不尽に人を傷つけるのでなければ。

メドーサとの戦いは強くなって、初めて出来ること。
強さの先にあること。

だから楽しいのだ。
まあ、無論それだけではあるまいが。

もっと視野を広げれば、
強くなることの先を、目標を、もっと探せば、
戦うことの他にも、
いくらでも楽しいことが待っているのではないだろうか。

それを探すために、今は頑張ろう。

メドーサとの戦いを待っていた間の、無感動的な飢餓感や、
戦いが終わってからの無気力感が、

すっと抜けていく。


また、明日から、全力で、「今」を生きられそうだ。

忠夫、アンニュイ・ブルー脱出!!








「お世話になったわね」

屋上。

一週間ほどの滞在も今日で終わりらしい。
そろそろ帰るようだ。
れいこと手を繋ぎ、こちらを向いている美智恵。


「忠夫くん、れいこのこと、ありがと」

「どういたしまして」

事務所メンバー全員で、お見送り。
忠夫の頭の上には、因幡。


「タマモちゃん、おキヌちゃん。令子のことよろしくね」

「はーい」

「ぼちぼちね」

うなずくおキヌと、肩をすくめるタマモ。


「令子・・・」

頑張りなさい、とでも言えばいいのか。
自分はこの子をひとりにしておきながら?

それは、無責任だ、きっと。

「ママ・・・」

「令子・・・・・・・・・またね」

こくり、とうなずく、しおらしい令子の姿に微笑み、

雷を呼ぶ。


 ゴロゴロゴロッ

「じゃあ、みんな、体に気をつけて頑張って」

美智恵は手を振る。


 ピッシャァァァァ・・・            


                    「お兄ちゃんも一緒に行こ!」
                      ぐいっ
                    「へ?」「み?」


・・・シャァァァァアアアアアン!!




落雷。

美智恵たちは帰った。
残された令子、タマモ、おキヌ・・・。・・・おろ?


「え!?」
「うそっ!?」
「ええ〜〜」

その日、












・・・・・・・・・横島忠夫は消えた。






横島育成計画・本章

第一部 <完>








〔第一部あとがき〕
 この展開を予想していた人、素直に褒めちゃう。すご〜い♪

それはともかく、舞台裏の話というか、作成秘話を少し。

あれはまだ、横島育成計画の序章を投稿し始めて、すぐのころ。
ジャンヌすら、まだ登場していなかった頃、
これを読んだ、ネット上の友人が、メールをくれました。

「この話ってさ、反則やんなぁ。
 タマモっちって、本編の話、あんまり知らんはずやし、
 本編再構成と逆行物、一粒で二味楽しめるやんか。
 話の筋が途中、原作から、ちょっとずれたら本編分岐やし、
 学校でのキャラ増やしたら、学園もの。
 ミックスっちゅうか、ごっちゃ煮やんなぁ。
 あと足りんのは、アフターもんか。楽しみやなぁ」

天啓でした。
それいい! もらい♪

ということで、この作品は「ごっちゃ煮系」という、新たなジャンルです。

 アフターもの特有の要素といえば、なんでしょう?
それは、ひとつは「自由」だと思っています。
横島を、魔族にするも、独立させるも、行方不明にするも、
違う職業にしちゃうも、オリキャラを登場させるも自由。
それに、敵も自由。どんな敵を出すか、どんな事件を起こすか。

 他の要素をあげるなら「人脈」というのもあるでしょう。
原作の中で知り合った、いろんなキャラを引っ張ってこられる。

 そんな二つを初めとするアフター要素。にやり♪
ぶち込んでしまいましょう。それでこそ「ごっちゃ煮」。
今まで、さんざ、原作と全然違うとか、離れ過ぎとか、指摘をもらいました。
が、開き直ります。なぜならこれは、「ごっちゃ煮系」作品ですから。


 第一部が終わりました。ごっちゃ煮の真価を発揮するのは、第二部からです。
しかし、その前に、わたしは「断章」という章を、設ける予定。
要は、忠夫が過去に飛んで、なにをやらかしたか、という話ですが、
他にも、いろいろな要素を含みます。

1、横島育成計画、最大の謎、二つが明らかにされたりします。
2、この人を、この時点で出しちゃうのか!? なんてキャラと出会います。
3、こんなことを忠夫にさせて、役に立つのか? なんてこともさせます。

