和樹は老人の部屋に着いた。ドアをノックする。
コンコンコンコンコン、「すいません」
「誰だ」 「式森です。ちょっといいですか?」
「式森君か、入りたまえ」
老人に言われ、和樹は部屋に入った。
「で、何か用かね」
「はい、実はちょっと相談があって・・・・」
和樹は老人に話した。
「・・・・・式森君、これは君を巡る名誉の戦いなんだ」
「だったら余計にこんなのやめさせるべきでしょう」
「・・・・やはり君は反対か。うーむ・・・・!だったらこういうのはどうだ?」
老人は和樹にその案を話した。
「うーん・・・・なんか余計ひどくなるような気もするんですが・・・・」
「犠牲者は確実に減るぞ」
「・・・・・わかりました。それでいきましょう」
「しかしそうなると、彼女たちをこの城に集めなければならないな・・・・」
「その辺は俺の魔法でなんとかします」
「そうか。よし、君は彼女たちをこの城に」
「はい」
外を見ると、もう戦闘は始まっていた。和樹は監視の魔法を使い、戦闘の様子を見た。
「あれが、水銀旅団・・・・リーラが言った通りの集団だな」
それから、和樹は井戸のある場所を見た。水銀旅団は深刻な水不足らしく、まずはそこを狙ってくるだろうと、リーラが言っていた。
戦闘が行われたのであろう。井戸は破壊されていた。
時間は少し遡る。
「水銀旅団の動きはどうなっている?」
「いまだありません。数だけは多いのですが、例によってトレーディングカードの交換会、臨時オフ会の開催に忙しいようです」
「・・・・よし。一個分隊を派遣する。第一メイド猟兵小隊に連絡しろ」
「はっ」
「あの・・・・・・」
リーラは声のする方を振り向いた。眼鏡のメイド、エーファがいた。
「リーラ様、その任務、私にお与えください」
「なに」
彼女は眉をひそめた。
「何を言ってる。ネリーの小隊から分隊を出させる。お前は待機していろ」
「どうか私にやらせてください」
「エーファ」
「お願いします!」
リーラはふざけるなと一喝しようとした。が、エーファの目を見て思いとどまった。予想以上に、真剣だったのである。
「対空防衛はございませんので、私は二種待機です。前線の部隊に任務を与えられるよりも、城内のものをお使いください」
リーラは腕を組んだ。彼女の言うとおり、配置についている部隊から派遣するよりも、城から出した方が楽なのは確かであった。
「・・・・・駄目だ。大部隊を割けん以上、少数による破壊工作にならざるを得ない。危険がともなう」
「それでも、私は志願いたします」
「いい加減にしろ!エーファ二等兵、お前に出来るような任務ではない」
「いいえ、私に、ぜひ!その・・・・・・ドジで間抜けなメイドで、かろうじて式森様に罪を許された身です。どうかきちんとした償いの場所を、お与えください」
土下座しそうな勢いであった。
リーラは彼女を戦闘勤務から外し、城内での家事に専念させた。和樹の乗機を撃墜してしまったことでエーファは動揺しており、精神的な影響を考慮したのである。おかげで割れる皿の数が一・五倍に増えたが、戦闘での損害上昇よりはマシであった。だから、ここでの志願は予想外のことであった。和樹の恩恵が身に染みすぎたようである。
「・・・・・・・・・・・・・・」
「どうか、お願いします」
再度懇願するエーファ。目は伏せがちであるが、唇は引き締まっていて、本気であることをうかがわせた。
「私も一緒についていこうか」
助け船を出したのはセレンであった。
「あたしの小隊から何人か出す。エーファを支援すればいいんだろ」
「セレン、お前の小隊は貴重な予備だぞ」
彼女の捜索メイド小隊は装甲メイド小隊と並び、中隊の虎の子であった。リーラとしては、無駄遣いをしたくない。
「すぐ行って、帰ってくるよ。陣地構築に加わってない奴らでやる」
