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!警告!インモラル、女女の絡み、壊れキャラ、男女の絡み有り
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「ほたるとへび 後編」

北条ヤスナリ (2008-05-18 18:21)
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 メドーサが横島とルシオラと生活するようになってしばらくの時が過ぎた。
 メドーサとルシオラ、それから妹のパピリオも美神除霊事務所に身を置いていた。
 そして、毎日のように向こうからやってくるトラブルに巻き込まれていた。
 だが、それは殺伐としたものではなく、お祭りみたいなイベントのようで楽しくあった。
 最初はこの生活に退屈するかもと思ったが、そんなモノとは全く縁のない日々だった。
 おそらく、自分の起こした事件も彼らにしてみれば、今までに比べてちょっと大きいイベント程度だったのかもしれない。
 しかし、自分もそのイベントに参加していた一人だと思うと……たしかに楽しかったのかもしれない。
 巻き込まれた無関係な連中はかなわなかっただろうが……
 たまに九尾の狐の時のような不愉快なこともあるが、前の主の元にいた時よりも充実した生活を送っていた。

 なによりも彼女……メドーサにとって嬉しく幸せなこと――


 それは、横島とルシオラと恋人同士になったことだった。


   『ほたるとへび』
      〜後編〜


「…あ……ん……んっ…んんっ」
「ん……ふっ……ふぁ……はぁ」

 ピチャ…チュプ……チュ…チュパ…ピチャ……

「くぁっ、二人とも気持ちいいぞ……」

 横島は全裸で自分の男根に顔を寄せ、卑猥な音を立てて愛撫してくれているメドーサとルシオラに、耐えるような声でそう言った。
 メドーサとルシオラは全裸でベッドに腰掛け脚を広げた横島の股間に顔を寄せ、気持ち良さそうな声を出し頭を優しく撫でてくれるのを嬉しそうにしながら、二人は口で横島の男根を愛撫していた。

「ん…んん……!!」

 メドーサが両手で竿を優しく掴み、小さく可憐な唇を精一杯開いて亀頭を口に含んで咥えた。
 今のメドーサは十二、三歳ほどの未成熟な少女の身体のため、横島のサイズの大きい男根を咥えるのは大変そうだった。
 しかし、やはり蛇の化身なのか、飲み込むという行為は得意らしく男根を半分ほどまで飲み込み、長い舌を絡めて愛撫した。

「ん……ふん……んんん……!」
「うぁ……くぅ…メド…無理しなくていいぞ……」

 横島は快感に耐えながら心配そうに言うが、メドーサはそれに構わずに一心不乱に愛撫を続けた。
 横島の男根ははっきり言ってでかい。
 日本人の平均サイズを鼻で笑い飛ばし、大モノ外人AV男優も何のその!というほどだ。
 メドーサとルシオラは、初めてそそり立ったその凶悪なモノを見た時、思わずお互い抱き合って恐怖に震えたほどだ。
 メドーサは前世で男性経験は何度かあったが、女好きの人間の英雄も、好色な男神も、また淫欲を専門とする悪魔でもここまで立派なモノは持っていなかった。
 ルシオラは知識では知っていたが、こんな常識はずれのサイズについては自分の知識の中にはなかった。
 横島の三界一の煩悩者と言う肩書きは伊達ではなかった。
 二人はこんな凶器と言えるモノで激しく責められたら、冗談抜きで死んでしまうと本気で思った。

 しかし、横島は初めて愛し合った時、意外にも青い劣情に流されることなくとても優しく抱いてくれた。
 それから幾度も愛し合った時も、決して傷つけたり無理をさせるようなことはしなかった。
 メドーサとルシオラの身体が行為に慣れ、快感を得られるようになった時、二人は横島に激しくしてくれるように求めるようになった。
 また、横島自身も気持ち良くなってほしいから、自分達を滅茶苦茶にしても良いと訴えた。
 横島も二人が激しくしても大丈夫とわかってから、激しくするようになった。

 それからはこの凶悪なモノも、今では自分達をよがり狂わせ悦ばしてくれる愛しいモノだった。
 ここから横島の子供の素が出てくると思うと、自分の子供のような錯覚を覚え、そのグロテクスな形も可愛らしく見えた。
 また、メドーサは愛撫しながら自分の身体が大人か、せめて転生前の十代半ばほどのコギャル版だったら良かったのにと思う。
 今の身体の胸は同年代の少女の中では不釣合いな大きい胸で、標準サイズなら包み込めるのだが、横島の規格外の巨根は到底無理だった。
 以前のコンプレックスだった大きな胸なら、この逞しいモノに奉仕して悦ばせて上げられるのにと思った。
 いつか身体が成長したら、毎日悦ばせてあげようと心に誓っていた。

「うむ…んんむ……ふふ、タダオ気持ち良い?」
「ああ、すげー気持ちいいぞ」

 ルシオラは陰嚢を愛撫しながら横島にトロンとした表情で聞いた。
 横島はルシオラの頭を撫でてやったり、頭に可愛らしくついている触角を優しく撫でて答えた。

「ん……あ…」

 ルシオラの触角は神経が集中しているのか敏感らしく、行為の時に触ると快感を得られるようだった。
 横島は自分の息子を愛撫してくれているお礼か、ルシオラの触角を優しく愛撫するように撫でた。

「はぁ…はっ…む……うむ…んん……!」

 ルシオラは横島にも感じてもらいたいのか、再度陰嚢の片方を口に咥えて舌と歯で転がし、もう片方を手で優しく揉みしだいた。

「はぁ…う……ルシオラ…!」

 自分の愛撫に感じる恋人を見て気を良くし、さらに吸ったり舐め上げたりして刺激を強めた。
 ルシオラも初めは怖かったのだが、今では自分から積極的に誘っていた。
 それに、改めて考えると、自分も横島と同じく実はかなりスケベなのではないかと思っていた。
 アシュタロスの戦いの時も、横島に惹かれたのを自覚するとすぐに関係を持とうとかなり無茶をした。
 横島とメドーサと一緒に生活するようになって、夜な夜な愛し合うようになってからは、暇な時に今日はどんなエッチなことをしてあげようかと考えている自分がいた。
 今も、横島と……そして一緒に愛しい人に奉仕しているメドーサに、たくさん気持ち良いことをしてあげたいと頭をフル回転させて思考していた。

「んん…うん…うむ……!」

 その思考も横島に奉仕しているうちに、霞がかかったようにトロけてきた。
 ルシオラも一心不乱に陰嚢にむしゃぶりつき、トロけた頭で今自分が口に含んでいる袋の中に、自分達がいつか産むであろう子供達がいると思うと、愛しさがこみ上げてたまらなかった。

「く…はぁ…ああ…メ…ド……ルシ…オラ………俺…俺もう……!」

 二人の激しい奉仕に、横島は切羽詰った表情で女のように喘ぎ、絶頂が近いことを告げた。
 二人はそれを聞くとさらに激しく奉仕し、横島に射精を促した。

「う…あ…もうあかん! 出る!」

 ドピュ! ドプ! ドピ! ビュク!

 ついに横島は絶頂を向かえ、メドーサの喉の奥に向かって射精した。

「うむ…! ううむ……! んんんん…!」

 メドーサは凄い勢いで流れ込んでくる大量の熱いモノを、咽返らないように必死に受け止めた。
 ルシオラは陰嚢から送られる精液の流れを感じ取ろうとするかのように、口に含んでいる陰嚢の片方に舌を押し付けるに動かし、もう片方を手できゅっと握った。

「は…あ…メド……ルシオラ…」

 横島は恍惚とした表情で二人の名を呼びながら二人の頭を優しく撫で、メドーサの口内に射精し続けた。
 メドーサは嬉しそうにその顔を見上げ、口をすぼめて一滴も逃さないように吸い上げた。
 ルシオラも口をもごもごと動かして甘噛みし、もう片方を手で優しく揉みしだいてたくさん精液を出させるように優しく刺激し続けた。

 ドプ…ビュ…ビュク……

「ん……ん…」

 メドーサは長い時間射精し続ける精液を、綺麗な眉を八の字にしかめながらも最後まで口で受け止めた。
 射精が終わると口を離し最後に愛しそうに鈴口に口付け、ちゅっと尿道に残る精液を吸い上げた。

「メド……」

 横島はお礼をするようにメドーサの頬を優しく撫で、メドーサは口を固く閉じながら潤んだ目で嬉しそうに見上げた。

「メド、お願い私にも……」

 ルシオラが切なそうにそう言ってメドーサに顔を寄せると、メドーサはこくんと頷きルシオラの頬に両手をそっと添えると、深く口付けた。

「あ…ん…んむ……」
「ん…んん…んんむ…」

 ピチャ…ピチュ…チュク……チュ……

 二人は深く舌を絡めあいながら、横島が出した精液を美酒のようにお互いで分け合った。
 ルシオラも横島の男根を咥え、精液を口の中で受け止めるのが大好きなのだが、上手く受け止めることができず咽てしまうのだった。
 ちょくちょく練習をしてはいるのだが、メドーサほど上手くはなかった。
 ルシオラはせっかく出してくれた精液を咽て吐き出してしまうのはもったいないと思っているのだが、横島はそれでルシオラの綺麗な顔に精液をかけるのが好きで、メドーサはその顔にかかった精液を綺麗に舐めてあげるのが好きだったりするのは、それぞれの秘密だったりする。

「あ…はぁ…んむぁ……ん…!」
「あむ…ふむ……ん…うん……!」

 ピチャ…ピチョ…チュ……チュプ……チュク…

 二人は精液をすべて飲み終えても、深く舌を絡め合って口淫を続けた。
 二人は目を潤ませ、お互い顔に手を添えて引き寄せ合い貪る様に口付けをした。

「あ…む…ん……ん…あぁ!?」

 一人置いてきぼりにされていた横島がメドーサの背後に回りに、後ろから未成熟な身体とはアンバランスな大きな乳房を揉みしだいた。

「は…あぁ…んむ…あむぁ……!」

 横島に後ろから乳房の全体を緩急をつけて刺激され、前からもルシオラに逃げられないように顔を両手で挟まれ口を愛撫され、メドーサは息苦しそうに喘いだ。

「メド、可愛いぞ…」

 横島はメドーサの耳元で優しく囁きながら、首筋に舌を這わせ吸い付いたりした。

「ふふ、本当にメドは可愛いわね」

 羞恥に顔を真っ赤にしているメドーサに、ルシオラも口を離してそう囁き、横島と同じように反対側の首筋に吸い付いた。

「んあ…はあ…忠夫ぉ…ルシオ…ラァ……」

 横島とルシオラはメドーサの首筋だけでなく、全身をくまなく愛撫した。
 二人は前後から左右に座る位置を変え、メドーサの身体を左右から横抱きにして座り、息の合った動きで口と手で愛撫を続けた。
 そして、二人はメドーサの乳房に顔を近づけると、ピンと勃った乳首を口にした。

「は…ああぁ…駄目だよ二人とも…私まだおっぱい出ないよ…!」

 左右の桜色の突起に吸い付く二人に、メドーサは顔を真っ赤にして言った。
 しかし、その口調とは裏腹に優しい目で二人を見つめ、母乳を求めて吸い付く赤ん坊をあやす様な感じで、二人の頭を撫でながら引き寄せた。

