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「うたわれるもの【オリキャラあり】 真紅の髪の青年 11話 (うたわれるもの)」

闇の王 (2007-02-01 12:13/2007-02-02 09:34)
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 【キママゥ達の行動開始とモロロ畑が出来るまで】

12話と10話の間のエピソードです 
かなり遅れましたが何とか書き終える事が出来ました。


次の日、朝の日の出と共に、村が森に近いこともあって、鳥のさえずりが
村中に響き渡り、気持の良い朝日が村中を照らす、それを森中の木が緑多いし葉っぱ光を受けて
自らの身体で、光合成を作り出して、ヤマユラの村人達が生きるだけの糧の実や果実を少しづつだが実が熟すまで
後二ヶ月程も同じ行為が続けば実が程よく熟すようになる木の実が先の地震の影響で数多の実が森中の木から落ちていた。

それを主食とする、名はキママゥという動物は、落ちている実と呼べるほどとはいえない実すら食べる羽目になる、
またそれを食べれるのは群れを率いる事ができるリーダーと呼べる、キママゥとそれに付き従う少数と呼んだ方がいい、キママゥ達だけだった。

また残りの者達は、実すらたべる事のできない大多数キママゥ達であった。


そんな事情もヤマユラに住む者達は知らずに、ヤマユラはヤマユラで、
ハクオロが村長に話した【話】が村長がその話をすると村人達は半身半疑の者が大多数を占めていたが、
親父さんを始め目とする、少数では在るが、ハクオロの語る話が【うわべだけで言う者】ではないことは昨日を通じて
性格を知るものだけであった。


ハクオロもホムラも、村に衆に救われた事を感じているために、ホムラ自身救ってもらった、村人に何かをして
【受けた恩】を返したいと思っていた所に届いた嬉しい話に聞いた後で参加を決意した。


その頃既に今はまだ無理に身体を動かして傷が完全に癒えていない、
ハクオロが畑と思える場所で鍬を片手に、作業を行っていた。

「さてと、始めるか」

「せぃのーーー」

鍬を振り上げ、腕に力を込めて振り下ろす。

グッサ
鈍い音と共に、鍬が土にめり込む程度しか、刺さってはいなかった。

『硬い!!』

それと同時に、土に刺さった、鍬を掘り返す為に、腕に力を込める。

「くっ……痛みが……まいったな……まだ力を入れる程に傷が癒えていない身体が軋むか……」

『いや……少し前までは動けなかったんだ。それに比べたら、それに、休み休みなら多少は力を入れても平気ーーーー!!!』

だがハクオロの身体は完全には癒えてはいないそんな状態で身体全体の力を使う為に、
体力が最も激しく消耗する畑仕事をする程には回復してはいなかった結果……。

ぐっき、

妙な音がハクオロの身体の一部から聞こえてくると再び、他の身体の箇所からも悲鳴が聞こえてきた。


『こ、腰が…破壊的な音と共に……』

そしてハクオロが痛めた腰に手を当てていると、聞き覚えのある、声が
沢山聞こえてきた。その内の声の一つから、ハクオロは声をかけられた。


「何でェ…アンちゃん……この畑に関しては俺達の方が詳しいだから、任しとけって言ったろうに」

                     ・・・・
親父さんが、そういいながら、他の者達と共に畑だった所は人の手が何度も入っている為に土は多少柔らかくなっている程度だった、
畑を汗を流しながら、先ほどから一生懸命に、畑を耕しいていた。

「ッッッーーーーしかし、皆が働いているのに、自分だけが働かないのは」

「そういいながら畑仕事をするのは勝手だけど、再び傷が開き倒れたら余計みんなの仕事の迷惑だろうに、だから今は皆にどのようにすればいいか教えてその間身体を癒してからでも手伝うのは遅くはないでしょう」
突然現れたホムラがハクオロに向けって言った、言葉はハクオロ自身にも伝わったようで。

