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!警告!インモラル有り
「三題話宿題SS「空」「黄色」「ハンカチ」第3話(GS+色々)」ひでよし (2004.10.01 23:13/2004.10.01 23:23)
はじめに。

インモラル指定が入れてありますが、コレは「もしかして要る?」程度でしかありません。

つまり、入れなくてもOKだったかも。 って事です。

また、今回は各種設定が盛り込んでありますが、全ては作者の電波ですので、生暖かく見守って頂ければ幸いです。

なにはともあれ、第3話始めます。






















「大丈夫??」

 ハンカチで私の頬を拭きながら、隊長さんが聞いてきました。

「ひぐっ・・・・・んっ・・・・・・」

 駄目だ・・・まだきちんと喋れない。

「ごめんなさいね。 私がココに呼び出したりなんかしたから・・・とにかく、こっちに
 私の部屋があるからいらっしゃい」

 隊長さんは私の肩を抱き、執務室へと連れていってくれました。

「これで気分をなおして♪♪」

 そう言うと、翡翠色のビー球のような物を床に転がします。
 あれは・・・『爽』の文珠・・・
 ぱぁぁっと、心地よい感覚が室内に充満します。

 あ・・・横島さんの匂い(霊気)を感じる・・・暖かくてキモチイイ・・・

 それもそのはず。 この世界(人間界)で文珠を作れるのは彼だけなのですから。

「それで、用事の前に聞きたいんだけど・・・西条君は貴女にどんな仕打ちをしたの??」

 文珠のおかげで気分も良くなり、落ち着いた私に隊長さんが聞いてきました。

「私の身体を・・・舐め・・・るように・・・何度も・・・何度も・・・見て、手を・・・
 いきなり・・・・・・握って・・・顔を・・・近づけて・・・きた・・・です・・・
 無理・・・矢理・・・」

「まさか・・・・」

「それで・・・どっか・・・で・・・話を・・・しようって・・・うぅっ・・・」

「もういいわ。 御免なさいね、嫌な事思い出させちゃって・・・もう大丈夫だから、落ち
 着きなさい。」

 こくん

 私の背中を撫ぜながら謝る隊長さんに頷くと、

「私が無理言って来てもらったばかりに、こんな目に会わせちゃって・・・本当に御免な
 さいね・・・あ、ちょっと待ってて。 コーヒー入れてくるから」

 そう言うと隊長さんは部屋を出て行きました。

「・・・そう。 被害者の証言がとれたわ。 ・・・じゃ、お願い・・・えぇ、それで
 いいわ・・・」

 廊下から声が聞こえます。 私に気を使ってくれたのでしょうか・・・でも、ほとんど
 丸聞こえなんですけど・・・(汗

「じゃあお願いね」

 あ、話が終わったみたい。

 がちゃっ

「おまたせぇ〜。」

 隊長さんが戻ってきました。 今まで目の前の廊下から話し声が聞こえてたのに、
 何時の間に淹れたのか、コーヒーを両手に一つずつ持っています。(どうやってドア
 開けたんだろう・・・(大汗))

「安心して。 西条君は今、特設の個室(地下牢)に監禁してあるからもう来ないわよ。
 で、このままモロッコ支部設立の為に移動してもらう事が決まったから、貴女と顔を
 合わせることも無いから安心して。ね♪♪」

 私にコーヒーを手渡しながら教えてくれました。

 モロッコですか・・・もしかして手術してしまう気じゃ・・・(汗

「大丈夫! 10年は帰りたくても帰れなくしておいてアゲルわ」

 (大汗)

「で、今日来て貰った理由なんだけど・・・」

「はい・・・」

 本題に入るみたい。

「横島君とは、もう寝たの??」

 ずるっ 

 かぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁっ (真っ赤)

