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▽レス始

「もし世界に最強が居たら4(ラジアタ@いろいろ)」

ななし (2005-09-12 10:42)
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  「な・・・ナツメ様・・・・ もう・・ダメです。」


  「な・・・ハァハァ・・・ レナード何を言っているのですか・・・」


  「ハァァ・・・・もう・・・ 無理です・・・」


  「もう少しですっ・・・・ ハァハァ・・根性見せなさいっ!」


  「無・・・理で・・す・・・・・


   あんなモン乗っていった奴らに追いつけるわけないでしょう!!!」


  「・・・・同感です。」


  そして彼女たちは諦めた


  もしも世界に最強が居たら


     〜 第四話   「山田さん。三番にお電話です。」〜


  ジャック・ラッセルにおける調査報告


  ジャック・ラッセル 16歳
  『龍殺し』 ケアン・ラッセルの第二子
  家族構成は姉 エアデール と生活
  現在は王国騎士団の桃色豚闘士団に所属
  取り立てて不審な点も見られず
  寧ろ、年相応と言うよりも無邪気と言った方がよい性格
  オルトロス様の探している人物とは背格好が同じだけで
  特に共通点無し
  なお、対象が騎士団の任務で外に出ようとしたときに
  紫色山猫剣士団の『ナツメ』『レナード』を発見
  対象との関係は未確認
  確認しだい報告


  闇の中


  老紳士はその身を縮み上がらせながら答えた

  「すると、その人間の行方はいまだに知れないのだな?」

  「はっ!」

  闇からいで来る声が老紳士を削っていく

  「ニュクス・・・ それくらいにしておいてやれ。
   それがどんなヤツであろうとも我らにかないはしない。」

  闇からもう一つの声が聞こえる

  「ソナタか・・・ ふっ、その通りだろうが━━━━━━━━━
   まぁいい、オルトロスよ。」

  「はっ!」

  老紳士・・オルトロスはニュクスの声にさらに縮み上がる

  「その者を盗賊ギルドに引き込んだとして・・・・
   誰をあてがう気だ?」

  オルトロスは少し戸惑う素振りを見せるが答えた

  「ヘルツかリーリエ・・・もしくはシルビアか・・・と考えております。」

  その答えに、ニュクスが笑う

  「結構な大盤振る舞いだな・・・それほどの力を持つ者か?」

  オルトロスは、言って良いモノかしばらく思案した

  「先の・・ 金塊を覚えておられますでしょうか・・・・」

  その言葉にニュクスは何を言っているんだ・・・と言うような雰囲気になる

  しかし、その雰囲気も次の台詞で消えた

  「その者が鉄塊から作り出したもの・・・ それ故です。」

  驚愕の雰囲気が漂う

  そして、ニュクスは言う

  「それならば、フラウとリンカも視野に入れるが良い。決して逃がすな。」

  「はっ!」


   ━━━━━━━━━━━━━━━━━━


  ジャックは困っていた

  「で、どうなのですか?」

  繰り返し言おう、ジャックは困っていた

  「どうなのですか!」

  三度言おう、ジャックは困っている


  「だから、私に空の飛び方を教えてくれるのですか!」


  王女様にこんな事を言われているのだから

  「ちょっと待ってくださいよ。
   何で俺が空なんて「一昨日!飛んでいたでしょう!」

  そこで、ジャックは一昨日のことを思い出す

  (・・・・げ!)

