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「てんしと!そのさん(GS+オリジナル)」

がぶの実 (2007-05-25 19:31)
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「こら〜!!記憶をなくしたうえに命までなくすな〜!!」
と叫びながら俺は急いで愛用のコップに水を入れ、倒れているてんしの口をこじ開けて、コップの水を流し込む。さらに念のため<蘇>と込めた文珠を用意しておく。すると、ゴックンとのどを鳴らした後に顔色が戻ったてんしは目を開く。わっかもいつの間にやら点滅を止めてた。
「お、おい、大丈夫か?」
俺がそう聞くと、むくりと起き上がったてんしは目を丸くさせながら俺のほうに顔を向けこう言った。


「お〜…、もうだめかと思った〜」


俺はほっとしながら(どっかで似たようなの聞いたことあるな?)と首をかしげた。何処だっけ?


           てんしと!

     いちにちめ そのさん てんしとただおとおきゃくさん


何とか息を吹き返したてんしに、横島はほっとしながら、てんしののどを指差して「食パンをのどに詰まらせたみたいだな」とてんしに教える。
てんしは
「お〜、ここはのどっていうのか〜」と言いながら自分ののどをさする。そして
「ただおはてんしをどーしたんだ〜?あっ、ただお〜、それなんだ〜?あれ?なんでてんしはびちょびちょなんだ〜?」と一気に尋ねる。
「だあ〜!いっぺんに聞くな!いいか、これはコップっていうんだ。それでだな………」
横島は先ほどのことを説明し、(飯食うたびに死にかけられたら困るからな)と思い、コップで水を飲むやり方も説明しようとする。食パンを食べるときと同様にまず自分が実践し、その後にてんしにやらせる、といったやりかただ。だが、てんしが(今更だが)あまりにも言葉を知らないため予想以上に苦戦してしまう。

・・・・・・

・・・・

・・

数十分後

「お〜、この【こっぷ】ってやつに、あれ(蛇口)を【まわし】て、おちてくる【みず】ってやつをいれて、【こっぷ】はくわずに【みず】だけをくえば【のむ】ってことか〜」てんしはこくこくと何度も頷きながら自分なりに分かったことをいう。(最初は水ではなく牛乳だったが、すでに賞味期限が二週間ほど過ぎていたため水に変更した)

「ゼ〜、ゼ〜…、あ〜、まあ、それでいい…」
横島は何故かぐったりしながら答えを返す。その答えを聞いててんしは、ゴミ箱をひっくり返して作った台(てんしが蛇口に手が届かないため)の上に載り、コップに水をいれると、うれしそうに横島に近づき、これでどうだといわんばかりの笑顔を見せる。横島は苦笑しながらてんしの頭をなでて「よし、そんな感じだ」と褒める。ただし、「水を出しっぱなしにしてなければな」と付け加えると台所に近づき蛇口を閉める。てんしは「う〜」と言いながら少ししょんぼりした後、ぺたんと座り込みコップの水を飲みだす。横島はその姿を見ながらちゃぶ台に戻り、先ほどからほったらかしだった二枚目の食パンをようやく食べ始める。
(あれ?さっきなんか考え事してけど何だったっけ?う〜ん、思い出せん。)
いろいろあって疲れたせいか、横島は先ほどの考え事をど忘れしてしまう。


(しかし朝飯が食パンだけってのも味気ないよな〜。まあ以前は食パンどころかパンの耳だけだったり、食えなかったりしたけど)横島が食べながらぼんやりそんなことを考えていると、てんしのほうから視線を感じる。

(ジーッ)

いつのまにか音も立てずに横島のほうを見ているてんし。(ん?、これは俺を見てるんじゃなくてこっちか?)横島は手に持っている、食べかけの食パンを右に動かす。

ヒョイ  サッ←(てんしが顔を向ける音)

今度は左へ

ヒョイ ササッ

(やっぱりか…)横島はてんしに苦笑しながら聞く。
「食パンまだ食いたいのか?」
するとてんしはものすごい勢いで何度も首を上下に動かす。
(変なところで謙虚なやつだな…)そう思いながら袋から食パンを取り出し、てんしに渡す。それをうれしそうな笑顔で受け取るてんし。苦笑する横島はつい、
「これってそんなに美味いか?」と聞いてしまい(しまった!)とすぐ後悔する。案の定「ただお〜、うまいってなんだ〜?」とてんしが尋ねてくる。