 隊長さん・・・イキナリ直球ど真中で質問しないで下さい!! 
 椅子から滑り落ちそうになりながら全身が熱く真っ赤に染まってしまいました。

「くすくす・・・・・・その顔の様子だと、まだみたいね」

「い・・・いきなり何を・・・」

「イイじゃないの♪♪ 私と貴女の仲なんだから♪♪」

「だって、隊長さんには「美・智・恵・マ・マ!」子さんや・・・」

「いい? 私と貴女2人だけの時は『美・智・恵・マ・マ』って呼ぶ約束よ♪」

「ソレは、隊長が「美〜智〜恵〜マ〜マ!」・・・・はい。 美智恵ママ(照)」

「うん♪♪ よろしい♪♪ いい子いい子〜♪♪ もう、ママ嬉しくて『ぎゅ〜』って
 しちゃう♪♪」

 そう言って私の頭を抱きしめる美智恵ママ。
 ううっ・・・勝てない・・・この人には絶対に勝てない・・・

「さて。 ソレはともかく、今日もココに来る前に我慢できなくて学校でシちゃったん
 でしょ♪(にやりっ)」

「どっどどっど・・・・」(真っ赤)

「『どうしてその事を?』って言いたいの?」

 こくこく

 あまりの事に声が出ない私は頷きました。

「それはね♪♪ カマかけて見ただけっ♪♪ なのに本当にシちゃったんだ。 も〜真
 っ赤になっちゃってカワイ〜♪♪」

「うっ・・・」

 うぅっ。自爆しちゃったんだ・・・私・・・やっぱりこの人には勝てないよぉ〜・・・(泣)

「なんてね♪♪ 実は『視』の文珠で見てたのよ♪ 放課後の貴女を。 体育倉庫なんて
 マニアックな場所であんなハードオナニー見せられるとは思っても見なかったわ〜♪ 
 若いって良いわねぇ」

 火が付きそうな程熱く染まった顔を下に向け、恥ずかしさを堪えている私に追い討ち
 をかけてきます・・・

 この人絶対に喜んでるぅ〜!! 
 あんなシーン見たのを喜んでるぅ〜〜!!

「で、物は相談だけど・・・」

 急に真面目な顔で迫ってくる美智恵ママ。

「貴女、この文珠欲しくない??」

 そう言って私に全部で30個近くの文珠が入った袋を見せます。

 どうしてこんなに・・・

「どうして? って思ってるでしょ」

 こくこく

「ひのめの発火能力の暴走対策用って事で、横島君に『私の使用済み下着上下セット』
 を貸して、一昨日ホテルに一晩缶詰してもらって作らせたの。 もちろん、下着は
 昨日返してもらって処分したんだけどね。 でも、汚れてなかったわ。(笑)」

 人妻の使用済み下着って・・・横島さん・・・貴方って人は其処まで・・・(汗

「もしかして・・・さっきの・・・」

「えぇ。 令子にバレたみたいね」

(大汗)

「じゃ、もしかして・・・」

「自分のじゃ無かったのに妬いたんでしょ。 でも大丈夫!『ひのめの為』って理由だ
 から、今頃は自棄酒でも煽ってるんじゃない?(笑)」

「は・・・ははは・・・(空笑い)」

「で、本題に戻るけど・・・どう? 欲しい??」

「はい! 是非!!」

「何に使うのかなぁ〜・・・??(邪笑)」

「えっ!?・・・(真っ赤)」

「いいわよ。 その為にココまでの数作らせたんだもん」

「だって、ひのめちゃんの・・・」

「そんなの普段は『封火』のお札で作ったお守り持たせてるし、家にも保育所にも『封火』
 のお札で結界作ってあるから、はっきり言って2〜3個あれば充分なのよ。 だから、
 残りは貴女が使っちゃいなさい♪ 無くなったら『また』作ってもらえばOKだし、多
 少反則技だけどソレでも使わない限り、貴女が彼に抱いてもらえる可能性はゼロよ。 だ
 から、使っちゃいなさい。 で、悔いの残らない青春を謳歌しなさいな。 もっとも、
 貴女の母親代わりの立場で、更に同じ人に惹かれてる娘を持つ立場としては、娘の純潔
 が無くなる事と、貞操感から複雑な気持ちなんだけどね」