「分かった……ホムラの言うとうりだな、いささか焦り過ぎていた、今は身体を癒す事を考えるよ」

「そうだ、アンちゃんはそいつをよこして、どうするかの指示をだしてくれや」

ハクオロは持っていた鍬を瞬く間のうちに、テオロに持っていかれた。

「う…」


ハクオロから奪ったと言っても良いほどの鍬をテオロが持ち、今までと同じ畑のやり方でやってみる、
それをハクオロに見てもらい、聞いてみる。

「それで、掘り返すのはこんなモンでいいか?」

何度も失敗している畑だった為に、先のやり方で表面上の土だけを、鍬で掘り返していた。

そこへハクオロその光景を見ては意外な事を言っていた。

「あっ…いや、もっと深く。石や岩は出来るだけ取り除いて、固まった土は砕いて柔らかくするんです」

ハクオロは今自分が言った言葉に疑問を感じていた。

                  ・・・・・・・
『一体自分は、本当に何者なんだ、この知っている知識はどうして?』

ハクオロの言った事を聞いたテオロは驚いた。

「おいおい、そこまでするのか。モロロってのは地面に埋めて水をやれば実るんだぜ」

親父さんはの言う事はモロロを今までこの方法で確かに育っていた為に、いきなりハクオロが言った新たな方法よりかは今まで方法でも構わないだろうと思い言った言葉だったが、

「他はともかく、こんな土地では確りした土壌を作らないと、作物は育ちませんよ。
ただ埋めるだけでは多分、芽が出ても直ぐに枯れてしまうでしょうね。」


それはまるでハクオロはその事をあたかも知っているように答えたために、
テオロは完全に固まってしまった。

「………」

「なんだか、よく判らねぇが、とにかく徹底的にやれって事かい、やれやれ、とんでもねぇ大仕事をサラって言ってくれるなアンちゃんよ」


「それは…」

一瞬の静寂が訪れる、それを壊したのが、ホムラだった。


「いいのでは?……それだけで畑が出来るのなら、やる価値は在るでしょう、俺も恩は返したいから」

「まぁーーーーーなんだ、乗りかかった船だ、最後まで付き合うさ、それがヤマユラの男ってもんだ」

「親ッさん、ホムラ ……ありがとうございます」

ハクオロは素直に感謝を述べた

「アンちゃんの言うとおりなんだよ」

「−−−−−−−は?」

「芽は出たが、直ぐに枯れちまった。何度やってもな」

その言葉を最後に、テオロは自らが受け持つ、場所に行って、作業を休憩している。
仲間に向かって聞こえる程大きな声で。

【お〜〜〜し!!! 休憩は終わりだぁ!!】

蒼い髪をして頭に何かの模様が入ったバンダナをしている少年ターは
この中では一番年が幼いために、体力が大人の人達に比べてはない、その為休憩中も
全身で呼吸をしていたほどだ。