「(はあ〜…また説明するのかよ)あ〜っと、美味いってのはだな、また食べたくなるってことだ。(間違ってないよな?)お前はさっき食パンを食べた。そんでまた食べたくなった。それはお前が食パンを美味いと思ったからだ。」とかなりいい加減に説明する横島。
てんしは「お〜」と言いながら何度も頷く。
そしておもむろに食パンを一口かじり「ん〜♪うまい!」とにっこり笑う。
「それそれ、そんな感じだ」と横島が言うと、
また一口かじり「ん〜♪うまい!」
また一口かじり「ん〜♪うまい!」と同じように繰り返す。
(い、いや、食うたびに言わんでも良いんだが)横島も一緒に食べながらそんなことを思う。
止めさせようかと思ったが「ん〜♪うまい!」(にっこり)と笑うてんしを見てるうちに(ま、いいか)とも思ってしまう横島であった。


横島が食パン三枚目を食べ終わり、てんしが「ん〜♪うまい!」と三枚目に取りかかっているとき「トントン」とノックする音が聞こえる。そして玄関の向こうから、
「あ、あの横島さん?…起きてますか?」とよく知った声が聞こえてくる。
「(ん、小鳩ちゃんか。どうしたんだろ?)起きてるよ〜」
と声をかけて愛用のGパンを探す。(今はTシャツとトランクスのみ)見つけたGパンを穿きながら、食パンを食べ終わったてんしに視線を向けると今度はまだ開封してない食パンの袋をジーッと見ていた。
(はあ、コイツ、まだ食い足…りん…の…か…)横島は苦笑しながらそんなてんしを見ていたが、なぜか顔面から血の気が引き、一旦ドアを見てから、てんしに視線を戻す。


(あれ、この図式ってやばくないか?いや、ひっっじょ〜〜にやばくないですか〜〜!!!)頭を抱えてしゃがみこみながら心の中で横島は叫ぶ。
(いや、これって見方によっては、{その辺のガキを自分の部屋に連れ込んだ挙句、ガキに天使のコスプレをさせて一人で楽しんでいる変態ロリコンペド野郎}に見えないか?!小鳩ちゃんなら大丈夫だとは思うが、そんな噂を万が一にでも近所中に伝われてみろ、ただでさえ遠くにある幸せが、それこそ金輪際来なくなってしまうやないか〜!!!)わずか一秒でそこまで考えた横島は、この状況を打破するべく頭をフル回転させる。間違いなく本日一番の回転をした横島の頭脳は、すぐに作戦を思いつく。


(これしかない!)横島はそう結論付けると外で待っている小鳩にもう少し待つように声をかける。
そしていまだジーッと食パンを見続けているてんしと、見られ続ける食パンふた袋をつかみ部屋の隅に連れて行く。
(確か玄関から見て、この場所は死角になっており見えなかったはずだ)と自分の記憶を探る。一方いきなり隅っこにつれて来られて、しゃがみこまされたてんしは、目を丸くしてきょとんとしている。そんなてんしに、自分もしゃがみこみ、ぎりぎりまで顔を近づけ、てんしの両肩をガシッと両手でつかみ、かなり小さい声で
「てんし君、この食パンだがこの場所でなら、おまえが食ってもいいぞ。」と告げる横島。
どうでもいいが、今の状態のほうがよっぽど見られるとまずいと思われる。
てんしはうれしそうな顔で声を
「ただお〜、くってい「シッ!!」モガ?!」
…あげようとしたが横島に口を押さえられる。
「てんし君、うれしいのは分かるが大きい声は今はとてもヤバイ。(特に俺が)
だからできれば今の俺と同じくらいの声でしゃべってくれ。じゃないとほんと〜〜にヤバイんだ(主に俺が)てんしならわかってくれるよな、な、」理由を言わずに、とにかく血走った目でまくし立てる横島にてんしは若干ひきながらもコクコク頷く。それを確認した横島はてんしの口から手を放す。
てんしもかなり小さめの声で
「しょくぱん、くっていいのか〜」横島に確認する。横島はうなずくと食パンの袋を破りながら
「ここで食っててくれよ」とてんしにもう一度確認し、(よしっ!!)と気合も十分に立ち上がろうとする。するとてんしに「ただお〜」と呼び止められ、またすぐにしゃがむ。
「どうしたんだ?」
横島が尋ねると
「あのな〜、やばいってなんだ〜」と返されて脱力しかける。…が
「あとでな。それより今は食パン食っとけ」と横島は一蹴して玄関に向かい、てんしがちょうど隠れて見えないことを確認し、ドアを開ける。
てんしは早速食パンにかぶりつき「ん〜♪うまい!」と小さい声でつぶやくのであった。


玄関を開けるとやはりそこにはお隣の薄幸美少女「花戸 小鳩」と小鳩に取り憑いている元貧乏神、現在福の神の「貧」が立っていた。貧は浮いてるが。ちなみに小鳩の母は現在入院しており、隣には小鳩と貧しか住んでいない。

