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「横島大戦 第拾話(GS+S大戦)」

とくなぎのぞむ (2005-04-14 18:01)
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「お、こんなとこにおったんかいな、横島はん」

花やしき遊園地という帝都の中でも一、二を争う遊園地の地下にある特別格納庫。
そこに三つ編みの、丸めがねをかけたつなぎ姿の少女が入ってくる。
その視線の先には、バンダナを巻いた青年――横島の姿があった。

「ん? 紅蘭か?」

横島が紅蘭と呼んだ少女は、ニヤニヤと笑って横島に近づいてくる。

「ん〜、なんや? 物思いにでもふけっとったんかいな?」

と、笑顔で下から覗き込んでくる紅蘭に、横島は苦笑する。

「ん、いやな、この光武をみててな」

「横島はん霊力高すぎやねんて。調整すんのどんなけ苦労したか……」

「う…………すまん。ご苦労さん」

その苦労を思い出したか、紅蘭は苦虫を噛み潰したような表情を作ってみせる。
それを見、横島は素直に謝ると共に、ねぎらいの声をかけた。
その珍しい横島の態度に、紅蘭は意地悪く微笑む。

「ん、ええてええて。アイリスのほうの調整もあったさかい、ほんの五日連続で徹夜することになっただけやったし。横島はんおったおかげで、アイリスのほうの調整もはよう終わったことやしな」

…………そのうちのほぼ二日は俺に対する実験だったと思うんだが………

「……ん? 何か言ったか? 横島はん?」

「…………イイエナニモ」

何か黒いものを背にうごめかし始めた紅蘭に、横島は背に冷や汗をかきまくりながら答えた。
実のところ、この世界に来てから――いや、もしかしたらもといた世界も含めて横島が最も恐怖という感情を抱いたのは、紅蘭だったりする。
何せ、このところはマシになってはきているが、女と見ればだれそれかまわず飛び掛っていたあの横島が、紅蘭と出会ってから向こう三日、まだ一回きりしか飛び掛っていないのだ。
まあ、一回目にルパンダイブをかましたその時その瞬間、一瞬で拘束され、精ピーーーー(あまりに過激なため、描写できません)ーーーーーー!!されたり、実ズギューーーーーーン(同文)ズギューーーーーーーーーン!!なことをされてしまえば、当然かもしれないが。
…………合唱。

閑話休題。

「…でも、本当にいいんか? こんな武装で。今ならダマスカス手に入りそうやねんけど……横島はんの霊力量考えても、正直な話し宝の持ち腐れやで」

何か嫌なことを思い出したのか、顔を青くする横島に、紅蘭は改めて、念を押すように尋ねた。
それに対し、横島は、

「いや、いいよ」

即答する。

「強すぎる力は、またいずれそれよりも強い力で滅ぼされる。だから、俺は“コレ”を選んだんだ。……自分への戒めとして……ね」

「……そこまで言うんなら別にいいんやけど……じゃあ、ダマスカスはまた別のとこに使っとくわ」

「……いいのか?」

光武に主に使われている金属、シルスウス鋼も当然高価であるが、それ自身は何とか人の手によって製作可能ではある。
しかしダマスカス鋼という金属は自然界にしか存在しないもので、シルスウスより霊力を通し、溜め、増幅し、そして魔なる気を寄せ付けないという、まさに西洋でのミスリル銀やオリハルコンレベルに貴重なもので、それこそ滅多に手に入るものではない。
それを見越しての言葉なのだが、紅蘭はそんなことも意に介さないように言い放った。

「気にすることあらへんて。もともと、横島はんの光武は特別製やさかいに。“コイツ”をうまく動かすための伝達系にもダマスカス使ってるし、本来シルスウスで造られとる霊子力機関もその大半がダマスカスで構成されてるんや。今回使おうとしているダマスカスも、本当なら“コイツ”とは別の武装に使われるはずやったものやし」

ポン、と、蒼銀の光武の背についている“ソレ”に手をおいた。
同時に、蒼銀の光武のカメラアイが紅蘭のほうをむき、明滅する様子に紅蘭はに満足げに微笑んで、「上出来や」と呟いた。

