注意:このお話は作者が『何となく』の『思いつき』でちまちまと書いていたお話です。
思いつきで書いたので先の展開はまだおぼろげにしか組みあがっていません。
連載するかは反応次第で決めます。(執筆スピードが遅いので連載の場合の更新は遅いですが)
後、こういうのが嫌いな方は読まない方が宜しいと思います。
誤字脱字修正感想等宜しくお願いします。
短いからそれすら無いかも。(爆)
読んでも良いという方は下にスクロールしてください。
では。
機動戦士ガンダムSEED 〜永遠の愛と自由の為に…〜
第00話 序章
「ふぁぁぁ…」
夜中のとある家。
電気がついたままの部屋で寝ていたのだろう、人物が目を擦りながら起きた。
「良く寝たなぁ〜、…母さん達は〜旅行だし〜徹夜でゲーム出きるから…アイテムコンプリートめざして続きをプレイし……??」
まだ寝起きで頭がハッキリしないのか微妙に間延びした口調でTVゲームのある方へ向かおうとした所でピタリと動きが止まる。
「(…ちょっとまて。『母さん達』?僕の両親は事故で子供の頃に他界してるんだ、…それに何か違和感が?……)」
そこまで考えて何か違和感を感じ、ふと窓の外を見る。
外は明かりは見えないが、窓に映る姿を見て固まる。
「……………はぃーーーーー?!」
そこには、自分じゃない自分が居た。
茶色っぽい黒髪にアメジスト色の瞳。
「…ええっ?!…何で?どうして?!何ゆえ?」
思わず頭を抱えると窓に映る姿も頭を抱える。
ふと何かを思いつく。
「…そうだ!何かっ!!何か身分の証明書もしくはIDカード!!!」
部屋の中を慌てるように探した後、椅子に掛けてあった上着のポケットに有った。
見つけた身分証らしきものはモルゲンレーテへのIDカードらしいがそのカードにはこう記されていた。
『Kira=Hibiki』
「えっと…『キラ・ヒビキ』?…って『ヒビキ』?!」
記されていたのは以下の通り。
『キラ・ヒビキ(Kira=Hibiki) 14歳
性別:男 C.E.55 5月18日 A型 コーディネイター
ヘリオポリス内モルゲンレーテ・カトーラボ所属』
内容は大半は半ば予想していた通りだったが、微妙に一部が違っていた。
恐る恐る机の上にあった日付表示の機械を見る。
『C.E.70 2/1 AM03:27』
あの『血のバレンタイン』まで二週間しかなかった。
「なんでさーーーーーー!!!」
叫びが響くが、家が郊外に位置していたため近所迷惑にはならなかった。
暫くして落ち着いたのか今後の事を考えようとして気付いた事があった。
『キラ・ヒビキ』としての記憶が違和感が感じられない状態で存在していたからだ。
「…まあ、無いよりは有った方が良いけどね」
自己完結した後部屋の真ん中に有るテーブルの所に携帯PCを起動しながら座り、まずは自分を把握とばかりに自分自身を診断しだす。
本来の『自分』より遥かに早い頭の回転や体の動きの軽さに驚愕したりもしたが、その後で色々驚いた事があった。
母親しか居なくてその母が『カリダ・ヤマト』ではなく『ヴィア・ヒビキ』だったり(苗字から想像はついたが記憶で確定)
カガリは子供に恵まれなかったオーブのアスハ家の養女として赤子の頃に引き取られていたり。
一ヶ月程前ヴィアに孤児院から引き取られた義理の妹が居たり。
その義妹の名前が『ステラ』で微妙にブラコン気味だったり。(原作の『ステラ・ルーシェ』だが処置される前なので普通のナチュラル)
一週間程前から母と義妹がオーブに旅行に出かけていること。
あの『ラクス・クライン』の婚約者候補が『アスラン・ザラ』ではなく『キラ・ヒビキ』になったという事
その旨が記されたプラントからの手紙と見合い写真が有ったり(中の写真は微笑んでいるアイドルコスチュームのラクスだった)
その見合いの日が今日の午前10時で場所が何故かこの家だったり。
ラクスの護衛として明記されているのが『アスラン・ザラ』だという事だったり。
など、色々……。
考え込んでいた頭を休めようとPCをスリープさせ顔を上げて外を見ると既に夜が明けていた。
ふと時計を見る。
『AM08:38』
「…なんでさ」
お見合いまで後1時間弱!
キラは生き延びる事が出来るか?(ぇ
つづく?
あとがき
単発作品なので短いです。
連載希望が多かったら連載するかも?
では、また。