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▽レス始

「.hack//intervention 第36話(.hackシリーズ+オリジナル)」

ジョヌ夫 (2007-03-17 00:18)
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「やっと見い〜っけた……」


楚良はとあるフィールドにて木の陰に隠れながらほくそ笑む。
これから起こるであろうことを考えているうちに声が漏れそうになるのを必死にこらえていた。

シェリルやヘレシィとの接点を得た為に興味深いことを知ることが出来た。
特にヘレシィは“未来”と繋がる“可能性”を知っていると断言し、実際に『逆城都市』での出来事を予見した。
司達がどこかに転送された後、自分の目で確かめたから確実だ。

そしてあそこに居た逆さの男が言っていたことが本当なら、“key of the twilight”の正体は…………少女。

その言葉で最初に思いついたのは勿論シェリルという仕様外の少女。
初めて出会った時に直接聞いても“そんなの知らない”と即答された為に候補程度にしか考えてなかった。
逆さの男の言葉が真実であれば、今でも1番可能性が高いのはシェリルというのは確かだ。

しかし楚良はその考えが正解だとは何となく思えなかった。

システムを根底から“覆す”アイテムと言われている“key of the twilight”
確かにシェリルはシステムを大きく逸脱しているが、それでも“覆す”程の大きさは感じられない。
成長途上だから、なんて理由を取り除いたとしても彼女自身にその可能性が見られないような気がしたのだ。


「アイツ、なぁ〜にやってんだろ?」


視線の先でしゃがみ込みながら何かをしている標的を眺め、呆れたように呟く。
早く目的を達成したい楚良としては、そんな標的の行為が焦らされているようで嫌いだった。

以前ヘレシィから目の前の標的やその先に居るらしい存在には近づくなと釘をさされていた。
“先”を知るヘレシィ曰く、“お前が興味本位でアイツに接触しようとするのは分かっている”とのこと。
自分はその存在に近づき“key of the twilight”の真実に至る代償として、司以上に辛い形で『The World』に閉じ込められるだろう。
何れ近いうちに“key of the twilight”は表に出てくるのだからそれまで待てばいいだけの話、とも。

だがヘレシィのそんな忠告は逆に楚良の心に火をつける結果となってしまう。

もし本当に例の存在と接触することが自らの破滅を招くというのであれば、己の智謀を以てその未来を覆してやろうじゃないか。
精神的に幼い楚良はそう考えてしまい、自分の安全より抑えられない好奇心と忠告への対抗心が勝ってしまった。
そもそも所詮ゲームの延長線に過ぎない出来事を大げさに考えられないのもあったかもしれない。


“俺はどうでもいいが、シェリルが悲しむ”


そこでヘレシィが言っていたもう1つのことを思い出してしまう。
“取引相手”の言葉なら躊躇などするわけもないのだが、それが“お友達”になると話は変わる。
楚良にとっての“お友達”は“取引相手”以上であり、また同時に以下でもあるという微妙な位置関係だからだ。

楚良がこの『The World』において最も優先しているのは自分の好奇心。
彼はその赴くがまま、時にはPKを繰り返し、時にはそれを取り締まる側につき……といった一環しているように思えない行動をしてきた。
その際に大事になるのは“取引相手”であり、“お友達”は二の次になってしまっている。

一方で彼の心情的な重点は“お友達”の方に傾いていると言える。
利用価値の有無を無視しても一緒に居たいと思う相手こそが“お友達”。
その存在そのものの価値から“取引相手”と見ることもあるが、それは心情的な部分とはまた別の要素だ。

言ってしまえば“取引相手”は理知的に、“お友達”は心情的に大事。
であればこそヘレシィの言葉は心の方に引っかかりを与えるのに十分であったのだ。


「……ま、なんとかなるってーの」


楚良は一瞬よぎったそんな考えをその一言で片付けてしまう。

彼は基本的にそういったことを深く考えるようなキャラじゃないから。
妙な感情に流されるのは“かっこ悪い”というのが彼の持論だから。


――――今まさに転移しようとしている目の前の猫PCが視界に入った瞬間、彼はこれまでの思考を放棄し飛びついていった。


.hack//intervention 『第36話 宴の会場へ』


《side ベア》


あの妙なエリアで様々なことを聞かされてから1週間程過ぎた頃だろうか。
俺はミミル、BT、クリムを呼んで適当なフィールドに集合し、軽い会議のようなものを開いていた。
議題は勿論“key of the twilight”についてであり、また司やヘレシィ達のこともその中に含まれている。