「苦労したでえ? 何せ、太刀とか、銃とかも用意するつもりやったのに、いきなりこの武装にしてくれって言うし、その上、“予想外”のことまでおこるんやからなぁ」

「…………うい」

『…………む、それは我のせいだな』

それを言われれば、横島は苦笑することしか出来ない。
同時に、今まで沈黙を保っていた心眼も、すまなそうに発言する。
もともと、心眼はあまり表では喋らない。
霊力を有するものや、それに関わっているものならば心眼の存在は受け入れやすいかもしれないが、しかしそれが一般人相手となると事情は変わってくる。
ヒトというのは自分が理解できないものは恐れる傾向にあり、そのものがたとえどんな性格だろうとも、あまり変わりはしないだろう。
そのため、心眼はあまり表に出ないようにしているのだが、やはり自分を受け入れてくれる状況というのは、心眼としてもうれしいものらしく、こういうときに表に出てくるのはあまり躊躇はしなくなってきていたりする。

「ま、なんにせよ、後は塗装だけやし。思ったより早く帝劇に戻れそうやな」

「ああ」

紅蘭の言葉に頷きながら、横島は己の相棒を見つめていた。
そして、誓う。
もう二度と、自分の目の前で仲間を、大切な人たちを死なせはしない、と。
だから――


――見守っていてくれよな、ルシオラ。


横島のその誓いに呼応するように、光武のカメラアイが何度か明滅し、そして――


警報が――鳴り響いた。


横島大戦
第拾話       『帝國華撃団・花組』


大神が降魔と対峙してから三日後、大神は米田と向かい合っていた。

「自分を軍に戻してください!!!」

表では人々に夢を振りまく最前線、裏では人々を“闇”から守る唯一の場所である大帝國劇場、その支配人室に若きモギリの大声が鳴り響いた。
それが向けられた某支配人――米田の耳がとんでもないことになりそうなのはお約束である。
そんな今にも決壊を起こしそうな鼓膜をなだめながら、米田は呆れ顔で、自分の前に立つ青年を見据えた。

「あのなあ……。……最初にも言っただろうが、俺にはもうそんな権限はねえ。……おめえの話からすると、おそらくそのバケモンは八年前にこの帝都を襲った“降魔”だろうよ。ほれ、よく言われなかったか? 『悪いことばっかりしていると、降魔が来るぞ』ってな。……何か悪いことでもしたか、大神?」

「話をずらさないでください!!」

おどけたように言う米田の言葉に、大神は身を乗り出してまたも怒声を飛ばす。
それを聞き、米田はもうごまかすのは不可能だと悟ったのか、持っていた酒瓶をテーブルに置き、急に真面目な表情になった。

「……おめえの話が本当だとすると、真面目にヤベェみたいだがよ……」

「……どういう……ことですか?」

「世間一般には、公表されてはいないんだが、八年前、降魔は陸軍の特殊部隊によって封印されたんだよ。……近頃、その封印がところどころ破けてきているみたいだがな」

「なっ……!?」

米田の口から飛び出した衝撃的な真実に、大神は思わず絶句した。

「い、一大事じゃないですか!? どうして軍は……」

「……そのことを公表しないか……か?」

図星を差されぐっと口をつぐむ大神に、米田はゆっくりと、諭すように続ける。

「……ヒトってイキモンはな、自分達には理解できねえモンを“異物”だと判断して除外したがるモンなのさ。……それが、同じ人であろうとも……な」

「……え?」

「……とにかく、ンなことを公表してみろ。まさに、あの“降魔戦争”の恐れがある、だぜ? 大混乱が起きるのは目に見えてる」

「…………」

確かに、自分ですら混乱するだろう……そう考えて大神は、ならば、とまたも米田に詰め寄る。

「な、ならば貴方はそれを知りながら、どうして何も行動をおこそうとしないのですか!?貴方ほどの人の言葉なら、市民だって信用するし軍の人間も簡単に動くでしょう!? 現に、自分がここに着任することになったのも――」

