翌朝テラが、せんないにあら食堂に向かっている時だった。
『総員第二戦闘配備。それぞれの持ち場について待機せよ。』
「えぇまだゴハン食べてないのにぃ」
「とやかく言ってないで早く持ち場につけテラ」
「はぁい父さん」
『あいつは、まだ今自分たちが戦争をしてるという実感が薄いのだろうな』
「テラ遅いぞ!」
「すみません、以後きおつけます」
「後今のうちに自分の使いやすいようにOS修正しておけよ!」
「あ、はい」
『カタカタカタ…』
「これでよしと!」
『テラ出撃だ!』
「わかった」
『きおつけろよ』
「テラ・ジュールファイナルガンダム出ます」
『敵は、ジムが9体です。』
「イザーク・ジュール出る!」
「父さん!」
「テラ今は、戦闘中だ集中しろ!」
「はい」
「テラ後!」
『ズキュゥゥン』
さすがイザーク話しながらもすでに3機もジムを落としている。
テラもすでに2機落としている。
『テラ、大型ビームサーベルをつなげてみろ!上手くいけばいっぺんに多くの敵を倒せるかもしれない!』
「わかった」
『ガシン』
そのつなげたビームサーベルを頭の上で回すと周辺にいた残りのジム4機があっという間にまっぷたつになってしまったのです。
「テラ帰還するぞ」
「はい」
「テラ強くなったな」
「そう?」
彼女は、わざとらしく笑顔でそう答えた。
「ああ」
「うん ありがとう」
たったっ…
彼女は、食堂のほうへ走って行った。
『サキ、テラの、モビルスーツのあつかいの上手さは、俺に似たんだろうな!』
つづく