「おう、どうしたんだよ二人とも?こんな朝っぱらから」
横島が玄関のドアを半開きにしたまま体半分ほど外に出した状態(念のため、中を覗かれないようにしている)で、二人に尋ねる。
「何が朝や。もう昼に近い時間やぞ」貧が呆れたように答える。
「へいへい。んで小鳩ちゃんどうしたの?」横島が再度小鳩に尋ねる。
「は、はい。あの「休日の朝も早う時間から、隣の部屋から大声が聞こえりゃ誰かて心配するやろ」小鳩をさえぎり、またも貧が答える。
その台詞に横島はぎくりと体をすくませるが、二人?には気づかれなかった。
「全く、朝から部屋で何を一人で大声を出しとんのや。」と貧がさらに質問する。
「一人で」の部分で横島は内心ほっとしながらも、
「う、うるせーなお前は。俺は小鳩ちゃんと話してんだよ!」とやり返し、
「あ〜、ごめんね、小鳩ちゃん。そのことだったら謝るよ。」と小鳩に向かって頭を下げる横島。
小鳩も「あ、い、いえ気にしないでください」とあわてて頭を下げる。
横島は(ああ〜、ええ娘やな〜。こんなときでなければ幸せなんだがな〜)
などと考える横島。正直、内心はいつてんしのことがばれるかびくびくしている。
「ほれ、小鳩、はよ用件を言わな」貧が小鳩にそう言うと
小鳩は「あ、そうだね、貧ちゃん。あの、横島さん実は…」と用件を切り出す。
・・・・・・

・・・・

・・


「へ〜、今日から温泉旅行・・・」
「はい、最近お母さんの調子も良くなって外出許可がもらえたんです」
「ふっふっふ。わいの福も少しづつ上がってきてるっちゅうこっちゃ」

要約すると小鳩は貧が授けた福のおかげで、商店街のくじ引きで二泊三日温泉招待券が当たったらしく、しかもペアチケットであったため入院中の母を連れて行くというのだ。
「よかったな〜。小鳩ちゃん。お母さんも喜んだだろ。(くっ、この笑顔が二日も見れないとは…)」
「はい、とても喜んでました。それで、できれば旅行の間、部屋のほうを見ておいてほしいんです」
「(いや、ここで頼りになるところをアピールせねば!)はは、任しといてよ。」
「あ、ありがとうございます。お土産買ってきますね」
「い、いや、そんな気ぃ使わんでいいよ。(小鳩ちゃんち、下手すりゃ俺より苦しいんだから)」
内心を隠しながら爽やかに話す横島と、そんな横島に気づかず感謝の念を表わしながらなごやかに話す小鳩。しかし、そんな中、貧は横島に不思議そうな視線を向けており、時折首をかしげている。
「なんだよ、貧」横島が視線に気づき尋ねる。
「い、いや、うーん変やな?」と貧ははっきりしない。
「どうかしたの?貧ちゃん。」小鳩も気になるのか貧に尋ねる。
「いやな、なんちゅうか違和感みたいなの感じるんや」いまだ首をかしげながら貧が答える。
横島は
「違和感てなんだよ?」と聞きながら(そういやコイツも一応神様だっけ)とかなり失礼なことを考えている。

まだうーんうーんと唸っている貧に横島はてんしのことを話そうとする。
「あのな、貧、実はう「こんなところで集まって何してるんだい?」も〜、誰だよ!」横島が言いかけるとアパートの階段を上がりながらしわがれた声で話しかけてくる人物がいた。
「あ、大家さん、こんにちわ。」小鳩があいさつをする。
そこにいたのはこのアパートと、近所にあるいくつかの似たようなアパートの大家のお婆さんであった。
この大家さん、ぱっと見た感じでは着物を着た上品そうなお婆さんだが、長刀の使い手でもあり、家賃を滞納するものには容赦なくその腕前を披露する、と横島の知り合いのボケ老人が言ったとか言ってないとか。
意外にも横島や小鳩には親切で、それなりに世話になっていたりする。
「小鳩ちゃんと貧ちゃん。二人ともそろそろ出ないとまずいんじゃないかい?」と大家さんは自分の腕時計を見ながらそう告げる。どうやら、大家さんも小鳩の旅行の件は聞いているらしい。
「あ、そうや。小鳩、そろそろおふくろさん迎えにいかな。」貧が思い出したかのように小鳩に告げると、
「え、もうそんな時間なの?じゃあ横島さん、大家さん、行ってきますね」
小鳩がぺこりと二人に頭を下げて階段を下りていく。
「お、おい貧。ちょっと話が…」横島はなおも食い下がるが
「すまんな。帰ってきてから聞いたるさかいに。ほな、いってくるでー」
そういうと貧も小鳩の後を追いかけていく。
(くそ、てんしのことなんかわかると思ったのに)横島が内心そうぼやく。