「冗談言うなって」

大神の言葉を、米田は打ち切るように言い放った。
そしてその様子は、大神の思い描くあの“英雄”の姿とは――かけ離れていて……

「……俺はもう軍を退役したんだよ。今は知り合いのつてでここの支配人やらせてもらってる只の飲んだくれよ。いまさら、命のやり取りやるなんざ冗談でも言いたくねえ」

「……………」

大神はしばらく沈黙した後、懐から“あるもの”を取り出し机の上におくと、米田からゆっくりと背を向け、そして扉に背を向ける。

「………………自分は、貴方を尊敬していました……。しかし今は……“力”を持ちながらそれを人のために使おうとしない貴方を…………軽蔑します」

「…………」

「……失礼します」

それだけを言った後、大神はドアを荒々しく開け、支配人室を後にした。
残された米田は大神の言葉ににやりと笑い、酒をコップに注いでそれをあおり、そして呟く。

「……“軽蔑”……ねえ」

その言葉をゆっくりとかみ締めた。
先程の大神の様子が、自分がまだまだ若い頃、上官に噛み付いた自分とよく重なる。
そして……。

「………………まだまだ、“青い”ねえ」

大神が残した“あるもの”を見やり、ニヤリ、と笑った。
大神が残していったその“あるもの”とは白い封筒。
そしてそこには、こう、書かれていた。
たったの四文字。
そう、ただ――

“辞任届け”

――と。


ちなみに、大神が出て行ったそのドアの裏に、すみれとかさくらとか由里が張り付いていたりするのは、まあお約束である。


「何しにいらしたのですか、少尉? ……まあ、その顔を見れば大体予想はつきますが」

その金髪の長身女性――マリアの言葉に、大神は苦笑する。
支配人室から出た大神は、その足でマリアの部屋を訪れていた。
本来ならば礼服に着替えて痛かったのだが、実は大神の礼服、すみれのおかげでもう二度と着れなくなってしまっていたので、いつものモギリ服姿だ。

「ああ、一応、けじめとして……ね」

「……おやめになるのですね」

マリアの言葉には疑問視はついていない。
まるで、最初からこうなることを予測していたかのように、マリアの口調は冷ややかだった。
それを読み取り、またも苦笑を顔に浮かべてしまう大神。

「……ああ、正直、ね。判らなくなったんだ。……最初はどうあれ、俺は米田中将の下で働けること自体はものすごく嬉しかったんだ。……けど……あの人は、帝都に危機が迫っていると言うのに何も行動をおこそうとしない。……正直、失望したよ」

「…………     」

うつむき、憤りを隠しとおせないように呟く大神に、マリアは何かを呟いた。
日本語ではないその言葉に、大神は思わず聞き返す。

「……え?」

「……馬鹿らしい、といったんです」

「なっ!?」

マリアの口から出てきた、その予想外の言葉に、大神は絶句した。
そんな大神を見、マリアは冷ややかに続ける。

「私は貴方にこそ失望します、大神少尉。貴方はそのものの表面だけを捕らえ、それで全てを判ったような気になっている。現に、貴方はそう言いますが米田支配人は元陸軍特殊部隊隊長――つまり、八年前の降魔戦争時、最前線で戦っていました。これがどう意味か……お分かりですね?」

「…………!!」

マリアの言葉に、大神は再び絶句しかけるが、反論を試みる。

「そん、な……だが、あの人は何も!!」

「……このことは人の歴史の闇に消えた出来事です。……だからこそ、何も言わなかったのでしょう。……それでも、知りたいのですか?」

「……………………!!!」

今度こそ大神は絶句する。
マリアの言葉に隠されたその意味を、悟ったのだ。

――これ以上知ると、後戻りできなくなる。
  その“覚悟”が貴方にあるのか?

そう、聞いているのだ。
いや――試しているのだ。
大神の、軍人としての――人としての本質を……。
それを悟り、大神はゆっくりとあごを引――こうとしたその瞬間。

「大神さん!!」

「お兄ちゃん!!」

「少尉!!」

荒々しくドアが開き、部屋にさくら、すみれ、アイリスが突入してきた。
その先頭のさくらの手には――先程大神が出してきた辞表がある。

「……みんな」

「大神さん、やめちゃうって本当ですか!?」

さくらの言葉に、大神はゆっくりと頷いた。
その様子に、アイリスが手を広げ、通せんぼするように大神の前に立つ。

「ダメだよー!! お兄ちゃんはやめちゃダメなの!! ……横兄ちゃんだって、悲しむよ……?」

「そうですわ!! あなたはわたくし達の召使も同然!! その召使が主人に断りもなく勝手にやめることなど、許されませんわ!!」

アイリスに便乗するように、何故かまったくの逆効果なことをのたまってくれる(当然照れ隠し)すみれ嬢。
取り敢えずそんな風に認識されていたのかと冷や汗をかきつつ、大神は、

「……すまない。もう、決めたことなんだ………」

と言い残し部屋を出て行こうとする……が。

「えい」

と言う掛け声と共にばたんと閉まるドア。

「……?」

ノブに手をかけあけようとするが――やはりと言うかなんと言うか、開かない。
言うまでもがな、アイリスの仕業である。
当然大神も、アイリスの力は何度か見ているので、これがアイリスの仕業だと気がついた。