「も、もう、もう少し……休ませて……」

【な〜に生っちょろいことを言ってやがんでぇ。タダこるてっと股の下にぶら下がっているモン、引っこ抜くぞ】

「……い、行くよ、すぐに行くから!」

「やれやれ、人使いが荒いダニ」

「だな」

「あの…」

「なんじゃ」


「すみません、自分が言い出したせいでこんな事になって…」


「なに謝っとるダニ。ワシらだってこの状況を何とかしようとしてた二。
お前さんが気にすることはないダニ、ホレ、ホムラもあんなになって手伝っているダニ」

ヤーの指差した方向では、ホムラは鍬を持ち、硬い地盤を掘り返していた、
そのせいで、ホムラが来ている衣服は少し土が付いていた。

ハクオロは、その様子を見ると、
『自分は何をしているのだろ、ホムラもあんなに頑張ってくれているのに自分は……
怪我を押して、皆に指示を出しているだけなんって」

「だな」

「…………」

「タァ」

「あっーーーーぅ、うん、そうだね」


ヤー・ター・ウーの三人の男達はハクオロと話しているのを
テオロに見つかった為に大声で呼ばれる嵌めになった。

【おーーーーーい!!!】

「いま行くダニよ、そいじゃアンちゃん、指示を頼む二」

ヤーはそういい残すと、残りのターとウーの2人を連れて、
ホムラとテオロが頑張って、硬い土を解す為に耕している場所に向かって
歩き出していた。

その様子を見ていた、ハクオロは畑の仕事をしている皆にたいして心の中で
感謝の言葉を放っていた。

『みんな、ありがとうございます…』

そうしてハクオロが指示した場所を中心にして、皆の力を結集して、
硬い地盤を柔らかくしては、次の場所へと移動してはハクオロの指示の元
硬い地盤を農業が可能なまでに出来る所をしていた。

そうした作業が三日間続くと流石に皆も疲れてきたが、その分も成果があったようで、
あれほど硬かった土が今では柔らかい土にまでなっていた、これを見たヤマユラの男手達は
今までやって来た事が大いに実ったのを実感した事で、余計に今まで以上にヤル気を出して、
畑をモロロ畑に適した畑に徐々になっていた。

その頃トゥスクル邸ではトゥスクルさんがハクオロに造り方から調合までの
話を聞いて、それの原料を薬石・擂鉢を用いて作っていた薬の量が頼まれていた量に達しかかっていた。


「やれやれ、老婆にココまでのこき使うとはね」

トゥスクルの皮肉の篭った声と共に、既に多くの畑にまく、肥料が完成しつつあった。

「すみません……トゥスクルさん……でもこれが終われば、あのやせ細った土地をモロロ畑として使えるようになるのでもう少しの辛抱です」

ハクオロの言葉を聞いて、トゥスクルは岩や魚の骨などを砕きながら、ハクオロの目を見て嘘を言っていない事を確信すると

「分かっておる……だがな流石にこう多くては文句の一つも言いたくなるわ」

そう言いつつ、トゥスクルの両手は擂鉢をうすで肥料の元を磨り潰して薬として使えるように細かくなるまで磨り潰していた。


そうして出来た。肥料はトゥスクルさんから、ハクオロ・ホムラ・エルルゥ・ソポクがそれぞれの笊に移し終わると
笊一杯の量が出来上がっていた、その量は笊に換算して約八人分、流石に四人では持ちきれない量なので残りの四人をソポクが連れてきた

「あんちゃん達が運びきれない量だな、それに……カァちゃん頼まれたら断れないし」

「そうだにな」

「んだ」

「では行きましょうか」

こうしてハクオロのかけた言葉でそれぞれが各々の笊を持ちトゥスクルさんの家から今耕している、畑に向かって歩いていった。


そして畑に着いたハクオロ一行は、畑にまく前に今行っている作業を中断して
皆にこの笊の事に説明していた。

するとエルルゥがハクオロに話しかけてきた。

「でも…こんなのを作って何をするんですが? 中に混ぜた石とかって、あばあちゃんからもらった薬鉱石ですよね?」

「何って…これを撒くんだ、畑に」

これにはハクオロとホムラ以外は訳が分からずそのみんなの代弁としてソポクさんが
ハクオロに聞いてきた。

「撒くって…こんなのを撒いてどうするんだい、持ってきてなんなんだけど何かのまじないかい?」

「まさか。これが植物を育ちやすくしてくれるんですよ」

そういつつハクオロは笊の中に手を突っ込み笊の中にある粉を一つまみして皆に見せていた
皆もハクオロの近くに居る者はハクオロの手元に在る粉を見ていたし、近くに居ない者は他の笊を見ていた。

「「「「「「??????」」」」」」

ハクオロは皆が訳の分からない表情をしている最中
その説明始めていた。無論ホムラもその事を何故か知っておりその事をなぜハクオロが
知っているのか考えていたためにハクオロの手元に在る粉を見ては居なかった。


「植物が生息するには色々と必要な成分があって、特に窒素・鈴・カリュウムの補充は必要不可欠なんですよ
他にもマグネシュウム・イオウ・カルシュウム・マンガン・亜鉛ーーーーーー後は何だったかな……」