「あ・・・有難う・・・ママ・・・」

 小さい頃に死んだママの代わりに、ココまで私を想ってくれる美智恵ママに感謝しなが
 ら文珠を受け取ります。

「あ、そうそう忘れるところだったわ。 はい、コレもね。 そろそろ無くなる頃でしょ」

 そう言って丸薬の入った小さな薬瓶をくれました。

 これは、魔鈴さん特製の「霊波変調丸」です。 私が変装して学校に行っている為、知
 り合いに霊波の波長でバレる事の無いようにと、六道理事長と美智恵ママが稀代の魔女
 である魔鈴さんに、『特別にお願いして』作ってもらった物です。 ただ、魔女の薬なの
 で多少副作用があるのですが、ソレは秘密にしておきます。(真赤)


−−−−−−−−−−−−作者による解説!−−−−−−−−−−−−

 霊波変調丸(れいはへんちょうがん)とは、丸薬を一日3回、一回1丸を食後に服用す
 ることにより、魂から発生する霊気に干渉し、波長を変える事ができます。 ただし、
 作成するために魔女の霊力を使用した呪文を使うため、副作用で呪いがかかります。ま
 ず、性格が変わってしまう(大雑把→几帳面 つっけんどん→柔和 等々)人によって
 は暴力的になる呪いだったり、怠惰になる呪いだったり、令子以上の強欲になる呪いだ
 ったりします。 彼女(まだ誰かバレてないつもり)の場合は『1人になると自慰を我
 慢できなくなる程の淫乱になり、異性が近づくと無意識の内に、霊的フェロモンを発生
 する』呪いになります。(『超』御都合主義ですが『全ては電波です』のでお許し下さい。)

「なんでそんな設定にするんですかぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!」

「げっ! 何でココに居るのが分かったんだ!?」

「通りすがりの『さっちゃん&きーやん』って親切な漫才師コンビが教えてくれま
 した!!」

「あの2人かよ!」

「だからさっき、西条さんが暴走したんですね・・・(怒)」

「いや、だって西条嫌いだし。(キッパリ)でも、一応国際公務員だから手加減したんだよ。 
 コレでも・・・(汗」

「で、覚悟はできてるんでしょうね・・・」

「え”!? なっ・・・なんの事かな??♪〜( ̄ε ̄;) 」

「そろそろ覚悟はできましたね?」

「ちょ・・・ちょっと待った! 俺をどうする気だ! ってか、その鞄からはみ出てる
 グリップは何!?」

「フフフ・・・コレですか?? コレはですねぇ・・・(にやり)」

「いっ言わなくて結構です!」

「いいえ、聞いておいてください。 コレは貴方を宇宙(そら)へと連れてってくれる
 便利な道具ですよ♪♪」

「で、お名前は・・・」

「『おはようマイ・ファザー金星君ぐれぇと100tバージョン』さんです♪♪」

「ただの『巨大なモーニングスター』やんかぁ〜〜〜!!」

「さ、いきますよぉ〜」

「嫌じゃぁぁぁぁぁぁ(脱兎)」

「私のこの手が真っ赤に染まる! お前を飛ばせと轟き叫ぶ! 脳漿蹴散らせ! 
 秘打!!『葬むらん!』」

 ずごしゅっ!!・・・・・・・ぽて(崩れ落ちる作者の胴体)

「あら? ヘボ作者の頭部だけがありませんわ・・・ま、いっか。 さて、コレをお読み
 の貴方・・・(作者の遺体を指差し)コレみたいになりたくなかったら、今の解説は忘れ
 なさいね♪♪ 命令ですよ♪(にっこり)」



−−−−−−−−−−−−本編へと戻る−−−−−−−−−−−−



「・・・で、もう話進めていいかしら?」

 冷めたコーヒーを片手に持った美智恵ママが尋ねてきました。

「あ・・・ご免なさい!」

「あ、それとソレ・・・とりあえずしまって置いて。 一応、ココは警察だからそんな
 物持ってるとフォローも出来ないわ」

「今、片付けます!」

 いつの間にやら握っていた『鉄球付の棒』を、鞄の中に仕舞います。 何故か赤い液体
 が滴りおちていますが、気にしないでおきましょう。(作者談:無茶苦茶気にしてくださ
 い。(血涙))

