日本人、いや世界中の人が朝に食べるものと言えば、
なんだろう?俺は、breakfast.だと思っている。
朝食。それは、文字通りに朝に食べるものであり、
一日の初めのエネルギーを蓄えるものである。
体内時計とか体温とかも関連していたりする、すごく重要なもの。
そして、それは、絶対に黒い物体を食べるものでは、ない。
それだけは、言いたい。本当に。
己が朝に食べるもの、それは、黒い物体(目玉焼き)と白いご飯で
白黒のコントラストが効いていて、いいかんじである。芸術的に見たら。
・・・いいかんじでない・・・。見た目も中身も味が終わっております。
でも、本人に言ったらどうなるか想像できてるから、
あえて言わないのが優しいことである。
こんなことを考えながら、朝から死んでいる自分がいますよ、母さん・・。
「トーマス。夏バテと朝ご飯と泉ちゃんの寝起き攻撃で、完全に死んでるな」
・・・春太、そのとおりであります隊長!でかんじだ・・・。
でも、寝起きの攻撃は、こっちが悪かったりしますよ・・・・。
「誰かに、他の人に作って貰えば?」
・・・個人的には、そう願いたいですよ・・・作ってもらいたいですよ、たいちょ~。
「じゃあな、また昼飯の時間に」
ああ、春太がいってしまいますよ
・・・頑張ろう・・・今日からも。これからも・・か。
あ?ちょっとまってよ?トップ3とパートナーって一緒に
朝ご飯を食べるんだよな?そうだよな?いまさら、今更ながらきづくなんて、
灯台モトクラシーだね。本当に。
・・・朝飯のたびにカンナか春太の部屋に行こうかな。泉ちゃんも一緒に。
・・・鬱モードの対処が思いつかないから無理かな。でも、魅力的かも。
んで、昼飯の時間。
この部屋(食堂)は、クーラーが効いていて、半死の状態からいくばか回復するよ、
涼しいから。それで、唐突に春太が飯食うのを止め、カンナに言う。
「カンナ。俺は、明日は、トーマスの部屋で、朝飯作るからな」
お!いきなり核心をついてくれる、我らの、いや、俺の春太様。
さぁ、この真ん中まっすぐのストレートボールをどう打ち返すのか、カンナ。
「なんや。トマぴょんの部屋で、一緒にあさめしをたべてん、
おしたおすつもりなん?」
ウッター!!これは、大きいです、場外に行ってしまうぐらい大きいです。
カンナ、何で、そんな方向にベクトルが行くのか、
ワタクシにはわかりません。わかりませんことよ。
「いや。カンナは、トーマスを見て何もかんじないのか?」
なんだろう、君は、コスモを感じたことがあるか!?ってかんじに聞こえた
自分はおかしいですねそうですねはいはい・・・。
「と、と、トーマさんっ。泉は、泉は、必要がない人間ではないのですね、そうなんですねわかりました・・・・」
ごめんなさい、泉ちゃんすっかり会話の流れからしてアウトをしてました。本当に。
「いやね、日常生活には、たま~に、たま~にアクセントが必要なんですよ。
だからね、泉ちゃんが、不必要とは一言も言ってないから、だからスパゲッティの
フォークで心の臓をささないで!」
そんなことしたら本当に死んじゃうし!
そんな事を考えていると、カンナが春太に近づきながら言った。
「ハルやんちょっと耳貸してや」
そして、カンナが春太の耳に何かを言ったようで、
その瞬間春太の顔色が変わった。
・・・何を言ったんだ、カンナよ・・・。
数分後。
「トーマス。ごめん、やっぱりご飯を作ることはできないわ」
・・・ええエ。なぜにそうなちゃうの隊長!意味がわかりませんよ!
脇で、泉ちゃんがとても喜んでいて、抱きついてくる。
「トーマさんのご飯は、やっぱりわたしがつくるんですよっ!」
そうなんですかそーなんですかわかりましたよ・・。
「んじゃ、がんばっていきろ~」
春太、なぜに手のひらを返したようにいきなり態度が
急変したのか小一時間問い詰めたいよ。期待していたのだから・・・。
そんな声は、心の叫びは、当然のごとく聞こえず、カンナと春太は、
食堂から仲良く出て行った。
俺達は話している間、都と八千代ちゃんの存在をすっかり忘れていた。
「八千代。明日の朝に何か予定は?」
小声で応える。
「残念ながら、あります。都様には」
「そうですか・・・。ん?私には?」
そして、無言の間ができる。
「・・・やりたかったら、やってもいいですよ。なにやら私よりも、
藤倉のほうが気になって、うずうずしていたのでしょう」
「いえ、そんなことは・・・・」
そしてまた、沈黙。
そんなこんなで、晩御飯。
唯一、俺がまともなエネルギーを取れるものである。
朝・黒い物体とご飯 昼・うどん
そして、夜・カレーである。エネルギー満タンにとれますよ、奥さん。
カンナと春太の作るカレーは、本当に美味しい。
おもわず、まいう~って言いたくなるほどである。
そして、2人は、カレーの仕込を見せてはくれなかったりしますよ、残念ッ!
「うん。おいしい」
そんなんで、今、俺は、春太の部屋で、晩御飯を食べている。
既にもう、3杯目。でも、春太は、5杯目に突入していたりする。
そして、ふと、昼飯の時の事を思い出し、春太に聞いてみる。
「なぁ、春太、昼飯のときの手の平を返したような態度は
いったい何を聞いたんだ?」
春太がカレーを食べるのを止め、こちらを見て言う。
「お前の部屋に、俺の腹の腹八分目ぐらいまでの材料が存在しているか?」
・・・・ああそうですか、ご自分のほうを優先させましたかそうですか・・・
・・・うう、悔しいよ、春太のおなかは、宇宙につながっているのか疑問になるぐらいはいることをわかってるさ、わかってるとも、わかってたよ・・・。
「じゃあ、トマぴょん、明日からもせいぜいがんばっていきまっしょい!」
うう・・・夏ばて知らずなカンナが羨ましいよ。
そんなこんなで、自分の部屋に戻った。
「・・・明日からも頑張っていきよう・・・」
これを言うのも今日で、二回目だ。
朝がきたようだ。半目の状態で窓を見ると窓から少し日がさしている。
・・・ん?何かいいにおいがするぞ?
そして、誰かが俺の体を揺らしている。
泉ちゃんのように凶悪にではなく、優しく揺らしてくる。
誰だろう?とおもっているとその人物が言った。
「藤倉様、起きて下さい。朝がきましたよ」
へぇ?頭が音速の速さで、覚醒する。
そして、目を開け、その人物を見る。
そこに、居たのは______________
あとがき
こんにちは、洋端です。
・・・1回分で、入らなかったです、はい。
なにやら、自分の中で「適当にだらだらと1人称でかけば、
トロイメライクオリティっぽくなる症候群」にかかりそうです・・・。
今回は大丈夫でいたでしょうか・・・。
こうゆうのは、自分では、わかりませんので・・・。
あと、ミステリー要素が、入ってないのもごめんなさいです・・。
>e1300241様
ありがとうございます。ぜひ、がんばってください・・・。
後、関係ないですが、貴方のまぶらほ経由でココに来れたことを感謝したいです。