すべては、第二部への布石です。
布石と準備ばかりの話ですが、それなりに楽しんでもらえるはず。
全部で十話ほどです。たぶん。
投稿までに、数日開くかも知れません。
それに年末も控えていますので、途中、間があくかも。
ということで、断章は、今までとペースは変わりそうですが、
ぼちぼち、楽しんでやって下さい。

今まで読んでくださって、ありがとうございました。
そして、断章で、また会いましょう。   ひかる

PS.
あ、あと、ちょっと、今日と明日忙しいので、
もしかすると、レス返しが大幅に遅れるかも知れません。
勘弁してください。すみませんです。



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△記事頭
  1. 始めまして、蒼空と申します。
    なんていうか、感動しました。
    バトル、ほのぼのとそれに対するアフターケア。
    もうどんどんごっちゃ煮になって下さい。
    断章楽しみにしてます。
    蒼空(2004.12.18 18:42)】
  2. 忠夫のアンニュイの理由がすごくよかったです。単に血に飢えてたとかじゃなかったんですね。
    それにしても、れーこがここまで忠夫と一緒にすごしてしまったら「記憶にない」というのがおかしくなってしまうのでは?ここでわかれたならだんだん忘れていくこともあるでしょうが、このあとも一緒にいちゃうんですか?
    忠夫が戻れるかどうかってのはわりと安心してます。美智恵さん結構頻繁に移動してますし。イレギュラーの時間移動くらいヒャクメと平安にいった時原作でもありましたしね。エネルギーの問題以外特にたいしたことはないかと。
    今までとペースが変わるとのことですが、今までが素晴らしくはやかったですから普通になるだけですよ〜。こんなに楽しませてもらってるのに文句言ったらばちがあたります。第一章で区切りもついてますしね。
    九尾(2004.12.18 18:46)】
  3. いつも予想の右斜め45度上を行く話を提供してくださるひかるさんに、感謝の意を込めて敬礼! 
    いや、まさかこの時点で過去に行くことになろうとは思いませんでした。直前まで未来にむけての心構えを考えていた様なので、このまま先に進むのかと思っていたのですが。
    過去では一体どんな出会いが待っているのでしょうか? …つーか、忠夫は戸籍が無いからどうするんでしょう?
    ファルケ(2004.12.18 18:54)】
  4. ごっちゃ煮っつーか、もはや闇鍋の域に突入してる気がするんですが。
    特に因幡とか因幡とか因幡と(ぱく。もぎゅもぎゅもぎゅ)

    (……再生中……)

    てか、確かに落雷のエネルギーを変換せずに直撃させればそこそこの魔族でも危険ですわなー。こーゆーのもありか。

    さて、今まで存在しなかった、横島忠夫過去(……だよね?)へ移動!
    断章……ということですね、これは。
    どのような展開になるか、非常に楽しみにさせて頂きます。
    というか、過去(?)の世界で、因幡の存在が切り札になるかジョーカーになるか(結局そこかい)
    nao(2004.12.18 18:55)】
  5. どわわわわ〜横島〜〜〜
    とりあえずこの人を、この時点で出しちゃうのか!? なんてキャラと出会いますの予想
    メフィスト、アシュタロス、べスパ、パピリオ、ルシオラ
    菅原道真、高島、西郷、西条、魔鈴、ぐらいかな?
    因幡って絶対1人ぐらいは少なくとも腹に収めてる
    紫竜(2004.12.18 18:58)】
  6. 「横島君……強くなるだけではつまらんぞ」(挨拶)
     ううむ、横島君はメドーサに首ったけな自分を再確認して恥ずかしがっておりますな。……イイ!!
     ――って、ここでいきなり逆行ですか? アリですか、こんなの。意表をつかれました。
     それは兎も角も、これまでは強さを求めていた横島君。彼は果たして強さの先に何を見るのか?

     PS.ハーピーのことで思い出しましたが、最近読んだ単行本に『霊魂を食べられる喫茶店』というネタが……。
    トレロカモミロ(2004.12.18 19:14)】
  7. おお、忠夫君が強さの先にあるものを模索し始めましたね。
    力と言うのはあくまで手段に過ぎず、目的もなく、手段を求めたところで実が無いですからね。これから先の忠夫君の成長はますます中身のある物になっていくでしょうね。
    しかし、ここで過去に行くとは、ってか本当に色々やらかしてくれそうですね。開き直るんですか。原作の展開を思いっきり乱すようなイレギュラーな出来事もやらかしてくれそうで。
    そして、何より、過去に行きまた様々な経験を積んでの忠夫君の成長が楽しみです。

