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「NG騎士ラムネ&40EX’(ラムネ&40)」

海鮮男体盛り (2005-01-19 15:55)
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ミルクを無事取り戻したラムネスたち。

守護騎士たちとともに最終兵器ヤマモトヤマへと挑むのだが、遂にその最大の武器、波・アン・ドゥ砲が発射されてしまった!!

ズゴオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォッ!!!!

『うわぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁっ!!??』

『ぬおぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉっ!!??』

『キングスカッシャー!!みんな!!キングスカッシャーとクイーンサイダロンをお守りするんだ!!』

『応!!守護騎士が力、あ、見せてくれようぞ!!』

『がってんでぇ!!べらんめぇ!!』

『わかっておま!!いきまっせぇ!!』

『いくでごわす!!どぉぉぉぉぉぉぉぉりゃあぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁっ!!』

セイロームの号令で、守護騎士たちがキングスカッシャーとクイーンサイダロンの盾となり、攻撃を受け止めた!!

『みんなぁーーーーっ!!』

『お前ら……!!やめろーーーーっ!!』

『『『『『ぐあああああぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁっ!!!!』』』』』


NG騎士ラムネ&40EX’
〜アン・ドゥ・メダメダ大攻防戦!!〜
#7「大団円!愛と友情のファイナルバトル!!」


「早く運べーーっ!!」

「大丈夫ですよ!安心してください!!」

メダメダシティ病院に搬送された女王を見送ったレスカたち。

「これで一安心だね」

「そうですわね〜〜」

「カフェオレ姫様!ココア姫様!」

「あぁ、ミリィじゃないのさ。女王についてなくていいのかい?」

「それどころじゃありませんわ!!今私の妹のセンチから連絡がありました。宇宙で勇者ラムネス様たちがヤマモトヤマと交戦中だと!!」

「なんだって!?」

「あらまぁ〜〜、どうしましょ〜〜?」

「アイツらの事だから大丈夫だとは思うけど……でも……」

「宇宙船はないんですの〜〜?」

「宇宙船はメダメダ城にしか……でもそれもヤマモトヤマの発進の際に……」

「そんな〜〜……」

ココアたちががっくりと肩を落としたその時だった!

『ミリィーーッ!!カフェオレ姫様!!ココア姫様!!』

「この声はキーロお姉様!?」

『そうさ!!闇の部隊の宇宙船は他のとはわけが違うからね!!』

『これに乗ってくだせぇ!!すぐに勇者様んところへお運びいたしやすぜ!!収容しやす!!』

「私も行きますわ!!」

フォンフォンフォンフォンフォンフォンフォンフォン……。

「やるじゃないか、闇の部隊ってやつもさ?」

「本当ですわね〜〜」

「これでもメダメダワールド最強の部隊だからねぇ!!さぁ、行くよ、アール!!飛ばしなっ!!」

「へいっ!!キーロ様!!」

バシュゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥッ!!!!


その頃、ラムネスたちは!

「くっ……うっ……大丈夫か、ミルク?」

「う……うん、アタシは大丈夫……」

「はっ!?守護騎士のみんなは!?ダ・サイダーは…………死んだかな?」

『ウッセーーーッ!!俺様ならピンピンしてるぜ!!上野動物園のパンダみてぇになぁ!!』

「おいおい、そりゃカンカンだろ〜……?」

「見て、ラムネス!!守護騎士のみんなが!!」

「えっ……あぁっ!?」

ラムネスたちの目の前には力尽き、ボロボロになった守護騎士たちの姿が!

「みんな……俺たちを守ってくれたのか……!!」

『やばいぜ、ラムネスッ!!離脱しろっ!!』

「くっ!?」

ドゴォン!ドゴォン!ドゴォン!ドゴォン!

『クックック……一撃目は外したようだが、次はそうはいかんぞぉ?ふはははははははははははははははは!!必ず当ててやるわ!!』

『ケッ!!んなもん艦首方向にさえいなきゃぁこっちのもんだぜ!!』

『ふんっ!!ならばこれでどうかな?』

ジャキッジャキッジャキッジャキッジャキッジャキッジャキッジャッキーーン!!

なんと。

その船のような船体の前面にしか付いていなかった砲口があっちこっちに開いていく!!

