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「最強の落ち零れ2(まぶらほ+いろいろ)」

kuma (2005-02-03 17:49)
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前回、沙弓と凛を強盗から助けた和樹
さあ、今回は如何なる?!


和樹君の学校へ行こう?


日彩雲寮

 和樹の部屋の前で固まっている1人の少女がいた

 (こんな朝早くから来ては先輩の迷惑だろうか・・でも一緒に学校へ行きたいし・・・。)

 日本刀を片手に悩める少女凛・・・、和樹を学校へ誘おうか如何か迷っていた

 その頃、和樹の部屋の中では

 「ふぁぁぁ~・・、良く寝たー。」

 「あら、起きたの和樹?朝食の準備は出来てるわよ。」

 「ん~、良い匂いだ。」

 「結構、自信作なのよ。」

 「へ~、沙弓って調理得意なんだ・・・・・沙弓?」

 「何?和樹。」

 「ナンデ、サユミガオレノヘヤニ?」

 今更ながら自分の部屋に沙弓が居る事に驚く和樹

 「ん?和樹と一緒に学校へ行こうと思ったの、この朝食はついでよ。」

 「どうやって部屋に入ったんだ?」

 「管理人さんに『式森君のクラスメートなんですけど・・・』て、ちょっと俯いて言ったら鍵くれたわよ。」

 (嘘は言ってない、嘘は・・・でも其れでいいのか管理人さん・・。)(汗)

 和樹の頭の中では普段、笑顔を絶やさない管理人さんの笑顔が不敵な笑みに変った

 「それよりも早くしないと遅刻するわよ。」

 「え!!もうそんな時間!!」

 「いえ、まだ時間は有るけどゆっくりと行きたいじゃない。」

 ズドォォーーー!!

 焦っていた和樹は盛大にこけた

 「そんな理由かーー!!!」

 「あら、いいじゃない。それとも、私とゆっくりと話しながら登校するのはイヤ?」(ウルウル)

 沙弓による『うるんだ瞳の上目遣い』攻撃、和樹は撃沈した

 「はぁ~、わかったよ。じゃあ出かけようか・・。」

 荷物を持った和樹は扉を開けると

 ゴンッ!!

 何かが扉にぶつかった

 「な・何だ?」

 和樹は直ぐに扉の裏を見てみると額を抑えしゃがみ込んでいる凛がいた

 「凛ちゃん大丈夫?」

 「う~・・、大丈夫です・・・。」(グスッ)

 額を抑えながら瞳に涙を溜めて答える凛(犬耳+犬シッポ・・・・有ると萌え倍増!!)

 (か・かわいい!!)

 和樹にも効果は絶大だ!

 「和樹、誰か居るの?」

 和樹の動きが止っているので沙弓が声をかける

 「え?ああ、凛ちゃんが居たんだけど・・。」

 和樹が凛の名を口にしたとたん辺りの空気が変った

 「なんで凛ちゃんが此処に居るのかしら?」

 「それは杜崎先輩の方じゃありませんか?」

 「あら、私は和樹に朝御飯を作ってあげてたのよ。」

 「くっ!私は式森先輩と一緒に学校へ行こうと・・。」

 「まあ、奇遇ね私もこれから和樹と一緒に学校へ行くところよ。」

 笑顔(目は笑っていない)で火花を散らす沙弓と凛、そんな中で和樹は

 (ルシオラ・・久しぶり~・・・。)

 何故かあっちの世界へ逝きかけていた(汗)


通学路

 和樹は歩いていた両腕をそれぞれ沙弓と凛に組まれながら、さながら捕まった宇宙人のようである

 「あの~・・・歩き難いんですけど~・・・・。」(汗)

 捕まった宇宙人、もとい和樹が2人に話し掛ける

 「私は杜崎先輩が離すなら離します。」

 「あの~、沙弓さん。離していただけないでしょうか?」

 「イ・ヤ♪」

 沙弓は和樹の腕をさらに強く抱しめた

 ふにゅ!

 (こ・この感触は~!!)

 “何故か”顔を赤くする和樹

 (む~!)

 ご機嫌ななめな凛も和樹の腕を強く抱しめた

 ぷに!

