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「善なる心と悪なる翼 -FOUR- 出合った不能者(GS+α)」

Lucifer (2007-12-24 03:00)
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「・・・ふう、またこの山を登ることになるとは・・・。
・・・しかし世界最高のGSたる美神さんがどうして妙神山に・・・?」

忠夫は今、またもや標高高い霊山に登ろうとしている。
そう、妙神山である。
なぜ彼は再びこの地を訪れたのだろうか・・・。


善なる心と悪なる翼 -FOUR- 出合った不能者


時は昨日、忠夫が唐巣神父に電話をかけた頃に遡る。


『ピポパポ・・・ガチャ「はい唐巣です。」』
「あ、神父ですか?実は・・・なんだかよくわからないことに・・・あ、えっと、横島です。」
『「わかるさ。随分動揺しているようだね。用件はわかっている。
すまないね、実は美神君は今妙神山に行ってるんだ。」』
「・・・・・・え?・・・妙神山?」
予想していなかった答えに忠夫はさらに困惑する。
『「あぁ、妙神山さ。昨日急に行ってしまってね。恐らくニ三日は帰れないんじゃないかな?」』
「妙神山ですね?わかりました!」
『「あ、横島君?(プーップーッ・・・)っと・・・切ってしまったか。面接はニ三日後に変更のはずだったんだが・・・。
・・・・・・まぁ問題ないだろう。」』

神父はそのまま気にしないことにした。


そして忠夫は夜行でのんびり始発でゆったりと、一晩かけて最寄の駅に到着し今に至る。
もちろん最寄と言ってもざっと二、三十キロは離れた辺鄙な土地なのだが、忠夫はそのくらい物ともしないようだ。

「こないだ死ぬ思いしたのに・・・また来ることになってしまった・・・。」
ぼやきつつも凄まじいスピードで駆け抜ける忠夫。
なんだかんだで日が落ちない内には到着しそうだ・・・。

「・・・ん?」
しかしその矢先、思わぬハプニングが忠夫を待ち受けていた。


『・・・タスケテ・・・タスケテ・・・。』
『・・・シニタクナイ・・・。』
『オネガイ・・・イッショニイテ・・・。』


霊団だった。
規模はそう大きくない。以前の忠夫でも楽に撃破できただろう。
まして斉天大聖の苦行に耐えた自分は無敵。・・・忠夫はそう思っていた。

・・・しかし。


「サイキックソーサー!『プスッ』・・・?
サイキックソーサー!!『プスップスン』・・・あ、あれ?」
普段は意のままに操ることができるサイキックソーサー。
しかし・・・出ない。何度繰り返しても手に霊力が集まってこないのだ。
「う、うそぉー!?・・・な、何でだよ!で、でろ!でろ!!」
『『『ギャァァァーーーーーーーー!!』』』
霊団は凄まじい叫びを上げ、忠夫に襲い掛かる。
『・・・タスケテ・・・。』
『ツカマエタ・・・。』
『・・・イッショニ・・・イッショニ・・・。』
霊団は忠夫にしがみ付く。愛の抱擁ではない。
確実に忠夫の命を狙って、これでもかと喰らいついた。
「や、やめろ!・・・よせ!・・・放せよ!・・・は・・・
は・・・離れろーーーーーーー!!」
その時、忠夫のポケットに使い方のわからないまま入れられていた文殊が一つ、
忠夫の目の前に現れた。そこには『離』の文字が刻まれていた。
『カッッッッッッッ』
一瞬閃光を生じると、文殊は一気に霊団を取り払った。
「な・・・んだこれ・・・。・・・すげぇ・・・。」
忠夫はただただ驚いた。自分の作り出した霊具の凄まじい威力に感動を覚えた。
「ど・・・どうすりゃいいんだ・・・?えっと・・・。」
うろたえながらもそう言うと、忠夫は再びポケットから一つの文殊を取り出した。
「き・・・消えろ・・・しょ、消滅だ!・・・消滅、消滅・・・。」
はたから見ると神に祈るような風情で、忠夫はひたすら念じた。
『滅』
そう文殊に刻まれると一閃。霊団は一瞬にして消え去る。
「・・・なんじゃ・・・こりゃ・・・。」
その凄まじい威力に、忠夫は暫し呆然と佇んでいた。