本来なら昴も呼ぶつもりだったんだが、紅衣の騎士団が解散したのがつい先日。
『The World』での居場所を失ってしまった彼女が立ち直るのには時間が掛かると思い、今回はそっとしておくことにした。


「“key of the twilight”の探求に決着をつける……あんなメールを送ってきたのだ。
 そう言えるだけの確証が見つかったということか?」

「いい加減別行動をしている時間は無いと判断したのさ。
 そこで俺とミミルがヘレシィから知らされた“key of the twilight”の真実を伝えようと思ってな」


俺がミミルと共に聞いた真実、それはおそらく今までとは違って確証と呼ぶに相応しい筈だ。
ヘレシィがそれを伝えた後、俺達が強制転送される前に現れた1人の女性。
あれはほぼ確実にスーパーハッカーのヘルバであり、彼女とヘレシィが手を組んでいるのならばその情報の確実性は高いだろう。
加えて実際に俺達が聞いた真実の内容そのものも辻褄があるものだった。

それに早くこの事態を解決しないと、昏睡状態の司のリアルまでもが危ない。


「……昴にはいつ伝えるの?」

「一応後で俺から彼女にメールを送っておく。
 彼女の気持ちに整理がつけば、きっと俺達の作戦に参加することになる」


ミミルからの質問に答えた俺の言葉にあった“作戦”という言葉に耳を傾けるBTとクリム。
俺はそんな彼等に話すべきことを頭の棚から引っ張りだしながら考える。

ヘレシィという人物が何の目的で動いているのか、を。

前回あのエリアで彼から様々な事実を教えて貰った後、俺とミミルは今までずっと気になっていた彼に対する疑問をぶつけた。
特にミミルにおいては疑問というより彼への鬱憤を晴らすような印象があった。
よく考えてみれば、俺の知る限り彼と1番多く遭遇しているミミルの方が彼に色々振り回されているということかもな。

結局俺達の言葉は全く聞き入れられることなく、ヘルバによって一方的に退場させられる羽目になる。
あの後適当なエリアに転送されたミミルの暴れっぷりは…………思わずヘレシィを恨みそうになったくらいだ。

話が少し逸れたが、司を巡る物語の終着点は“key of the twilight”。
だがヘレシィの物語の終着点はもっとずっと先にあるような気がしてならない。


「俺達がヘレシィから聞いた真実、それは……司と“key of the twilight”の関係についてだ」

「……司と? 俺はてっきりあの幽霊少女の方だと思ったんだがな」

「私もだ。あそこにいた逆さの男が言っていた少女、それこそが“key of the twilight”。
 少なくとも私とクリムは、そう推測していたが……」


クリムやBTの推測は尤もであると俺も思う。
俺達もヘレシィの言葉さえなければ、同じような結論に至ったのかもしれない。

だが俺達は既に憶測ではなく紛れも無い真実を知っている。


「あの男がこの『The World』の創造主、ハロルド=ヒューイックだということは知っているか?」

「それは私達もヘレシィの言葉から導き出すことが出来た。
 ハロルドが愛した“君”との間の子供としてこの世界に作り出された“彼女”。
 それが“key of the twilight”であり、ここ最近の一連の事件に関係しているあの少女だと思っていた。
 しかしベアの言葉からしてそれは違うのだろう?」

「……ああ、今はヘレシィ達の件を捨て置く。
 彼等のことは勿論気になるが、今回の議題とは直接関係していないらしい。
 ヘレシィ自身がハッキリそう言っていた「済まないがちょっといいか?」……どうした、クリム?」


クリムのような男が説明の最中に中断を申し出るのは珍しい。
そう思ったのは俺だけではないらしく、BTも少しばかり表情を変えて驚きを表現している。

ミミルは彼との接点が少ないせいか、あまり気にしていないようだが。


「さっきから気になってたんだが、ベア達はいつアイツ等とその話をしたんだ?」

「……そういえば真実とやらの内容に集中しすぎたせいで、そんな単純なことにも気づけなかったな。
 まあ深く考えずとも、おそらくあの逆さダンジョンでに決まっているだろうが」

「BTの答えはある意味正しい……が、今は言及しないでおく。
 今はそれ以上に重要な問題が目の前にあるんでな」


俺やミミル自身、あの奇妙なゴミ山のエリアについて知っているわけじゃない。
ヘレシィからも教えて貰っていないし、俺達もヘレシィの方に目がいっており些細なことと片付けてしまっていた。