 (ああぁぁぁ~~!!!)

 “何故か”混乱しだす和樹、両隣の美少女たちは御満悦の様子

 そんなこんなで学校へと向う和樹たち


葵学園2年B組教室(以後:教室)

 凛は学校に着いたので自分の教室へとむかった

 「如何したの和樹?入らないの?」

 沙弓が和樹に尋ねる

 (何故だ!このまま教室に入ってはいけない気がする・・・。)

 和樹は本能で危機を感じていた

 「早く入りましょうよ。」

 沙弓に引っ張られながら和樹が教室に入ると

 (な・何だこの空気は!!殺気?まさか・・ここは唯の学校の教室のはず・・・。)

 教室内は殺気で満ち溢れていた(汗)

 ここで和樹は失念していた。ここは2年B組・・唯の学校の教室のはずが無い!!

 「式森、お前がどうして杜崎と一緒に登校してるんだ?」

 一見するとスポーツマンのような男、仲丸 由紀彦が和樹に話し掛けてきた

 「へ?今朝、沙弓に誘われたから・・・。」(汗)

 「沙弓だぁ~!!お前、何時から杜崎のこと名前で呼ぶようになったんだよ。」

 「いや、昨日いろいろとあって・・。」

 「問答無用!!」

 仲丸他、男子一同が和樹を攻撃しようとする、何故ならこのクラスのもっとうは

 『人の不幸は蜜の味。人の幸福砒素の味』

 『他人を信じるな。友人は特に』

 『世界の破滅より己の利益』

 『まず友情から売れ』

 『女にもてるやつは犯罪者』

 等々、素敵なものばかりだからである(爆)

 しかし、和樹への攻撃は未遂に終わった

 「わ・た・し・の、和樹に何しようとしてるの?」

 一瞬にして男子一堂は沙弓嬢によって撃沈された

 (あの~、沙弓さん・・・私は何時からあなたのものになったんでしょう?)

 和樹は心の中で突っ込みを入れた

 「くそ・・・俺たちが倒れても、第二・第三の・・・。」

 ズドッ!!

 「下らない事、言ってんじゃない!!」

 仲丸が最後に何か言おうとすると、沙弓が止めを刺した(汗)

 (俺も昔、同じような事言ってたな~・・・。)

 和樹は遠い目をして昔を思い出していた

 「すきあり!!」

 完全に死んだ(?)と思われていた仲丸が和樹に襲い掛かった

 「しまった!!和樹!!」

 沙弓も意表を突かれた、教室内の誰も(女生徒しか居ない)がボロボロになる和樹を想像したが

 「あまい!暗黒魔闘術奥義、魔殺一刀両断撃!!」

 和樹は突如、魔力を両手に集束し見事なカウンターで文字通り仲丸を地に沈めた

 「・・・・和樹・・何、その技?」(汗)

 「いや、昔うちの爺さんの知り合いの逸れ悪魔から教えてもらったんだけど・・。」

 「和樹のお爺さんって何者?」

 「のほほんとして優しい爺さんだけど?」

 (だったら何で悪魔の知り合いが居るのよ!)

 ナチュラルに言って放つ和樹と、心の中で突っ込む沙弓

 さあ、これからどうなるかは今後を見て(読んで?)のお楽しみ!!


つづく


あとがき
毎度ありがとうございます。kumaでございます。
和樹を元々強い状態にしてみました。だって中身が変っただけじゃ弱々だし・・
今後とも頑張っていこうと思いますのでご声援よろしくお願いします。
今回もご意見ご感想をお待ちしております。


設定

暗黒魔闘術(あんこくまとうじゅつ)
 魔界に伝わる幻の戦闘術、自分の魔力を集束し異質のエネルギーとして使用する。悪魔の中でも習得した者は極僅かであり、その威力は消滅の不可能とされる魔王の魂すらも消滅させたほど。和樹は祖父の友人(?)の逸れ悪魔に才能を見込まれて(面白半分で)仕込まれた。

奥義:魔殺一刀両断撃(まさついっとうりょうだんげき)
 拳に集束したエネルギーを対象の直情から打ち下ろす、単純ではあるが威力は相当な物となる。

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