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!警告!ダーク、バイオレンス有り

「まぶ★らほ〜式森和樹死亡YOU戯第四話(まぶらほ+月姫)」

そら (2005-02-25 23:45/2005-02-26 00:24)
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「凛さん、邪魔する気ですか?」

といいつつ夕菜が凛ちゃんの方に向き直る。

「我ら神城は魔物を討つのが使命です。たとえ夕菜さんでも魔に堕ちた者には容赦しません」

夕菜の気が凛ちゃんに向いたおかげか凛ちゃんの方を向くことができた。

凛ちゃんは刀を抜き夕菜に対し構える。

「参ります!!」

といって夕菜に斬りかかる

「遊んであげます」

そう言いつつ、精霊魔法を放つ。

凛も刀に魔力を付加して対抗する。

『エクスプロージョン』

夕菜の魔法が凛ちゃんに襲い掛かる。

「くっ」


は爆風に吹き飛ばされつつも何とか耐える。

「今度はこちらの番です」

『破邪剣征・桜花放神』

と凛が桜の花びらを舞い散らせつつ夕菜に技を放つ。

その光が夕菜に直撃する。そして爆炎が晴れたとき

「何かしましたか?」

無傷の夕菜が余裕の態度で現れた。

「間合いに入ればっ!!」

精霊魔法で間合い外から攻撃されればつらいが刀の届く範囲なら自分が負けるはずが無い。凛はそう思っていた。そしてー、覆された。

凛の刀が夕菜に届く寸前、夕菜の拳の方が先に凛に当たり、凛は吹き飛ばされる。

「先程の技は囮で、本命は刀の届く範囲に入ることでしたか。流石、と言いたい所ですが、死徒になって運動能力の増した私には通用しません」

凛はまだ立ち上がろうとする。

「まだ足掻くんですか?では、あなたの大好きな接近戦で相手して上げましょう」

『ブラッディソード』

夕菜が呪文を唱えると夕菜の手に禍々しい紅い剣が現れた。

「行きますよ」

といいつつも、凛に接近し斬りかかる

カキン

刀と剣のぶつかり合う音が響く。

「その程度ですか?剣鎧護法が聞いて呆れますね」

と夕菜が嘲笑をうかべる。

「まだまだっ!!」

といって必死に夕菜に斬りかかるが全て余裕で交わされてしまう。

(私は、こんなにも弱かったのか?否っ!!私は…友も作らずに修行してきた時間を無駄にはしない!!)

「はあぁぁぁぁっ!!」

凛がコントロールできる全ての魔力を刀に込めて突く。

グシャアッ

凛の刀が夕菜の心臓に突き刺さる。

「やった…?」

凛が安堵の表情を浮かべる。

「はい、よくできました」

そういって夕菜が微笑む。

「…え?」

(なぜ心臓を貫かれた筈の夕菜さんが生きている?確かに刀は心臓に刺さっている)

「言って置きますが、右心臓なんてくだらないおちではありませんよ。人間だって心臓を潰されても即死ぬわけではないでしょう?私達死徒はその間に心臓を再生できるだけです」

(なら、脳を潰せば…)

「ちなみに脳を潰しても意味はありませんよ?この力は思考とは無関係ですから」

「なっ!?」

「ようはどう足掻いても凛さんの力では私には勝てないんですよ」

といって凛の方へと歩み寄る。

「でも先程の一撃は見事でした。褒美に私の僕にしてあげます」

「ふざけないで下さいっ!!神城の剣士は絶対に魔には屈しません」

「そうですか…、プライドの高い凛さんが血を吸わないと生きていけない体になった時どうするか楽しみです。私達の仲を引き裂こうとした罰です。せいぜい苦しんでくださいね?」

といって凛の方に顔を近づける。

ドスッ

まさに凛が血を吸われかけたその瞬間、彼方より黒い剣が飛来し夕菜に突き刺さりつつも夕菜を吹き飛ばす。

「そこまでです吸血鬼」

いつの間にか青い髪のシスターが立っていた。

「結界も張らずに好き放題暴れていたのが運のつきです」

と夕菜に言い放ち、凛に

「よく持ちこたえましたね、この吸血鬼は私に任せて避難してください」

と微笑む。

「ありがとうございます。えっと…」

「シエルと言います」

「ありがとうございます、シエルさん」

とシエルに礼を言い和樹と凛はほうほうの体で逃げ出した。


和樹と凛が逃げ去った後シエルは倒れている夕菜に向かっていきなり黒鍵を投げる。

「ちっ」

どうやら倒れたふりをして奇襲を狙っていたらしい夕菜は転がって避ける。

「よくも邪魔をしてくれましたねっ!!もう少しで和樹さんが私のものになる所でしたのにっ!!」

そういいつつもシエルに対し炎の精霊を放つ。それに対しシエルは黒鍵を投げて対抗する。

黒鍵が炎を貫き夕菜に突き刺さり炎上する。

「燃え尽きなさい、不浄なる吸血鬼っ!!」

「燃え尽きるのはあなたですっ!!」

と夕菜は再び炎を放つ。

「なっ!!」

今度こそ完全に殺したと油断していたシエルは直撃を受ける。先程の攻撃も含め普通の死徒なら100回ほど死んでもお釣りがくる攻撃だったのだから無理も無い。

(馬鹿な!?ロアが目覚めて間もないはずなのに何故このような強力な死徒が!?)

ゼルレッチなどの例外もあるにはあるが基本的には死徒の強さは存在してきた年月に比例する。

(ということは元々強力な魔術師だったわけですか。厄介ですね)

「私と和樹さんの仲を引き裂こうとした報いです。せいぜい苦しんで死になさい」

夕菜は追加の魔法を放つと何処かへと去っていった。


後書き

時間が空いてしまって申し訳ありません。戦闘シーンに思いのほか手間取ってしまいました。
夕菜強すぎですね…(汗)黒鍵は刺さらずに吹き飛ぶものなのかアルクだから刺さらなかったのか分からなかったのでこのような形になりました。
次回は玖里子さんがちょびっとだけ出る…予定です。


感想への返信です

D,様 たぶん和樹の死を認めずに永遠に和樹を探し続けると思います。どちらにせよはた迷惑な存在ですね。

ビーン様 何かものすごく電波的で面白そうな小説ですね。廃刊になって無ければ注文して呼んでみようと思います。

坦坦マン様 一応血は吸われずに済みました。まあ凛ちゃんはボロ負けですが。

D・K様 確かにキシャー基準で浮気をしない存在といえば輸血パックを持ってどこかの山奥にでも引きこもらないと無理でしょうね。

fool様 …きっとそうなる前にシエルが止めてくれるはずです。
和樹が夕菜の魔法を喰らえばたぶん即死ですね。

紫苑様 一戦目は凛ちゃんの完敗でした。凛ちゃんの再起にご注目ください。

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