ハクオロも皆に肥料の成分を説明していたが段々と合っているかあいまいになっており尚且つ皆はその事を聞いても
まるで耳に入っていなかった。

「とにかく、その中には植物が良く育つ成分が混ぜてあるってことです」

「あっ……えっと……その……」

薬師見習いのエルルゥにも流石にわけの分からない言葉を立て続けに聞いて
完全に困り果てていった。

一方のソポクも分からないがなんとなくハクオロの説明が伝わったらしい

「何を言っているかよく判らないけど、やっぱりまじないの一つだろ
難しいことを言わないで、そう言えばいいじゃないか。とにかく、これを撒けばいいんだね」

流石のハクオロも今まで言った事を理解してくれないソポクさんには白旗を上げるしかなかったようで

「いや…ですね…まじないのではなくて……」

最後までハクオロに言葉を言わせないうちに再びソポクさんが話しかけてきた。

「不思議な力で荒地を森にする連中もいるみたいだし、それと同じようなものなのかねぇ…」

「ちょっと、ですからーーーーー」

『まじないって何かの勘違いしてるみたいだな まぁ…いいか…』

そうしてハクオロの指導の下荒地だった畑に肥料が撒かれた上でモロロの元を埋めていき、
そうして水を撒き、荒地を畑にする大仕事をハクオロとホムラは村人の手を借りてやり遂げた。

そうして畑に水を撒き、4日たったある日村中がある一つの事で大騒ぎとなった。

テオロ・ハクオロ・ホムラ達はその騒ぎの中心で村が載っている地図で見て水路伸ばす計画を練っていた。
ホムラは自分が気が付いた点を2人に一つの案として提案してみた。

「でここをみんなの力でこの様に水路を延ばせば我々が居る畑と別の畑にも水が流れるようになるんですよ」

「ふ〜ん。んじゃ、こっちの方にも水路を延ばすってんだな?」
ハクオロもこの案には賛同出来るモノが多く少しの修正でもっと良くなることに気づいたハクオロは

「ええ…ホムラさんの案をもう少しこうすれば、こちら側ではなく今は使われていない向こうの土地も畑に出来ますからね」

するとホムラとテオロはその案を聞いて嫌な顔をしたが、未だ四っの笊に残っている畑を良くする薬が在る為とその薬でここまで育ったモロロ畑を見て頷くしか、選択しは残っては居なかった。

「「は〜〜なるほど【なぁ】」

『だいぶこの辺りも畑らしくなってきた。この調子でいけば…』

『…………』

「ん?」

「どうしたんだ、アンちゃん」

「ん?…いやちょっと…」

『何となく、誰かに見られている気がしたんだが…気のせいか』

だが実際にはハクオロ杞憂は当たっており。
遠くの方から一人の人物がハクオロの事を見ていた

「それでは頼みます、テオロさんにホムラさん」

「おうまかせてとけ……アンちゃん」

「これでも…体力には自身がありますから…それに…なんでもないです」

【みんなぁ〜そいつが終わったら……次はこっちだぁ】

テオロの響き渡った声で未だ畑に水をやっている皆に聞こえるぐらい大きな声で
次の指示をしていた。

「「「「「お〜〜〜〜ぅ」」」」

なんとも頼りない返事が大きなモロロ畑のいたる所から聞こえてきた。


「…………」

『……………気のせいか、さっきから妙に視線を感じるないったい…』

視線の元をハクオロが捜していると、ホムラが誰かを連れて来るのがハクオロにも判っていた
蒼を基準とした服で白いラインが入った服を着ているのはハクオロともう一人の少女しかいなかったから

しかも、その少女もハクオロをなぜか嫌っており、いつもハクオロの姿を見るとホムラの体の影に隠れている始末だった。
その少女がホムラの体の影には入らず、だがホムラの黒い裾を手に持ちホムラと共にアルルゥがハクオロの元に歩いてきた。