「こんな事貴女に聞くのも今更なんだけど、いい?」

 真剣な顔をした美智恵ママが聞いてきました。

「なに? 美智恵ママ」

「貴女の場合『変』『身』で性転換と変身して『固』『定』で変装を固定してる訳だけど、
 体調とかは大丈夫? 最近の貴女を見てると、物事の考え方が『完全な女性化』してる
 みたいなんだけど・・・まぁ母親としては『野菜の世界』なんかに籍を入れるような息
 子は要らないから、今の貴女の横島君への想いは応援するけど、自分としてはどう思う?
 弓さん処の娘さんとイイ仲だったとも聞いてるんだけど・・・両刀になっちゃったの?」

「そ・・・それは・・・」

「うんうん、それは?」

「正直言って、最近この身体の性感に目覚めちゃって・・・だって、男の身体よりも気持
 ちイイのが続くし、やっぱり横島さんが好きなこの気持ちを押さえられないの。 彼に
 抱いてもらえるなら、男の身体に戻れなくなっても構わない! たとえソレで、かおり
 に嫌われても仕方が無いわ。 だって本当の自分の気持ちを知っちゃったから・・・」 

「そう・・・其処まで決心してるなら、私はこれ以上何も言わないわ。 でも、一つだけ
 約束して頂戴。 貴女は私にとって、掛け替えの無い『息子』であり、『娘』でもあるの
 だから、私に何も言わずに突然居なくなるのだけはやめて。 たとえ修行でも、何処か
 に行く時は必ず報告しなさい」

「心配かけてご免なさい、美智恵ママ。 でも、もし私があの人に抱いてもらえたとした
 ら、かおりや他の娘達に対して、どう謝ったらいいか・・・だから、その時は皆の前か
 ら「そんな馬鹿な真似は許しません!」」

「ママ・・・」

「そんな事をして誰が喜ぶと思ってるの! 悲しい事言わないでよ。 私が何で貴女の
 母親になったと思うの? 貴女を守る為、貴女を導く為じゃないの・・・お願いだか
 ら、そんな悲しいこと言わないでちょうだい。お願いだから・・・」

 そう言って美智江ママは泣き出してしまいました。
 私も涙で前が見えません。 まさかここまで私を実の子の様に思ってくれてたなんて・・・

「ふぇ〜〜〜〜・・・ご免なさい。 ご免なさいママぁ〜・・・(大泣)」

 私は美知恵ママに抱きつき、思いっきり泣きながら謝りました。

「この馬鹿娘・・・」

 そう言いながら優しく背中を撫ぜてくれます。 今、本当の親子になれたような気がし
 ました。




――――――――――――ちなみにその頃の西条は――――――――――――




 Gメン所長室に居た。 彼の前には一枚の辞令書が手渡された所である。

「なんで僕がモロッコなんかに行かないといけないんですか!」

「そりゃぁ君の腕を見込んでの事だよ」

「しかも、なんですか! この『スタッフは現地で調達する事』ってのは!!」

「そりゃ我々Gメンも人手不足でとてもじゃないが、これ以上の人員を割くことが出来な
 いからで、現地で腕の良いGSを雇えばOKじゃないか。 其処は君の手腕の見せ所だ
 よ。 何にしても君には早速、今日の便でモロッコに飛んでもらって、明日からは夢に
 まで見たであろう『所長』に昇進だ。 これからも全世界の人々の平和と安全の為に頑
 張ってくれたまえ」

「こ・・・こんなはずじゃ・・・」

「まぁ、何にしてもフライトまで残り3時間。 今日はもういいから、帰って早く準備し
 たまえ。 今日は早退した(嘘)美智恵君からの伝言もあるぞ。 『起動に乗るまで逃
 げ帰る等の後ろ向きな事は考えない様に。 師匠として、貴方の実力を信じています』 
 だ、そうだ」