「よいしょ、ふう・・・。もう一息ね・・・。」

こちらは修行場近くの断崖絶壁。泣く子も黙る妙神山の終着点である。
そこに居るのは、亜麻色の髪をした美女。
美神令子そのひとである。
「本当にとんでもないとこにあるわね〜・・・。
でもこの間みたいな雑魚を相手にてこずるようじゃ、商売上がったりだわ。
一人じゃろくな装備を持って来れなくて心もとないけど、しかたないわね・・・
少々やばくてもこの機会を逃したら後が無いわ。」
そう、今回令子がこの地を訪れた理由。
それはひとえに、最近の霊全体の強さにあった。
世界最高のGSといえど、あくまで人間である。
より強い霊にはより強い霊力が必要なのだ。
アシュタロスによって霊力を底上げされた今では尚更だ。
尚、たったひとりで踏み切った原因は先日の除霊で思わぬ苦戦を強いられたからだが、
本編には全く関係ないので割愛する。
「命を懸ける修行ですって?
私は美神令子よ!
地球が吹っ飛んでも一人だけ生き残って見せるわ!
ほーっほほほほ!・・・・・・
・・・・・・・・・ご、ごほん。」
決意を露にしたかと思えば、突然高笑いを始める令子。
勿論一人な為不気味なことこの上ないが、それに気付くと落ち着いて咳払いをする。
悪霊への苦戦がよほど悔しかったのだろうが、少々情緒不安定のようだ。
「・・・?
そう言えば、私に弟子兼バイト志望で面接を受けに来る子が居たはず・・・・・・。
悪いことしたわね・・・まいっか。
今ごろ何をしてんのかしらね〜・・・。」


実は、すぐ一キロ手前に来てたりして。

「・・・あかん、早く猿に伝えなくては・・・俺は霊的不能者になったしまったんか・・・?」
絶壁を行く忠夫は柄にもなく不安そうだ。
自分の今の悩みを解決できる存在を、斉天大聖以外には想像できなかった。
ちなみに色々考えてるこの時でさえ、忠夫はかなりの速度で走り続けている。
収入だけを考えれば、長距離ランナーになった方がよっぽど稼げるだろう。
「しかし美神さんは今どうしてるんだろう・・・。もう妙神山で修行してるかな・・・?
・・・いや、ひょっとしたらもう終わって下山してたり!?それだけはまずい・・・。」
忠夫はどうも自分基準で物を考える癖があるようだ。
いかに世界最高のGSと言えど、この断崖絶壁の霊山を忠夫レベルの速度で行き来するのは不可能だ。
「くそ、何としても早く着かなくては・・・ん?」
さらに速度を上げようとした刹那。絶壁沿いの狭い道に人影を見つけ動きを止める。
「・・・こんなところに人が・・・・・・。・・・一体誰だ?・・・。」
そう言ったところで件の人物は振り返る。


「こんな何も無くて気味の悪い空間とは、さっさとおさらばしたいわね・・・。」
ぶつくさ独り言を言いながら、足取りも重く進んでいく令子。
やはりだいぶ不気味である。
「あ、やっと門が見えてきたわ。・・・・・・悪趣味な門だけど・・・。」
『タッタッタッタッタッ』
「ん?・・・足音?・・・誰かしら、こんなところで。」
そして令子は後ろを振り返る。


目が合い、見詰め合う二人。
まるで時が止まったかのように動かない二人。


「美しい・・・。その容姿、その髪の色、気高く力強く美しい、その姿はまるで荒野に佇む一輪の薔薇のようだ!
もしやあなたが美神さんですか?その美しさで世界最高のゴーストスイーパーとは!あぁ、神はニ物を与えたもうた!!
・・・・・・!・・・申し遅れました。僕はこれからあなたのアシスタント・・・いえ、
人生のパートナーになる横島忠夫と言います。以後、お見知りおきを。」