それがうぬぼれでないことはリーラも理解している。メイドアフリカ軍団(MAK)で一級鉄メイド十字賞を得ることは、伊達や酔狂ではできない。
「・・・・・分かった。許可する。ただし、やるからには確実に爆破をしてこい」
「りょーかい。いくぞ、エーファ」
「はい・・・・・・・リーラ様、ありがとうございます」
礼はいらん、とリーラは言った。だからエーファはなにも言わず、かかとを揃え、敬礼だけをした。
そして、水銀旅団との戦闘が開始された。あたりはあっという間に、水銀旅団兵の銃で埋め尽くされた。
爆薬を設置していたメイドが倒れた。起爆装置を落とす。セレンは彼女に呼びかける。彼女はかすり傷程度でぶじだった。
セレンは部下たちに退却命令を出した。敵の射撃が激しいのである。部下たちは退却しだした。彼女も匍匐で後退しようとするが、エーファがまだ、這いつくばって撃っていた。向こうの射撃は当たらないが、彼女も当てられない。
こっちだ、早く!と援護射撃をしながら叫んだ。敵の銃撃がいったん弱まり、エーファが立ち上がった。だが、彼女は起爆装置に向かって走り出した。セレンが呼びかけるが、彼女はそれを無視し、転がるようにして飛びついた。
エーファが息を吸って、ボタンを押す。思わず目をつむった。―が、爆発しない。コードが切れていた。彼女は慌ててなんとか繋ごうとしていた。その周囲を、銃弾が飛び交った。
セレンは部下のロヴェルティーネに、全員連れて撤退するように指示した。そして、彼女は駆けた。エーファのところに滑り込むと、襟首を掴んで起爆装置ごと、なるべく遠くまで引っ張った。
「セレン中尉、なにもあなたまで・・・・・・・・」
「阿呆、私は面倒見るって言ったんだ!」
切れたコードをひったくる。皮膜を歯で噛み千切り、銅線を剥き出しにした。強引によじり合わせる。今度こそ繋げた。
エーファの顔を見た。
「やるよ。どうなっても恨みっこなしだ」
「・・・・・・はい!」
スイッチを押した。密林に爆発音が響いた。
派遣した部隊からの報告を、リーラは司令室で受けとった。
「井戸の爆破は成功しました。使用不可能です」
「よくやった」
小さくうなずく。二度手間になったものの、満足のいく結果であった。だがそれも、続いての報せにかき消されることになる。
「・・・・・・行方不明だと!?セレンもエーファもか!?」
「残念ながら・・・・・。爆発のため、二人のことは確認できなかったとのことです」
「・・・・・・くっ」
ぎりっと歯の鳴る音がした。目の前のメイドを怒鳴りつけ、書類を投げ捨てたい心境であったが、部隊長としての自制心が歯止めをかけた。そもそも出撃許可を出したのは彼女なのだ。責めを負うべきは自分自身であった。
「ロヴェルティーネ軍曹が、夜間捜索を願い出ていますが」
「・・・・・却下しろ。これ以上兵員に損害を出すわけにはいかん」
「・・・・・・・よろしいのですか?」
「私は一度しか命令をしない」
「・・・・・・了解しました」
リーラは椅子に座った。木材がきしみをあげた。
「・・・・・・二人が、あるいは一人が、捕虜になった可能性はあるか」
訊かれたメイドは、訝しげに思いながらも答える。
「それは・・・・・あります。行方不明という言葉の中には、当然捕虜も含まれます」
「確かに。当然だな」
そのエーファは、捕虜となって玖里子たちによってじんもんを受けていた。玖里子はエーファに誓約日はいつかと、訊いた。だが彼女はそっぽを向いて答えなかった。それどころか、エーファは彼女たちに罵倒雑言をあびせたのである。頭に血が上った玖里子は、天幕の兵になにやら命じた。やがて、ガラスの器が手渡された。銀色の液体のビーカーをエーファに見せ、再度誓約日のことを訊いた。だが、彼女はだんまりを続け、やがて、全身が震え、涙を浮かべながらも彼女たちを睨み、勝手にしてくださいと言い放った。