「そんな・・・僕は見捨てられたのか・・・」

「『獅子は実の子を千尋の谷へ落として鍛える』と言うじゃないか。 これも師の愛かと思
 うが? それよりも早く準備をしないと間に合わなくなるぞ」

「ど・・・どちくしょぉ〜〜〜〜〜!!」


 所長室から走り去る暴行未遂男こと西条。彼には日本事務所での居場所はもう無い。




――――――――――――美智恵執務室――――――――――――




「ど・・・どちくしょ〜〜〜〜〜!!」

 あっ・・・西条さんの声と足音が聞こえてきました。

「まだ話が終わってなかったのね・・・」

 全て貴女の企みですかっ??
 やはり美神の女は敵にしてはイケナイみたいです。

「さて。そろそろ時間も遅くなったし帰りましょうか。 あ、送ってくから一緒に帰りま
 しょ♪ ひのめも会いたがるでしょうし」

「ありがとう・・・ママ」

「じゃ、行きましょう」

 帰り支度の済んだ美智恵ママと一緒に、ひのめちゃんのお迎えです。

「「こんにちは〜」」

「あ、美神さん。 ひのめちゃん待ち疲れちゃったみたいで・・・」

 保母さんの指差す方を見ると、ベビーベットでタオルケットに包まれ、ひのめちゃんが
 無邪気な顔で寝ています。

「あらあら・・・」

 美智恵ママは穏やかな優しい笑顔で、そっと抱き上げ、

「お世話になりました。明日はお休みしますので、また明後日よろしくお願い致します」

 と保母さんに挨拶して保育室を出ました。 保育室を出ると、

「じゃぁ結界の確認してくるから、ひのめをよろしくね♪」

 と、私に抱かせて結界を作っているお札の確認に行ってしまいました。

 私は車の助手席で、ひのめちゃんと一緒に5分程待ったでしょうか。

「お待たせぇ〜。 じゃ、行きましょ♪」

 結界の確認を終えて戻ってきた美智恵ママが、車を走らせ始めました。 

「だぁぅ・・・ねぇね??」

 あ、ひのめちゃんが目を覚ましました。 抱いたままの私に向けて、

(作者からのお願い:赤ちゃんを抱いたまま車に乗る行為は、やむをえない場合を除いて、道
 路交通法違反(減点1)であるとともに、赤ちゃんにとっては大変危険です。 チャイルド
 シートを必ず御使用ください。)

 無邪気な顔で微笑んでくれてます。 しかも、「ねぇね」だなんて・・・嬉しいです。(照)

「ふふふ・・・ひのめにとっても、貴女は既に『お姉ちゃん』なのね。 で、どうする? 
 一緒に夕食食べてく?『お姉ちゃん』♪」

 あぅ・・・そんな誘い方ズルイです。 断る事もできないじゃないですか。 でも、私
 もそんなにお金持ってませんし・・・この際ご馳走になっておきましょう。

「はい。 でも、私お金が・・・」

「貴女は私の娘なのよ? お金なんて親が出すに決まってるじゃない」

「ママ・・・」

「それじゃ、今日は可愛い娘達の為に奮発してご馳走作ることにしたから、このまま買出し
 行くわよぉ〜。 何かコレだけは駄目とか、絶対欲しいってのある??」

「駄目なのは無いけど・・・」

「けど、何?」

「明日のお昼用の果物買いたいです」

「それで『また』スルの?」

 ずるっ(シートを滑り落ちた)

「ふぇっ・・・うぅ・・・うぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇん」

 あうっ抱いたままにしていたひのめちゃんが、急に動いたせいで泣き出しちゃいました。

「ひのめちゃ〜ん、もう怖くないからねぇ〜・・・いい子だから泣いたらだめですよぉ〜」

 何とか泣き止んでもらおうと、必死になってる私をクスクス笑って、美智恵ママが横目
 でこちらの様子を窺ってます。(危ないので前に集中して運転してください。(切願))

 その後、美智恵ママと一緒に買い物をして、一緒にご飯の準備をし、ご馳走になってか
 ら帰りました。 ちなみに、メニューは『特製肉じゃが』を始めとする『お袋の味三昧』
 でした。 今度、煮物のコツ教えてもらいに行きましょう。 本当に美味しかったです。 
 果物(バナナ他)を買ったかどうかは、皆さんのご想像にお任せします。(赤)


――――――――――――5日後(水曜日)夕方――――――――――――




は、待て次回!!





