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「最強の落ち零れ3(まぶらほ+いろいろ)」

kuma (2005-02-04 12:39)
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前回、とうとう2−Bの教室へやって来た和樹
これから始まる学園生活に何が待ち受けているのか!!


和樹君の学校生活?


教室

 男子たちを殲滅(殺ってないって・・)し、唖然としていた沙弓が和樹へと近付く

 「それにしても和樹、大丈夫だった?」(ニッコリ)

 微笑みながら話し掛ける沙弓はまるで聖母のようだった

 (騙されちゃ駄目だ・・、騙されちゃ駄目だ・・、騙されちゃ駄目だ!!)

 対する和樹は某三番目の少年のようであった(汗)

 「和樹?」

 反応をしめさない和樹を不思議に思い覗き込む沙弓

 (う・上目づかい!!・・で・でも、騙されちゃ駄目だ・・、騙され・・・ても良いかも・・。)

 和樹の意志は結構・・・弱かった(汗)

 「ね・ねえ、沙弓?なんで式森君が、あんたのこと名前で呼んでんの?」

 そこへ、沙弓と中学時代からの友人である松田和美が話し掛けた

 「え?・・・・・そ・そんな事、私の口からはとても・・・・。」

 2人の空気を邪魔された様に感じ少し不機嫌になった沙弓だが、何故か俯いて意味深な事を言う

 (な・何があったの!!)

 和美は混乱した(ドラクエ風)

 (お・俺は何もしてないぞ!!・・・・・多分・・・。)

 やっぱり、意志の弱い和樹

 「沙弓!!あんた式森君に何されたの?ちゃんと慰謝料は取ったの?」

 「何言ってるの、和美?別に私は和樹に何かされた訳じゃないわよ。」

 「じゃあ、何があったのよ!!」

 何故かキレ気味の和美

 (よかった・・・俺は何もしてなかった・・・。)

 そんな中、独り安心する和樹(やはり自信はなかったらしい)

 「良いじゃない、どうだって・・。」

 「良くないわよ!!あんな意味深な事いっといて!!」

 「まあまあ、沙弓も松田さんも落ち着いて。」

 とりあえず、安心した和樹が2人の仲裁に入る

 「式森君は黙ってて!!」

 ドゴーン!!

 しかし、和美から魔法が放たれる

 「何してんのよ和美!!」

 「まったくだ!!」

 和美の行為を責める沙弓と和樹・・・・和樹?

 「なんで式森君が平気な顔でいるのよ!」

 「避けた!」

 ぶつけられる和美の疑問に胸を張って答える和樹

 「あの距離でどうやったら避けれるのよ!」

 「避けれたんだから仕方ないじゃないか!」

 (美神さんの折檻に比べれば・・・)(涙)

 「貴方、本当に人間なの?」

 「に・人間だぞ!!・・・・たぶん・・。」(汗)

 「たぶんって何よ!たぶんって!!」

 「いや〜、最近何だか自分が人間なのか自信が無くて・・・。」(汗)

 (研究所あたりに売り飛ばしてみようかしら?)

 徐々に和美に圧されだす和樹

 キ〜ンコ〜ンカ〜ンコ〜ン♪

 神の助けの様に始業の鐘が鳴り響く

 「ほ・ほら、先生が来ると不味いから、席に着こう。」

 「・・・まあ、今回は見逃してあげるわ。」

 何とか逃げる事に成功する和樹、しかし・・

 「あの〜沙弓さん?何故に、ご機嫌斜めなんでしょうか?」

 「う〜、和美とばっかり話して〜、ズルイッ!!」(プイッ!!)

 和樹の後ろには不貞腐れた沙弓の姿があった

 (お・俺は如何すれば・・・。)

 ガラガラ〜

 再度、神の助けの如く教室の扉が開く

 「ほ・ほら、先生も来たし、早く席に着かないと・・。」

 和樹が話し掛けようとした時・・・沙弓の姿が消えた・・・(汗)

 ズドー!!!!

 すると、先ほど開いた扉の方でものすごい爆音が響いた

 (な!まさか!!)

