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!警告!壊れキャラ有り

「自由に堕ちる夢(SEED)」

54 (2005-11-08 20:19/2005-11-26 17:58)
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注:作者暴走、作品が壊れてます。というか腐ってます。それでもいいという人はどうぞ。


キラ・ヤマトは天才である。


いきなり何を言い出すかと思うかもしれないが存外これは重要な事なのだ。特に俺のような人間には。
キラの実父、ユーレン・ヒビキ博士がどのような面を上げようとしたのかは知らないが、全体的に高いということはわかる。その中で特に特化しているといることが分かるのは、モビルスーツでの戦闘、プログラミング、それらの解析、つまりソフトの方面だ。同じコーディネイターの中でも特出し、その方面ではまさしく天才、鬼才と言っていいかもしれない。
やればその分野で活躍が出来るだろう。


さて、なんでこんな事を言い出したのか勘のいい人ならもう分かっているかもしれない。分からない人もいるかもしれない。
分からない人のほうが多いかもしれないが、まあいい。
つまり、アレである。


現実IN


憑依モノ


なんでやねん。


と、まあ、一応やる気のないツッコミを入れておく。
入っちゃってからかれこれ10数年。もう馴染んじゃっててそんな事に突っ込みを入れようなんて気力はない。というより、今ではむしろ、俺はキラ・ヤマトになる為に生まれてきたんじゃないかと思うほどだ。‥‥‥いや、思ってないけどね、普通に過ごしていれば日常でそんな事考えないし。
俺は運が良かった。
入ったのが『絶対死んでいるだろうという攻撃を受けようが生きていられて』あまつさえ『イナーシャルドライブなしの機体で慣性の法則などを無視しちゃった操縦を出来て』さらに『Nタイプはいないと言いつつ、それであることは間違いないであろう』キラであることもあるが、いや、それだけでも十分いいような気がしてきたが、それとは別に運よかったことがある。それは‥‥‥


入ったときの年齢が3、4才だったことだ。


なに、逝っちゃこと強調して言ってるのさ、と思う人もいるかもしれないがこれが案外重要なのである。
ピンクで強調してそう思わせようとしたけどさ。
3、4歳ということは、あのアニメの始まりの時までに十年以上の猶予があるのだ。
いきなり直前や最中に入るより準備できる期間が長い。明らかに優位だ。性格の急激な変化についても考えなくていいのも楽でいい。
その分、放送されてた細かい箇所を忘れてしまったりというのが無いわけではないが大まかなとこを覚えていられればいい。というより、大まかなとこも変わってしまうかもしれないし。

そんなわけで(どんなわけで?)冒頭の一文が出てくるのだ。
キラ・ヤマトが天才であるという事が分かっていれば多少努力しようという気になる。
特にソフト面には力を入れた。
原作では向上欲がいまひとつそうな感じだったのでやればアレ以上になると思っから。

そしてそれが正解であったと同時に始めたが最後。
スポンジに水を染み込ませるが如く吸収の良いこの頭は凡人であった自分にはとても面白く勉強しまくってしまった。
今ならミーアの気持ちもすこし分かる気がする。

体に馴れるためか、憑依する前のことは大事だと思われる事以外、比較的早く忘れていったが、その頃の知識の助けも借りて6才の時には確実にいくつか博士号を取れる様になっていたとおもう。やってないんで実際のところは分からないが。
7才の頃にはそこらじゅうにハッキングをかけまくって軍事から何まで最新の研究成果を漁りまくり、自らも世間に騒がれないようにしながら研究をした。


それと同時に初めの頃には心理学というか人間関係学というかを勉強した。
別に人心掌握してカリスマになったり、広く人脈を作りたかったわけでわけではなかったが、特定の人物との友情または心的に強い繋がりは作っておきたかった。特にアスラン。
劇中あまり見れなかったが、おそらく戦闘の天才であると同時に機械系つまりハード方面の天才である。そこまで行かなくてもかなり強い事は確かなはずだ。
キラのソフトとアスランのハード、二つを合せたらどうなる、とかは分からなかったがとにかく合せておきたかった。

劇中ではこれ程にないという程の親友。
だったようなきもしないではないが、今回は中身が俺という完璧な別物だったので失敗したくないので勉強しといたのだ。
結果は成功。アニメ以上の繋がりができたと絶対言えよう。
アスランとは友好関係であり、主従関係であり、男女関係なのだ。


そう、男女の関係。思い出すな、初めて会った頃の事を。


「はじめまして、アスラン・ザラです」

アスランと初めて会ったのは4歳の時、月のコペルニクス幼年学校に入ってすぐの事だ。
黒い髪を肩の辺りで切り揃えた、エメラルドのような輝きを持つ緑色の瞳をした少女はそう自己紹介をしてきた。
それを聞いた俺は瞬間、思考が停止した。
ネットなどでキラが女だったり、アスランが女だったり、いろんな人の性別が入れ替わったり設定が変わっているている作品はいくつか読んだ事もある。自分が憑依モノなどありえない状態なのだから、それは有りうるだろうと考え付くような事なのだ。
しかし、俺はその可能性をまったく考えていなかった。
他の不安要素のほうが大きくてその事には気付かなかった。
なので、男だとばかり思い込んでいた俺にはそれは不意打ちであり思考が停止したとしてもしょうがない事なのだ。
そして次の瞬間

ぱん!!