運命の出会い・・・そんなものがこの世にあるのかどうかはわからない・・・。
・・・わからないが・・・・・・


「・・・あ、あんたが・・・?・・・・・・不採用。不気味ね、顔に似合わない。他を当たりなさい。」


今回の出会いはそうではなかったようだ。


そして死刑を執行される忠夫。
「そ、そんな、堪忍や!病気なんや!しかたないんや〜!お願い捨てんといて〜〜!!」
ただならぬ決心をしてここに来たのはわかるが、うってかわって泣き出す忠夫が滑稽だ。
ある意味で病気と言えなくも無いが・・・しかも捨てるどころかまだ拾われても居ない。
「泣くんじゃないわよ、気持ち悪い!だいたいあんたを雇ってあたしに何の得があるってのよ!」
もっともな意見。しかしこの言葉こそ忠夫が待っていた言葉だ。
「そうだ、霊能力!俺には霊能力があるんです!!」
「・・・へぇ〜。じゃぁ、霊波を見せて貰おうかしら。放出するだけでいいわ。」
それを聞いても美神は『どうせたかが知れてるでしょ』ってな感じだ。
おそらくさっさと不採用にしておさらばしたいのだろう。
「っよっしゃ!キタ!!行きますよぉ!!」
そして霊波を放出しようとする忠夫。
「はぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!」
『プップスップス・・・』
「!!・・・ぁ・・・。」
やはり先ほど同様に霊波は出ない。
「ぁ、あれ?・・・ちょ・・・あれ??」
先ほどのことを今頃思い出したのか、かなりの勢いで冷や汗を流す忠夫。
「・・・・・・何よ、霊力なんて全く無いじゃない・・・。」
少しは期待もあったのか、どことなくがっかりした様子の令子。
「ち、違うんです!・・・ま、待ってください!!」
追い討ちをかけられさらに慌てふためく忠夫。
「・・・私一応急いでるから、もう行くわね。」
更にはもう興味なしとばかりに去ってゆく令子。
「ま、待ってくれ!・・・くそ、出ろ!・・・出ろよーーーーーーーーー!!!」
がむしゃらに大声を出した。


『・・・・・・・・・・・・ゾクゥ・・・・・・・・・・・・』


令子は振り返った。
敵意は感じないまでも、恐ろしい存在感。
ただそこに居るだけで、否応も無い威圧感と重厚感。
忠夫の霊波はそんな性質だった。まして人の域を超えたエネルギー出力。
令子の霊感に、ただの高校生ではないことを伝えた。

『ドガーーーーーーーーーーーーーーーーーーンッ』

突如忠夫が大爆発した。

それはなぜか、答えは簡単なことだ。
もともと独学で霊能を手にした忠夫。
唐巣神父に教わったのは最低限戦える程度の扱い。
そのつたないコントロールの上に、無理矢理に技をこじつけただけだ。
なし崩し的に起きる霊との戦闘を、半分身体能力に甘えてきた忠夫は当然基礎も訓練法も知るわけが無い。
ただでさえ霊力を操るには、尋常ならざる集中力と反復経験が必要なのだ。
それなのに妙神山で無理やり莫大な霊力を目覚めさせてしまった。
基礎訓練の経験さえもなく、霊波の扱いもシロート同然の忠夫が一気に神魔族なみの霊力を手にして、
そう毎回まともに扱えるわけが無い。
全てはそう言うことだ。

そして凄まじいエネルギーの崩壊に、霊能力者の令子は咄嗟に札で防御することに成功したが、
決して目は放さなかった。
いや、放せなかったのだ。
その時確かに令子は見た。
忠夫の体に宿るように、忠夫の魂を支えるように、

その肉体から立ち上る、相容れることのない二対の力。
まるで神のような純白。
まるで魔のような漆黒。
その力は意思を持つかのようにうごめき、やがて消える。
美しい。
形容する言葉はただ一言に尽きた。