「ん…チュ…メド……」
「チュ…チュパ……はぁ…メドォ…」

 横島とルシオラは甘えるような声を出して、夢中でメドーサの乳房にむしゃぶりついた。
 特にルシオラは自分のものよりも大きいメドーサの乳房にしゃぶりつきながら、優しく頭を撫でてもらうのが大好きだった。
 おそらく母親という存在がいないために、無意識に母性を求めているのだろう。
 それに、ルシオラは高い知識と精神を与えられているとは言え、まだこの世に生を受けて一年と経っていない、言わば赤ん坊に近い存在だった。
 メドーサもそれを感じ取っているのか、よく胸に抱いて甘えさせてあげていた。
 横島も甘えさせてくれるが、こうやって自分にも甘えてくれるのが嬉しかった。
 メドーサはいつか子を身篭り、母乳が出るようになったら子供にだけでなく、この二人にも与えてあげるとなると大変だなと頭の片隅で思った。
 十代後半の男女が十代前半――それも二次性長期に入るか入らないかと言う少女に、母親に甘えるように甘えているのはある意味奇妙な光景ではあった。

「はあ…うまい」
「ん…やっぱりメドのおっぱいはおいしいわね」

 乳首から口を離した二人は同じことを言うと、今度はメドーサの両頬にそれぞれ唇を這わせた。

「あ…んあ…!」

 二人はメドーサの顔中に唇を這わせ、時折唇に吸い付きながら手を女陰に伸ばして愛撫した。

「あぁん…くぁ……は…ああぁ……!」

 二人は相変わらず息の合った動きで陰唇に指を入れて刺激し、包皮を剥いてぷっくりと膨らんだ真珠のような淫核を優しく摘んで責めたてた。

「メド……」
「あ…忠夫…んむ…!」

 横島は自分達の愛撫に反応して、可愛く表情を崩して悶えてくれるのに激しい愛しさを感じ、メドーサの唇に吸い付き深く舌を絡めた。

「は……あむ…ただ…お……んんむ!」

 メドーサは二人に激しく責められながらも、懸命に横島の舌に愛撫を返した。

 メドーサはルシオラともそうだが、横島とディープキスをするのが大好きだった。
 いつかの月での戦いの時、致命傷を負って生き残るために横島の口を通して自分の霊其構造を送る際、一発深いヤツをかましたことが起因していた。
 この時のメドーサは横島と令子に対する憎悪と、任務を達成しようとするプロ意識、そして生き残ろうとする強い意志だけだった。
 そのために、たとえ気に入らない間抜け面の男であろうと贅沢を言えるような状況ではなかったので、気にせず人工呼吸(マウストゥマウス)のような感覚で口付けをした。
 しかし、魂を連結した際に知ったのだが、この男はあの時あの状況だと言うにも関わらず、鼻先にある自分の顔を見て「やっぱりこいつ、綺麗な顔してるな」と場違いなことを考えていたのだ。
 しかも、口内に入ってきた敵の舌を抵抗することなく受け入れたのだ。
 そして、僅かではあるが愛情のような感情を持ち、キスの後に邪悪に染まった顔で笑うのを見て、「普通に笑った方が絶対綺麗なのに」と思ったのだ。
 それから、月面とそして大気圏で滅んでいく時も、悲しみの感情を持ってくれた。

 だから――

「ん…は…あは…忠夫……大好きだよ」

 メドーサは横島とキスをした後は、邪気の無い普通の笑顔で締めくくることにしていた。

「メド……」

 横島はいつもキスの後にその綺麗な笑顔を向けてくれるのを見て、こんな自分にたくさんの愛情を持ってくれているのを感じ、胸が詰まる思いだった。

「メド、俺も大好きだ…!」

 横島はメドーサの頬に頬擦りしながらそう言った。

「忠夫…」

 嬉しそうに自分の名を呼んで応えてくれる恋人が本当に愛しかった。
 横島はメドーサの処女雪のように白く絹のように滑らかな肌に唇を這わせ、色素欠乏(アルビノ)のように透き通りながらも、アメジストのような綺麗な髪を梳いてあげながら思う。

 ――なんで、こんなに綺麗な心と魂を持った少女が邪悪の象徴の魔族なんだ?

 魂を連結してメドーサの過去を識った時、過去にこの少女に無理矢理契りを迫った海神と、悪のレッテル張って追いやった戦女神に、理解と怒りの両方を覚えた。
 こんな良い女なら男として放っておけず、無理矢理にでもものにしたいということは同じ男として理解はできる。
 しかし、その後にこの少女をあっさりと捨てたことに目が眩むほどの怒りが湧いた。
 こんな良い女は他にいない。 恋人持ちの自分がその同性である、女の恋人ごと惚れさせるくらいなのだ。
 一度心に触れるだけで十分わかるはずだ、全てを捨ててでも添い遂げるだけの価値はあると言うことに。
 この少女ためなら死んでも良いと、臆病者の自分ですら覚悟できるのに――
 もちろん、もう一人の恋人に対してもそうではあるが……
 しかも、その酷い仕打ちに抗議した彼女の最愛の姉達も一緒に追いやり、長い苦行の道を強いたことに殺意が湧いてくる。
 幸せになるべき少女を傷つけるだけ傷つけて、何も感じないなどとは同じ男として絶対に許せない。
 そして、この少女の美しさを妬んで追いやり、傷つけた戦女神と自称英雄様と言うその手下共が許せない。

 そして同時に思う、こんなに心をかき乱す存在だからこそ、堕落の象徴の魔族なのかと。
 こんなにも心を捕らえて離さず、添い遂げるために代償を迫る存在だからこそ魔族に追い落とされたのかと。
 だが、それでもいい、この少女ともう一人の魔族の少女を愛することが堕落だと言うのなら、どこまでも堕ちても良い。
 たとえその果てに、魂を奪われることになったとしても構わない、すでに心を奪われているのだから――
 いや、自分から捧げても良い、自分ごときの魂でこの少女達と一緒にいられるのなら安い物だ。
 願いは一つ、この傷ついた少女をもう一人の恋人共に癒して上げたい。

 横島はメドーサの幸せを願いながら、傷ついたところを癒すように愛撫を繰り返した。
 ルシオラも同様のことを思ったのか、愛撫に優しさとそして激しさが熱を帯びたように増してきた。
 横島は濡れそぼった陰唇に指を激しく出し入れし、ルシオラは淫核を痛くならない程度に強く摘みクリクリと転がした。

「はぁ……ぁああ…くぅ…ん…忠夫…ルシオラ…激しい…よ!!」

 激しい二人の愛撫に、メドーサは顔を真っ赤にして与えられる快感に耐えた。

「メド…気持ち良いか…?」
「ふふ…こんなのはどう?」

 横島とルシオラは快感に耐えるメドーサの表情に興奮し、さらに刺激を強くした。
 横島は指を膣内で指を回して感じやすい膣壁をこすり上げ、ルシオラは淫核を押しつぶすように押さえ、激しく前後にこすった。

「は…あ…ああぁあ…! もう…わたし…もう…もう……!!」
「いいぞ、メド! イってくれ!」
「メド、私達にイクところを見せて!」

 二人はラストスパートとばかりにさらに激しく指を動かしながらメドーサにそう言った。

「私…イっちゃう…! 忠夫と…ルシオラに見られながらイっちゃ…はあああああぁあぁぁああああああ…!!」

 メドーサは大声を出しながら背中を大きく仰け反らせ、手足を突っ張らせながら潮をたくさん吹いて果てた。
 横島とルシオラはまだ陰唇と淫核を優しく刺激しながら、快感で緩んだ表情で痙攣しているメドーサを、まるで自分達が果てたような恍惚とした表情で見た。
 二人も精神的には同時に果てたような気分だった。
 メドーサは絶頂の波が去ったのかくたりと身体から力が抜け、荒い息でぼんやりした目で二人に身をまかせた。
 二人はメドーサを抱き上げてベッドに寝かせてやり、メドーサの頬にそれぞれキスをした。
 そして、ルシオラは潤んだ目で横島を見た。

「タダオ、お願い。 次は私にしてほしいの…」
「うわ、凄い濡れてるな。 ビチャビチャじゃないか」

 ルシオラは顔を真っ赤にし、横島に向かって膝立ちで腰を突き出し、濡れそぼった女陰を両手で開いて綺麗なピンク色の膣内を見せながら懇願した。

「だって、メドが可愛いくて、触ってるこっちも気持ち良かったんだもの…!
 ねえ、お願いもう我慢出来ないの…! タダオのそのおっきなおち〇ちんがほしいの……!
 早く私のはしたなく濡れてるお〇んこに挿入れて! 膣内でいっぱい精子を出して私を滅茶苦茶にしてぇ……!」
「ああ、俺もルシオラに膣内にち〇ぽ突っ込んで、たくさんかき回して膣内に吐き出したい…!
 おまえを滅茶苦茶によがり狂わせたい!」

 二人は余程興奮しているのか、素面では絶対に言えない恥ずかしい言葉を吐き、ぶつかり合うように抱き合い深く口付け舌を絡めた。
 横島は舌を絡めながらルシオラを押し倒すように寝かせた。
 そして、口付けをしながら凶悪なまでにガチガチになった男根をルシオラの陰唇に押し当てた。

「ん…ぷは…きて…! 早く私の膣内にきてぇ!」
「はぁ…! いくぞ、ルシオラ!」

 そう叫ぶように言い、一気に男根を突き入れた。

「は…あああぁぁぁぁ!」
「ぐあ! 締まる!」

 ルシオラの膣は横島の凶悪な大きさの男根をすべて飲み込み、柔らかく受け止めた。
 そして、子宮口まで飲み込むと男根を強く締め上げた。

「タダオ! タダオォ!」
「ルシオラァ!」

 興奮した二人は互いの名前を叫びあい、正常位で激しく交わい始めた。

グチャ! グチュ! ズプ! ヌチュ!

