どうも、孫悟空です。その真の姿は斉天大聖老師!しかし今は上層部よりの特命を受け、横島と共に行動しております。そんなこんなで、始まりました!
横島君への思いは私が一番! 輝け!第298回 大告白大会ぃ〜!!
初めてなのに既に298回を数えてしまっているこの大告白大会。ここで言う告白とは愛の告白ではなく、とある特殊な物を使用して本人の隠された本心を聞いてみようと言う企画です。尚、いくら神様だからと言って、他人の心の奥底を覗き見するような真似をして、倫理的道徳的人道的に問題は無いのか!と言う意見はもれなく却下しますので、そこんとこ夜露死苦!
それでは、出場者の紹介の前に今回の強力な協力者の紹介から。まず、今回の企画の中心人物と言っても過言ではない!この人がいなくては、この企画は存在しなかったとも言えるべき人、菅原道真公〜!!
「いや〜、今回の企画を聞いてすぐさま、OKしてしまいました。どんな本音トークが聞けるか、楽しみですね。」
以上、協力者の紹介でした。尚、道真公にはこの後も解説などもお願いしております。それでは、出場者控え室である各個室をのぞいてみましょう。ちなみに今回お呼びした人たちには、今回の企画の趣旨は全く教えていません。ま、当然ですわな。それじゃ、一人目〜。
凛とした姿、武神としての自分を持ちながらも決して、女を捨てたわけじゃない!本人曰く、「周りが大きすぎるんです!」の言葉に頷く方もいらっしゃる事かと思います!妙神山の管理人、小竜姫〜!!!
「竜王神からの呼び出しとは、一体何なのでしょうか……。」
この後、どんな本音が聞けるんでしょう、道真公。
「彼女の一途な思いの内を聞けるといいですね。」
そうですね〜。それでは二人目、数々の男を知っているであろう前世を受け継いだ大妖。その大妖が最後に行き着いた男が横島忠夫!今はまだ、記憶の中に封じられし力を発揮した時、どんな修羅場が待っているのか!傾国の美女(今は美少女)タマモ〜!!!
「私の記憶に関して、解った事って何だろう。」
前回と違い、彼女はいきなり横島になついていますね。その辺はどうでしょう。
「彼女の記憶が完全に蘇ったとき、周りの女性にとっては最大の敵となる事間違いなしですね。」
確かに、前回の記憶は非常に周りの女性にとっては脅威でしょう。それでは三人目。記憶を取り戻した稀代の錬金術師の手によって生まれ変わった新たな体。その体は一般成人女性と寸分変わらぬとの事!そんなレディにしてくれてありがとうカオス!ある意味永遠の若さを手に入れしレディ、マリア〜!!!
「メンテナンスと・聞いたの・ですが……。」
カオスは非協力的だったので、ただ今私どものそばで簀巻き状態でお休み中です。
「素直に協力しておけば、こんな目に会わずに済んで物を……。」
全くですね、道真公。それでは四人目。前世の電波をビビッと受けて、やってきましたスレンダー美人。様々な努力も実ることなくここまで来ました。それでも、元気に電波受信!蛍〜!!!
「横島に関する情報……これで優位に立ってやるわ!前世で愛し愛され、そして別れていった悲恋を現世では……」
まだなにやらブツブツ言っていますが、流石に見た感じやばそうなので、この辺で。
「……前世は私も話には聞いていますが、何故こんな風になってしまったのでしょうか……。」
それは、宇宙意思(と書いて作者と読む)にもわからない!それでは五人目。前世では最初は敵同士。後に若返った姿での再開。「俺がお前の居場所になる!」の名言は今の横島には死んでも言えないでしょう。そして現世では唯一横島の事情を知る女!竜神の転生人、蛇神竜子〜!!!
「ちっ…依頼人はまだかい……。」
唯一横島の女性恐怖症を知っている女性の奥底は如何なものでしょう。
「……と言いますか、この企画の終わった時、蛇神さんにはなって言うつもりですか?」
そんな事は最高指導者が考えているでしょう、気にしない気にしない。それでは六人目。古くは狼王フェンリルの血を受け継ぎし狼の末裔。そのしなやかな野生の体にどんな魅力が包まれているのでしょう。体は大人、頭は子供!犬塚シロ〜!!!
「本日は、斉天大聖老師が直々に稽古をつけてくれるとか……楽しみでござる。」
横島に対しての恋愛感情が存在するのか、そこら辺から見てみたい女性です。
「まったくですね。彼女は前世こそ、かなり過激なアプローチが多々見られたのですが、今は一番横島との接した時間の短い存在。一体何を考えているのでしょう。」
残りは二人です。それでは七人目。大和撫子の名を欲しいままにした黒髪の少女。現世でも十分その素質アリ。しかし前世と同じく黒いモノも受継いじゃった様子。鬼人の大和撫子、氷室キヌ〜!!!
「美神さん……待ち合わせの時間、そろそろなのになぁ……」
こうして見ている分には黒髪の綺麗な立派な大和撫子なんですけどねぇ……
「そうですねぇ……うっかり見てしまった、彼女の裏の顔は今でも忘れる事が出来ませんよ。」
私もです。それでは気を取り直して、ラスト、八人目。名は体を表すとの言葉の通り、その体はまさに美の女神。しかしその前世はそのメリットを覆い隠しても飽き足らないほどの守銭奴!今でこそ、普通の人格を持つ事に成功しているが、前世が前世。何時どうなるやも知れない、おる意味薄幸の美女!美神令子〜!!!
「おキヌちゃんは、何処で待ってるんだろう?私、場所言い間違えたかしら?」
現世においてこの方が女性の中で一番の変身を遂げていますね。
「そうですね。人を人をとも思わないあの言動は今尚、神界魔界では語り草ですよ。」
そんな美女美少女、計八人による………何?まだ足りない?九能市なんかはどうした?あの辺の人たちは、基本的に一発キャラ扱いだから……宇宙意思が設定細かく考えてないのよ。それでなくても、ここにいるキャラの中にも見切り発車状態の人も何人かいるらしいし………それでは続きを。さぁ道真公、スイッチお願いします!
「ポチッとな。」
さぁ、道真公のスイッチと共に、道真公お手製の『文珠』の『催』『眠』が発動〜!あっという間に全員催眠状態。今ならどんな事でも答えてくれそう!それでは………何?一旦区切る?これからでしょう、楽しいのは!………何?それぞれのアフターケアを指導者が考えていない?そんな事知ったこっちゃ………人界降臨許可を?打ち切る?
惜しいところで時間が来てしまったようです!この続きはCMの後で!それではチャンネルはそのままで!!
続いちゃった……。
後書き
本編のネタが固まらぬ状態でテレビを見ていた、某芸能界ブッチャケ番組。その時受信した電波です。なんか知りませんが続いちゃいました。
それではご意見ご感想お待ちしております。
ってまだ何にも始まってないけど……それでもお待ちしておりますぅ!
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