    しかし、ここまで何でもアリで来たんなら、いっそのこと時間移動で帰ってくるんじゃなく、どっかの異空間とか神魔の力とかで年とらないようにして、過去に時間移動した時点まで修行三昧なんてのはどうでしょう?
    っていくらなんでもアリでもそれは反則ですね。

    本当にどんな展開になるのか楽しみです。
    …しかし、令子、れーこちゃんの時点で堕ちちゃってるような…。

    この時点で出しちゃうのか!? なんてキャラ、原作キャラ大抵別にこの時点で出てきても違和感それほど無いからな〜。特に人間キャラは普通な気がしますし。
    思いっきり意表ついて以前言ってた半オリキャラ大竜姫とかあるいはハヌマンみたいな大物とか、幾らなんでもキーやんサッちゃんなんてことはないでしょうし。ワルキューレとか無理言ってひのめ、或いは女性の原作ゲストキャラ達の誰かとか?むう、いくらなんでもこの予想は意表をつき過ぎか?
    ?(2004.12.18 19:34/2004.12.18 20:10)】
  8. ひかるさん初めまして、鱧天です。
    第一部、完。お疲れさまでした。大変楽しく読ませて頂きました。
    この段階で過去に飛んだ横島くん、過去でどんなことが起きるのやら・・・・・・・・・いつも自分の想像斜め上の展開なので想像も出来ないッス。
    ここまでで私の中では、ひかるさんのオリキャラ(悪食と因幡)のイメージが悪食は某少年雑誌で好評連載中のBL○ACHの斬月に、因幡は今は無きゲーム会社CO○PILEの魔導物語(ぷよ○よの方が一般的かな?)のカーくんに見えてきて、なんというか、とにかくいい!

    次回からは断章ですね、楽しみにしています。頑張ってください!
    鱧天(2004.12.18 19:37/2004.12.18 19:40)】
  9. 話は面白かったのですが当て馬にされたハーピィが哀れ。因縁とタメ張れるかもしんない。
    >人は喰った事はない
    以前忠夫くん食べられませんでしたっけ?アレは腹に入れられただけ?
    逆行か・・・戻りすぎて別の時代に行っちゃったりして。
    無貌の仮面(2004.12.18 19:42)】
  10. ちょっ!横島が〜〜過去に行っちゃった〜〜!!
    こんなん予想できませんて!!

    はっ!!まさかまさかまさかまさか!!
    ヒノメ父親になったりしませんよね?ね?ね??!!
    まさのりん(2004.12.18 19:49)】
  11. 感想中…
     おお〜ほのぼの〜
     ほうほう、悩みますかって人工幽霊いるし^_^;
     あ、ピカッてハーピーか〜…(因幡が)食べるのだろうか?
     …瞬殺したよ…って、おキヌさん。
     因幡に師事してしまったのかしら貴女(やはり白キヌ也ね
     ふむふむ。
     こんなにゆったりしたハーピー戦(バトルは終わってますが)
     初めて見る気がするなぁ。
     う゛っ、魔シチュー!?
     解体したのは白キヌ様デスカ?(カクカク
     …「れいこ」の記憶は〜
     こちらの「令子」には無さそうな気もしまふが…平行ですか?
     あ、横島が消え…
     …
     ……
     ………おや?白い者が一匹居ない様な(・・?

    ごった煮編へ向かうわけですが…どーなのでしょうか^_^;
    根幹的にタマモ姉を守りたいって事があったので〜…
    帰るよりも力付けれるって事に喜びそうだなぁ。
    なんか対人豊富な展開な様ですからそっちに意識行きそうですねぇ…
    逞しくなって帰るんだよ〜
    因幡〜♪