「こ、こら! アイリス、いたずらはやめなさい!!」

「アイリス、しらないも〜ん」

「アイリス、絶対に開けちゃダメだからね」

知らん振りするアイリスに、なにやら耳打ちしているさくら。
その様子に、マリアは軽く額を押さえため息をつき、すみれは内心よくやったとサムズアップ。
何かもう、先程の緊迫感はどこへ行ったやら。
そんなこんなでいつまで続くのかと思った、その次の瞬間。


ビー!! ビー!! ビー!!


「っ!?  マリアさん!」

「!! ……ええ、行くわよ、すみれ」

「!」

突然帝劇内に警報がけたたましく鳴り響く。
それを聞きつけたその瞬間、その見に纏わせる雰囲気を一変させたマリアとすみれが部屋を飛び出した。
大神は、それを呆然と見送る。

「……一体、何が?」

「ええと……」

「……どうしよ、さくらぁ?」

残されたアイリスとさくらは、互いに顔を見合わせ、あせった表情を浮かべる。
――と。

『おい、さくら、アイリス、そこに大神もいるな? かまわねえから、一緒に連れて来い』

「ホント!?」

「じゃあ、もう“秘密”は解禁なんですね!?」

いきなり備え付けの機械の一つから聞こえてきた声に、歓喜の声を上げるさくらとアイリス。

「ちょっ!? な、なんだい、二人とも!?」

そして、いまだ状況がつかめてない大神の背中を押していくのだった。

んで。

大神がつれてこられた先、そこは、何故か廊下の突き当たり。

「……廊下の突き当たりに、一体何のようがあるんだ?」

「あ、ちょっと待ってくださいね」

一人ぐちる大神に、さくらは声をかけると壁の側面の一部をたたく。
すると、壁の一部十センチ四方ぐらいがパカッと開き、さくらはその中にあったボタンを押した。
その、次の瞬間――

「なっ!?」

まるで自動ドアのように突き当たりの壁が左右に開いたのだ。
その奥は円形になっており、合計八つのダストシューターみたいなものがある。
そのうちの二つは蓋が閉じていた。

「さあ、大神さん」

満面の笑みであいている穴の一つに大神を促すさくら。

「『さあ』って……ここに飛び込めと!?」

暗くて、底はよく見えない。

「……………うわぁ」

「……えい」

口の端を引きつらせ、冷や汗をかく大神に業を煮やしたのか、気の抜ける掛け声と共に大神の背中をつき押すさくら。

「どああああああああああああああああああああああああああ!!!?????」

当然、覗き込む体制になっていた大神はそのまま奈落のへと底に落ちていく。
すると、いくつかのロボットアームが大神の服を脱がしていき、また新たな服を着せていった。
そして……

「だあっ!?」

数十秒間の落下と言うか滑り落ちたと言うか、まあそんな感じの後はじき出された大神の上に、一人の男性の影が差し掛かる。

「……よお、大神」

「……米田支配人……? ……それに……みんなも……」

そこにいたのは紛れもない軍服を着た米田、そしてその後ろには色とりどりの体にフィットした服を着ている歌劇団の面々。
状況をつかめず、呆然としている大神に、米田はにやりと笑った。

「ここでは“司令”と呼んでもらおうか、大神少尉?」

「……は?」

突然の米田の言葉に、大神はますます混乱する。
対する米田はその状況を楽しむようにニヤニヤとした表情を浮かべたままで、ゆっくりと大神の前を歩いていく。
そこで、大神は今現在、自分がいるところを理解した。

「……ここは……」

そこはまさに軍の最高司令部といった感じの設備が施されている、まぎれもない基地施設。

「帝都は確かに発展した。まさに、大日本帝国の“光”といってもいいだろう」

呆然とする大神を尻目に、米田は話し始める。

「しかし、光あるところに闇あり。八年前の降魔戦争では、帝國軍はあまりにも無力。帝都は壊滅の一歩寸前までに押しやられていた。前回はぎりぎりのところで勝利を勝ち得たが、そう何度も都合よくことが運ぶとも限らん。……いま、この帝都を壊滅させるわけには、いかんのだ」

そこで大神は立ち上がる。
そして、ただただ、呆然と米田の言葉を聞いていた。

「そこで作られたのが、“闇”と対抗するための、『陸軍対降魔部隊・帝國華撃団』だ」

米田はにやりと笑い、そして――

「大神、おめえには、この“帝國華撃団・花組”の隊長を務めてもらう!」

そう、言い放った。


続く……の?


