サカナク=テンカ、58歳。
リーザス黒の軍、筆頭副将。
ヘルマンの先王の時代のリーザス侵攻の際には、100人長として従軍。
所属していた部隊は緒戦で壊滅するが、敗残兵を掻き集めてゲリラ戦を展開。
遅滞戦術に徹し、それが後のバレス、ペガサスによる反攻に繋がる。
この戦においてバレスと意気投合、以来バレスの副官として軍務を勤める。
堅実な部隊運用に秀でており、大部隊である黒の軍にあって、バレスの戦術意図を正しく理解し、それを実現するのに多大な貢献を果たしている。
とまあ、表向きだけであれば、ごく普通の良将なんだが。
実はあの加藤疾風とも懇意だったりするのだから、人間判らないものだ。
青の副将の3
さて、この副将プレイ。
最大の難関は、ミネバ将軍率いるクリスタルソード部隊だったりする。
前回は前線をハウレーン副将とクリーム副将で固め、後衛からメルフェイス副将で削るという戦術展開であったが、最終的に万単位の戦死者を出すことになった。
そして、もう一つの難所であるゼスの最終兵器ピカ。
魔王も火星大王も使用禁止となると、頭数の足りない副将からピカ要員を供出できない以上、ケイブリス派の侵攻によってゼスが滅ぶまで待つしかない訳だが。
今回は、ジブル、ドッジという咬ませ犬がいてくれてよかった。
本当によかった。
一度私もピカ要員に供出されたことがあるが、あれは胃に悪いからな。
とまあ、先の戦術展開を考えながら自由都市への侵攻に勤しんでいたら。
かなみ嬢とゼスの忍者、あっさりとランス王を暗殺。
そういえば、最近のランス王は幸・不幸チェックのコンプリートにも熱心でいらっしゃったな・・・
そして次のループ。
何故か、サカナク副将も一緒に付いて来ていた。
「お前だけでは手が足りんだろうから、サービスだ」
ああ、さいですか。
どうせなら、コンバート副将とかの方が良かったのに。
さて、サカナク副将。
何だかザザーンシンジ君と勘違いしてるようだし、2、3ループ程は序盤で退場させてやろう。
これが最強サカナク=テンカの逆行ものではなく、逆行ループものの丁稚なんだと思い知れ。
2、3ループ後。
逆行サカナク副将が居なくなっていた。
「あいつ使えないから、置いてきた」
ああ、さいですか・・・
あとがき
このスタイル、書きたいシチュエーションだけ書いて、そこに至るまでの道筋をすっ飛ばすことができるから、意外と楽かもしれない。
それにしても、魔王バボラなんて単語、ここ以外には存在し得ないだろうなあ(苦笑)