あとがき。

ココまで読んでいただきまして誠に有難うございます。(多謝)

遂に発表!彼女の名前は、「宮城 雪乃」ちゃんです。

もうお解りですね? そう。 『女性化ユッキー』です。

ココで質問コーナー!!(どんどんどんどん♪♪ ぱふっぱふっ♪♪)


Q1.なんで女性化ユッキー?それと、苗字が何故「宮城」なの?

  A.以前、はっかい。様のHPでトップ絵を飾っていた(キリリク絵)彼女を見て、見事に電波受信しました。 
   あの、「恥らいつつ拳をギュッって握ってる彼女」に萌え尽きましたです。 はい。
   苗字の理由は、「伊達」→「正宗」→「青葉城」→「仙台」→「宮城」県

   ってな感じです。


Q2.美智恵をママと呼ぶようになった「そもそもの原因」は?
   
  A.アシュとの大戦後、『色々あったから』とだけにさせて下さい。
   もし気が向いたら書くかもしれませんが、現在は未定です。


Q3.他に正体を知っているのは?

  A.唐巣神父・六道理事長『のみ』です。


Q4.魔装術は使えるの?

  A.霊波変調丸の副作用で使えません。


Q5.西条とは面識あるだろうが!

  A.「女性化した状態」では初対面になります。


Q6.六道に通ってるなら、弓にはバレルだろ。
 
  A.現在、香港〜中国奥地で長期修行中との口実で音信不通状態にしてある為、弓はソレを信じています。(今後、登場予定アリ)


Q7.で、続きの18禁はいつUPするの??

  A.たぶん、今月中には何とか・・・(土下座)


Q8.改行が変!!

  A.前話は、「メモ帳」のテキスト文貼り付けでしたので、改行が思うようにいかず、非常に醜かったです。そこで、ワードに替えてみました。

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△記事頭
  1. せぇ〜の、「ぎゃふんw」
    え? これだけじゃダメ?w え? 「○ゃふん」の方がよかった?w
    なるほど、女性化ユッキーでしたか。なるほど、フムフムw。
    (2004.10.01 23:56/2004.10.02 00:06)】
  2. 完全無欠の料理の別人やろこれは!!!!!
    どおりでわからんはずだよ!男かよ!今までのドキドキをかえせーー(泣)!!!!!

    西条に関してはナーイスです♪
    九尾(2004.10.02 00:01)】
  3. 正体はユッキー!!!?

    分からんかったわけだ・…………
    高沢誠一(2004.10.02 00:40)】
  4. まさか私の予想が当たるとは……。
    一話目では全くわかりませんでしたが、前回の偽名で何となく予想がつきました。雪乃と雪之丞はあまり変わっていませんから。苗字も宮城って事は伊達政宗の事なんだろうなあ、と考えていました。
    ろろた(2004.10.02 01:16/2004.10.02 09:42)】
  5. ゆっきー・・・やっぱりなんで?って感じです。
    文殊で女性化ってことは、元の状態でそれを望んだって事ですよね?
    あのゆっきーが野菜に走らずに女性化を望むなんて・・・なぜ???
    ゆっきーが受けってのは初めてです。
    とにかく続きが気になっています。
    ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・わっくわっくvv

    P.S.
    西条・ちょっと哀れ・・・まぁこの場合いても邪魔みたいだけど。
    yokel(2004.10.02 01:25)】
  6.  え〜、まず一言。

     ……西条、憐れ。
     彼は決して悪くない、確かにあの男にはあまり好感は持てない、ただ同性から嫌われやすいだけなのだ、彼に落ち度はない。
     だが、我々も決して悪くない、だって彼が同性から多大な誤解を受けやすいのと同じくらい、西条を嫌いだからだ。