忠夫はそのまま崩れ落ちる。
それを支える令子は何を思うか・・・。
もはや先ほどの不真面目さも、嫌悪心も、彼女の顔には浮かばなかった。


『パチッ』
そんな擬音が聞こえるほど唐突に目を開いた忠夫。
「・・・・・・・・・知らない天井だ・・・。」
混乱のあまり絶対に言ってはいけないセリフを言ってしまう忠夫。
しかしここは妙神山。厳密には知っている天井なのだが、混乱中の彼には関係ないことだろう。
「・・・どこだ・・・?ここ・・・。」
忠夫が呆けていると、聞き覚えのある声が助け舟を出す。
「あ、横島さん、起きましたか?」
「・・・あ、小竜姫ちゃん?」
「・・・ちゃ、ちゃんって・・・仮にも神・・・。」
小竜姫。その人だったが、再会した人間風情のセリフにしてはあまりにもご挨拶だ。
「ってことはここは妙神山か。」
全く意にも介さない忠夫。恐れを知らないのは若さゆえか。
「・・・もういいです。どうせなら呼び捨てにしてください。」
諦めたように言う女神さま。うっすら目尻が光ったのはきっと気のせいではないだろう。
「いやいや、女神様に対してそんな気安いことはできないよ。」
へらへらと笑っているところがなんともはや・・・。
「愛称で呼ばれるなど武士の恥です!!」
神の誇りは持たずとも、武士の誇りは持っているようだ。きっと彼女の縋れる最後の綱なのだろう。
「ん〜、まぁ小竜姫がそう言うならそうしよう。」
しっかりちゃっかり既に順応しているのがこの男の恐ろしくもいいところなのだろう。
「しくしく・・・あ、そんなことより斉天大聖がお呼びですよ。」
公私の切り替えが早い。腐っても管理人、優秀なのは確かだ。
「猿が?・・・何だろ・・・。」

そしてのそのそと居間に辿り着く忠夫。
そこにはバナナを貪る斉天大聖こと猿・・・じゃなかった、猿こと斉天大聖と美神令子。
そして目玉のアクセサリーが大量に着いた、妙な格好の見覚えの無い少女がコタツでぬくぬくしていた。
ちなみに今は初夏である。しかしこの修行場では関係ないのか、コタツに入りたい温度ではある。
小竜姫もコタツに入り、忠夫も促されるまま席に着いた。


「・・・・・・」
なぜだか重苦しい雰囲気に、忠夫を含めた全員が押し黙る。
そして沈黙を破るように斉天大聖が口を開く。
「・・・さて、小僧。順番に大事な話をする。よく聞けよ?」
「あ、あぁ・・・。」
言われて忠夫は僅かに身構える。
「まずは私から話をするわ。」
代わって話すのは令子。
「・・・横島君・・・って言ったわね?・・・あなた、私のアシスタントになりたいのよね?」
確認のように言う令子。
「ぁ、はい。ぜひ。」
慌てて思い出したように言う忠夫。自分が気絶した原因をうっすら思い出したのだろうか。
「せっかくだけど、とりあえず断るわ。」
きっぱりと告げる令子。
「あ、やっぱり・・・。霊力を使えないやつなんて、得ないっすよね・・・。」
うっすらと笑っているが、はっきり落ち込んでいると見て取れる。
「違うわ、そうじゃないの。厳密には、私じゃ手に負えないって事なのよ・・・。」
「・・・?・・・手に負えない・・・?」
あからさまに怪訝そうな顔をする忠夫。
「そこから先はワシの話すところじゃ。」
そして再度口を開いた斉天大聖。
「まずはじめに、小僧。おぬしの魂には、神、人、魔の力が全て備わっておる。」
「・・・・・・・・・・・・・・・はぁ?」
あまりにもあっさりと意味不明なことを言う斉天大聖に、更に疑問を募らせる忠夫。
「まぁ、意味はわからんだろうな・・・。今から説明する。」
「・・・ぁ、ぇ?・・・・・・あぁ・・・。」
「小僧、三界バランスとは何かわかるか?」
「三界バランスって確か・・・神、人、魔のパワーバランスが崩れるとデタントが成り立たないって言う・・・?」
「そうじゃ。それをおぬしの体に置き換えてみよう。
おぬしの魂の、神、人、魔。そのパワーバランスが1:1:1ならば、おぬしの力は図り知れんものになるじゃろう。
それを念頭において考えよ。
ここに来るまでに、おぬしは霊力を扱えなかったはずじゃ。
もうその原因がわかるじゃろう?」
「・・・人体スケールでの、デタントの崩壊?」
「まぁ、デタントは関係ないんじゃが、考え方はそうじゃ。
つまり力のバランスがすこぶる悪い。
その為におぬしの体の三界力が一斉に殺し合い、何の力も発現できなかったんじゃ。」
「・・・・・・なるほど・・・。」
「そして尚、無理矢理に力を発動した結果、霊力が制御不能になり爆発した。」
「・・・それで気を失ったんだな・・・?。」
「左様。そして力を使うためには、体内の三界力で最も不足した『人』すなわち霊力の増加と扱い方の向上。
それが必要なんじゃ。」
「・・・ふむ。」
「そして重要なことがまだある。」
斉天大聖はそこで言葉を区切る。
「そこからは私が話すのね〜。」
代わって喋り出す目玉の少女。
「これは、何と可憐なお嬢さん!
素の童顔に、決してミスマッチではないミステリアスな服がとても似合ブッ!!!」
いつもの発作が起きるが、セリフは途中で止まる。
「やめんか!」
・・・忠夫の顔面には令子のかかとが突き刺さっていた。
「ひ、ひどい!何すんじゃ!人の顔面を急に踏みつけるなんて!」
・・・たしかに酷いかも知れないが、この場には忠夫をかばう人物は居なかった。
「あんた人が大切な話しを始めるって時に、やる気あんの!?」
もっとも過ぎて誰も口を挟めない。
「だ、だから病気なんですって、本当に悪気はなくて・・・つい体が勝手に・・・。」
「お話しはそのことについてなのね。」
やっと喋れたことに安堵した目玉の少女が言う。
「「・・・え?」」
意味のわからない二人。
「私はヒャクメ。妖怪出身の、百の心眼を持つ神なのね〜。」
この隙を突いて自己紹介を済ませるヒャクメ。
「はあ・・・。それで、一体どういうことなんですか?」
ひとまず落ち着き、忠夫が問う。
「まずは横島さん、あなたは自分の出生の秘密を知らなくてはならないのね。」
そう言うとヒャクメは、自分の鞄からモニタを出した。
「あなたの辛い思い出、あの飛行機事故の真相。全て見てもらうのね。」
忠夫はモニタを凝視する。知らないわけには行かない。


