俺がなぞの女を連れ帰った次の日。
「黒さん。彼女はまだ目覚めないんですか?」
「うん。まあね、今海空来ちゃんが見てるけど。
起きたらいろいろと聞かないと・・・・・。」
「そうですか。
んじゃあ俺は朝練ありますんで。これで。
いってきます。」
「ほい、いってらっしゃい。」
一方こちらはうって変わって二階の海空来の部屋。
「・・・・・行ったみたいね。」
と士朗が出かけたのを見届けた海空来は懐から銃を取り出し、寝ていた女性に向ける。
「・・・・起きてるんでしょ?」
海空来がそういうと、ローブをかぶった女性はすっと起き上がり両手を上げて降参のポーズをとった。
「ばれてたなんてね・・・・
それにしてもあなた何者?
ものすごい魔力を感じるけど魔術師じゃないわね」
と女性が聞くと海空来は銃を構えたまま肩をすくめて、
「まあね、あたしは士朗とは違って魔術回路は開いていないし、開こうとも思わない。魔術より肉体動かすほうが好きだし、魔術に頼ろうとかなんて思わないし。
一度彼の師匠である女性に言われたわ「宝の持ち腐れだな」ってね。
それよりもう一度聞くわ、あんた何者?あたしは士朗みたいに優しくないかんね。」
「・・・・そのようね、いいわ、答えましょう。
私の名はメディア、このたびの聖杯戦争でキャスターと呼ばれたものよ。」
女性=キャスターの言葉に海空来は眉をひそめ、
「聖杯戦争?なにそれ・・・・?」
「・・・・これ以上教えると思っているの・・・?」
「教えなかったら撃つまでよ。
ああ、ちなみにこの銃にこめているのは士朗の師匠からもらった特殊な銃弾で魂を消滅させる銃弾よ。
この世からも、あの世からも消えたくなかったら教えなさい。
ひとつ、聖杯戦争とは何か。その他聖杯戦争に関するすべてのこと。
ふたつ、貴女の知っている限りの、現状に関する全て。
みっつ、あなたのこと。
・・・・さあ、どうする?」
その言葉にしばらく考えていたキャスターは、ふぅと溜息をつき、
「まさか、この私が魔術師でもないものに脅されるとはね・・・・
いいわ、教えましょう。
まず一つ目からね。
聖杯戦争というのは・・・・・・・
しばらくして・・・
「魔術師がそれぞれ七人の英霊をサーヴァントとして呼び出し戦わせる・・・・か、結構狂ってるわね。あたしから見れば」
と海空来がつぶやいた。
「・・・・」
「どうしたの?んな驚いた顔して」
「いえ・・・・私がマスターを殺したって聞いてもどうとも思わないの?
それにいつの間にか銃をおろしているし・・・」
「ん?別に?あんたがそのマスターとやらを殺したのは、そのマスターとやらが悪いんじゃないの?
それに銃をおろしたのは・・・・・なんとなくかな?」
「<がく>・・・・・・・(汗)
・・・おほん・・・なぜそう思うの?私が悪い魔女なのかもしれないわよ?」
キャスターがそういうと、海空来は首を振り、
「それはないわね」
「なぜ?」
「だって、マスター殺したらしばらくしたらあんたは現界・・・・だっけ?
それができなくなるんでしょ?
んならマスター殺さないわよ。
よっぽどそいつがむかつかない限りは。」
その言葉に少し驚いたような顔をしたキャスターは、
「あの坊やと同じで甘いと思っていたけれど・・・・。」
といった。
それにあきれたような顔つきをした海空来は
「あんた、あたしのことを正義の味方とかなんかとかと誤解してない?
あたし達はね・・・・・・・・悪党だよ。」
「それに君は士朗の事を三階、四階、誤解してるんじゃないのかな?」
突然後ろから聞こえてきた声に驚き、後ろを見るキャスター。
「おっちゃん!」
「・・・いつのまに・・・」
「昔とった杵柄、宝塚ってね。
おじさんこれでも元刑事だから。」
「刑事と気配ころすのどういう関係があるっての?おっちゃん。」
「それは秘密。・・・で、海空来ちゃん?このキャスターさん・・・だっけ?どうするの?」
と黒川が聞くと、
「それなんだけどね・・・・・ねえメディア。」
「何?」
「あたしと契約しない?」
「「は?」」
?マークを浮かべ絶句するキャスターと黒川。
「ど、どういうこと?」
「どうも、こうも・・・このムダにある魔力をあんたにあげるって行ってるんだけど?」
「ちょ、ちょっと待って海空来ちゃん。
どういうつもり?
キャスターさんと契約するのは、聖杯戦争に参加するってことだよ?」
「・・・・どっからきいてたのよ?
それよりも、なんか面白そうだな~と思って。理由」
「それが理由なの?」
「うん。何か悪い?」
その言葉にしばらく顔を見合わせていた黒川とキャスター。
そして、
「ふう・・・・あなたには呆れたわ。
いいでしょう。でも、本当にいいの?
わたしは裏切りの魔女と呼ばれた女よ?」
「いいの、いいの。
それになんとなくだけどわかんのよ。
あんたは私を裏切らないってね。・・・・思いっきり私らしくないけど。」
「・・・・わかったわ。」
そして、二人は契約を結んだ・・・・・・・。
あとがき
どもども、メリアです。
海空来・・・・性格こんなんだったか?
うう~~~なんかミスったかも・・・・。
気を取り直して、返信おば。
Xさん>申し訳ありませんけど私は18禁書くの苦手なんでご期待には応じることができないと思います。
MAGIふぁさん>ご忠告ありがとうございます。ミクルじゃなくてミクラでした。失敗失敗v
クリストさん>私は士朗とある一点のカップルがすきなんで士朗のハーレムはないです。でもサーヴァントがムダに弱く見えたりはあるかも・・・・<汗>
Danさん>彼女=キャスターは海空来のサーヴァントになったんでセイバーでます。それでは。
あ、海空来が言った「士朗の師匠」とは第壱話に出てきた「あの人」です。
それでは次回はランサーとの戦い・・・・です。
ではではv