「は…んむ…んん…あん…!」
「はぁ…ふぐ…んむ……!」

 二人は大きく卑猥な音を立てながら、下の口だけでなく上の口でも深く口付け貪りあった。
 互いに興奮し、技術も何も無く本能の赴くままに腰をぶつけ合い、一緒に昇りつめるために身体を動かした。

 しばらく交わっていて、二人はふと横を見ると、

「は…ん…忠夫…ルシオラ……すごい…」

 いつの間にか身体を起こしたメドーサが、自分の乳房と女陰に手を伸ばし、二人が激しく愛し合っているのを淋しそうに見ながら自分を慰めているのが見えた。
 それを見た二人は少し冷静になり、アイコンタクトで頷き合うとルシオラは繋がったまま身体を起こし、横島は逆に身体を後ろに倒して騎乗位の体制になった。

「メド、来て」
「メドも一緒にしようぜ」

 そう言って、二人はメドーサに手招きした。

「あ……うん…!」

 メドーサは嬉しそうに頷くと二人に這い寄った。

「メド、俺の上に乗ってくれ」
「うん…」

 メドーサは恥ずかしそうにしながらも、大きく脚を開いてルシオラと向かい合うように横島の頭の上に腰を移動させた。

「うお、メドの綺麗な〇んこがド迫力で迫ってくるぞ!」
「バカ…!」

 メドーサは横島の言葉に羞恥で顔を赤くして腰を浮かそうするが、それよりも早く横島に腰を掴まれ、

「んきゃあぁあ!」

 ぐいっと引き寄せられ、ビチャビチャに濡れそぼった女陰にむしゃぶりつかれた。

「あ…きゃあ! 忠夫駄目…! そんなに強く吸わないで…!」

 横島は陰唇にむしゃぶりつき、滴る愛液を思い切り吸い上げた。
 それだけでなく、舌で淫核を刺激したり、女陰全体を舐め回し、さらに後ろの小さな窄まりも舐め回した。
 その強い刺激に身体がふらつき、ルシオラにもたれかかって悶えた。

「ん! あぁ! そこは駄目…汚いよ!」

 メドーサは自分の恥ずかしい処を舐め回され、顔を真っ赤にして抗議したが、逆にそこを中心に舐め回された。

「あ…! ふふ、タダオのお〇んちん、また大きくなったわ…!
 ねえメド、聞いて…! タダオったらメドの綺麗でおいしいお〇んことお尻に興奮して、私の膣内でお〇んちんもっと大きくしてるわよ…!」

 横島と繋がっているルシオラが、自分の膣内に入っている男根がさらに大きくなったことを感じ、興奮した様子でメドーサに言った。

「あ! 本当…ふあ! ルシオラ…!?」
「本当よ! メドのお〇んことお尻、とってもおいしいからしょうがないわよ!
 そう言ってる間にまた…あん!」

 ルシオラはメドーサにぎゅっと抱きつき、膣内でさらに大きくなった男根の感触に震えた。

「ふあぁ…! 忠夫の舌が私の…お〇んこの深いところまで舐めてる…!
 んあ! クリ〇リスぐりぐりしちゃ駄目ぇ…!」
「は…! ああ…! タダオそんなに強く突き上げないで!
 タダオの大きいおち〇ちんがお腹を突き破っちゃう!」

 メドーサとルシオラは強く抱き合いながら、お互いの耳元で横島が自分にしている激しい責めの内容を、大きな声で教えるように叫びあった。
 二人はお互いの恥ずかしい言葉と内容に、背筋にゾクゾクとした快感が走り、横島の激しい責めにさらに強く反応した。
 横島も自分の上で、自分が与える刺激で美少女達が痴態を演じることに深い背徳感を覚えると同時に、強い征服感を覚えてさらに興奮した。
 横島はメドーサの陰毛もまだ生えてない幼い性器をさらに強く舐め回し、舌だけではなく両手も使って太ももや形の良いお尻を撫でたり、後ろの小さい窄まりに指を入れて動かし刺激した。
 さらに、荷物運び(丁稚奉公)で鍛え上げた足腰をフルに使い、ルシオラの体重をものともせずに腰を強く突き上げて膣内を猛り狂った男根で蹂躙した。
 ルシオラも横島の腰の動きに合わせて身体を上下に動かし、また腰をくねらせて横島に刺激を返した。

「いやぁ…! お〇んこの膣内を指でぐりぐりしながらお尻の中舐めないで…!
 そんなことされたら…私…! 私ぃ…!」
「ん…ああぁぁあ…! タダオ…一番感じる…ところをそんなに強く…お〇んちんで突かないで…!
 私…! もう…! もう…!」

 ルシオラとメドーサは、横島の激しい責めにもう限界が訪れようとしていた。
 横島も限界が近いのか、ラストスパートのようにメドーサの女陰に強くしゃぶりつき、腰を大きく突き上げてルシオラの子宮口に男根を叩きつけた。

「は…! うぁん…! ルシオラ…! 私もうイっちゃう! 忠夫にお〇んこいっぱい吸われてイっちゃう!」
「メド…あん! 私も…くぁん! タダオの大きくて硬くて逞しいお〇んちんでお〇んこいっぱい突かれて…ああ! イ…っちゃうぅ!」

 そして、二人はお互いをぎゅっと強く抱きしめ合い、

「「あああああぁぁあああああぁああ!!!」」

 大声で叫びながら二人同時に絶頂を迎えた。

「ぐぅっ!!」

 横島も顔にメドーサに潮をかけられながらくぐもった声を出し、とどめとばかりに腰の力だけでルシオラを持ち上げながら強く突き上げ、絶頂でギュウギュウと締め付けてくる膣内で果てた。

ドピ! ドピュ! ビュク! ドピュピュ!

「出てるぅ! 膣内で出てるぅ! タダオの熱い精子が私の子宮にドピドピってたくさん出てるぅう!!」

 絶頂の最中に腰の力だけで身体ごと持ち上げられながら子宮を強く突かれ、膣内で火山の噴火のごとく子宮に向かって精液を射精され、ルシオラはその強い刺激にさらに強い絶頂の波に襲われ、メドーサに強くしがみ付きながら叫んだ。
 そして、三人は絶頂にしばしの間身を震わせると、絶頂の波が去り身体から力が抜けた。

「はぁ…はぁ…タダオの精子が…まだドピュ…ドピュって膣内で出てる……」
「はぁ……はぁ…ルシオラ…」

 ルシオラは強い快感で放心したように言い、完全に力が抜けてメドーサにもたれかかった。
 メドーサは横島が息苦しくないように少し腰を浮かせながら、ルシオラの身体を抱きとめて髪を優しく梳いた。

ドピュ…ドプ…

「はあ…うう……すげ…ルシオラの膣内が気持ち良すぎて…まだ出る…」

 横島はそう呟き、ルシオラの膣内に普通では考えられない量の精液を射精し続けた。

「ルシオラ、大丈夫かい?」
「…少し…休ませて……」

 肩で息をするルシオラにメドーサは心配そうに聞き、ルシオラは心ここにあらずという雰囲気でそう答えた。

「はあ…気持ち良かった」

 射精の終わった横島はすっきりした表情でそう言い、自分の腰の上に乗っているルシオラの形の良いお尻を撫で回した。

「忠夫、あんた射精し過ぎだよ。 ルシオラったら完全に気が抜けちゃってるよ」
「だってしょうがねえだろ。 ルシオラの膣内ってすげー気持ち良いんだから」

 メドーサはルシオラを横島の上から下ろしてやり、その隣に並ぶように寝かしてやりながらそう言った。
 だが、横島は悪びれた風でもなく、むしろ当たり前だと言う感じで答えた。

「そいつはわかるけどね。
 あ…凄い…ルシオラ…たくさん膣内に射精してもらったんだね…」

 大きく開いたルシオラの陰唇から、横島が射精した精液がたくさんあふれ出てくるのを熱の篭った目で見て言った。
 メドーサは、はあ…と熱の篭った息を吐き、恥ずかしそうに顔を赤くしてもじもじと身体を動かした。

「あの…さ、忠夫…次は私に…」
「ああ、次はメドの膣内にたくさん射精したい。
 なんつーか、すげー昂ぶっちまって収まらねえんだ…!」

 身体を起こして言う横島の男根は、ルシオラにたくさん射精したにも関わらず今だ大きく起立し、むしろさらに大きく猛り狂っていた。

「忠夫…凄い…!」

 メドーサはルシオラと横島の混じり合ったモノで濡れて光る逞しい男根を見て、自分の子宮が疼くのを感じた。

「忠夫…お願い早く私を…!」
「ああ、メド覚悟しろよ。 いっぱい可愛く啼かしてやるからな」

 そう言って、メドーサの唇に優しくそして貪るようにキスをした。
 メドーサはキスされながら、横島の言葉に胸に期待を寄せ、さらに子宮が疼くのを感じた。

「つーわけでメド、ここでこうやってと…」
「え…ちょっ…忠夫…!?」

 横島は口を離しメドーサを後ろに向かせると、今だ荒い呼吸で放心して寝ているルシオラの顔の上を、大きく脚を開かせて跨がせルシオラの上で四つん這いにささせた。
 メドーサとルシオラの双方の女陰が目の前に来る態勢だった。

「こんな格好恥ずかしいよ…! その……ルシオラに見られちゃう…!」
「見てもらおうぜ、俺達が繋がってるところを…愛し合ってるところを」

 そう言って、横島は大きく起立した男根をメドーサの小さく幼い陰唇に押し当てた。 

「あ…忠夫……来て…」

 自分の陰唇に熱い男根が触れるのを感じると、メドーサはルシオラに見られる羞恥を忘れ、横島に振り返り切なそうに言った。

「いくぞ、メド…!」

 そう言って、腰を突き出しメドーサの陰唇に男根を沈めていった。

「ん…は…ああぁぁあ……!」
「くっ…!」

 横島は内心では激しく腰を打ちつけ、メドーサを滅茶苦茶に犯してよがり狂わせたかったが、自分を強く戒めゆっくりと腰を進ませていった。
 まだ固い感触の膣内を押し広げて入って行き、男根が半分程埋まったところで一番奥の子宮口に当たった。

「ん…忠夫のおち〇ちんが一番奥に届いてるよ……」
「ああ、俺も感じるよ」

 横島は優しく男根を子宮口に押し当てながらそう答えた。

「ごめんね、忠夫…私まだ身体が小さいから、忠夫の大きいお〇んちん全部入らないから、あまり気持ち良くないだろ……?」

 メドーサは横島と身体を重ねる時ごとにすまなく思っていた。
 まだ十代前半の幼い身体なので、胸はともかく腰や性器が未成熟なために、横島の巨根をすべて受け入れることができなかった。
 今も、強く男根を突き入れると身体に負担がかかるから、優しく挿入れくれたのがわかった。
 メドーサは早く身体が成長してほしいと思っていた。
 それは、横島を満足させて上げたいと言う思いもあったが、それよりも強く思っているのは――

 ――早く忠夫の子供を身篭りたい。

 その思いだった。

「バカ、メドのま〇こは気持ち良いんだぞ?
 俺のち〇ぽをぎゅうぎゅうに締めてくれるし、さっきもおいしいから夢中で食いついちまったし。
 それに、お前の身体って抱きしめるとすっぽり包めてやーらかくてあったかくて気持ち良いし、おっぱいだってすげー柔らかいからいつまでも揉んでたいぞ。 
 あっ、でも俺はロリじゃねーからな!?」
「クスクス…知ってるよ」