『げげっ!?なんだそれっ!?』

『ず、ずりぃぞ、てめぇ!!ちなみに熊なら、グリズリーぞぉっ!!』

『ふはははははははははははははは!!さぁ、どうする!!勇者ラムネス!!そして勇者ダ・サイダー!!ふはははははははははははははは!!!!』

『ちっきしょぉぉぉぉぉぉっ!!どうすりゃいいんだ!?』


「って事はアタシたち聖なる三姉妹の力を使っても……」

「えぇ……五千年前、先代の聖なる三姉妹様たちが封印は単にシステムを封じただけ……。起動してしまったヤマモトヤマは止められないのです……」

「そんな〜〜……」

「それにヤマモトヤマの全周囲波アン・ドゥ砲には死角もありません……」

「くそっ!!どうすりゃいいんだい!!」

「…………アタシに考えがあるよ」

「キーロお姉様?本当ですか!?」

「キーロ様、あっしにも分かりやしたぜ!!」

「アール……アンタ……」

「むっ!アルミホエール号が見えやした!!ミリィ様たちは向こうに乗り移ってくだせぇ!!」

「って、ちょっと!!アンタたちはどうするのさ!?」

「へっ、だから策があるって言ったろ?アール!勇者たちに連絡を入れな!!」

「へいっ!!」


『勇者ラムネス、聞えるかい?』

「ん?あーーっ、お前は確か……!!」

『ははっ、先日は悪かったねぇ。でも今はそんな事言ってる場合じゃないよ!!』

「う……確かにそうだけど……」

『いいかい?アタシたち闇の隠密部隊が、ヤマモトヤマの全周囲波アン・ドゥ砲に死角を作る!!そこを狙ってアンタたちが攻撃しな!!それしかアイツを倒す方法は無いよ!!』

『死角を作るだぁ?どうするつもりだ、お前ら?』

『ふっ、こうするのさ!!行くよ、アール!!』

『がってんだ、キーロ様!!』

「あ、おい!!アンタたち、まさか……!!」

ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ!!!!

キングスカッシャーとクイーンサイダロンの間を縫うように、キーロたちの宇宙船が突撃する!!

その向かう先は……!!


「ぬぅ?あれは闇の隠密部隊の……?まさか、特攻してこのヤマモトヤマを破壊するつもりか!?ふんっ、無駄な事を!!」

『いっけぇぇぇぇぇぇぇぇっ、アール!!』

『いきやすぜぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇっ!!』

『やめろーーーーっ!!二人ともやめるんだぁぁぁぁぁぁぁぁっ!!』

『ダメだ、ラムネス!!もう間に合わねぇ!!』

『波・アン・ドゥ砲!!発射ぁぁぁぁぁぁぁぁぁっ!!!!』

ズゴオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォッ!!!!

『まだ持つよ!!このまま突っ込むっ!!』

『わかってまさぁ!!』

波・アン・ドゥ砲に焼かれながらもキーロたちの宇宙船がヤマモトヤマに突っ込んだ!!

ドゴォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォン!!!!


「ラムネス……!!あの二人が……!!」

「あぁ……分かってる……分かってるよ、ミルク……。くっそぉ…………」

「ラムネス……」

『ラムネス……行くぜ……。アイツらの犠牲を無駄にしねぇ為にも……!!』

「あぁっ!!俺は今!!猛烈に怒ってるっ!!チェィィィィィィィンジッ!!サムライッオォォォォォォォォォォォォォォォォン!!!!」

ラムネスが泣きながらキングスカッシャーを変形させる!!

『やぁぁぁぁぁぁぁぁぁってやるぜ!!ヤリパンサァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァッ!!!!』

ダ・サイダーもまた、唇を噛み締めながらクイーンサイダロンを変形させた!!


「くっそぉぉぉぉぉぉぉぉっ!!奴らのせいで艦首の波・アン・ドゥ砲がっ…………なにぃっ!!??」

ヤマモトヤマのブリッジでパスカル・ヘクトがそれに気付いた。

怒りのオーラを撒き散らしながら突撃する赤と青の彗星に!!

「おっ、おのれ!!おのれぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇっ!!旋回して奴らを……!?間に合わんっ!!??」


『『ロイヤル・スカァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァッシュ!!!!』』

『ぐああああああああああああああああぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁっ!!!!』

ドゴォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォン!!!!


ここに、逆臣パスカル・ヘクトの野望は潰えた。

尊い犠牲とともに……。


エピローグ。

ここはのどかな午後の光が差し込む馬場家。

静かな日曜の午……。

「ラムネス、ラムネスゥーーーーッ!!」

「なんだよ、ミルク〜?騒々しいなぁ」

後?

「騒々しいとは何よ、騒々しいとは!!それよりミリィさんから手紙が届いてたのよ!!」

「ホントか、ミルク!?」

「嘘ついてどうするのよ、ほら♪一緒に読みましょ?」

「あぁ!!」


勇者ラムネス様、ミルク姫様、お元気でお過ごしでしょうか?