それに……近いうちにヘレシィとは再び会える。
聞きたいことがあればその時で十分だ。

俺の言葉に2人が一応納得の意志を見せたのを確認した俺は、中断していた話を再開することにした。


「司がログアウト出来ない理由、仕様外のモンスターを操れた理由、カオスゲート抜きでサーバー移動が出来た理由。
 それら全てがある存在によるもので、更にその存在はハロルドのメッセージにあった“抗すべき力”ということが分かった」

「『我と語れかし、かの力に抗せよ。そは全てを覆す“鍵”なればなり』……あのBBSの書き込みか」

「そうだ。その存在は“key of the twilight”である少女の覚醒の為にハロルドの手で作られた『The World』の管理プログラム。
 そのプログラムが突然自我に目覚め、自己保存の為に少女の覚醒を防ごうとするようになる。
 モルガナという名のその存在が自らの目的の為に利用しようとしたのが司らしい」

「プログラムが……自我を? そんな荒唐無稽な話を信じろとでも言うのか?」


BTの言葉は誰もが持つであろう疑問であり、俺自身情報ソース次第では信じられなかっただろう。
SF小説じゃあるまいし、AIが人のように思考するなんて普通は考えられない。

しかし常識よりも現実。直視している事実に目を背けた上での常識など今は捨ててしまうべきだ。

俺はBTの疑問に敢えて答えず、まずは全てを話すことに専念する。
質問なら事実とそれを照らし合わせた後でいい。


「……少女の覚醒の為に生まれた自分が、覚醒後には不要になってしまう。
 そう考えたモルガナは精神的に司と少女をリンクさせ、司の心を歪ませることで同様に少女も歪ませようとする。
 少女がハロルドの望まない形になれば、それは“key of the twilight”たりえないということだな」

「成る程、『The World』の神とも言えるモルガナという存在であったからこそ、司に様々な力を与えることが出来たわけだ。
 …………待てよ? もしその話に偽りがないのなら、“key of the twilight”たる少女は言わば司の分身。
 少女が覚醒しない限り、司も同様にログアウト出来ないということになるのではないか?」

「いや、ヘレシィが言うには……司がログアウト出来るようになったその時、少女も覚醒する」


ヘレシィにも具体的な仕組みが分かっていないようで、彼はその事実のみを俺達に伝えてきた。
断言は出来ないが、ヘレシィが知っているのは事実の一つ一つだけなのかもしれない。
例えるなら大きな歴史年表に記された出来事とその説明の一文程度といったところか。

さて、ここまでは司と“key of the twilight”の真実の説明。

俺にとっての本題はここからだ。


「BT、クリム……今日集まって貰ったのは、ヘレシィからの伝言を伝える為だ。
 今までの説明はあくまでその内容を理解する為の布石、前提でしかない」

「それはもしや“作戦”とかいう奴に関することか?」


無言で頷き肯定の意を示す。

ヘレシィから持ちかけられたその“作戦”が成功すれば、司は現実へと戻れるようになる。
そして同時に“key of the twilight”の覚醒にも繋がり、俺の中で『The World』における1つの区切りとなり得る作戦でもある。

最終的な成功の鍵は司自身にあるらしいが、俺達にもその手助けが出来るのだ。

俺はより多くの人間が参加してくれることを密かに祈りつつ告げる。


『近いうちにヘルバからエリアワードを渡されることになる。
 その時が司を巡る物語の決着の時であり、加えてモルガナの抵抗による苦しい戦いの場ともなることが予想される。
 もしそれを覚悟した上で参加を望むのであれば、いつでも戦闘に入れるよう準備しておくように。
 また“key of the twilight”の姿もこれに参加すれば拝める。各自留意されたし』


俺がその伝言を伝えた日から数日後、ヘレシィの言葉通りに『Σ絶叫する 風紋の 宿命城』への道が開かれる。
俺、ミミル、BT、クリムは勿論のこと、司のおかげで立ち直ったという昴やクリムに己の本当の信念を気づかせて貰った銀漢もその場に集合。
ある意味1番危惧していた司本人も何か良い心境の変化があったようで、何の問題も無く昴と共にその場に集まってくれた。

