注意:このお話は作者が『何となく』の『思いつき』で書いたお話です。
物語と言うほどではなく文字通り単発ネタです。
アンチ&ヘイト物のつもりで書いては居ませんが(どちらかと言うと『ツッコミ』系のつもり)、そうとも取れるのでそういうのが嫌いな方はお勧めしませんので読まないほうが良いかと。
以上の事を踏まえて、読んでも良いという方は下にスクロールしてください。
では。
SEED DESTINY 〜if〜 有り得た『もしも』…
Act2 もしもあの時カガリが健闘していたら?
『第42話 自由と正義と』にて
<カガリ>
『カガリ様、お気を付け下さい。ザフトの新手が!』
「…あれは!」
国防本部に居たユウナを逮捕拘束させた後も暁に乗りオーブ軍の指揮を統括し指示を出していた私だが、ザフトの新型MS『デスティニー』が登場したことにより反撃の勢いが抑えられてしまった。
キラからの又聞きだがアレにはあのシンが乗っているらしい。
…嘗てのオーブの民のシンがオーブを討ちに来ている。
しかもセイラン家が馬鹿な事をしたため、オーブ市民はまだ避難が出来ていない状態だ。
何としても本土への被害を抑えなければならない。
ジブリールを押さえるのも大事だが、このMSをこのままにしていても駄目だ。
抑える為にライフルで狙うが避けられてしまう。
「くっ、こいつに来られたらオーブは!」
アスランは重症で動けないしキラは宇宙に行っているからここには居ない。
キサカ達は他のオーブ軍の支援に行っているから無理だ。
「くっ」
デスティニーのビームを跳ね返すと、今度は背中から対艦刀を抜いて斬りかかって来た。
くっ、機動性か高い!
「カガリ様!!」
えっ?ムラサメ小隊?
行くな!!性能差が有りすぎる!
瞬く間に切り伏せられていくムラサメ達。
バラバラになった残骸が海に落ちていく。
ムラサメ小隊を倒し終え、デスティニーがこちらを向く。
自分への情けなさと目の前のMSへの怒りが込み上げて来る。
…パリィン
自分の中で何かが弾ける様な感じがしたと思った瞬間、頭の中がクリアに澄んで今まで見えなかったものが見えてくる。
前の戦争でアサギ達が戦死した時に感じたあの感覚…。
唐突に暁に乗るときのお父様の言葉が思い浮かぶ。
「力は唯力」
そうだ、力そのものに善悪はない。
だから私がこの「暁」をオーブを護る為の「力」として戦う!!
「ええい!!!」
ビームサーベルを抜き斬りかかるが対艦刀で受け止められてしまう。
膠着した隙を突いてビーム砲を腰に移動させデスティニーの両足を撃ち抜くが、こちらもシールドを斬られてしまった。
デスティニーは両足を失ってバランスを崩していたが何とかバーニアで飛んでいるみたいだ。
「接近戦は無謀か、距離をとって…」
!!ビームブーメラン!?あの状態で!?
避けきれなかった!左腕を持っていかれた!
…迂闊、バランスは崩しても戦闘能力は落ちていなかった。
連投?!拙い!姿勢を崩していて避けれない!!
「くっ」
直撃を予想して思わず目を瞑る。
ドカアアアアァァン!!!
「うああっ!!」
爆発が起きる。
が、無事だ。
目を開けると目の前に私を護るようにビームサーベルを両手に構え背を向けているMS…フリーダム?…キラ?
「キラ?…キラか?!」
『マリューさんラクスを頼みます。…ここは僕が引き受ける。カガリは国防本部へ!』
「分かった!」
この場をキラに任せ国防本部へと向かう。
キラが来てくれたなら私は私の出来る事をする。
先ずは指揮に専念しつつジブリールを捕まえる為国防本部へ!
力を貸してくれる皆の為にも私はオーブを、民を護る!!
続かない?
あとがき
今回は『あの時カガリが健闘していたら』がコンセプトです。
文が微妙に中途半端な出来でツッコミ所満載です。
戦闘シーンの描写は難しい^^;…ヘッポコだぁ。
思いついたら書くという感じなので突発です。
すみません。
執筆速度が遅いので気長に待っていただけるとありがたいです。
次は…アスランかな??