 和樹が扉の方を見ると、入って来たはずの教師の姿は無かった・・・・

 代わりに、何故だか清々しい顔をした沙弓がいた

 「あ、先生が今日は自習だって。」(ニッコリ)

 そんな沙弓にクラスメイト(和樹含む)は、誰も反応できなかった(信用もしなかった)

 結局、その後は沙弓の言ったとおりに自習となり(担任は謎の入院、他の教師も何故かB組には来なかった)

 また、クラスの男子(和樹を除く)も全員入院したためクラスの人口も半数近くまで減ってしまった


昼休み

 例によって和樹の教室の前で凛が悩んでいた

 (や・やっぱり先輩を昼食に誘うのは・・・・。)

 その時、教室の中から

 「か〜ず〜き〜♪お昼、一緒に食べましょ♪」

 とうの、上機嫌な沙弓の声が聞こえてきた

 (・・・・・怒!!)

 凛の悩みは吹っ切れた様だ

 「失礼します。式森先輩、お昼をご一緒して良いですか?」

 扉を開け和樹方を見た凛の目に入ったものは、和樹の前に置かれた重箱と、何処か誇らしげな沙弓の微笑みだった

 「あら凛ちゃんも私たちと一緒に、わ・た・し・の造ったお弁当食べる?」

 (くっ!!)

 (たしか凛ちゃんは料理が苦手だったわね。)

 忌々しそうな凛と勝ち誇る沙弓

 「あのさ、俺と沙弓だけじゃ食べきれないと思うから凛ちゃんも一緒に食べてくれないかな?」

 「・・・・・・先輩がそう仰るなら・・。」

 「私、料理の腕には自信があるの。いっぱい食べてね♪」

 和樹が提案すると凛は不承不承といった感じで賛成し、沙弓は何処か楽しそうだった

 (何で2人とも仲が良くないんだろう?)

 そして、何処まで行っても鈍感な和樹


屋上

 とりあえず屋上へと移動してきた和樹たち

 「う〜ん、やっぱり天気の良い日は外で食べた方が美味しいよね。」

 「そうね、青空の下って気持ち良いもんね。」

 「そうですね〜。」

 さっきまでの険悪な雰囲気は何処へやら、すっかりのんびりしている凛と沙弓

 「それじゃあ、食べましょうか。」

 お弁当を広げながら沙弓が言う

 「では、「「いただきます。」」」

 完全にほのぼのした空間を作り出す3人

 「ん、美味しいよ。」

 「本当、和樹?」

 「ああ、本当だよ。」

 「よかった〜。」

 楽しそうな2人その時、凛は

 「・・・ウッ、・・・グスッ・・。」

 何故か泣いていた

 「ど・如何したんだ凛ちゃん?」

 「グス・・・す・すいません。私・・料理が苦手で・・・こんなに美味しく料理できる杜崎先輩が羨ましくて・・・それに、自分が情けなくて・・・。」

 「凛ちゃん・・・。」

 「大丈夫よ凛ちゃん。私が料理を教えてあげる♪」

 (凛ちゃんの事、なんとなく放っておけないのよね〜。)

 「へ?い・良いんですか?」

 「ええ、そ・の・か・わ・り、私の事は『杜崎先輩』じゃなくて『沙弓さん』って呼んでね♪」

 「は・はい、よろしくお願いします。もり・・じゃなくて、さ・沙弓さん。」(真赤)

 「もう、凛ちゃんったら可愛い〜♪」

 照れる凛を思いっきり抱しめる沙弓

 「は・放して下さい沙弓さん。」

 「え〜、良いじゃない。」

 完全に仲良しになっている凛と沙弓

 (うん、やっぱり仲が良いのが一番だな。)

 そんな二人を暖かい眼差しで見ている和樹

 さあ、今後はどうなる事やら?


つづく・・・・・?


あとがき
ども!kumaっす!
なんだか沙弓さんが某作戦部長のような性格になってきました(汗)
これからも頑張って作品を書いていくので見捨てないで下さい(お願いします)
ご意見ご感想の方もよろしくお願いします。(私の作品でリクエストがあれば積極的に取り入れます。)

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