……しかしヘルバからメールが送られた筈の楚良の姿はどこにも見当たらない状態。

奴の行動に多少の不安を抱えたまま俺達はそこからヘルバゲートを介して、同じくヘルバが用意してくれた戦場『ネットスラム』へと向かうのだった。


《side ヘレシィ》


「……楚良の位置が分からない?」

「ええ、ログインは確実にしているけどログアウトしている様子でもない。
 最後に向かったエリアなら特定出来るけど……どうする?」

「…………あの馬鹿」


ヘルバがベア達にメールを送ってから数時間。
今頃彼等は『Σ絶叫する 風紋の 宿命城』にて待ち合わせをしている頃だろう。
俺とシェリルは先にヘルバが用意したネットスラムにて、ヘルバから誰が集まっているかを確認して貰っていた。

今の所到着しているのはミミル、ベア、クリム、BTの4人でついさっき銀漢が到着したらしい。
問題のキーパーソンである司と彼が1番心を開いている昴が来るかどうか、まずはそれが問題。
彼等が来ないと何も始まらないし、それ以前に司にログアウトして現実に戻る意志があるかどうかも問題。
あの日俺が司に話したことが彼にどんな影響を及ぼしたのか、正直気が気でなかったりする。

そして更に楚良の行方不明という問題までもが今勃発してしまったわけで。


「……ヘルバ」

「行ってみる?」

「……奴の居場所が分かり次第教えてくれ」


他の可能性を考えるまでもなく、楚良はモルガナに接触してしまったに違いない。
忠告如きで奴が素直に従うとは思ってなかったが…………やっぱりムカつくな。

前にも話した気がするが、楚良はこのままだとモルガナの分身たる八相が1人“スケィス”にやられることになる。
コイツの使う“データドレイン”という技がこれまた厄介なもんで、技自体を一言で言えば“データ改竄能力”ただそれだけ。
だがこれを八相の奴等がPCに使うと、何故かそのPCを使っているプレイヤーの意識を『The World』に閉じ込めてしまうのだ。
データドレインされたプレイヤーは現実で原因不明の昏睡状態に陥ってしまうことから『未帰還者(ゲームの中から帰ってこないことが由来)』と呼ばれている。
物語上、データドレインにより未帰還者になったプレイヤーは6人で、その最初の1人が楚良になっていた。


(くそ、面倒増やしやがって……)


実はこの件、既にシェリルにも奴が居なくなる可能性については話してしまっている。
適当な嘘を使えば居なくなった楚良のことを誤魔化すことも可能だが、シェリルに嘘は出来る限りつきたくない。
それに予めその可能性について言われているのと、突然判明するのとでは衝撃に差がありそうだ。

シェリルにそれを伝えた時、彼女は一応心配していたものの、意外にもあまり楚良に念を押そうとはしなかった。
彼女が半ば呆れながら言うには、“楚良って人の話聞きそうにないから……”とのこと。
一見無責任に聞こえるものの実際その通りだし、何より俺が最終手段を講じればいいと事前に伝えてあったからな。
どちらにしろ奴が『The World』に戻ってくることに変わりは無い、と伝えたのも大きいかも。

最終手段……楚良が万が一モルガナと接触したとしてもすぐにデータドレインを使われるわけじゃない。
必ずその前に一度は姿を現し、司や昴を守る俺達の邪魔をしようとすることは確実。
であれば、その際に俺の左腕で奴のPCを消してしまえば当分はログイン出来なくなる。
たとえ他のPCでログインしてきたとしても、そのPCでモルガナへ至るのはほぼ不可能。

ただ1つ難点があるとすれば、俺の技量が楚良に勝るかだが…………いざとなったらシェリルに手伝って貰うしかないか。


「今回の計画はタイミングが大事だってのに……」

「……そういえば貴方がこれから何をするのか、まだ聞いてなかったわね。
 司のログアウトを支援し、“key of the twilight”たるアウラを目覚めさせる。
 これはあくまで司の物語の決着、貴方にとっては中途に過ぎない。
 ともすれば静観してもいい貴方が、もうすぐ行われる作戦に参加するからには明確な目的があってのこと……そうでしょ?」

「まあ純粋に助けてあげたいっていう気持ちもあるんだけどな」


突然とも言えそうなヘルバの唐突な言葉に、楚良関連の問題を一先ず端へ追いやる。

そう、純粋に司やベア達(人に八つ当たりするミミルはついで)を手助けしたいとも考えてた。
それにこの世界における俺の知り合いって司を巡る物語に出てくる登場人物がほとんどなんだよな。
そのケジメ的な意味合いもあるかもしれない。