その言葉を聞き、一気にビーカーを傾けようとする玖里子を、夕菜が急いで押しとどめた。すったもんだの末、ビーカーは夕菜が取り上げた。玖里子たちの手が届かないところに置かれる。
エーファはほっとした表情を浮かべた。それからまた、口をつぐむ。自信がついたのか、今度はさらに意志を強くしたようであった。
玖里子と凜はそれを見て、歯を噛み鳴らした。玖里子は天幕の外に頭を出し、再びなにやら叫ぶ。やがて兵士の一人が、真っ白な皿を十数枚持ってきた。
特別な仕様も施されていない。およそ尋問とはほど遠い、ただの陶器であった。玖里子はそれを左手で持った。
皿を一枚放り投げた。
がしゃん。
エーファの身体がぴくっと動いた。
また投げる。地面に落ちて砕けた。
がしゃん。
玖里子は三度誓約日はいつかを訊いた。エーファは動揺しながらも答えない。
玖里子は続けざまに皿を落とす。がしゃん、がしゃん。破片が地面を白く汚していく。
エーファの口から言葉が漏れた。目をそらしているが、縛られているので耳までは塞げない。それを見た凜がくすくすと笑っていた。
がしゃん、がしゃん、がしゃん。割れる間隔が早くなっていく。兵士が新しい皿を運び、玖里子は片端から落としていった。やがてエーファの口からやめてくださいと叫ぶが、玖里子は手に持っていた皿を全部落とした。立て続けに砕け、たんなる陶製の残骸と化した。
再び白い皿が、テーブルに積まれる。両手で担ぎ上げた。玖里子は、皿を割ることに楽しみを覚えた。凜もこの光景を楽しそうに見ていた。
彼女は縛られた身体を揺すり、泣き叫んだ。彼女の目からは涙が塧れ、顔中を濡らしていた。やがて彼女は誓約日がいつかを話した。がっくりとうなだれる。涙滴がいくつも落ちた。
誓約日を聞いた玖里子と凜は全面攻撃を要求した。カーボン卿もこれに応じた。水銀旅団の兵士はもちろん、ピンクパジャマ中隊も突撃するのである。それを聞いた彼女たちは準備にとりかかった。そのなかで一人のパジャマ中隊兵士が、あるメイドの名前をつぶやいていた。
「ネリー・・・・・・」
「ところでもう一つの方はどうなっている」
リーラは訊いた。
「今連絡がきました。ええと・・・・兵器の効果は抜群だそうです。しかし何人か逃がしてしまったと」
「そうか、まあじきに全員捕まるだろう。作戦を続けろと伝えろ」
「了解」
「問題は水銀旅団の方だ。・・・・・・前線に警報を出してくれ」
リーラは別のメイドに指示した。
「は?」
警報を発令するのは、敵が全面攻撃する恐れありということである。
「あらゆる可能性を考慮する。井戸の破壊で、手が抜けなくなった」
リーラは忌々しげに、そう告げた。
和樹は別の方を見た。別の一団とメイドたちの戦闘が行われていた。和樹はそれを見て、
「やっぱり和美たちか・・・・。しかしあの兵器はすごいな、敵をメイドにしてしまうなんて」
その秘密兵器について、リーラはこう語っていた。
その秘密兵器は毒ガスらしい。なんでも和樹たちがここに来る前にこの島を中心に謎の病が流行りだした。その病とは、対象をメイドにしてしまう病気だった。これはメイドウイルスによる感染が原因で、メイドが普段するような家事や訓練などの症状が起こるらしい。この症状は人によってさまざまで数時間から一日、長くても数日で直る場合がほとんであるが。まれに一週間から数週間、下手をすれば一ヶ月以上かかる人もいたという。なお、これはメイドには効かないらしい。メイドたちは、これを兵器として応用し、ほかの組織への対抗手段として用いるようにした。今回がこの兵器のデビュー戦だった。
効果は抜群だった。すでに半分以上がメイドとなり、捕らえられていた。だが、そなかに和美や沙弓はいなかった。難を逃れたのだろう。この作戦には花月姉妹が参加していた。