     とまぁ、ジョークは置いておいて、物凄い変わりようですユッキー。
     あのバトルマニアから、なんでこんな恋する女子が産まれてくるのか……ここまでに至った経緯が知りたいですねぇ。
    zokuto(2004.10.02 01:33)】
  7. ユッキー・・・・・・・・朱に交わりすぎて真っ赤をとうりこして殆ど真っ黒になっちゃってますね(^^;朱が誰かはノーコメントでw
    kuesu(2004.10.02 02:25)】
  8. …そりゃあ解らん筈ですよ!!ってかそれでいーのか!雪之丞!?
    …美知恵さんも理解有り過ぎ…
    偽バルタン(2004.10.02 04:44)】
  9.  雪之丞でしたか・・・・・・盲点でしたねぇ・・・・・まさか反転キャラだったとは・・・・
    D,(2004.10.02 06:11)】
  10. 雪之丞…シャイでニヒルなあんちくしょうな君は何処へ逝った?!そんな「男が付き合いたい理想の女の子」風味に女性化するとは!そもそも横島とルシオラとの大恋愛を知っている上、付き合いでは隊長より長い弓さんを捨てるような行為を!一体君に何があった?!!そすて唐巣神父。あんたが一番「何があった」だ。何故にとめん!
    nacky(2004.10.02 18:48)】
  11. 皆さんこんなネタにお付き合い頂きまして誠に有難うございます。

    更にレスまで頂戴してしまい、大変光栄に思いますです。

    では、レスのお返しをば。


    >翔様

     以前、IRC上でお話した通りの反応有難うございます。w
     今後は『読んでる男性読者を前屈みにさせる』位、えっちぃ文章が書けるかどうか・・・(汗
     何にしても、お題は残り一つ『黄色』ですな。( ̄ー ̄)ニヤリッ


    >九尾様
     
     お待たせ致しました。 正体はユッキーです。
     今までドキドキしていただけたなら、私も嬉しいです。
     今後も頑張りますので、気長に次話をお待ち頂きたいと思います。
     西条については、「国際公務員」ということで、あえて追放止まりにしておきました。
     当初は「美智恵に依頼されたワルキューレによって魔界式拷問連続1ヶ月の刑」だったのですが、流石に死んでしまうと。w


    >高沢誠一様

     ビックリして頂けた様でなによりです。( ̄ー ̄)ニヤリッ


    >ろろた様
     
     流石です。前回の苗字でバレバレだったとの意見もありますが・・・w


    >yokel様

     えぇ、次回をお楽しみに。って全然次話に手を付けてない・・・(大汗
     頑張って書きますです。


    >zokuto様

     σ( ̄。 ̄) オイラ西条嫌いだし。w
     ココに至る経緯・・・書かなきゃ駄目??自分の中で何者かが「書いちゃ駄目だ書いちゃ駄目だ・・・」って連呼してるんですが・・・(大馬鹿者


    >kuesu様

     え?朱ってだぁれ?w


    >偽バルタン様

     まぁ、女の子しか産んでなかったんで、男の子が欲しかったんでしょうね。。。たぶん。。。w
     でも、ホント理解ありすぎでした。


    >D,様

     はい。皆さんの意表をつきたく思ってましたので。w


    >nacky様

     唐巣神父が六道女史&美智恵コンビに勝てるわけありませんて。w
     今頃は懺悔室に篭りっきりかと。(鬼


    では皆様、次作でお会いしましょう。ぺこ <(_ _)>
    ひでよし(2004.10.03 00:45)】
  12. 遅レス切腹もん失礼いたします(土下座

    ゆっき〜・・・もし男キャラならこいつかな?と思ってましたが、「一度だけ見たあの人の分身」で愛子がなんらかの反則技と思ってました。

    ・・・。

    でも、それよりもショックなことがひとつ

    ・・・・・・。

    モロッコ、先に使われた〜っっっ!!(馬鹿←
    カラカッタの村(2004.10.03 22:48)】
  13. ちょっと待った〜!カラカッタの村さまのレス見て気づいたけど、いつユッキーがちんO見たんだ〜!!
    ・・・(確認中)・・・ひょっとしてハヌマンの修行の時で着替えとかで?
    九尾(2004.10.03 23:14)】
  14. レス有難うございま〜す。

    レス返しでぃす。

    >カラカッタの村様

     モロッコネタ先に使った〜っっっ!!(阿呆
     愛子も好きなんですけどね〜・・・そうか・・・反則技ネタがあったか!(違

    >九尾様

     ハヌマンの修行で1ヶ月別次元で同居ってあったので、その際に。って事にしておいてください。(切腹
    ひでよし(2004.10.03 23:53)】

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