 横島は幼女趣味(ロリコン)ではなく、一応普通の性癖の持ち主なのだが、メドーサの幼い肢体にだけは異常な昂ぶりを覚えた。
 吸い付くような白い肌は触れるだけでも気持ち良いし、十代前半にしては大きい乳房――しかもルシオラよりも大きい――は、形も綺麗で揉むと程好い弾力でいつまでも揉んでいたいと思った、
 そして、綺麗な桜色の乳首に吸い付くと、母乳は出ていないのにとてもおいしく、また母親のように頭を撫でて甘えさせてくれるのがすごく安らぎ、たまらなく嬉しかった。
 ルシオラも同様のことを思っていて、よく乳房に吸い付いつき甘えていた。
 それに、自分達二人だけでなく、パピリオとタマモとシロの年少達もよくメドーサに母親のように甘え、またメドーサも母親のようにその胸に抱きしめているのを見かけた。
 それから、まだ陰毛も生えていない女陰もとても綺麗で、触れると可愛く反応しくれて、陰唇からあふれ出る愛液は極上の蜜の味がした。
 男根を挿入れると、膣内の襞が絡みつくように捕らえてきて、全体を強く締め上げてきた。
 ルシオラの膣内もとても気持ち良いがメドーサの膣内もとても気持ち良く、もしも男根を全て挿入できたのならすぐに果ててしまいそうだった。
 横島は自分はロリになったのかと悩んだが、幸いにも(?)メドーサ以外の幼い少女には反応しなかった。

 メドーサも嬉しかった。
 横島の好みとは正反対のこんな子供の身体では悦ばせることはできないと思っていた。
 しかし、横島はこんな幼い肢体に反応してくれて、全身を深く愛してくれた。
 転生したために処女での身体で初めて契った時も、この肢体を見て強く反応し、男根を挿入する時も昂ぶる自分を抑えてできるだけ痛くないように優しくしてくれた。
 幼い身体のために破瓜の痛みは尋常ではないと思ったのか、文珠で痛み止めをしようとしてきたが、横島の与えてくれる苦痛を感じたくて文珠の使用を断り、痛みと共に全てを受け入れた。
 横島は痛みを与えてしまったことを気にしているのを見て、メドーサは自分のことを心から大事にしてくていることを感じた。
 横島と…そしてルシオラは、自分に触れてくれる時は、たくさんの愛情を込めてくれていることを感じ、自分も精一杯愛情で返したいと思っていた。

「ふふ、待っててね忠夫…すぐに大きくなって、もっと気持ち良いことたくさんしてあげるからね…」
「お、おう、期待してるぞ…!」

 メドーサのぞくりとするような艶のある笑顔に、横島は胸の鼓動が高まった。

「あん…! 私よりも、忠夫のお〇んちんの方が先に大きくなったわね…!」

 メドーサは横島の男根がさらに大きくなり、自分の陰唇をさらに大きく押し開いたのを感じて色っぽい声を出した。

「メド、動いていいか…!?」
「いいよ…私の身体でいっぱい気持ち良くなって……!」

 メドーサの仕草に我慢ができなくなった横島はそう聞き、許可を得ると腰を動かしピストン運動を開始した。

ジュ! ジュプ! ジュ! ジュプ!

「はっ! んっ! あぁっ!」
「ぬぁっ! うぐぁっ! くっ、メド、凄い締めつけだぞ…!」

 大きく動くと男根が抜けてしまうために小刻みにしか動けないのだが、それでもすぐに果ててしまいそうな快感を得た。

「んぁっ! はぁん…忠夫のお〇んちんが私のお腹の中にいっぱい入ってる…!」

 メドーサは自分の膣内全てを埋める、熱い鉄棒のような男根の感触に酔いしれた。
 その熱い男根が引き抜かれるたびに、そして突き入れられ子宮口を突かれるたびに、全身に快感が駆け巡った。

ジュップ! ジュ! ジュプ! ジュジュプ!

「はああぁぁ! 忠夫気持ち良いの! お〇んちんでもっと膣内をぐるぐるかき回して!」
「うおおぉ! メド! ここが気持ち良いのか!?」
「あぁん! そこ…! そこをもっと突いてぇ…!」

 横島とメドーサは叫びあい、激しく交わった。

 そんな自分の頭上で演じる恋人達の痴態を、やっと動き始めた頭でルシオラはぼんやりとした目で見た。
 自分の目の前で、メドーサが大きく脚を開いて綺麗な女陰を広げ、その女陰に横島の逞しい男根が卑猥な音を出して出入りし、ときにはその入りきらないほどの大きい男根で膣内を抉る様にかき回している様子が見えた。
 二人の混じりあったモノがポタポタと顔に降り注ぎ、唇に落ちてきた一滴を無意識に舐めとり――

「…おいしい」

 はあ、と熱の篭った息を吐き、そう呟いた。

 ――たくさん飲みたいな……そうだ、気持ち良くして上げればたくさん出してくれるよね。

 そして、両手でメドーサの腰に手を回すと、そっと引き寄せて二人の繋がっている部分に可愛らしい舌を伸ばして舐めた。

「はあぁ!」
「うおあ!」

 その刺激に、二人の恋人が腰の動きを止めて大きな声を上げた。
 ルシオラはその声に気を良くすると、ぴちゃぴちゃと自分の妹分となってきている狼の少女のように舐め回し始めた。

「んはぁあ! ルシオラ、クリ〇リスそんなに舐めないでぇ!」
「ぐうお! 締まる! うひゃ! ルシオラが舐めてるのか!? 気持ち良すぎる…!!」

 ルシオラの責めに、横島とメドーサは完全に翻弄された。
 そして、ルシオラの目論見通り、メドーサはたくさんの甘い蜜を滴らせ悶えた。

「ふふ、おいしい…」

 もっとたくさん飲みたいと思ったルシオラは、メドーサの腰に回した手を後ろの小さい窄まりに伸ばし、一指し指を一気に挿入した。

「あぁんぁ! 指が…お尻の…穴にぃ…!」

 横島の唾液で濡れた窄まりは、ルシオラの指を容易に飲み込んだ。
 それだけでなく、日増しに激しくなっていく行為で、メドーサとそしてルシオラの後ろの窄まりは慣らされきっていた。

「メド…大好き」

 ルシオラはそう言うと、指を激しく出入りさせて窄まりを強く刺激し始め、陰核に口付け舌でころころと転がした。

「ああぁああ! 私もルシオラのこと大好き!」

 ルシオラの言葉と刺激にメドーサは胸に熱いモノがこみ上げ、メドーサも叫び返し目の前にあるルシオラの女陰に強くむしゃぶりついた。

「はあぁ! メド…んむ…!」
「チュ…ルシオラ! 忠夫のが混ざってておいしいよ…!」

 メドーサとルシオラは、シックスナインの体制でお互いの女陰に強く吸い付き合った。

「く、二人とも俺を置いていくな!」

 一人置いてきぼりにされた横島は、自己主張するようにがんがんと強く腰を動かした。

「あふぁ! 忠夫…ごめ…んなさ…! はくぁ…! やめ……強すぎ…るぅ……!」
「悪い子にはお仕置きじゃー!」

 横島はそう言いながらも、メドーサが余裕を持って感じられる程度にまで腰の動きを弱めた。
 横島は行為の時、自分の責めでメドーサとルシオラが辛くならないように気を配っていた。
 特にメドーサはまだ身体が未成熟なので注意していた。
 ……時折暴走して激しくしすぎることもあったりするが――

「あんっ! はんっ! 忠夫っ! あくっ! ルシオラっ!」
「チュプ、凄いわね。 タダオのこんな大きいお〇んちんがメドの小さいお〇んこに挿入るなんて……
 ねえタダオ、気持ち良い?」
「ああ、気持ち良すぎてすぐ出ちまいそうだ…!」
「じゃあ、私のお〇んことどっちが気持ち良い?」
「二人のま〇こは気持ち良すぎて比べられるか!
 てか、そんなこと比べたくねえぞ…!」
「ごめんね、意地悪しちゃった……」

 ルシオラは謝罪のつもりなのか、激しく動いている横島の男根にも舌を這わせ、ぶるぶると動いている陰嚢に手を伸ばし優しく揉んだ。

「あが! ルシオラ…! メド…!」
「はぁっ! んむ…チュ! んあ!」
「あぁん! メドお願い、もっとクリ〇リス強く吸って…! 私も吸って上げるから…チュウ!」

ジュプ! チュプ! チュウ! ジュジュプ! チャプ! ジュ!

 三人はお互いに感じるところを激しく責め合い、徐々に昇りつめていった。

「メド! メドォ!」

 横島はやおらメドーサに後ろから覆いかぶさるように抱きついた。

「メド! 好きだ! 愛してるぞ!」

 顔をメドーサの綺麗な髪に埋めるように押し付け、耳元で愛の言葉を叫んだ。

「私も…! 私も愛してるよ…! 忠夫…! ルシオラァ…!」

 自分を優しく、そして激しく愛してくれる恋人達に、メドーサは涙が出るほど嬉しかった。
 転生前に何人かの男と関係を持ったが、全員自分の身体を貪るだけでなにも与えてはくれなかった。
 しかし、この二人の恋人は後から来て間に入って来た自分を暖かく迎えてくれて、性別の垣根も越えて愛してくれていた。
 表も裏もなく普通に笑顔を向けてくれ、守るように一緒に過ごし、そして自分を信頼して頼ってくれる。
 お互いがお互いを助け合い、共に生きているという実感があった。
 二人は優しさと愛情と、そして居場所を与えてくれた。
 自分が長い間求めて止まなかったものを与えてくれた。
 そのことに本当に感謝していた。

「はぁぐ! もうイっちまう! メド! 膣内に射精していいか!?」
「いいよ! お願い膣内に射精して! 赤ちゃん孕むくらいいっぱい射精してぇ!」
「はぁあ! 私も…もうイっちゃう!」

 三人は限界に近づき、ラストスパートに入った。
 横島は腰の動きを強め、後ろからメドーサの乳房を揉みながら強く抱きしめた。
 メドーサはルシオラに左手で陰核を摘んで転がし、陰唇に右手の指を二本突き入れて、膣内に注がれた横島の精液をかき出す勢いで激しく指を出し入れした。
 ルシオラはメドーサの陰核を口に含んで吸い上げながら舌で転がし、メドーサが自分にしているのと同じように、後ろの窄まりに挿入れている指を二本に増やして激しく指を出し入れした。
 そして――

「メド! イくぞ! ルシオラ見ててくれ…!」
「ああぁ! 忠夫! ルシオラァ!」
「んはぁ! 見てるから! メドのお〇んこにタダオの精子たくさん出すところを見せて!」
「イく! うぅっ!」

ドピュ! ドピッ! ドプ! ドピュ! ビュク!