    脱線して終了(笑)
    零紫迅悟(2004.12.18 20:03/2004.12.18 20:04)】
  12. 除念は冴子の新しい実験材料ですか。
    タイガー苛めですか、抉られていますので。
    ピートはナルシス・モードを忘れていますか。
    人工幽霊壱号が登場しましたか、因幡は如何するんでしょう?
    ハーピーが哀れです、戦いもせずに終わるとは。
    ホワイト・シチューの中にハーピーの肉があるんですか?
    美智恵が忠夫を気に入りましたか。
    忠夫が過去に行くんですか、百合子さんとは会うんでしょうか?
    私は取り敢えずこの人をと言うのは、公彦さんだと思います。
    紫苑(2004.12.18 20:06)】
  13. 始めまして、AZCです
    忠夫くんが過去に行くんですかそして過去でメドーサ関係のイべントが在る分けですか。これでGS試験の最後でメドーサの言葉に納得できました。 
    AZC(2004.12.18 20:33)】
  14. ナンテコッタ、タダオガカコヘト、イッチャッタ
    てなぐらい驚きました。
    今までこういったケースは見たことがなかったので
    次回も楽しみです。がんばってください
    wata(2004.12.18 21:43)】
  15. 初めまして、hanluckyといいます
    序章の始めから毎日読ませてもらってたんですが、
    初めて感想を書かせていただきます。
    しかし、すごい展開ですね。もうなにが来るか全く予想できません!
    断章でも忠夫くんの行動に期待しています!
    hanlucky(2004.12.18 21:55)】
  16. ふむぅ……ごっちゃ煮系ですか……
    そう思って読み返してみると、今度は随分と原作に引きずられているような気がしませんか? まぁ2次創作ですから、引きずられていなければおかしいというのは、当然そうなのですが。

    「ごっちゃ煮」という方針で行くのであれば、正直言って、自分が作者であれば削ってしまいたいエピソードもあります。
    でもまぁ、ここで大きく飛び立つことができるというのも、40話に渡る積み重ねがあるからこそなんでしょうね。

    続き、楽しみにしています。
    ncro(2004.12.18 22:04)】
  17.  ・・・・・・え!!!????忠夫は過去に移動ですか!!!????どこで合流するんだろ?まさか逆行のお陰であとあとタマモと同じ年になるとか!!!???楽しみですねぇ・・・・・

     最後に!横島の過去での相棒は悪食のみと・・・・まぁ横島は身体一つで除霊できるから生きていけるかも・・・
    D,(2004.12.18 22:16)】
  18. 忠夫過去行き?
    逆行&逆行ですか!驚かされっぱなしです!
    忠夫もなんだか落ち着いてきたようだしこの先の展開も目が離せませんね
    何はともあれ今度こそ第1部完お疲れ様でした
    …昨日先走っちゃって言ってしまいましたが
    pantokun(2004.12.18 23:46)】
  19. 第一部の最後でこんな展開…巧い引きですね〜続きが気になって気になってしょーがないですw

    ハーピーあまりといえばあんまりな最期でしたな〜…
    >食材がきまりましたね
    …喰うのかよ…と突っ込みを入れつつ、後々冷静に考えれば、黒コゲのそれを見て、鶏肉料理を連想した…ともとれますね〜…
    …でもまさか…ホントに…(汗
    ……きっと因幡が食べて処理したんだ…うん…
    偽バルタン(2004.12.19 00:32)】
  20. 第一部、完。お疲れさまでした.
    「ごっちゃ煮系」ですか・・・いろいろおもしろそうですねぇ
    第二部も楽しみにしています。
    横島×メドーサもいろいろと期待しています。
    スレイブ(2004.12.19 01:34)】
  21. ・・・えーと・・・
    まさか忠夫くんが過去に行ってしまうとは・・・
    予測もしていませんでした。
    過去、ということは、またいろんな人と出会って、忠夫くんの出鱈目っぷり・・・もとい、かっこよさが見れるのかと思うと・・・頬の筋肉が緩みますです。ハイ。
    どんな人が出てくるのか・・・楽しみです。
    がんばってください。
    ではでは〜
    とくなぎのぞむ(2004.12.19 01:42)】
  22. 第一部完結お疲れさまでした。
    ごっちゃ煮系新たなジャンルが開拓されました。
    忠夫が過去へ!どうなるんでしょう楽しみです。
    KEN健(2004.12.19 02:21)】
  23. まず今度こそ、第一部完結お疲れ様でした。
    私も前回、先走って言ってしまいました。送った後、まだじゃん!と気付き、後悔の嵐に。あるいみ、かなり失礼なことをしてしまってすいませんでした。

    しかし、忠夫逆行?!うそん!
    まさか、こんな事になるとは!想像も出来なかった。いい意味で不意打ちを喰らっちまいましたよ。ようやく、自分が何故力を求めるかをつかんできたと思ったのに…続きが激しく楽しみになってしまうではないですか! いいことですが。
    しかし、予想外の出来事に何処に飛ぶのでしょうか?
    そして、因幡、どんな物音よりも飼い主の気配がなくなったことで気付き、れいこちゃんの不意の行動でも忠夫についていけるとは…
    さすが!ウサギの鏡。忠夫にはもったいないくらいよく出来た娘やね