モニタの映像が終わると、忠夫が口を開いた。
「・・・・・・俺は・・・世界を救うために生まれてきたんだな・・・。」
静かだが嬉しそうに、不安そうだが楽しそうに、忠夫は言った。
「だけど、これとさっきのと何の関係が?」
令子が冷静に聞いた。
「ええ、私はそれを伝えるためにここに派遣されたのね。」


「ヒャクメはちゃんとやってますかね、サッちゃん・・・。」
「どうやろな〜・・・あのコちょっとアホやからな・・・。」
指導者達はなぜかのんきである。


なかがき


こんにちは、Lciferです。

随分遅くなりました。
すこし身辺が忙しかったりといろいろ。
まああくまでまだ現役高校せゴホンッゴホッ

今回は少し文が少ない気がしますね。
本当に出会いしか書いてないし、これではもはや疾走感云々の話もないですね。
作品と呼べるかどうかも怪しいです。
この続きなんですが、この後に入れると出会いが関係なくなってしまうので少し無理矢理に区切りました。
今回は、前回と次回の間のスナック菓子とでも思っていただけたら幸いです。
次回はちょっと長くなりそうです。
やっと補完もある程度落ち着いて先に進めるのでわくわくしてますよ。
では次回、Lciferでした!


コメ辺ですが、全てに返すのは少々しんどいので今回からいくつか抜粋させていただくことにします。
お許しを・・・。


○koou様

応援、ご指摘ありがとうございます。
時間のあるときに直そうかと思います。


○電子の妖精様

ご意見ありがとうございます。
そうですね、三話には必要なかったかもしれないです。
こちらも暇を見て直させていただきます。


○樹海様

いつもありがとうございます。
樹海様のコメントをいつも執筆意欲にさせていただいてます。

そうですね。基本は同じですが、ある部分において原作のアシュタロスとは多少異なっているかもしれません。
三姉妹のことも今考え中です。

今後とも宜しくお願いします。


○え〜に様

わざわざありがとうございます。
お気持ち熱く感謝いたします。

僕は自分のHPでもとても秘密を大事にするSSを書いているんですが、
たしかにこの作品には出せていない気がします。
皆様の酷評が胸に刺さるあまり、柄にも無く臆病になっていたかもしれません。
自分の重要な作風を忘れるところでした。
これから少し、秘密を頭に入れて執筆したいと思います。

完全な操り人形になってからが横島君の手腕の見せ所です。
いったいどんなハァーレムになるのか、楽しみに待っていてください!
次も宜しくお願いします。

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