「「あああぁあぁあああ!!」

 横島がメドーサの最奥に男根を突き入れて果てると同時に、メドーサとルシオラも達した。
 横島はメドーサの膣内できつく締め上げられ、その極上の快感にいくらでも射精できると思った。
 今はまだ男根の半分ほどしか挿入できないというのにこの快感なのだから、もしもメドーサは成長し男根を全て受け入れてくれたら、どれだけの快感を与えてくれるだろうかとある意味恐怖した。
 ルシオラと比べるつもりは毛頭ないが、メドーサの膣内はとても気持ち良かった。
 しかし、横島はそんなことよりも、今自分の腕の中で愛らしく乱れてくれるメドーサが愛しくてしょうがなかった。
 自分の与える愛情で、こんなにも悦んでくれるのがたまらなく嬉しかった。
 もっと愛してあげたいと思い、腰を痛くない程度にさらに突きいれ、後ろからその幼く小さい身体を強く抱きしめた。

 メドーサは自分の膣内いっぱいに収まっている熱い男根から、マグマのように熱い精液が大量に注がれる感触に酔いしれた。
 これだけ注いでもらえば、本当に横島の子供を孕むことができるかもしれないと思った。
 この愛しい男の子供なら、何人でも産みたいと思っていた。
 しかし、まだ身体が身篭れるほどできていないため、それはしばらく先のことだった。
 目の前にある成熟した女陰を持つルシオラを羨ましいと思ったが、ルシオラと横島の子供ならさぞかし可愛い子供ができるだろう。
 もしも二人の子供ができたのなら、心から祝福しよう。
 とりあえず、今はたくさんの愛情を身体の奥に注ぎ込みながら抱きしめてくれるこの愛しい男に身を任せた。

 ルシオラはメドーサの責めで達しながら、横島がメドーサに熱い愛の証を注ぎ込むところを見ていた。
 横島の凶悪な大きさの男根が、メドーサのまだ陰毛も生えてない幼い女陰を限界まで押し開き、串刺しにするようにして挿入れて射精している光景は圧巻だった。
 横島の男根はとても気持ち良さそうに震えて多くの精液を注ぎ込み、メドーサの幼いながらも女陰はさらに搾り取ろうと、男根を強く締め上げているようだった。
 しかし、まだ未成熟な子宮はたくさん注ぎ込まれる精液を全て受け止めることができず、溢れ出た精液がポタポタとルシオラの顔に降り注いだ。
 ルシオラはそれを勿体無いと思うと同時に、こんなにたくさん注ぎ込んでもらえて羨ましいと思った。
 自分もさっき膣内にたくさん射精してもらったが、メドーサの方がたくさん射精してもらっているだろう。
 でも、それもしょうがないかもしれない、メドーサの膣内は気持ち良すぎるのだから……
 以前の自分なら嫉妬していたところだが、今はもう一人の恋人がこの愛らしい恋人にもっと熱い精液を注いで上げてほしいと思っていた。
 そして、この絶妙なバランスでステアして作られたカクテルのように、混じり合ったおいしいモノを飲ませてほしい。
 ルシオラは大きく口を開いて、降り注ぐ蜜を顔と口で受け止めながらそう思った。


「はぁ……メド気持ち良かったぞ」

 三人はしばらくの間絶頂の波に身を任せて身体を震わせていたが、波が去ると後ろから横島は愛しそうにメドーサの首筋にキスをして言い、身体を離した。

「うん…私も気持ち良かったよ。
 ふふ、忠夫いっぱい射精してくれたね。
 ルシオラもありがと」

 メドーサは嬉しそうに言い、ルシオラの淫核にちゅっとキスをした。

「んん! んむ…んく…タダオとメドのおいしい……」

 ルシオラは横島が男根を陰唇から抜き取り、その際に溢れ出てきた精液を顔を寄せて飲み込んでいた。
 溢れ出なくなったところで、最後に陰唇をぺろりと舐めて綺麗にしてやった。

「あ…ルシオラ、顔が汚れちゃったね。 
 ……今綺麗にして上げるよ」

 身体を起こしてルシオラの上から移動したメドーサが、ルシオラの顔が自分と横島の混りあったモノがたくさんかかっているのを見て、顔を寄せてぴちゃぴちゃと舌で舐めとっていった。

「ふふ、メドくすぐったい」
「ん……ピチャ…ルシオラ…ピチャ…」

 ルシオラはそう言いながらも、心地良さそうにしていた。
 メドーサはルシオラの綺麗な顔に、丹念に舌を這わせて付着したモノを舐めとっていった。

 ルシオラは自分の顔を愛情を込めて舐めてくれているメドーサの顔を見ながら思う、自分とメドーサとの関係は一体なんなのだろうかと。
 ルシオラにとってメドーサは敬愛する姉であり、守るべき娘であり、逆に優しさと温もりを与えてくれる母であり、そして最愛の恋人であった。
 とても一言では言い表せない関係だが、ただ一つだけ確実に言えるのは、メドーサは横島と同じくらい愛しい存在で、どちらかでも失ったら失意に暮れて生きていけないだろうと言うことだった。
 おそらく横島も同じことを思っているだろうし、メドーサもそう思っているくれているだろう。
 メロメロにしてやると言っておいて自分がメロメロにされているのだから、本末転倒もいいところだがそれでも良いかと思った。
 これからも三人で力を合わせて生きていきたいし、いつまでも一緒にいたいと思う。
 ――まあ、おそらくではあるが、近い将来にこの輪の中に蝶と狐と狼の妹達も加わることになるかもしれないが……
 自分達を心の底から愛してくれるのなら、恋人が何人増えても良いと思っていた。

「ピチャ…うん、綺麗になったよ」
「ありがと、メド。 ん……」
「は……んむ…」

 ルシオラはお礼のつもりか、メドーサに口付けして舌を絡ませて愛撫し、メドーサもその愛撫に答えた。
 そして、ルシオラとメドーサは卑猥な音を立てて、夢中でお互いの唇を貪りあった。
 また置いてきぼりにされた横島はその様子を見てムラムラし、メドーサの後ろに回って細い腰を掴み、陰唇にいまだ大きく猛り狂った男根を押し当てると――

「いくぞ、メド!」
「んむ!? ああぁあ……!」

 一気に男根を最奥まで突き入れた。

「はぁ…あむ……忠夫…また…!?」
「ああ、まだ全然抱き足りない…!
 ごめんルシオラ、もう一回メドの膣内で出させてくれ…!」

 横島は切なそうな表情でもう一人の恋人に謝った。

「はぁ…しょうがないわね、タダオ。
 次は私にしてよ?」
「ああ、わりいルシオラ…! メド!」
「あん!」

 了承を得るとメドーサを抱き寄せ、胡坐をかき背面座位の体制になった。

「は…! ん…! こら、私にも了解を取りなよ…!」
「ごめん、よっと……!」
「くぁああああん…!」

 メドーサの抗議を横島は軽く流すと繋がったまま軽々とメドーサを持ち上げ、身体の向きを半回転させて自分の方に向かせて対面座位になった。
 メドーサは身体の向きを変える際に、膣内を男根で抉られた刺激で軽く達した。

「ああもう、可愛いぞこんチクショウ!」
「はぁ…あぁ…バカ……」

 メドーサの快感に染まった表情に感極まった横島は、メドーサをぎゅっと強く抱きしめた。

「でも、嬉しい…」

 横島の腕の中にすっぽりと納まり、メドーサは逞しい胸板に頬を寄せ、自分を強く優しく抱きしめてくれる男の早く脈打つ心音を聞きながら、とても幸せそうに微笑みながら言った。

「タダオ、メドを独り占めなんてダメよ。
 私も交ぜてよね」
「ルシオラ…?」

 メドーサが後ろを振り向くと、ルシオラが細長いモノに舌を這わせて唾液を塗りたくっているのが見えた。
 ルシオラはその細長いモノ全体に唾液を塗り終えると、自分の陰唇に宛がい――

「は…! あ…! んぁ…!」

 膣内の最奥まで挿入した。

「はぁ…! ん…! メド!」

 そして、男が自慰をするように挿入したモノをしごくと男根のように…いや男根と同じ形になって一体化し、大きく起立した一本の男根になっていた。
 そう、これはルシオラが持てる技術を結集して作られたペニスバンドだった。
 本物の男根のような肉質と肌触りをしており、霊其構造と直結させることで身体の一部になり、装着した女性の興奮状態によって勃起の状態も変化し、さらに装着者が男だったことを想定し、瞬時に計算(シミュレート)して男根の大きさが変化する機能がついていた。
 極めつけは絶頂に達すると、絶頂時に放出される霊力を擬似精液に変換して本物の男のように射精される優れモノだった。
 アシュタロスが草葉の陰で号泣すること請け合いの、ルシオラ印の渾身の一品だった。
 この特性のペニスバンドを使い、ルシオラとメドーサは毎回互いに交わっていた。

「ふふ、メド、お待たせ」

 ルシオラは横島程ではないが、潤滑剤(ローション)代わりに自分の唾液で濡れて光る猛り狂った巨根を扱きながら、メドーサの背後に這い寄った。

「ああぁ……、ルシオラァ…」
「メド…可愛い……私のお〇んちんでいっぱい愛して上げる…!」

 メドーサの怯えながらも期待するような表情に、ルシオラはちょっぴりヤバ気な微笑みを浮かべ、さらに男根を大きく起立させた。

「ルシオラも早くメドの中に来いよ。 ほら……」

 横島はメドーサのお尻に両手をあてて尻肉をつかみ、左右に広げて後ろの小さい窄まりを広げた。
 ルシオラは先端の鈴口からたくさんの先走りを出した男根を、メドーサの広げられた窄まりに宛がい――

「いくわよ、メド…!」
「うん、来てルシオラ…!」

 ゆっくりと挿入していった。

ズ……プウウゥゥゥ……

「「「あああぁぁぁあああ…!」」」

 メドーサは前だけでなく後ろにも男根が挿入ってくる感触に、ルシオラは後ろの窄まりのきつい締め付けに、横島は男根をきつく締め付けられさらにルシオラの男根が薄い肉壁ごしに擦れる感触に声を出した。

「ああぁあ…! メドのお尻の中に…私のおち〇ちん全部入っちゃったぁ……!」
「ぐあ、締まる…! それにルシオラのち〇ぽと擦れてすぐに出ちまいそうだ…!」
「忠夫と…ルシオラが私の中にいっぱい挿入ってるよぉ……!」

 三者三様の反応を示し、強い快感にしばらく身を強張らせた。

「はあ…はあ…あん…! やっぱりメドの中ってすごい気持ち良い…!」
「はあ……はあ……ああぁ……」
「メド、大丈夫か?」

 少し無理をさせてしまっているので、横島は心配気にメドーサに聞いた。

「うん、大丈夫だよ。 …その、軽くイっちゃっただけだからさ…」

 メドーサはは羞恥に顔を赤くして答えた。

「メドったら、お尻で感じちゃうなんていけない娘ね♪」
「よく言うよ、誰がこんな身体にしたって言うんだい…!?」
「あ〜、少なくとも、俺じゃねえな」
「あら、そうだったかしら?」

 そう、メドーサの後ろの窄まりを開発したのは、何を隠そうルシオラだった。
 メドーサの処女(初めて)がほしいと言う欲望からだった。
 前の処女は横島に譲ったのだから、後ろの処女は自分がもらうと言うのが彼女の主張だった。
 そして、時間をかけて窄まりとペニスバンドを開発し、後ろの処女を頂き何度も交わって慣らせ、現在に至っていた。
 ……ルシオラもメドーサに後ろの処女をもらってほしくて、すでに捧げていたりするが……

「ふふ、メド、可愛い♪」
「あん! まったくもう、変態なんだから…」

 誤魔化す様に後ろからぎゅっと抱き付いてくるルシオラに、メドーサは口ではそう言いながらも、幸せそうに身を委ねた。
 そして、横島は何か思いついたのか、にやりと笑い口を開いた。