反射的に動いた手がアスランの頬を叩いていた。
別に怒ったわけではない。
ただ、男だと思い込んでいた俺は、その時はまだ男の方しか勉強していなかったので上手い対処の仕方がすっぽり抜けていた。
子供なのだからあまり関係なかったのでは、という考えも今ではあるがその時はその時で結構いっぱいいっぱいだったのだ。
そして直前に読んでいた本が悪かった。
いや、良かったのかもしれない。
良好な関係は築けたのでどちらでもいいが。
読んでいた本は

『すてきな‘げぼく’の作り方』。

タイトルも中身もそのまんまである。

面白半分で読んでいたのだが、まさか効果を発揮するとは思わなかった。
そこにはたしか、こう書いてあった。

「まず初めに力関係、上下関係をしっかり作り相手を逆らえないようにさせましょう。そのために出会いがしらに一発叩いてやるのもいいです」

読んだときはなるほど、とか思ってしまった。それがいっしゅん脳裏によぎったのだ。
しかも、難しい文字はなく明らかに児童書風であった。
誰が作ったんだこんなもの、よく出版できたなとか思ったりもした。
そんなわけで、気がついた瞬間には俺はアスランを叩いていた。
その時のことは良く覚えている。
叩かれたアスランは突然のことにあっけに取られていたが、何かに打ち震えていた。多分あの瞬間に目覚めたのだろう。そして、それは俺も同じだった。アスランを叩いた瞬間、快感が身体に走った。明らかに理不尽で突発的でこちらが悪いはずなのに罪悪感などは一切湧かず、胸がときめいた。


この瞬間、キラ・ヤマト(俺)はS(アスラン限定)に、そして、アスランはM(キラ限定)に目覚めた。


アスランは付き合っているあいだにわざとミスして俺に叱られている節があったのでこれは疑いようがないだろう。
どれだけなじられても大して抵抗もしなかった。
むしろあれは理不尽であればあるほど喜んでた。
さすがへたれと呼ばれたほどのやつだ。
いや、へたれてないけどね。それ以外では確実にしっかりしていたし。色々フォローしてもらったし。

俺もアスランをなじるのは楽しかった。普通に付き合っているだけでも十分面白いのだが、アスランを叩くときの感覚、あれ以上の快感はなく、アスランの苦痛に歪んだ顔、アレ以上に面白く心ときめくものは未だに体験した事はない。アスランをなじっているのが一番楽しい。

これまでのことを聞くと、変態っぽく思われるかもしれないがそれは否定する。他の人で、男女関係なくやってみたが全然面白くなかった。だから、あれはあんなにいじりがいのあるアスランが悪いのだ!

まあ、そんな関係ではあるのだが初めての出会ったばかりの所である。
その頃はまだ行き着いてなかったので、すぐに痛みを感じて涙目になった。
あと一歩で泣き出すとなった瞬間。

「なくな!!」

おもいっき怒鳴った俺。
その声にびっくっとするアスラン。

「ないたらもういっぱつたたくよ」

手を上げながら宣言する。
たたくだけでは不完全なのだ。鉄は熱いうちに打たなければならないのだ。
実はもう一発たたきたかっただけなのかもしれない。
そして(残念な事に)アスランは手で顔を拭くと「ないてないよ」と言って顔を見せた。
それを見て「よしよし」とか言いながら頭をなでながら褒めた。
鞭だけではダメなのです!ちゃんと飴もあげないと!

そんな痛烈な出会いを俺とアスランはした。

そのあと先生に話を聞かれて「気に入った奴がいたらやれという伝統なので」などと言ってごまかしたり、その事について先生が親に聞いたときには、親を泣き顔を作って落としたりとなかなか大変だった。
だがこの時のおかげでアスランの能力は原作の何倍にもなった。というかならせた。
これが怪我の功名というやつだろうか。


そして今現在


「アスラン、アスラン、アスラン」

通信機越しにキラがアスランに陽気に呼びかける。
ユニウスセブンに核ミサイルが落ちることはなかったが(落とさせなかったとも言う)、それでも戦争は始まりアスランはザフトに入り戦争をやっていた。
普段は心優しく責任感の強い彼女は同胞たちが死んでいくのが見過ごせなかったのだろう。
3年前、無理にでもキラが引き止めていたら入っている事はなかっただろうがそれは言っても詮無いことだ。
そして、それは今はどうでもいいことだ。

「なにキラ」

ハイテンションなキラに不安と期待のこもった眼差しでたずねるアスラン。
赤道直下の小島が多いあたりで対峙する二つのモビルスーツ。
その周りには3機の初期のGが破壊されて転がっていた。
その光景とは明らかに場違いなテンションだがそのままの調子で続けるキラ。

「いじめてあげる」

と。

「いじめてあげる。いじめてあげる。だからアスラン必死に抵抗しなよ。必死に護れよ。でないと死んじゃうかもしれないから。というか死んじゃダメだから」

MSでの戦闘の天才による命をかけた戦い。これ以上に無いプレイの一つである。
狂っているキラと

「はい、キラ」

それを艶のある笑顔で了承する狂っているアスラン。
それと同時に二人の戦い、もといプレイが始まった。
ニコルが死んでいようといまいと種割れは確定だろう。


アスランが使うのはイージス。

初期のGである。

キラが使うのはブラックカラーのフリーダム。

もちろん核燃搭載。


ぶっちゃけいじめでしかない。


あとがき
SEEDの現実INものが書きたくなって作ってみたのですが・・・・・壊れてます。と言うか腐ってます。会話分も少ないです。
これを投稿しようしてる今、ちょっとドキドキものです。
本当はもっとまともになるはずだったのですがこうなってしまいました。
ちなみにキラがフリーダムに乗っているのは技術の前倒しです。黒いのは本人が堕ちている自覚があるからです。
続くかは良くわかりません。
まあ、楽しめてもらえたらさいわいです

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