「さてと、そろそろ始めますか」
和樹はそういうと、魔法の詠唱を始めた。両手に魔力を集中させる。
詠唱が終わり、和樹は両手を空にかざした。
「イビルゲートーーーーー!!!!!」
空がよりいっそう暗くなった。空間に歪みが生じはじめ、やがて島全体を越える大きさのゲートができた。
「なんだ、あれは!」
水銀旅団兵たちが叫ぶ。それを見た玖里子は
「あれは・・・・和樹の魔法」
「先輩の魔法ですか!?」
「なんなんでしょうか、あれ」
「さあ・・・・・・」
和美たちや、彼女たちと戦って下花月姉妹らメイドたちもそれを見ていた。
「なにあれ!?」
「もしかして和樹君の魔法じゃないの?」
このゲートを見たリーラは、
「ここを頼む」
「どちらへ!?」
「あれは式森様の魔法だ!式森様を探してくる」
「リーラ大尉!」
リーラは無視して、司令室を出た。
リーラは和樹を探した。そして
「式森様!」
呼ばれた和樹は振り返った。
「リーラか」
「はあ・・・・・はあ・・・・・」
「大丈夫か?」
「私は大丈夫です。それよりもあれは」
「あれは俺が魔法で出したんだ」
「それはわかってます。でもなんで今あれを?」
「あれは、イビルゲート。本来は攻撃用の魔法なんだが、力を極限まで抑えれば、普通のゲートとしても使えるんだ。普通のゲートでもよかったんだけど、イビルゲートの方が普通のよりも大きいし、今はシェイドの刻だからな、闇の力が強くなる。だからこれを使ったんだ」
「なにをなさる気なんですか?」
「見てればわかるよ」
和樹は再びゲートの方を向いた。やがて城にいる和樹とリーラ、老人と司令室にいるわずかのメイド以外の人たちは、ゲートに吸い込まれ始めた。
あちこちで叫び声が起こっている。次々とゲートに吸い込まれていく中、和樹はリーラに訊いた。
「あれがピンクパジャマ中隊?」
「は、はい。そうですけどなにか?」
「いや・・・・・最近なつかしい人をよく見るなって思ってさ」
和樹は、ゲートに吸い込まれていく何人かのピンクパジャマ中隊兵を見ながらそう言った。すべての人を吸い込むと、ゲートはだんだん小さくなり、消えた。
「あの、式森様?」 「ん、なに?」
「ゲートはどこに・・・・その、いったんですか?」
「ここに現れる」
「ここですか!?」
「ああ」
和樹がそう言うと、城の上空にゲートが再び現れた。しかし、今度は一つではなく、三つ現れた。そして、ゲートの中からそれぞれメイドたち第五中隊、夕菜たち水銀旅団、和美たちSKFの面々が空から落ちてきた。
和樹は皆に飛行魔法をかける。全員無事だった。
「ここは?」
玖里子が訊いた。
「どこかで見たような・・・・・・あ!玖里子さん、あれ見てください。メイドです!」
「やーーーーーーーっとあんたたちに鉄槌をくらわせる時がきたわね」
メイドたちは何も言わず、彼女たちを睨む。
「私たちもいること忘れないでよね!」
振り向くと、和美たちSKFの面々が、これまた睨んでいた。
それぞれ一歩も動かない、そして一斉に攻撃にうつろうとしたその時、
「まて!!」
突然の声に全員、攻撃を止めた。声のする方を振り向く。するとそこには、和樹とリーラ、そして城の主人である老人が、いつのまにかそこにいた。
「なによあんたは!」
和美が訊いた。
「わしはこの城の主人、そしてメイドたちの主人でもある」
「あんたね、和樹君をあんなやつらのご主人様にさせようとしたのは!和樹君は私たち(私)のものよ。勝手なことはさせないわ!」
「なに言ってんのよ、和樹は私たちのものよ」
「我々のご主人様だ!」
再び武器を取り、争おうとする。
「やめろ!武器を収めたまえ」
彼女たちは老人の方を見ない。
「遅いわ。こいつらは全て罪人よ」
玖里子がそう言った。
「いや、このままではむやみに被害が大きくなるばかりだ。もう十分戦ったはず」