そして重要な目的、即ちモルガナの脅威を一刻も早く取り除く為の計画において今回の作戦は1つの要にもなっている。

俺が知っている物語は司がログアウトし、アウラが覚醒した後まで。
そこからカイトの物語が始まるまでの半年間についての物語は途中までしか存在していない。
つまり全くの想像がつかないわけで、情報すら碌に無い未開の期間。

ある意味最大の難関とも考えられるその間を乗り切る為に俺は1つの賭けに出ることにしたのだ。


俺はヘルバから司や昴も含めた皆が間もなくこちらへやってくるという報告を耳にし、今一度気を引き締める。

俺がすべきことは3つ。

1つ目は司や昴をモルガナの差し向けた刺客達から守る手伝いをすること。

2つ目は楚良の位置が分かり次第急行し、モルガナの手に掛かる前にPCを消し去ってしまうこと。


――――そして最後に覚醒したばかりのアウラを何とかして保護し、ヘルバや俺が把握できる場所に導くことだ。


あとがき

もうすぐSIGN編終わりだよッ! 全員集合の巻。
とりあえずSIGN編が終わり次第、一旦原作の設定などをもう一度確かめる予定です。
なのでZERO編はそれから2、3日後の更新になるかと思われますので、ご了承ください。
【.hack】シリーズは色々根幹の部分に謎が多いので、その捏造で忙しくなりそうな今日この頃。

次回は最終決戦前の主人公とある人物の会話になる予定。
あーそれにしても、このままじゃZERO編は人が居なくなるばっかりの話になっちゃいそうだ……。


レス返しです。


>金平糖さん

主人公は幾らカッコいい言葉を言ったり行動に出たりしても、その姿だけでほぼアウトなのです(笑)。
ウィルスバグの苗床はこれ以上改造しちゃったら……多分主人公暴れます。
とかいいつつも近日中に新装備がつきそうな……というかぶっちゃけつけます。
シェリルのPC名も近いうちに出ます。これから先は多分主人公とシェリルの話が半々になるかと思われますので。
主人公の元の名前であるア$%ル*@ドに関しては今は敢えて伏せておきます。
何気にあれは一応これからの話に大きく関わってこなくもないのです。

ということで次回もよろしくお願いします。


>エテルさん

【.hack//G.U.】の蒼炎のカイトのアバター、ジョヌ夫は結構好きです。
あっちはカッコいいけど、こっちの主人公はどっちかと言えば……不気味(笑)。
主人公はこれから表舞台に立つことになるので、楽しみにしていただけると幸いかと。
装備の吸収とかですか……やらせてあげたいんですけどね。
何せ主人公PC、所詮は適当にそこら辺の部品を付けられたハリボテですから。

これからもよろしくお願いします。


>白亜さん

紅衣の騎士団解散の裏はZERO編で明らかに……とっても大したことじゃないですが。
それぞれが相手を想うことで逆にそれが仇になってしまいそうな感じの前回でしたが、多分あんまり悪い方向にはいかないかと。
色々大変だけどそれでもめげない、それが主人公の良い所なのかも(笑)。

これからもお互い頑張っていきましょう!


>コピーさん

紅衣の騎士団解散を誘導したかのように喋っていたあの騎士。
言わずと知れたあの人関連ですが、ちなみに原作なら近い立場に銀漢がいた筈。
その時、彼が一体どこで何をしていたのか……それこそが【.hack//intervention】最大の謎なのです! 
…………いや冗談ですよ?

実は本来なら50話完結の予定だったこの話、いつの間にか70話完結に先延ばしになってたりします。
が、どちらにしても完結する意志は十分にあるつもりですのでご安心ください。

次回もよろしくお願いします。


>TAMAさん

紅衣の騎士団解散は第三者から見ればあざと過ぎるくらいの展開でしたよね(笑)。
でも実はここまでのプロセスにかなりの時間をかけていたりするのです。そこら辺はZERO編にて。
主人公の弄られ属性は未だ変わらず。しかしそれもいつまで続くことやら(邪笑)。
カイトを巡る物語が始まった時、主人公の属性は一気に変貌を遂げることになる!……かも。

ヘルバが何を思って主人公達と行動を共にしているのか、それは物語の最後辺りで彼女視点にて語られる予定です。
そしてシェリルと主人公のすれ違いが最終的にどのような結果を引き起こすのか、それも楽しみにしていただけると幸いですね。


これからもよろしくお願いします。

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