その音は、心を引き締めさせるものか……
もしくは、今までの恐怖そしてこれからの恐怖の始まりの鐘か……
警報……ただなるだけのその音に、あるものは恐怖し
あるものは身を引き締める……
そして、ここでもまた戦闘……いや、殺し合いの合図をならす鐘が響く……
はずなのだが……
どこかその雰囲気をぶち壊す……
いや、完全にぶち壊している艦があった……
その艦は、ザフトきっての名将であり、名パイロットの
ラウ率いる
「ラウとちょっぴりHな仲間達!」
であった……
なお、元々は「クルーゼ隊」と呼ばれていたのだが、
これにラウが猛講義し、またその隊のパイロット数名も
猛講義したことにより、委員会が落ちたのだ……
折れたではない、落ちたのだ、
その中で、馬鹿パパぶりで有名な者達は
「何故だ、何故なんだアスちゅあぁぁぁんん!!」
「ニコちゃん、ニコちゃん、目を覚ましてくれぇぇぇ!!」
などと叫んだりしていたとかいなかったとか……
逆にママー・ズ!は、
「立派になって……(グス)」
とか、
「ニコちゃん、あんなに大人しかったあなたが、
ここまで成長してくれるなんて、もう、もう、私……
うぅ……よくここまで……」
または……
「イザーク……私は信じていました……」
などと、感動していたとか……
話は戻り、警報が鳴っているのにどう他の隊と
ラウ隊が違うのかと言うと……
全ては、警報がなる少し前までさかのぼる……
「全員そろったようね……では、ミーティングを始めます」
ラウの凛とした声が環境に響く
「あの、隊長……別に相手の艦なんて1つだけなんでしょ?
だったらいつものように、ちゃっちゃと落として
それで終わりじゃないんですか?」
と、黒人?と言うほどではないが、黒色の肌そして、金色の髪を持つ
少年が、ラウに訪ねた……
「……ほぅ……あなたは、いつから私に口答えできるほど
偉くなったの、ディアッカ?」
そう、ラウがギロリとディアッカを睨んだ
「い、いえ、申し訳ありませんでした!」
ディアッカはこれまでの様々な経験から
やばいと判断し即座に敬礼し、ラウに詫びた
「よろしい……では、これよりミーティングを始めます……」
ブゥン……
という音と共に画面に映像が映し出される……
「まず、今回の作戦はこうです、私、ディアッカ、二コルが
敵艦の前方から仕掛けます……」
「解りました」
「りょ〜かい!」
「次に、アスラン、イザークの両名は、その間に背後から忍び寄り
敵艦を攻撃してもらいます……」
その、言葉にはっとアスランが反応したが、ラウは
それを右手でやんわりと抑えた……
「そして……ここからが重要です……そう、
敵艦を落とすことよりも……」
ラウが先ほどにも増して真剣な声で言うと、
周りのパイロットたちも(一名少し違うが)引き締まった
「今回の任務……それは、救出任務です!」
ドーン!!
という音でも聞こえそうな勢いでラウが叫んだ!
「まず、私、ディアッカ、ニコルで、前方から攻めた時
確実に敵艦かオレンジのMAがでるでしょう……
それを、捕獲……いえ救出します!」
シーン……
むなしい空気が艦橋に流れる……
「……あの、隊長……なんで襲ってくる敵を、撃墜
「撃墜!?撃墜ですって!?
私のラウちゃんを撃墜するって言うの!?」
ニコルが静まり返った空気にたまりかねて
訪ねた言葉は、ラウの叫びによってかき消された……
「い、いえ……そんなつもりは……」
そう、ニコルが("隊の中"で一番の常識人)が言うと
「そうでしょう、そうでしょう」
と、ラウがうんうんと納得したように首をふった
「とにかく、そのMAは絶対に救出します!