「なあ、メド。 アレやってくれ」
「アレ?」
「ああ、アレね…!」

 ルシオラはすぐにその言葉がわかったようだが、メドーサはわからなかったようだ。

「そう、前やってくれた、アレ」
「そうよ、メドがとっても可愛かったア・レ♪」
「もしかして、アレかい!?」

 さしているものに思い至ったのか、メドーサは見る間に顔を真っ赤にした。

「嫌だよ! 前にどうしてもって言うからやったら、あんた達私をめちゃくちゃにしてくれたじゃないのさ!
 あの時、とっても怖かったんだからね!?」

 その時のことを思い出したのか、メドーサは涙目で拒否した。
 横島とルシオラはそれだけでもグッとキタのだが、二人はアイコンタクトすると説得を開始した。

「なあなあ、頼むよメド〜〜」
「そうそう、ねえお願い、メド〜〜」
「はぁ! あん! んあぁあ…!」

 二人はそう言いながら、メドーサの前後の穴の中に収まったままの男根を、ぐりぐりと動かして刺激しながら頼んだ。

「ちょ……! あんた達…あっ! 卑怯…あぁん…! んぁ……だよ!」
「なあ、本当に駄目か…?」
「メド、本当に駄目…?」

 二人は一転して、しゅんと捨てられた子犬のような表情で聞いた。

「う……」

 ――罠だ。

 メドーサはそう思った。
 が――

「う〜〜……!
 まったくしょうがないね、わかったよ……!」

 結局、『いつも通り』に押し切られてしまった。

「よっしゃ〜! ありがとうな、メド!」
「ありがとう、メド! 大好きよ!」

 横島とルシオラはさっきの様子が嘘のように喜んだ。
 ……最近、ルシオラも良い感じに横島化してきていた。

「まったく、この二人は……!」

 二人の様子に、メドーサは心底あきれたようだった。
 しかし、自分を強く求めてくれていると思うと、悪い気はしなかった。

「やるこっちの方は本当に恥ずかしいんだからね……!?」
「おう、頼む!」
「メド、お願いね!」
「じゃあ…その…いくよ……」

 メドーサは羞恥で顔を林檎のように真っ赤にし、涙目で口を開き――


「…お……お兄ちゃん…お姉ちゃん……メドに…メドに……いっぱいエッチなことをして……いっぱい…いっぱい気持ち良くしてください……!」


ズキューーーン!

 そう、以前メドーサに頼んだ事というのはシチュエーションプレイ、しかも妹プレイというものだった。
 少し見た目の年齢よりも幼い口調で、愛らしい自分の妹が淫らなおねだりをしてくる仕草に、横島とルシオラの胸に断末魔砲以上の衝撃が駆け抜けた。
 十代前半の超がつく美少女が、顔を恥ずかしそうに真っ赤にした状態で両手を胸の前でもじもじと絡め、不安そうにこちらの顔を上目遣いに見てきた。
 横島とルシオラは、それを見てはあはあと息遣いが荒くなっていった。

「お兄ちゃん…お姉ちゃん……?」

 その様子を不安そうに、そして少し怯えたように言うメドーサを見て、横島とルシオラは――


「「メドーーーーーーーーーーー!!」」


 キレた。

「うおおおぉぉ!! メドーーー!!」
「メドーーー!!」
「やああああぁぁぁあ!!! おにいちゃん! おねえちゃん! らめええぇぇぇぇ!!」

 理性を無くした横島とルシオラは、がんがんと強く腰を叩きつけ、メドーサを前後から激しく責め立てた。

「らめえ! らめえええぇぇ!! メドのお〇んこと…ああぁ! おしりの…あなが……はぁぁあん! こわれ…ちゃうよぉぉ!!」
「くそっ! 本当に可愛いすぎるぞコンチクショウ!!」
「メド! 可愛いわ! もっといっぱいして上げる!!」

 二人はただ腰を叩き付けるだけではなく、息の合った動きでそれぞれの挿入れている穴をリズム良く交互に男根を抜き差ししたり、同時に最奥を刺し貫いたり、また奥に挿入れたままぐりぐりと中で男根をかき回したりした。
 その激しい責めから叩き付けられる強い快感に、メドーサは幼児退行を起こしたようだった。

「あああぁぁあぁぁ!! おにいちゃんとおねえちゃんの……やあぁん! お〇んちんが…んあぁ! メドのなかで…もっとおっきくなってるうぅ……!!」
「お前が可愛すぎるからだ!」
「メド! メドォ! 私のお〇んちんでもっと気持ち良くしてあげるわ!!」

 二人は男根で責め立てるだけでなく、両手でメドーサの身体全体を愛撫し、さらに強く刺激した。
 ルシオラは後ろからメドーサの二つの乳房を鷲づかみにし、その大きく起った桜色の突起を人差し指と親指で強く摘み、ぐりぐりと揉んだ。

「く…ああぁぁあ…! お…ねえちゃ…ん…! そんなに強く…メドの乳首…ぐりぐり……しないでえ……!」
「ふふふ、本当にメドはエッチな身体をしてるわね! こんなにお〇んこをはしたなく濡らして、私達のお〇んちんをおいしそうに咥え込んで…!
 それに、もうこんなにおっきなおっぱいして…! 私よりも大きいじゃない! おま〇この毛だってまだ生えてもいないのに!」
「おねえ…ちゃん……ごめん……ごめん…なさい…!!」
「メドは私達を狂わせるエッチでいけない悪い娘ね…!
 そんな悪い娘はどうすればの良いのかしら、ねえメド!?」
「は…い…! メドは…メドはエッチでいけない悪い娘です……! おねえちゃん……お願い…します…! メドに…エッチで悪い娘のメドに…いっぱい…いっぱいおしおきしてください…!!」
「ふふふふふふ…! 可愛いメド、いっぱいおしおきして上げるわ!」

 半泣きで許しを請うメドーサに、なにやら危ないスイッチが入ってしまったらしいルシオラが、メドーサの乳首をぐりぐりと摘みながら前に強く引っ張り、後ろの窄まりに挿入れた男根を最奥でぐりぐりとかき回した。

「あああぁぁぁ……! メド…おしおきされてるのに…気持ち良いのぉ…!! おねえちゃんごめんなさい…! メド…メドとっても気持ち良いのぉ……!!
 でも…ああぁ! メドのおっぱいと……お尻がこわれちゃうぅ……!」
「良いわよ、メド! 凄く良いわ…! もっともっともっとおしおきしてあげる!!」

 メドーサの反応に背筋にゾクゾクとした感覚が走り、加虐心に火のついたルシオラは完全にヤバい笑顔を浮かべ、さらに強く責め様とした。

「おい、ルシオラ! やりすぎだぞ!」

 その様子がヤバいと思ったのか、横島が乳首を強く摘むルシオラの手を払って止めた。

「む、なにするのよ、タダオ!?」
「はあ…はあ……お…にいちゃん……」

 ルシオラは横島を少し怒った様子で見た。
 メドーサは横島とルシオラの激しい責めと、今ルシオラにされたおしおきで脱力していた。

「たしかにメドはおっぱいがでかくて、エッチぃ身体のエロい娘だ!
 しかし、俺は……そんなメドが大好きだ!!

 ぐっと、強く拳を握って熱く言い切った。
 ……どうやら、この男も良い感じにヤバくなっているようだった。

「だから、そんなエッチでおっぱいのでかい良い娘のメドにはご褒美をやるぞ!」

 横島はそう言うと、メドーサの片方の乳房の乳首を口に含んで吸い上げながら優しく舌で転がし、もう片方の乳房を優しく揉んだ。
 それだけでなく、陰核を摘んで優しく刺激してやり、膣内に挿入れている男根でGスポットをぐりぐりと突いた。

「ああぁん! おにいちゃんの大きいおち〇ちんが…あぁ! メドの……お〇んこの……気持ち良いところをぐりぐりしてるのぉ……!
 くぅぅん! おにいちゃん…メドのおっぱいちゅうちゅうしちゃだめぇ…! メドのおっぱい……まだミルク出ないからぁ……!
 おっぱいもそんなに……揉まないで……! メドおっぱい弱いのぉ…!」
「メホほおっはいはおひひいほ! はふはんはんほんへほっとおおひふひてはる!(メドのおっぱいはおいしいぞ! たくさん揉んでもっと大きくしてやる!)」

 横島はメドーサの乳首を口に含んだまま言い、メドーサはその刺激でさらに感じた。
 メドーサは口ではそう言っているが、気持ち良いのか横島の頭を両手で抱き寄せ、自分の乳房に押し付けた。

「ちょっとタダオ! メドのおっぱいを独り占めなんてずるいわよ!」
「メドのおっぱいは俺んじゃーーー!!」
「メドは私のモノよ! 勝手に自分のモノにしないで!」
「そう言うルシオラの方が独り占めにしようとしてるじゃねえか!?」

 いつの間にか横島とルシオラは、メドーサを挟んだ状態のまま喧嘩を始めた。
 そして、二人は不毛で馬鹿な言い合いを繰り広げた。

「なによタダオ! なにかにつけてはメドのおっぱいばっかり触って! 私のおっぱいは全然触ってくれないじゃない!?」
「ルシオラのおっぱいは小さすぎるんじゃ! メドのおっぱいはおっきくてやーわらくて気持ち良いんじゃー!! 洗濯板の誰かさんとは大違いなんだよ!!」
「きーーーー!! 言ったわね!? もう私のおっぱい触らせてあげないんだから! メドのおっぱいも触らせないわ!!」
「なに言ってやがる、そんなこと許すと思ってんのか!?
 それに知ってるんだぞ! お前、俺がいない時にメドに無理言ってちょくちょくパイズリしてもらってんだろ!?」
「ふふーんだ、学校に行っていないタダオが悪いのよ! 私はメドに毎日パイズリしてもらってるのよ、羨ましいでしょ!?」
「721(なにい)!? 俺だってあんましパイズリしてもらったことないってのに…! こいつはめちゃ許せんぞーーー!!」
「ほーほほほ! 悔しがるがいいわ!! メドのおっぱいはすでに私のモノなのよ!!♪♪」

 衝撃の事実に横島は本気で悔しがり、ルシオラは勝ち誇ったように笑った。
 メドーサの乳房はたしかに大きいのだが、ルシオラが装着した特性ペニスバンドは巨根に変化するため、現在のメドーサの乳房の大きさではパイズリするには辛いものがあった。
 しかし、ルシオラはメドーサに頼み込み、完全とは言えないがパイズリをしてもらっていた。
 なんだかんだと言って胸と口で一生懸命奉仕してくれるメドーサに、ルシオラは何とも言えない征服感に酔いしれ、メドーサの胸と口に毎日欲望を放っていた。
 横島の影響か自分の胸が小さいためかわからないが、メドーサ限定ではあるが何気にルシオラも横島級のおっぱいマニアになっていた。

「……ルシオラ、どうやらお前とは一度本気で決着をつけねばならんようだな……」
「なによ、ヤル気? 受けて立つわよ!」

 二人は割と本気で睨み合い、一触触発の緊張した空気が流れた。
 ……少女を挟んで一つに繋がった状態と言うのが、ものすごくマヌケではあったが。
 そして、お互いがお互いを排除しようと動こうとした時――


