「ひーーー、すんません美神さん、ゆるしてーーー!!」
それはいつもと変わらぬ光景だった
〜 GSバンダナ 極楽大作戦 〜
「ううっ、俺のバカー。せっかく霊力使えるようになったのにー、なんにもかわっとらんやんかー」
いい感じに散らかった男所帯のアパート。
横島忠夫は万年床の煎餅布団であぐらをかき、失敗作の文殊を眺め悲しんでいた。
「もっと、こう『ピンチの美神令子、それを颯爽と助ける横島・・・・ 「ありがとう横島君、時給1000円にアップ、いえ、身体で・・・(ポッ)」』とか思ってたのにーー!!」
・・・・・・・・相・・・・・・・・変わらず・・・・・だな・・・・・・・・・・・・・・・そなたは・・・・・・・・・
「文殊なんて・・・まともに出来んのちょっとやんか・・・・・・」
・・・・・・・・・・・・その力・・・・・・・・・・・・・・・・いまだ理解せず・・・・・・・・・・・・か・・・・・
「ちくしょう、ちくしょう」
・・・・情けない・・・・・・・・・・・・参世界・・・・・・・・・を制圧すら・・・・・・・・・・・・・・・・・・
よみがえる記憶、これっぽっちも自分を信用できない男が思い返したあの日とあの存在
「バンダナーーー!!助けてーーーーー!!!」
「案ずるな。そなたを守り敵に打ち勝つ力を与えよう。此度は小竜姫の命ではなく、な。」
喩え失敗、とはいえ文殊という純粋霊力の塊。それに導かれるようにしてあの存在は再び目を覚ました。
「バッ・・・バ・・・バ・・・・・・・バンダナがっ・・・・・・」
・・・・さて、煩悩の収集だな・・・ふむ・・・なかなか便利な能力に目覚めたようだ・・・・
「バンダナーーーーーーーー!!!!!」
歓喜の雄叫びを上げる横島をかわし、その存在は提案した。
「おぬし、女を抱いてみるか?」
横島を変えるために
あとがき
某掲示板で書いたものです
どんな反応されるんだろうと思って投稿させていただきます
その、何と言いますか・・・・ごめんなさい
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