では、次にですが……ここからはアスラン、ディアッカあなた達
が、重要です、絶対に聞いておくように……
まず、あなた達に背後から艦を攻撃、といいましたが、
それは、艦を落とす、と言うことではありません、
艦を行動不能にする、ということです」
「何故ですか隊長!?足つきは今落とさなければ!」
ラウの言葉に、銀色の美しい髪を持つ
ショートカットの女性が反論した
それを見た、ラウは少し思案した後
「しょうがないか……」
と言い、パネルに手を載せていった
「……まず、第一にその艦には、アスランの婚約者
が乗っている可能性が高いからです……」
!?
パイロット全員の間に衝撃が走った
あの、アスランに婚約者が!?
「……さすがに驚いたようね……そして、もうひとつ、
いえ、もうひとり救出して欲しい人がいるの、見て……」
そう言い、、ラウが映し出したその画面に出た人物は
「キラ!?」
アスランの婚約者(勝手に)のキラがいた……
しかも、笑顔で!
ズギューン!!!
パイロット達全員の心を何かが貫いた……
恐るべきは通称「キラスマイル!」(キラ命名)の力か……
まあ、その後は細かい確認がなされ、今に至ったのだが……
その画像を見てからと言うもの……
パターンA
銀髪の少女の場合
「お互い敵同士……敵対する二人は次第に惹かれあい、
そしていつしか激しく……うふ、うふふ……(以下略)」
パターンB
淡い緑色の髪の少女の場合
「キラ…君、かぁ……はぁ……会いたいな、早く……」
(会うこと確定!?)
パターンC
黒髪の少女の場合
「キラ、キラ、はぁはぁ……大丈夫この艦に来ても、
私があつ〜く!あつ〜く!守ってあげるからぁ!
うふふ、もうキラったらぁ〜(激しく妄想中……)」
パターンD
金髪の少年の場合
「俺の今まで養った勘が告げている……
この作戦失敗は許されない……もしも、失敗なんか
したら……(ブルブルブルブル……)」
パターンE
ある隊の隊長の場合
「うふふ、ラウちゃんと一緒にあの子を少しづつ……
っは!?もしも、あの子がテクニシャンだったら……
私たちが可愛がられちゃう、イヤ〜ン!(以下略)」
こんな感じになってしまっていた……
警報なってるよ……あんたら……
「あの、発信しないんですか……?」
オペレーターの声だけがむなしくコクピット
に響いた……
続く……
>カニ五郎様
>ちなみに>改心は>会心だと思うのですが今一度ご確認ください
間違いの指摘ありがとうございます!
>Pr.K様
ラクスは敵じゃないですよw
ラクスはキラの……
ここからはまた後でw
>ヴルド様
い、言っちゃダメですよ!?
まぁ、そのつもりで書いたのですが……(ヲイ
12月16日楽しみですねぇw
>D,様
>これでクルーゼも落として姉妹丼だ!!!!
ある意味もう、クルーゼ落ちちゃってます!!!!
>Dan様
全員ではないです……全員では、ですが……フフフ
>らでぃ様
>でもキラに抱かれている時は可愛く、そして淫らになる筈!
あたり!!(ヲイ
でも、もうちょっと複雑な感じですw
>柳野雫様
ラクスが何かとっても怖い気が(汗)既に腹黒か・・。
ラクスは……フフフ……こんなもんじゃないですw
>shin様
>腐女子ラクスの登場でどうなるのか?
悪夢な野望から逃げ切れガンダム!?
逃げるんじゃないんですよ!
ましてや、立ち向かうんでも!
全て落とすんです!!!(ぇ
>みみっく様
イザークの性格はちょっと本編とは違いますw
ふふふw
>こいぬる様
>「コーディネーターの少子化問題、それはプラントでは
生物学的に優れた女性しか生まれないことから来る問題だったんだ!」
BCD「な、なんだってー」
A「それを回避するために生まれたのがキラ・ヤマトなんだよ!」
そ、そうだったのかぁ!?!?!?(ヲイ
どうも、狼虎です
今回はザフト艦ではどんなかんじだったのか?
ってかんじです、エロがないなぁ……
むぅ……
次回で持って生きたいところです……
では、これからもがんばっていくので
ご意見ご感想よろしくお願いします!!
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