「私たちは戦い続けるわ。こいつらを滅ぼすまで」
他の組織からもそうだそうだと声があがる。
「一つ提案をさせてくれ。君たちにも勝利の可能性は十分にある」
老人の口調が熱を帯びた。玖里子は銃口をやや下にした。
「なによ」
「この紛争はいわば式森君を巡る、名誉をかけた戦い。ならば最終的な解決は、決闘しかない」
「決闘って言ったってどうやってやるのよ。勢力が三つもあるのに」
「君たち個人で式森君を賭けた決闘をすればよい」
「・・・・・と言うと?」
「トーナメントだ」
「トーナメント?」
全員の声がかぶった。
「そうだ。君たち一人一人が式森君を賭けて争うトーナメントだ。それに優勝した者が所属している所が、彼をものにできるというわけだ。つまり、メイドが勝てば式森君は彼女たちの次期主人に、SKFの者が勝てばSKFのもの、水銀旅団が勝てば水銀旅団のものだ。加えて、優勝した者には願いが一つ叶えることができる。ただし、結婚は駄目だ」
その言葉に、彼女たちは相談しだした。やがて答えは一つにまとまった。答えはもちろん参加するだった。
「しかし今のままでは数が多すぎる。それぞれ代表選手を選出しなさい。代表は全部で三十二人。第五中隊と水銀旅団が十一人、SKFが十人だ」
それを聞いた彼女たちの間で、壮絶な代表争いが行われた。唯一SKFだけは、半分以上がメイド病にかかってしまったため、残りのメンバーで出ることになった。
こうして選ばれた代表選手は
第五メイド中隊
リーラ・シャルンホスト、セレン、エーファ、ネリー、花月椎奈、花月香奈、ロヴェルティーネ、ゲルダ、ゲンドゥラ、エルゼ、エルミーラ
水銀旅団
宮間夕菜、風椿玖里子、神城凜、アリシア、草薙詩賦、如月神奈、、ミリアリア・ハウ、ステラ・ルーシェ、フレイ・アルスター、ルナマリア・ホーク、メイリン・ホーク
SKF
松田和美、杜崎沙弓、成尾来花、飯尾美空、久藤摩琴、諏訪園ケイ、高崎涼、千野矢夜、中田一子、春永那穂
以上三十二人。
「よし、これで代表選手が決まったな、組み合わせは明日発表する、開催は明後日だ」
「ちょっとまってください」
凜が言った。
「誓約日はどうなるんです、明日の夕刻でしょう?」
「え!?そうなのか!?」
「そうだが。リーラから訊いていなかったのか?」
「初耳だぞ」
「申し訳ありません。言おうと思い、式森様の部屋に、もう戻っているとおもいましたので・・・・・」
「そうか・・・・」
「この島では誓約はできんよ」
「どうしてですか」
凜が訊いた。
「君たちがど派手にやってくれたからな、ここはもう死の島といっていいくらいだよ」
それを訊いた凜は小さくなった。
「まあ、とにかく今夜はゆっくりと疲れを取りなさい。さっきも言ったが、組み合わせは明日に発表する」
そして翌日。
「諸君、組み合わせが決まった」
老人と和樹は組み合わせ表をみんなに見せた。
あとがき。
どうもみなさん、イジー・ローズです。
第4話が出来ました。次回は組み合わせの発表です。あと、メイドの代表選手に関してなんですが、何人か変えるかもしれません。それではまた次の話で。
レスです。
ゴマシオナイト様>
ありがとうございます。
33様>
まだまだ未熟だということですよ。
ピンク中隊が和樹に許されてメイドに復帰すると面白いと思える>
これ、どうしようか今考えています。
D,様>
ディステルは出てきません。続編を書くなら出てくるかもしれません。
紫苑様>
残りのキャラはピンクパジャマ兵として使わせてもらったんですがどうでしょう?
ジャッカー様>
いろいろ細工は仕込んでも、自分自身、それをまだうまく使えていないなと思っています。
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