「……………」

「アルルゥ?」

「う〜…」

「どうしたんだ……さっきもハクオロの事をあの影からみていたんだろう」

「////う〜〜〜〜〜〜」

すると恥ずかしいのか。よく分からないうちに、アルルゥは何処かえ走って行ってしまった。


そうして昼になった頃ソポクとエルルゥが畑仕事をしている人達の食事を持ってきた
だがそのとたん、2人は驚きを隠せなかった。

つい先日まで殆ど荒地だったの畑にモロロ畑特有の緑の芽がエルルゥ・ソポクが見渡す限りに芽が畑中に広がっているの見て知ると、驚きを隠せなかった。


「本当に……あの荒地が…立派なモロロ畑になっています!!!!」

「ほんとうだね…あの荒地がココまで立派なモロロ畑になるなんてね、期待はしていなかったけどね」

ここで少しだけソポクさんの本音が出たがこれは仕方のない事実だった為に急にはハクオロ言った事を誰もが信じては居なかったが
モロロを埋めた次の日から少し筒だが、畑から芽が出た途端多くの村人が畑の仕事を手伝い始めたのもまた事実だった。

そうしているうちに先ほどまで何処かえ行っていたアルルゥがモロロ畑に戻っており
アルルゥは畑に生えているモロロの蔓を引っ張って遊んでいた。

それを見つけたエルルゥは

「こら〜〜アルルゥ〜〜イタズラしちゃ駄目ったら。ほら、お昼にしょ」

アルルゥも姉のエルルゥに怒られたのが効いたのかそれともお昼の言葉につられたのかわからないが
喜んでこちらに走ってきた。

それを見っていた、テオロが

「ダッハッハ…、どうなっている気になるんだろ、うっしゃ、ちょいと見てやるか?」


「え?」

エルルゥはなにを言っているのかわけのわからないまま
親っさんは立ち上がると、モロロが傷つかないように畑を掘り始める。
そこからは少し小振りながらも、いくつかは連なったモロロが姿を現した。

「「「わーーーーーーーーーーーーーー」」」

「………」

エルルゥ達驚きを隠せなかったまた森の方角でも一つの眼球がその畑を静に見ていたことを
モロロ畑にモロロが実っていた事に浮かれていた為に誰も気が付いては居なかった。


「ホントに…出来ちゃった…」

エルルゥの本音が言葉として出たときに

「何だ、エルルゥは俺達を信じてなかったのか」

「あっ……あの…そういうわけじゃーーーーーーー」

エルルゥもその事に気づき慌てている為にいつもは垂れ下がっている耳が上の方まで
上がっていた。

「そうですね…それにもう少しで収穫できますし」

ハクオロの言葉を正しかった、現にハクオロの齎した肥料でモロロの成長が少しだけ早くなっていた

そしてこのテオロがアルルゥに掘り出し見せたモロロも未だ成長途中の過程で在るものだったが
それでも森の方では先の地震で殆ど食べる木の実が無くなって食糧難に陥っている、キママゥ達にはご馳走にしか見えなかった、現にキママゥの群れは二日間も何も食べていない状態だった、だが未だ人々が多く作業している畑に食料を盗みに入るのは腹が減っているキママゥ達にその人々と戦い食料を捕獲するまでは無理と本能で悟ったようで、今は静に時が経つのが待っていたのだ。

ハクオロも今はモロロ畑の収穫に意識が集中しており、考えを始めていた。

『だがあの荒地をここまでのモロロ畑にするまでにはここの村人達がこれまでこの荒地を投げ出さずに耕してくれたお陰だな……それに本当に生るとも知れないのにココまで頑張ってくれた、皆が居てこそだ、
それにモロロは後二日程度で収穫できるようになる後はなにも無ければよいが』

ハクオロのこの杞憂がまさか実現するとはこの時は夢にも思わなかった。

そして一日が過ぎていた、だがこの事が村中を巻き込んだ大惨事に繋がることは誰一人分からなかった
そうハクオロ自身も想像はしていなかった。

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