私たちもようやくメダメダ城の復興もなり、またお母様も全快なされたのでほっとしております。

あれからもう3ヶ月が経ったのですね。

まだあの事件の事は昨日の事のように覚えておりますのに……。


「そうだよなぁ〜、もうそんなに経つんだっけか〜」

「そんな事いいから早く続き読みましょうよ、ラムネスゥ」

「あはは、はいはい……。えっとなになに……」


私たちは皆元気でやっておりますわ。

お母様はもちろん、センチや私。

そして。

キーロお姉様とアールも。

あ、あの二人来年には結婚するとか……。

結婚式には必ずお呼びいたしますわ♪


「へぇ〜っ!!あの二人が結婚すんのか!!そりゃまたびっくりだな〜」

「人の好みってわかんないもんね〜。アタシだったらあんなごっつい人イヤだけどな〜」

「おいおい、ミルク〜。そんな事言っちゃダメだろ〜?って、そういえば!!あの時はびっくりしたよな〜、アルミホエール号に戻ったらあの二人がピンピンしてて……」

「そうそう!ラムネスったら、『ひぇぇぇぇぇぇぇぇぇっ!!お化けぇっ!!』とか叫んじゃって♪」

「だってしょうがないだろ〜?まさかあんなでっかい宇宙船がラジコンだなんて思わなかったしさ〜」

「でも、いいなぁ……。結婚かぁ……。ねぇ、ラムネスぅ〜。アタシたちもぉ〜、あの二人を見習って早く結婚しましょうよ〜」

「えぇっ!?だって、俺たちまだ14歳じゃん!!それにまだまだ俺は遊び足りないしっ!!」

「いいじゃない♪アタシが遊んであげるわよ?…………それとも、なによ?アタシ以外の女と遊びたいって言うんじゃないでしょぉねぇ〜!!」

「ナハハハハ……そんな事ある訳無いじゃないですか、ミルクさん」

「じゃあなんで逃げてるのよっ!!こらーーっ!!待ちなさい、ラムネスゥーーーーっ!!」

「のわぁーーーーっ!!お助けぇーーーーっ!!」

あ〜あ、手紙ほっぽり出してどっか行っちゃったよ、あの二人。

まぁ、こんな終わり方もラムネらしいから良しとするか♪

「待てぇ、ラムネスゥーーーーっ!!天誅ーーーーっ!!」

「んぎゃーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーっ!!??」


おしまい♪


「ふぃーーっ、ってな訳でぇ、とうとう終わっちゃったな〜」

「そうねぇ〜、まさかちゃんと8回で終わらせるとは……ねぇ、ミルク?」

「でも最後なんかけっこうメチャクチャだったし、まだまだダメダメよぉ」

「あ〜〜、ちょっと、ミルク〜〜?そんな事言うと作者さん、やる気なくしちゃいますわよ〜〜?」

「い〜じゃない♪あんなのが書かなくってもきっと誰かが書いてくれるわよ♪」

「あっ、それも〜〜、そうですわね〜〜」

「そうそう!あんなダメ作者が書かなくったって、他にいっぱいうまい作家さんがいるさ!!」

「そうねぇ、じゃあんな作者簀巻きにして川に捨てちゃおっか?」

「「「賛成ーーっ!!」」」


「なぁんて事言われてるぜ、作者さんよぉ?」

んな事言ってないで助けてよ、ダーさん!!

「ふ〜む……じゃあよ、次の作品は俺様を主役にした肉指定って事なら助けてやらんでもないぜぇ?」

えっ!?

そ、それは〜〜……。

「じゃあ、さっさと川に流れてくるんだな!!ついでに重りもつけといてやるぜぇ?」

わ、わかったよ!!

わかりましたよ!!

肉でも野菜でも何でもいいから!!

「ぃよぉっし!!それではこの愛と正義の戦士、ダ・サイダー様が助けてやろうではないか!!ぬわっはっはっはっはっはっはっはっは!!……お主も猿……もとい、悪よのぉ。のぅ、越後屋?」

いえいえ、お代官様ほどでは……。

なっはっはっはっはっはっはっはっは!!

「そうか、そうか!!ぬわっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっは!!ハッ……殺気!?」

え?

「聞えてたわよ、ダ・サイダー!!なにが肉指定だよ、くぉらぁーーーーっ!!」

「わわっ、レスカ!?」

「てめぇもてめぇだよ、このクソバカ作者!!二人で川に流れてきなっ!!」

ドッボーーーーン!!

ドッボーーーーン!!

「のわぁーーーーっ!!こ、こら、レスカ!!コンクリ詰めにしたら流れな……ゴボゴボゴボ……」

ブクブクブク……ぷはっ!!死ぬぅっ!!

誰か助けてぇーーーーっ!!

「はんっ!!いい気味よ!!」

だぁぁぁぁぁぁぁぁっ、沈むっ!!

沈むーーーーっ!!

「ふむ……コンクリートなだけに、こんくりぃ大丈夫だぁ!!ぬわっはっはっはっはっはっはっはっはブグガボゴボゴボ……」

大丈夫じゃないわーーーーっ!!


あとがき

終わった……。

とりあえず、ラムネ&40EX’はこれで終了です。

長らくのご愛読ありがとうございましたm(_ _)m

で、レス返しです。

>ATK51様
自分はおっきいのもちっちゃいのも大丈夫ですっ!!(何が?)
守護騎士はさっさと退場させちゃいました(爆)
なんの落ちも捻りもない結末ですが、ご容赦を……

>柳野雫様
やっぱ全員はちょっと、って感じでした……どうもうまくいかなかったので……
ヤマモトヤマの倒し方はちょいシリアスでしたがどうだったでしょうか?

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