    更新が、遅れるとの事ですが、今までが今までなので無問題ですよ。
    じっくりと創って下さい。次回楽しみにしています。
    草薙京弥(2004.12.19 05:27)】
  24. 「あー美神親子帰っちゃいますねー」
    「うむ、鶏肉入りシチュー食べたかったね」
    「「・・・・・・・・・・・・・・・
     _, ,_
    ( ゜Д゜) ?
    (つд⊂)ゴシゴシ」」
    「「え〜と、まずは第一章終了オメデトウ御座います」」
    「って先生!・・・タダオ君過去に行っちゃったよ?」
    「・・・・・ヤバイ、予想の右斜め上方向に45度な感じに
    裏切られてしまった」
    「あーここで逆行かー、今まで考えた人いるん?ッて感じですねー」
    「うーん、いないんじゃないかな?居ても書いた人は居ないんじゃ・・・」
    「なら初めての逆行って奴ですね!?」
    「うむ、しかし本気で驚いたなー」
    「ですよねー」
    「因幡殿ってウサギだったとは」
    「・・・・・何だと思ってたんですか?」
    「謎キャラ」
    「「それでは断章執筆頑張ってくださいね。
    楽しみにしてます」」
    ゼフィ&先生(2004.12.19 08:02)】
  25.  ……へ!?ノォ〜、忠夫がぁ〜!!こんな展開予測できませんて(笑
    第一部、完。お疲れ様でした。
    忠夫は力について考えだしたみたいですね。
    この忠夫が過去に行って、どんな事やらかして帰って来るのか楽しみです。
    あ〜、でも人喰いウサギの伝説が出来てるかも(汗
    では、次回もがんばってください。
    丸猫(2004.12.19 08:47)】
  26. 第一部完結おめでとうございます。
    ごっちゃ煮系いいと思います。
    忠夫が過去に行ってしまったということは、美智恵の弟子である西条と出会う可能性がありそうですね。
    もしくは修行のために妙神山に行って猿神と出会ったり。
    次は断章ですか。楽しみに待ってます。
    ミーティア(2004.12.19 15:27)】
  27. う、う、う、うにょ〜〜〜〜〜〜!?!?!?
    ハーピーコンガリで、シチューに入れたか謎で。
    バシュンと忠夫くんが過去に飛んで・・・
    うぇええええええ!?!?
    こんなん予想できませんって(汗)

    「ごっちゃ煮系」とな・・・確かに色々ごっちゃ煮。
    なんと素晴しい!!新しいジャンルの開拓!!すっばらしいぃぃぃ
    (コワレたまま終わる)(^〜^:)
    シシン(2004.12.19 16:07)】
  28. ・・・・え?・・・・ええええええ!!!!!(汗)
    タタタ忠夫君がタタタタマモ姉さんの手からこんな形で離れるのかい!?
    (ただいま混乱中です)
    うーん、純粋に忠夫×タマモを期待してだけに・・・・
    素直に驚きを隠せないんだなーこれがw
    ・・・・取り残されたタマモ姉さんの怒りの矛先は間違いなく令子に向けられますねぇ・・・
    冴子さんと共に令子を拷問式の記憶回復術を行うタマモ姉さんが浮かびますねぇ・・・この事を忘れていた令子に罪がありますので存分にやっちゃいましょう!!(鬼)
    ・・・忠夫くん、間違っても美神親子の色に染まるなよー!!!(滝汗)

    えーと、遅くなりましたが横島育成計画第一部完結おめでとうございます。

    これからも面白い展開に純真な忠夫くんに期待します!
    ケルベロス(2004.12.19 21:21)】
  29. みなさん、正直に答えましょう。
    青龍鞭が美智恵に巻きついたとき
    「ああ、これで忠夫くんは過去に逝っちゃうのかぁ……」
    と思った人、手を挙げて!

    ……ふむ、結構居ますな。

    しかし、実際にはスルー。
    ハーピー戦もあっさりと決着。
    このまま美智恵は現代で絡むのかなと思いきや、最後の最後でどんでん返し。
    れいこのお茶目で忠夫と因幡が過去へ。

    うーむ、斜め上を行きすぎ。
    もう、脱帽ですよ、ひかるさん。
     (2004.12.20 01:30)】
  30. ハーピー哀れ。お、おキヌちゃん・・(汗)で始まり、れーこちゃんと忠夫君と因幡にほのぼのしてたりしたら・・こうきますか!!凄いや。
    ごっちゃ煮系、これから何が起きるか楽しみです。
    柳野雫(2004.12.20 03:24)】

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