「ただいま戻りましたー」
「お帰りなさい景太郎君、ご苦労様」
事務所についた景太郎を迎えるセーラー服の少女
彼女は景太郎とその兄忠夫が通っていた高校に居た机妖怪の愛子
景太郎達が卒業後、彼女は忠夫や景太郎の口添えもあって六道除霊事務所の事務員として雇われたのだった
「いやーさすがに一日三件は俺には厳しかったです、はいこれ今回の報告書です」
「まぁねぇ、難なくこなす忠夫君のが異常よね」
景太郎が渡した経過報告書を受け取りながら彼女は楽しそうに笑った
「まぁいいんですけどね、俺が頑張ることであの家族が楽しんでくれていれば」
「なんていい子、二人とはそれなりの付き合いだけど未だにあなた達が兄弟なんて信じられないわ」
GS景太郎極楽大作戦 1話
「そういえばお婆さんから手紙来てたわよ」
「え?婆ちゃんから?何だろう」
愛子から手紙を受け取る景太郎
その内容を見ると携帯電話を取り出して何処かに電話しだす
暫く相手が出るのを待っていたが諦めて携帯を切る
「どうしたの?」
愛子が聞くと景太郎が心底嫌そうな顔をして送られてきた手紙を愛子に見せた
そこには
「景太郎久しぶりだね、突然だがばーちゃんは暫く旅に出ることにしたよ
それに伴い資産の一部である「ひなた荘」をお前に譲ることにしたから受け取っておくれ
ちなみにあそこは昔は旅館だったが今は女子寮になってるのでついでに管理人もやってくれると ばーちゃん嬉しいな
それじゃあ次に会う時まで元気でいるんだよ
お前の大好きなばーちゃんより」
「・・・えーっと、景太郎君に女子寮の管理人になれってこと?」
「そうみたいなんですけど、婆ちゃん一体何考えてんだよ」
通じることのなかった携帯を恨めしそうに睨む景太郎
「それで、それどうするの?」
「んー、とりあえず忠夫兄さん達が帰ってくるまではこの物件について色々調べてみますよ、婆ちゃんが俺に譲るって言ってるくらいなんだから絶対に何かあるでしょうし、その後実際に現地に行ってみます」
愛子と話しながらまた携帯をいじり何処かへ電話をかける
「もしもし、景太郎ですけどちょっと調べて欲しいものがあるんですけど」
「それじゃあ愛子さんまた明日」
「お疲れ様、明日も早いけど頑張ってね」
愛子に別れをつげ事務所から帰宅する帰り道、景太郎はあることを考えていた
「はぁ、婆ちゃんからとは言え浦島絡みの物件かー、めんどうなことが起きなければいいけど」
だが彼の思いが通じることはなくトラブルは両手を振りながら彼の元へ向かってくるのであった
あとがき
わーい全然話が進まないや(倒
そして自分の表現力の無さに涎がでます(何
おかしい所がありましたらドンドンご指摘御願いします
現在花粉症悪化につき二日で一箱ペースでティッシュを使ってるのですが親に使いすぎと文句を言われてます
これって使いすぎなんですかね?
D.様
レスありがとうございます
>でも浦島家って原作でははるか・可奈子と養子をとってるから以外に人情厚い家ですが
この作品の中での浦島家は簡単に言えばロクデナシの集団です
過去の栄光にすがってプライドばかり高く、家を再び盛り上げる為には何でもやるような集団になっております
ATK51様
レスありがとうございます
>GSとラブひながどう絡むか
話の基本はラブひなに沿って進める予定です
それにGS分を足していこうと思っています