「…ヒック…ヒック……」


 少女の嗚咽で動きを止めた。

「…ヒック…やだよう……」
「「メド?」」

 間にいるメドーサが、顔を伏せて両手で目を擦りながら泣いていた。

「…やだあ…ヒック…おにいちゃんとおねちゃんが…ヒック…ケンカしちゃ……ヒック…やだよう……」

 純真そうな少女が胸を痛めて泣いているその様は、とても罪悪感を湧かせた。

「ああああ…! メド、俺達喧嘩なんかしてないぞ! なあルシオラ!?」
「そうよ、メド! 私達とっても仲良しよ!」

 横島とルシオラはメドーサを泣き止ませようと、慌てて取り繕った

「……ヒック…ほんとう……?」
「「ホントホント!」」

 顔を上げて聞いてくるメドーサに、やや引きつっていたが笑顔で二人は答えた。

「…じゃあ……ちゅうして…」
「「はい?」」
「おにいちゃんとおねえちゃんで、仲直りのちゅうして」

 メドーサの言葉に、思わず二人は顔を見合わせた。

「二人とも、嫌なの…?」
「そんなことないぞ、メド!」
「ええそうよ、メド!」
「じゃあ、仲直りのちゅうして」

 二人はもう一度顔を見合わせたが、喧嘩したばかりなのかお互いバツが悪そうだった。
 しかし、先に腹を括ったのか、横島がメドーサを間に挟んだ状態でルシオラの顔に顔を寄せた。

「ルシオラ…」
「タダオ…」

 お互い目を合わせ、息がかかる距離になると胸に熱いモノが込み上げてきて、お互い顔を寄せて口付けをした。

「はあ…んむ…んん…!」
「んむ…はむ…はあ……!」

 二人はすぐに夢中になって舌を絡め合い、お互いの唇を貪りあった。
 横島とルシオラは強く愛し合っているため、元より本気で喧嘩していたわけではなかった。
 二人は本音で言い合うため、些細なことで口喧嘩になるがそれはじゃれあいに近いものだった。

「んむ…タダオ…!」
「はあ…ルシオラ…!」

 二人は先ほどとは全く正反対の様子で口付けした。
 横島は口付けしながらメドーサを挟んだ状態でルシオラの胸に手を伸ばし、メドーサよりも小振りだが形の良い乳房を揉みしだいた。

「あん…! タダオ、やっとおっぱいに触ってくれた…! 嬉しい!」
「ごめんなルシオラ……。 お前、おっぱい感じすぎるみたいだから、少し触るととすぐにイっちまうし、ま〇この締め付けも凄くなるから挿入れてる時に触るとすぐ射精ちまうんだよ。
 それがなんか勿体無くてよ」
「バカァ…あぁ! 私、タダオにもたくさんおっぱい触ったり吸ったりしてほしいのに……んん!」
「ルシオラ…可愛いぞ!」
「タダオ気持ち良い! はぁあ…! 乳首いっぱい苛めて…!」

 横島は限界まで大きくなったルシオラの乳首を、さきほどルシオラがメドーサにやったように強く摘んでぐりぐりと転がしながら前に引っ張った。

「あぁん! おにいちゃんとおねえちゃんのお〇んちんがメドの中でおっきくなってる……!」
「おっぱい気持ち良いの…! 私…イっちゃう…! タダオにおっぱい苛められてイっちゃう…!」
「イっていいぞ、ルシオラ!」

 慎ましい胸を責められて気持ち良さそうに喘ぐルシオラに、横島はとどめとばかりにぎゅうっと力の限り強く二つの乳首を摘んで潰した。

「おっぱいイっちゃ…ああぁぁあ!!」

ドピュ! ドピ! ドピュル! ビュク!

 ルシオラはその痛いくらいの刺激に絶頂を迎え、メドーサの後ろの窄まりの中で果て、特製ペニスバンドから擬似精液を射精した。
 ルシオラは大きい快感に舌を大きく突き出してだらしなく表情を崩し、無意識なのだろうメドーサの腰を抱え込んで自分の腰を小刻みに動かして男根を刺激していた。

「はぁ…んんん! おねえちゃんの熱いのがメドのお尻の中でたくさん射精てる…!」
「くぅ! ルシオラよっぽど気持ち良かったんだな。 ルシオラがメドの尻の中にたくさん射精してるのがビンビン伝わってくるぞ…!」

 横島とメドーサは、ルシオラが大量の精液を射精しているのを感じた。
 横島はルシオラの乳首を母乳を搾るようにぐいぐいと引っ張った。

「あん! あぁん! タダオ駄目! そんなに強くおっぱい搾られたらお〇んちんミルクがもっと射精ちゃう!」
「良いぞ! メドにたくさん飲ませてやれ!」
「んあ…ああ! お願いおねえちゃん! おねえちゃんの熱いミルクをメドのお尻にたくさん飲ませてぇ!」
「タダオ! メド! そんなにされたら私ぃ…射精ちゃうの! たくさん射精ちゃうのぉ!」

 メドーサは尻に力を入れて窄まりを締めてルシオラの男根を刺激し、横島は乳首を刺激するだけでなく、腰を動かして薄い肉壁ごしにルシオラの男根を刺激した。

ドピ…! ドピュ…! ビュビュク…!

「は…ああぁ! あああぁぁ……」

 ルシオラは二人に射精を促されるように刺激され、横島に引けをとらないほどの量の精液をメドーサの中に射精した。

「ん…おねえちゃん、たくさん射精たね……
 ああぁ…それに…おち〇ちんまだとっても大きくて硬いよぉ…」

 メドーサはルシオラの精液を一滴残らず受け止め、ルシオラの男根がまだ中で猛り狂っているのを感じた。
 ルシオラは後ろからメドーサを切なそうな表情で強く抱きしめた。

「足りないの…! 全然射精し足りないの…! 私、メドの中にもっとたくさん射精したいの…!!」
「良いよ…メドの中にたくさん射精して…おにいちゃんもメドの膣内にたくさん射精して…メドをめちゃくちゃにして気持ち良くなってほしいの…」
「「メド……」」

 恥ずかしそうに顔を赤くしながら、はにかんだ笑顔を向けて自分達の全て受け止めようとしてくれる少女に、二人は胸は詰まるほどの愛しさが込み上げた。

「おにいちゃん…おねえちゃん………して……」
「「メドーーーーー!!!!」」

 メドーサの言葉に、またしても横島のルシオラの理性が切れた。

「メド! メドォ!」
「ああぁ! メドォ!」

 二人は狂ったようにメドーサの名を叫び、前後から激しく腰を打ちつけてメドーサの二つの穴を犯した。

「あああぁぁ! もっと…! はああぁあ! もっとしてぇ! んああぁぁああ! もっと愛してえぇ!!」

ジュプ! ジュプ! グチャ! グチュ! ズプ! ヌチュ!

 横島とルシオラは本能のままにひたすら腰を強く打ちつけて獣のようにメドーサを犯し、卑猥な音を響かせた。
 メドーサは正面にいる横島に強くしがみつき、その激しい責めを受け止めていた。
 その心中は、ただ二人にもっと愛されたいと言う欲求しかなかった。

「ひい! ああぅ! はん! んんぁ!」
「はあ! ふう! があ…!」
「あん! はあぁ! ひいあぁ!」

 横島とルシオラは、メドーサを前後から押しつぶししてしまいそうな勢いで前後から強く抱きつき、腰を振りたくった。
 強い快感から三人は徐々に意味のある言葉を発しなくなり、ただただ激しく交わった。
 しかし、三人とって言葉など不要だった。

 ――タダオ! メドォ! 気持ち良いの…! 愛してる!
 ――俺もだ! 愛してるぞ二人とも!
 ――タダオォ! ルシオラァ! 私も好きなのぉ! お願いもっと愛してぇ!

 横島とルシオラの霊其構造を持っているメドーサを中心に、三人は身体だけでなく魂も繋がっていた。
 三人は互いに感覚を共有し、互いの想いが伝わり、互いに与えている快感も伝わった。
 魂でも三人でセックスしているような感覚だった。

 ――ああぁ! メド、お〇んことお尻を一緒に責められるの気持ち良いのね…! もっとして上げるわ!
 ――ぐあ! 俺のち〇ぽが奥に当たってやがる…! メド俺のち〇ぽでこんなに感じてくれてるんだな!
 ――んんん…! 私のお〇んことお尻の穴きついぃ…! でも…気持ち良いのね…! 二人とももっと私ので気持ち良くなって……!

 責める方も責められる方も快感を共有し、それを感じた三人は嬉しさを感じ、さらに気持ち良くさせたい思ってさらに激しく責めた。
 そして、徐々に昇り詰めていった。

 ――メド…ルシオラ…気持ち良い…タダオ…もっとして…好き…ずっとこのまま…メド…綺麗…忠夫…逞しい…ルシオラ…可愛い……俺…私…私…………愛してる……!!!

 快感が思考を塗りつぶすほど強くなっていき、それにともない意識も強く同調(シンクロ)していった。
 文珠での同期合体で、相手の意識に取り込まれていくような感覚だった。
 それだけでなく、肉体も溶けて一つになってしまったような感覚もした。
 しかし、実際は肉体は溶けてなどおらず、三人は硬く抱き合い正気とは思えない快楽に染まった表情で腰を激しく振り、口から涎をだらしなく流し、繋がっている部分からも淫らな液体をたくさん流していた。

 ――あああぁ…!もう…ダメ! …もう……もう………!

 三人は限界が目の前に近いことを知り、さらに身体と…魂を強く抱き合い――

 ――イク………!!!!!!!!

 果てた。

「「「〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!」」」

ドピュ! ドピ! ドピュ! ビュク! ドピュピュ! ドプ!