次回予告

いよいよあかされた帝國歌劇団――帝國華撃団の正体!
さあ、これから大神さんはどうなるのか――って、俺も数日前に知らされたばっかりなんだけれどもね。
そして出撃する帝國華撃団・花組。
そこにいるのは蒼銀の光武こと、俺、横島忠夫。
そして俺は“漢”の敵に対し、最終兵器を発動させる――


次回、横島大戦・第拾壱話 『出撃、そして初戦闘!』

太正櫻に浪漫の嵐!!


モテル男は“漢”の敵じゃああああああああああ!!!


―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――


ピート:ふは、ふははははは!! ついに、ついにきましたよ僕たちの時代が!!

雪乃介:……一応聞いておくが、一体今度は何にトチ狂った?

ピート:失礼ですね、それではまるでこの美しき僕がいつも狂っているような言い方じゃないですか

雪乃介:……自覚がないよこのホモナルシスト

ピート:黙りなさいこのマザコン。……取り敢えず、これを見てください

雪乃介:って、何股間から出してんだ!? って言うかいつの間にパンツ一丁になったお前!? 

ピート:ああ……美しい……見よ、この筋肉美!!

雪乃介:ポーズ決めんなーーーー!!!!????

西条:……もう、君の奇行にはなれたよ……。ん? 何々、『漢組、座談会』?

ピート:そうです! この駄作の元になっているサクラ大戦の設定とか、横島大戦上で語られなかった設定とか、こんなクソ作者が書いた駄作を読んでくださっている心の広い皆様からのレス上にあった質問等に答えるコーナーがここなんです!!

寅吉:おお、凄いですノー

雪乃介:……いや、ただ単に、扱いづらい俺達を出すための、苦肉の策なんかじゃねえのか?

ピート:シャーラップ、マザコンバトルジャンキー!! ……って言うか作者曰く、もともとこういう形で出すつもりだったそうですし

雪乃介:……取り敢えずブリーフ一丁で腰をくねらしつつ俺に指差すのはやめれ……

西条:……では、まあ一つ目に行こうか。ふむふむ……何々? 『そもそも漢組って何?』

ピート:な、なんですとっ!? この、究極の美の体現者! ピエトロ・ド・ブラボーを知らないと!?

雪乃介:いや、ほとんど知らないと思うぜ。夜華ン時からこの小説を読んでくれているか、もしくは華の残照で見たひとは多分少数……

ピート:くっ! ……こうなればもう強烈な印象を与えるしか……!!

雪乃介:だーっ!? 何故脱ぐ!? って言うかお前それ以上脱いだらもう着ているもんねえだろうが!? 寅吉、止めろ!!

寅吉:うう、ピートサンすまんノー

ピート:ああ! 食い込む縄が気持ちいい!!

西条:では、まあ説明しようか。僕達“漢組”の正式名称は『帝國華撃団・漢組』。れっきとした帝國華撃団の一部隊で、その主な任務は花組の戦闘サポート。つまり、彼女達が戦いやすい状況を作るのが僕たちの役目と言うわけだ。することと言えば避難誘導とか、後始末とか

寅吉:それ以外としては“闇の者”の始末ですケン

雪乃介:普段は帝都の『漢組探偵所』で日々活動資金を稼いでるわけだ。……一応、あの明智小次郎とも面識はある。時々、一緒に仕事したりするからな

ピート:詳しくは華の残照にある『横島大戦・外伝』を見れば判ると思います。って言うか見なさい。見て、この僕の美しさを再認識しなさい

雪乃介:無理意地すんなこの変態ナルシスト! ええと、次は、と。……えー『何故光武二体で倒しきれなかった降魔を、横島が瞬殺出来たか?』だとさ

西条:ああ、それについてはただ一言、霊力量が段違いだからだね。横島くんは不完全でも人魔、その霊力量は花組の彼女達とは桁が違う。そしてもう反則技の文珠がきた日なんかにはもう向かうところ敵なしと言ったところか

