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「ガンダムSEED ユウナの復活(ガンダムSEED DESTNY)」

外れ道 (2007-01-29 04:09)
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 「いっ…てぇ……ここは?」

 辺りを見回してみるとどうやら自分はベットに寝ているらしい、腕にいや目に映るおおよその場所にはまるでミイラの様に包帯がぐるぐるに巻かれているようだ、左腕には点滴のチューブが刺さっている、それに全身だるくて動く事は出来そうにない、確か俺は車にぶつかって……。

 ドアの向こうから何か車輪と足音が聞こえるどうやら看護士がやってきたようだ。

 「失礼しま……、先生を呼んで!507の患者さんが、ユウナさまが目を覚まされました」

 看護士はナースコールのスイッチを押しながらしゃb……一寸まてまてユウナ?俺は反射的に顎をあげ目線を無理矢理上へ上げ名前を見た、そこにはユウナ・ロマ・セイランと書かれた名札のような物があった。

 俺は谷原俊夫、大学2年生だった存在、今は……種死のユウナ・ロマ・セイランに…流行りの憑依系って奴か?


 「フン……まさか意識を取り戻すとはな正直な話し、そろそろ安楽死させてやろうと考えていたんだが…」

 人のベット横で圧倒的な威圧感を放っている長身の美麗さん……ロンド・ミナ・サハクが怖い考えをまるで世間話のりで言うのをまな板の上のコイの気持ちで聞いていた。

 「どうやら意識を保っているのが手一杯の様だな、よしお前が意識を失っていた間世界がどうなっていたか掻い摘んで教えてやろう」

 びびっている+状況が良くわかっていないで、呆然としている俺をまだ喋る元気がないと勘違いしたミナが、聞いてもいないのに世界状況について話してきた、簡単に纏めると……。

 ブレイク・ザ・ワールドから始まった歴史的大戦が終わり早9ヶ月、この大戦の勝利者たるラクス・クライン率いる「歌姫の騎士団」が地球と宇宙を席巻していた、プラントではラクス・クラインが最高評議会議長に就任し、アスラン・ザラはザフトの国防委員長に、キラ・ヤマトは歌姫の騎士団の団長となりプラントでは絶対的存在になっていた、一方地球では、オーブ代表カガリ・ユラ・アスハはラクス・クラインの助力もあって地球連合の実質最高権力者の席に座った、世界はラクス・クライン、カガリ・ユラ・アスハの名の下に支配されている。

 つまり種死本編終了時のアフター物の様だ、一寸まてつまり憑依者の唯一の利点原作ストーリーを知っていると言うのは全くの無意味って事じゃないか!

 「ああ、ちなみにお前がいるのは宇宙ステーションのアメノミハシラだ、なぜお前が此処にいるかはセイランへの義理だ此処を作る時多少の資金援助をしてもらったからな、それにオーブ本国に居っぱなしではな……」

 ロンド・ミナ・サハクは地面を2度足で叩き人を嘲る様な笑みを浮かべながら喋ってきた、確か本編のユウナはクーデターを起こされボコボコにリンチされ一般のシェルターに護送中MSか何かで潰されて死亡したはず、どうやらこっちの世界では死なず治療を受けアメノミハラシで保護されていたようだ、確かに本編の状況だったらあのまま殺されていたかもしれないな……。

 「状況は理解したな、つまりお前は半年以上寝て過ごしていた、しかも先の大戦でのオーブの被害は全てセイラン家の責任にされている、まるで戦犯扱いだぞ実際門d「助け…て欲しい」…なんだ喋れるのかそれにどういう意味だ助けて欲しいとは?」

 思わず呟いた言葉だった,ロンド・ミナ・サハクの言った通りならば今の俺、谷原……違う!ユウナ・ロマ・セイランは何もない地位も財産もそれだけではない、祖国にまで追われる始末俺には守ってくれる存在も頼れる存在もいやしない、そう考えたら思わず呟いたしかし、目の前にいる存在はそんな言葉を聞く耳なんて持っちゃいない原作のまんまのキャラならば、そんな奴が聞くとしたら……。

 「力を……集め…る手を…貸して……欲しい」

 弱弱ながらも何とか言えた、ロンド・ミナ・サハクは自分の国の民のためなら助けるかもしれないが、俺のような疫病神を助ける道理はないが、もしも俺がそれを超える何かを提供出来れば。

 「なぜ私がお前のために力を貸さねばならない?冗談は死んでから「お前は…今の世…界で良いのか?」何だと?」

 俺ははっきり言ってこの世界がどんな世界かはわからないだが、キラ、アスラン、ラクス、カガリの通称4馬鹿がトップに立ってる世界が良い世界を作り上げているとはとてもじゃないが思えない絶対に!しかも当っているようだ。

 「今の世界はき…っと混乱して…いる己を省みずせ…き任と言う言葉を知らな……い奴らがトップに立っているから…だ」

 ロンド・ミナ・サハクは無言だ、先ほどまで出していた嘲笑も消え真剣に何かを考えてる、おそらく色々思い出しているのだろう。

 「それで、仮に力を手にしてお前どうする?彼女達に戦いを挑むのか?」

 まるで俺を試すような感じで聞いてきた、正直俺は目の前にいる存在に興味を持って貰いたいために、色々適当な事を、喋ってたんだが下手な答えを出したらとんでもない事になりそうな気がするが此処で変にはぐらかしたらもっと大変な事になりそうだ。

 だから俺は正直に話した。

 「それはわ…からない、けれど奴ら俺の想…像ど…うりの事を本当にしてい…るのならそれに大して文句の……言える力が欲しい」

 俺は第1クールの時のユウナを想像しながら喋った、もう今この時から谷原俊夫という存在は全て忘れ様…。

 「僕はセ…イラン家の…長男、ユ…ウナ・ロマ…・セイラン改めて頼む…ロンド・ミナ・サハク力を……貸して欲しい」


 後書き
 始めまして外れ道といいます。
 今まで脳内SSばかり書いていた自分が初めて投稿してみました、精一杯出来うる限り頑張りたいと思います。
 内容は、SEEDーDESTINY後のユウナに憑依してSEEDの世界を生き抜く話です。
読んでもらえると嬉しいです。

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