 三人は言葉ににならない絶叫を上げ、横島とルシオラはメドーサの体内に先ほどまで射精した量よりも多くの精液を撃ち放ち、メドーサはそれを強く受け止めた。
 横島とルシオラがメドーサを前後から押しつぶすように固く抱き合い、強い絶頂の感覚に三人の身体が痙攣した。
 精液のあまりの量にメドーサの女陰と後ろの窄まりに入りきらず、あふれ出して三人の股間を濡らし、シーツに大きな染みを作った。
 しばらくの間、絶頂に身を委ねて身体を震わせていたが、絶頂の波が去ると三人は繋がったまま力尽きたように横倒しに倒れ、快感に染まりきった恍惚とした表情で荒い呼吸が収まるまで動かなかった。


「あー、気持ちえかった」

 横島は横向きに寝転び、繋がったままのメドーサの髪をすっきりした笑顔で梳いた。

「私も凄く気持ち良かったわ。 ありがとメド」

 同じく繋がったままのルシオラが、メドーサの後ろから髪を梳きながらその綺麗な髪に何度もキスをした。

「うん、私も気持ち良かったよ……
 ん…二人ともたくさん射精したね、前も後ろもいっぱいだよ…」

 横島とルシオラに気持ち良さそうに身を委ねているメドーサが、たくさん注がれたお腹に手を当て幸せそうに言った。

「ふふ、タダオまだこんなにおち〇ちん大きいわ」
「そう言うルシオラだってまだ大きいじゃねえか」
「それはそうよ。 だって、私まだ全然し足りないもの」

 そう言ってルシオラは淫靡に微笑んだ。
 横島はその淫らで魔性の美しさを持つ微笑みに、ぞくりと心臓を鷲づかみにされたような感覚が走った。

「あんっ! 忠夫のおち〇ちん凄く硬くなった…!」
「タダオもいつでも大丈夫みたいね。
 じゃあ、約束通り次は私にして…!
 今メドに二人でしたみたいに、私をめちゃくちゃに犯して…!」

 そう淫らなお願いをしてくる恋人に、横島は心を捕らえられた。

「……ああ、次はルシオラをめちゃくちゃによがらせてやるからな…!
 泣いて謝ったってやめないからな…!
 メド、お前も手伝ってくれ!」
「ふふふふ、いっぱい気持ち良くしてあげるよ、お・ね・え・ちゃ・ん♪」
「ああ…タダオ! メド!」


 ――そして、淫らな舞踏は朝まで終わることはなかった。


「ほら、あんた達起きな、食事ができたよ!」
「「ふへっ……!?」」

 メドーサの声に、横島とルシオラはマヌケな声を上げて目を覚ました。

「あんた達、もうすぐ昼だよ?
 今日は学校も仕事もないからってだらだら寝てるんじゃないよ!」

 そうメドーサが母親のように言った。
 三人は明け方近くまで激しく交わり、最後の絶頂で三人とも気を失って床についたのだった。
 窓からは明るい光が差し込み、時計を見るとメドーサの言うとおり、もうすぐ昼の時間帯を指そうとしていた。
 二人は昨夜の残滓がたくさんついた身体を起こすと、大きく伸びをした。

「あ〜、もう昼か…」
「ふぁ…、まだ少し眠い……」

 横島は眠そうにそう言い、少し低血圧ぎみなルシオラもまだ眠そうだった。

「ほら、さっさと風呂に入ってきな」

 三人が一緒に生活するようになった時、家事をしているのは主にメドーサだった。
 意外と家庭的なところがあり、家事は得意なようだった。
 最近ではまるで母親のような口ぶりで叱ったりもしてきた。

「あ〜、わかった…」
「…うん…わかった…」

 二人は眠そうに目を擦りながら返事をした。
 そして、二人はメドーサの方を向き――

「「おはよう、メド」」

 そう笑顔で朝の挨拶を言った。

「あ、うん、おはよう、タダオ、ルシオラ」
「「あ……!」」

 メドーサの姿を見て二人は思わずを声を上げた。
 メドーサは素肌の上からサイズの大きい男物のYシャツ一枚のみを着ていた。
 そして、窓から日の光がメドーサを照らし、Yシャツが透けてうっすらと裸身が見え、また美しい紫の髪が宝石のように映えた。
 その綺麗な少女が微笑んでいる姿は、ある種幻想的な光景に見えた。

「「メド…綺麗(だ)…」」

 横島とルシオラは思わずそう口にした。

「な、なにを朝っぱらから言ってるんだい!?
 二人とも寝ぼけてないで早く風呂に入ってきなよ!
 ご飯が冷めちまうよ!」

 メドーサはその言葉を聞いて顔を真っ赤にし、誤魔化す様にそう言ってきびすを返そうとし――

「あ…ひゃん……!?」

 いきなり可愛らしい悲鳴を上げて、股間を押さえてその場でペタンと女の子座りをした。

「「メド?」」

 そのメドーサを横島とルシオラは不思議そうに見た。

「ん……やだ…! 夜に忠夫とルシオラが膣内に射精してくれた熱いのが垂れてきちゃった……!」
「「え”!?」」

 メドーサの言葉に、横島とルシオラは固まった。

「ああ…やだ……どうしよ…」

 メドーサは耳まで真っ赤にして股間を押さえてもじもじとした。
 そして、何を思ったのかYシャツの下に手を入れて出すと、綺麗な指にたくさんの淫液がついていた。

「は……ぁ……もったいない…」

 メドーサはその淫液をトロンとした表情で見て、指を自分の口元に運び――

 チュプ…チュ……クチュ……

 卑猥な音を立てて舌を這わせた。

「あ…ん……んん………」

 メドーサは自分の指を、愛しい人の男根に愛撫するように丹念に舌を絡めた。
 横島とルシオラは、ゴクリと喉を鳴らしてメドーサの痴態に見入った。

「ん……はぁ…おいしい……」

 そして、最後の一滴まで舐めとると、少女とは思えない艶のある笑顔で言った。
 横島とルシオラはその姿に昨晩と同様に――

「「メドー!」」

 キレた。

「きゃ…! 二人共なにするんだい!?」

 超加速を超える速度でベッドに引きずりこまれたメドーサが、抗議の声を上げた。

「メド、今俺のミルクをたくさん飲ませてやるからな!」
「ちょっ…! 何を言って……ひっ!?」

 メドーサがいきなりのことで怒ったように横島を見ると、そこには男根を大きく起立させている横島がいた。
 男根は腹に張り付くように雄々しく反り返り、先端からはすでに先走りも出ており、まるで獲物を狙っている肉食獣のような凶悪さを現していた。
 そのただならぬ雰囲気に、メドーサは思わず怯えの声を上げた。

「ルシオラ…! 忠夫を止め……!」
「ふふふふふ……! 私のミルクもいっっっぱい搾って飲ませて上げるわね!」

 ルシオラに横島を止めてもらおうと顔を向けると、そこにはいつの間にか自慢の特製ペニスバンドを装着し、横島と同じく臨戦態勢のルシオラがいた。
 ちょっぴりかなりヤバい笑顔でメドーサを見ており、我慢できないのか擬似男根を手で激しくしごいていた。

 ――ブルータス(ルシオラ)、お前もか……!?

 などと考え、メドーサは一瞬現実逃避をした。
 しかし、現実逃避していても事態は好転するどころか悪化しかしないので、二人を宥めにかかった。

「だ、駄目だよ二人とも、こんな明るいうちから!!
 昨夜散々したじゃないのさ!?」
「大丈夫だ、メド! この通りビンビンに元気だからたくさんヤれるぞ!」
「そうよ、メド! そんな可愛い姿見せられたら、私…私…もう…!!」

 裸Yシャツの超がつく美少女が、涙目で自分の身体を抱き、怯えた様子で身体を震るわせる姿に横島とルシオラはさらに興奮した。
 その震えるメドーサ(獲物)に、二人は発情した肉食獣よろしくにじり寄り、

「「と言う訳で、たくさん召し上がれ♪」」
「ちょ……まっ……!! や…んっああああぁあぁあああ!!!
 ……あっ♪」

 おいしく頂いた。


 ――何だかかんだと言っても、メドーサはこれはこれで幸せだったとかなんとか。


 終 


後書き


 み、みんな聞いてくれ! い、今あったことをありのまま話すぜ!
 まるいりゅう氏のGS本を読んでいたと思ったら、メドーサ姐さんをロリ巨乳化させてルシオラと3(ピー)しながら妹プレイをする18禁SSを書いていた……!
 何を言っているのかよくわからねえだろうが、宇宙意思だなんてチャチなもんじゃねえ、この世の恐怖の片鱗を味わった気分だったぜ……!


 いつものごとく、久しぶりすぎに投稿しました北条ヤスナリ君です(´・ω・`)
 テンションを上げる為に(なんの?)まるいりゅうさんのGS本を読んでいた時、神(キーやん)のお告げかはたまた悪魔(サッちゃん)の囁きか、衝動的に横島とルシオラと誰かの3(ピー)での18禁SSが書きたくなりました。
 で、最初は大好きな美智恵さんで書こうと思ったのですが、浮かんだタイトルは「ほたるとおばはん」……
 没っ!(ノ ゜Д゜)ノ ==== ┻━━┻
 っで、改めて誰にしようかワイド版をパラパラと読み返して、ワイド版17巻のコギャル版のメドーサがコスモプロセッサで蘇るシーンに目が留まり、「やっぱりメドーサ姐さんってすげえ美人で可愛くね? よし、君に決めた!」とこんな感じで決めました。
 それから初めて18禁SSを書いてみたわけですが……
 なんて言うか、こっ恥ずかしー!(;´/ω\`)
 最後らへんはなんか変なスイッチ入ってしまって、かなりアレな状態になってしまいました、特にルシオラが(;´・ω・`)
 みなさんの反応が非常に怖いです。
 あと、自分の頭の構造に疑問を持ってしまいました(´・ω・`)
 他のSS作家の人も、やっぱり18禁を書くときはこんな気持ちになるんですかね?ヽ(;´Д`)ノ

 あと、最初のプロットでは、前編後編に分けずに「メドーサは『恋』の文珠で仲間になり、協力してアシュタロスを倒してそのまま気がついたらメドーサも恋人になっていた」という数行で終わらせるつもりだったのに、書いているうちに気がついたらメドーサ姐さんが大暴れしていて、アシュタロスをへち倒しているところまで書いていました(;´・ω・`)
 エチィがメインなので、前置きが長すぎるのはどうかと思ったのですが、消してしまうにはおしいと思ったので、前置きの前編とメイン(エチィ)の後編に分けて書きました。
 書いているうちに、気が付いたら文章量が『GS美神'77』を全話合わせてもお釣りがくるほどの量になってるし(;´・ω・`)
 長くなりすぎたので大幅に削ったのですが、削った量が中編と言える位あったりします。
 メドーサ姐さん視点の内容なんですが、さすがに長すぎてもだれるということで削りました。

 それにしても、本当に書いているうちに意図せず当初のプロットから一脱しまくりました。
 前置きは短くするつもりが異様に長くなるし、ルシオラメインのはずがメドーサ姐さんがメインになってるし、気づいたらメドーサ姐さんをロリ巨乳化させてて、エチィでは妹プレイまでさせている始末です。
 本当、ナニ考えてるんだ、自分(;´・ω・`)
 やっぱりメドーサ姐さんは言葉では表せない魅力がありますね。 個人的にはGS美神の影のヒロインだと思いました。 
 それから、前編ではおかしな文脈で書いているところがありますが、読みにくいかも知れませんがただの演出なので深く突っ込まないで下さるとありがたいですヽ(;´Д`)ノ

 あと、『GS美神'77』は壁にぶち当たったのか遅々として筆が進んでいないのに、このSSは何故か早く書けました。 特に後編が(;´・ω・`)
 『GS美神'77』の方も、なんとか早く書き上げねばと思っているのですが、他にも二、三書きたい18禁ネタがあるので、そっちと平行で書いていたりしますヽ(;´Д`)ノヒトツニシボレヨ、ジブン
 もしも、『GS美神'77』を待っていている方、申し訳ないです(´・ω・`)

 最後に、良い作品と刺激を与えて下さったまるいりゅう氏に感謝の言葉を。
 これからのますますのご活躍を期待しております。
 次回のGS作品も期待していますヽ(´ー`)ノ

 色々と突っ込みどころ満載のSSですが、お楽しみ頂けたら幸いです。
 では。

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