ピート:それは言いすぎかもしれませんが……それを言うと、僕たちの“能力”も反則技になりますし。そもそも、霊力の使い方にも差は出てきますしね

寅吉:そうですノー。花組の人らが出来るのはモノを媒介にして放出するぐらいですケン。横島サンは霊力の使い方はうまいですしノー

雪乃介:そしてもう一つ。実は裏設定として……大神だっけか? あいつが戦った降魔は、横島の野郎が戦った降魔よりも高位の存在だったらしいんだが……その話は、もう少し話が進んでから出てくるらしいぞ

ピート:……宣伝ですね。こんなことするから、このクソ作者はいつまでたっても四流なんです。……そもそも、僕達の霊力量も、実はアイリスとか言う少女よりは上ですし

西条:まあ、降魔細胞を押さえ込んでいるのに使っているから、普段は常人くらいしかないけどね。……っと、今回はこれまでのようだね。では、これにて漢組座談会を……

ピート:最後に僕の美しき裸身を!!

雪乃介:やめい!!


もう終われ


あとがいちゃおう
やっと二桁突入〜〜♪(ドンドンパフパフ)
ども、つい先日までとある予備校の春期講習に参加していて真面目にパソコンに向き合えなかったとくなぎのぞむです。
と言うわけで新設コーナー『漢組座談会』開設です。
何か質問等、疑問に思ったことがあったら気軽にお尋ねください。
漢組の面々が面白おかしく答えてくれます<ヲイ
そして次回、いよいよ横島くんの光武参上と共に、“あの”最終兵器が誕生します。(ニヤリ)
ではでは〜


レス、ありがとうございます!!

D,様>横島くんの光武は次回、いよいよ出てきます。色は蒼銀ですが、次の戦闘からは変わります。その理由もまた次回で(ぇ

ATK51様>すいません、もう手遅れでした(ぇ
大神君が暴走(?)しかけたのは理由がありますが、まあ、それはおいおい何とかなるでしょう<マテ
賢人機関とゼーレについては……あまり深く言及しないでください(涙)
一応理由(屁理屈とも言う)も考えていますが、ここで言っちゃうと長くなるので……

Yanagan様>誤字、文法上の間違い、ありがとうございます。気をつけているつもりなのですが……<ヲイヲイ受験生、大丈夫か?
ヨコシマスクは一発キャラのつもりだったのですが……意外と人気があるようなので近い内に再登場してもらおうかと(ニヤリ)

紅様>大神さんがえらく好戦的なのは、まだ戦う前の感情がぬぐいきれてないからです。
……そういや自分、隊長“だけ”『火』作戦でやっていたような……(滝汗)
……その影響?<ダマレ

柳野雫様>そうですね。ああいう考え方って一つの理想形ですし。……自分には、きっと出来ないよなあ……
次回、やっと横島クンの光武が登場します。そして……最終兵器も(ぇ

nao様>春休み中の私の平均睡眠時間は本気で一時間前後です。最後の二日丸々寝てました。そのうちの一日は真面目にぶっ倒れていましたし(ぇ 。
大神さんが少々残酷気味なのはわざとです。……神人としての力が目覚めるのはもう少し先ですが。

朧霞様>紅蘭は黒いです。っていうか黒い紅蘭が好きです。これだけは譲れません(何がだ)
一のときの降魔はマジで強かったです。攻撃してもぜんぜん死なないし、こうなりゃやけだと全員“火”作戦でかかっていってきれいに返り討ちにあいました。……それを三回ほど繰り返して、それで数ターン持ちこたえるとイベントが発生して簡単に倒せるようになると気付いた時には……本気で泣いた記憶があります(笑)。
大神さんが活躍するのはもう少し後、中盤くらいからです。それまでは……ニヤリ(黒い笑み)

TPO様>次回横島くんの光武は登場します。そして、あの武器も……

BBDS様>一応、横島は現状としては霊力こそ桁外れですが、身体能力等は原作とそう変わりません。……原作でも結構ハイスペックのような気もしますが。
それゆえ、霊力の伝達系さえうまく調整してやれば、光武は横島の弱点をうまくカバーしてくれるだろうと思っていますが……やはりご都合主義でしょうか?(汗

KEN健様>『熱き血潮に』ですか〜。あれはLIPSとかCGとかが無印よりもパワーアップしていますから、あれを始めてやり終えた時には自分、感動さえ覚えました。……欲を言えばアニメーションをもう少しきれいにして欲しかったですが……。
横島くんの光武にはいろいろと秘密(?)みたいなのがあります。ご期待ください。

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