あー暇だ。
暇すぎる!
はあー。いつからだろう?《自分》に自我が出来たの。
ビックバンと共に?太陽系が生まれたとき?地球が生まれたとき?生命が生まれたとき?
……まあいいや。
自我の無い時の《自分》がやったのだろうか?覚えていないが、いつからか《世界》が無限に増え、その無限に増えた《世界》を管理するために《自分》を切り離して、一つ一つの《世界》に切り離した《自分》が管理者になった。
さすが自我の無い時の《自分》。今まで以上なし。
けどコピーした方は正常で、本体が狂うなんて。
《自分》以外の《自分》がおかしくならないようにしてからは、なーんも無し。忙しくないのはいいことだけど…。
どこかの《世界》のところにいる宇宙人のように、《自分》も人間型作っていろいろな《世界》行って遊ぼうかな?
……うん。そうしよう!
とりあえずどんなことがあっても大丈夫なように最強にしておこう。性格は最初の《世界》作ればいいか。
遊びに集中できるように管理をオートーモードにして、これでオッケー!
よし!レッツゴー!!
暗い道を出たら目の前は、火の海でした。
すぐにこの《世界》の《自分》にアクセスしたね。
ふむふむ。これの原因は聖杯戦争と。物騒なことするな。この《世界》では。
後は、魔術師 魔法 真祖 死徒などこの《世界》の特殊なことを調べていたらいきなり
「君!大丈夫かい!?」
と、よれよれなコートを着て、瀕死な子供を大事そうに抱きかかえている男は驚いた顔をして
「よかった!まだ生きている人がいて!君話せるかい?名前は?」
と聞いてきた。
名前か。《世界》の中では《自分》みたいのは神と定義されているらしいからえーと
「神(しん)けど苗字は無い」
そう答えた。
あとがき
はじめまして。KURU/SHOKと申します。どうぞ”くる/しょっく”とお読みください。いろいろなSSを読んで自分も書いてみようと思い書いてみたクチです。まだまだいたらない点が多々ありますが、よろしくおねがいします。