  不用意すぎた

  そんな反省をしたが、すでに時は遅し

  「と・・・ とりあえずこんな所で話は・・・」

  と、とりあえず話を変えるジャック

  ちなみに、ここは騎士団の相部屋で隣にはレナードが泥のように眠っている

  「それもそうですね・・・ では、私の部屋で。」

  「え?」


  「べ・・ベルフラワー王女?!何を・」

  王女は、付き従っている侍女に有無を言わさず

  ジャックを部屋に入れ鍵をかける

  「で、どうなのですかっ!」

  ジャックに詰め寄る王女

  「教えてくれると言うまでここから出しませんからねっ!」

  ジャックの方は、何か諦めた表情をしていた

  そして言う・・・・・ 仮面を捨てて

  「記憶を消されるか口を貝のように紡ぐか・・・どっちが良い?」

  いつもは押さえていた気を少し解放する

  「ひっ・・・」

  その気に当てられ、少し後ずさる王女

  しかし、そんなことでは言い負けてしまう

  そう思ったのか、王女は一歩前に出た

  「わ・・私の記憶を消しても、思い出して見せますッ!
   隠した30冊の日記で絶対に思い出して見せますッ!」

  それを見たジャックは笑った

  これでもか、と言うくらい笑った

  「な・・・何がおかしいんですかっ!」

  さすがに王女も怒り気味である

  「合格ッ!」

  「え?」

  いきなりの合格発言に戸惑う王女

  しかし、その意味を考えて次第に笑顔になる

  「では、空の飛び方を教えてくれるのですねっ!」

  しかし、現実は無情だ

  「無理。」


  時が止まった


  「な・・・何でですかっ!」

  王女の問いかけにジャックはニヤリとする

  「そんなに、教えてもらいたいか?」

  うなずく王女

  「どんなことにも耐える自信はあるか?」

  王女は戸惑いながらも、うなずく

  「特訓をするってくらいはわかるよな?」

  うなずく

  「しばらく、体が動かなくても平気か?」

  うなずく

  「報酬って言葉を知っているか?」

  うなずく

  「ヤらせろ。」

  うなずく

  「って!ちょっとっ!」

  「はははははは━━━━━━━━━」

  笑ってジャックは冗談だと言った

  次の瞬間、ジャックの気配が変わる

  「まぁ、教えても良いんだけどな。
   結構大変なんだ。」

  「どういうことですか?」

  「ああ、一から説明しよう。」


 〜ジャックの説明〜


 まずは、お前・・・ベルフラワーだったよな?

 んじゃ、ベルか。

 ベルのやりたい事にもよるんだが

 空を飛びたいのなら・・だいたい、三つの方法がある

 一つ目は、肉体改造

 ああ、怖がらなくても良いぞ。する気無いから

 んで、二つ目が道具の使用

 これが一番簡単なんだけど、道具が壊れたり充電とか必要なんでおすすめしない

 ん?充電って何かって、それが分からないだろうからおすすめしない

 最後、三つ目だけど 技の修得

 今回、俺が教えてやるのはこれだ

 まあ、細かいのはいろいろあるけども・・・

 そうだな、『舞空術』当たりが良いだろうな

 『舞空術』ってのは自分の中にある気を操って・・・

 そこ、寝ないッ!

 ったく。マジで犯すぞ?

 うん、ちゃんと聞くこと

 何処まで聞いてたか分からないが・・・

 ベルに教えてやるのは『舞空術』だからな

 良し

 じゃあ、コースを選んでくれ

 ん?二つしかない?

 当たり前だろうが、そんなに簡単なモンじゃないぞ?

 お、一日コースか

 んじゃあ、ちょっとまってろ         〜説明終了〜


 説明が終わると、ジャックは何処からともなく大きなピンク色のドアを取り出した

 「これは別世界につながってて、その世界じゃ時間の流れが違う。
  だいたい、こっちの一日ぐらいで一年間は特訓できる。」

 ジャックがそう言うと、ベルフラワーは喜々とした表情でドアをくぐった


  そして、その夜

  ガチャリ と、ドアが開き

  ジャックとその腕に腕を絡ませたベルフラワーが出てきた

  「ほら、いい加減離れろ。」

  「やです〜。もっと、もっと可愛がってください〜。」

  「たく、なら実践だ。上に行こうぜ?」


  明らかにドアに入った時とは別の喜々とした表情で

  ベルフラワーは自らの部屋の窓から飛び降りた

  それにジャックも続く

  その後、悩ましげな声が城上層部から響いたと言うが定かではない


  そして、彼らは知らない。

  運命の日ともいえる日が目を開けた


 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━

 後書き


 ども、ななしです
 今回は繋ぎとネタ・・・
 ダメだ orz
 なんつーか、ギャグにもシリアスにもなってない
 しかし!
 私はレスに応援がある限り調子に乗るのだ
 悪いと思っている、反省もしている だが私は謝らないッ!!!ヽ(`Д´)ノ

 そこで皆さんに質問

 今回で言えば一年間の間の話・・・・書いた方がいいですか?
 (おそらくピンクですが)


 今回は技がなかったのでレス返しっ!(初めてだ)


 >獣様

 >なんか今回は怪しげなギルドの婿様に勝手にご指名されたようで(;´Д`)
 >まぁ、あれだけやれば自業自得でしょうね。

  そのとおりですが、実は別の意味もあったり無かったり

 >しかし、ジャック君、舞空術使えるのに背中から翼が・・・(;´∀`)

  すみません・・・実はジャックに翼が生えているわけではないんですよ
  自由の表現として翼を入れただけで・・・
  紛らわしくてすみません


 >ブック様

 >後ろから付いてきている二人は果たしてついてこれたのでしょうか?

  無理でした。

 >それにしてもジャック君はやりたい放題やってますね。
 >いきなりバイクや銃を錬成ですか。そりゃあ皆さんビックリするはずですよ。

  そりゃそうですね、しかし、ジャック的にはやっておかなければいけないのですよ。

 >ステキに無敵な(古い)ジャック君に乾杯!

  チーン(グラスを重ねる音)


 >hori様

 >まさかはじめのは王女様かな?w

  ええ、王女です。

 >このままハーレムに持ってきましょ(ぁ

  いえっさー、まずは王女を・・・・

 >これからもがんばってくださいw

  どれだけ期待に添えるか分かりませんが
  自分なりにがんばります(調子に乗るという)

 では、呼んでくれて有り難うございました

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