大家さんと二人、部屋の前で取り残された横島。
「小鳩ちゃんのお母さん、早く良くなるといいんだけどねぇ…。」
大家さんがそうつぶやくと、横島も
「そうっすね…(小鳩ちゃんええ娘やしな〜)」
そう返事を返し、ふと部屋の中を見ると…


てんしが真正面からこっちをみてました


一瞬頭が真っ白になったあと、
(あ、あほ〜!!そこやと部屋覗かれたらまるみえやないかー!!)
横島は心の中でそう叫ぶ。
そしてドアで外からは見えていない左手を、必死にてんしに向かって振り続ける。いわゆるあっちに行けシッシッというやつだ。
しかしてんしには意味が通じず、それどころか笑顔を浮かべながらこちらに向かって歩いて来る。
(くんな〜!!こっちくんな〜!!!)全身を使っていやいやをする横島。
…横島はこのとき、完全に大家さんのことを忘れていた。

「あんたはさっきから何してんだい?」
ひょいッとドアから部屋を覗き込む大家さん。
てんしはもう横島の足元にいた。
つまり大家さんから正面に見て、てんしの全身が見えているということになる。
(終わった・・・・・・
横島は頭の中でそうつぶやき全てを諦めた。
彼の脳はこの後の大家さんから言われるであろう罵詈雑言から、その後の転落人生をシミュレートし始めた。
一方てんしは横島の足元で
「なあ、ただお〜、もうひとつのしょくぱんもくっていいか?」
と三袋目をねだる。
横島には聞こえてない。すでに魂がどこかに逝ってしまったようだ。


大家さんはひとしきり部屋を見た後にゆっくりと横島に向かってこういった。
「ハァ…、全く、一人暮らしだからって、少しは部屋を掃除する気は無いのかねぇ」


「・・・・・・え?」


横島はその言葉で 一瞬で現世に復帰しもう一度聞き返す。
すると
「え?じゃないよ、全く。掃除ぐらいしないと、もてないよ。」
それを聞き流しながら
「ねえ、大家さん。今、俺の足に纏わりついてるガキ居るよね?」と尋ねるときょとんした表情になりその後「忠夫君、あんた、あたしをからかってるのかい?」と不機嫌な顔になる。
「い、いや、からかってんじゃなくて」そう言いながらしゃがみこむ。てんしは
「しょくぱん、たべちゃだめか〜?」としつこく聞いてくる。それに対し「ああ、これが終わったら食え」
と答えるとてんしはあっという間にうれしそうな顔をする。そのてんしに後ろを向かせ、両脇に自分の手をいれ持ち上げる。そしてそのまま大家さんの顔の真正面にてんしの顔を持っていく。二人は超近距離で顔を見つめあう状態である。てんしは大家さんに向かって「なんだこいつ〜」と笑いながら脳天にチョップを入れている。それに対し全く何の反応も見せない大家さん。
「ねえ、忠夫君、いきなり両手を見せて何がしたいんだい?」そんなことを言う大家さん。
「い、いや、目の前に居るでしょ、髪が金色で白い服を着てて、なんか羽が生えてる子共が!!」
「ハア?あんたさっきからどうしちまったんだい。何も無いじゃないか」
その台詞を聞いたとたん横島はゆっくり腕を下ろす。てんしは横島の腕から降りると急いで部屋の中に戻っていく。食パンを食べにいったのだろう。
横島は唖然としながらも考える。

(見えてないの…か?俺にしか見えてないのか・・・いやそう考えるのはまだ早いな。霊能力者なら見えるかもしれないし。そうなると幽霊ってことか?いや?でも天使は一般人には見えないのか?う〜んよう分からん!!あ〜やっぱり貧のやつに聞いとく…べき…だっ…た…)考えながら顔を上げると大家さんがこちらを見ていた。


何故か目は優しげで、目元が光っていたが。


「大家さん、どう「忠夫君、あんた前から変な子だとは思ってたけど…」

「いや、あの「わかってる!あんたもいろいろ辛い目にあってきたんだろうねぇ」

「だからね、はな「でもね現実から逃げちゃダメだよ。逃げたって何の解決にもなりゃしないんだから。これは年寄りの忠告だと思いなさい。」

横島の話を一ミクロンも聞こうとしない大家さんはそのまま横島に背を向け階段を下りていく。
「いや話を「今日のことはあたしとあんただけの秘密にしとくから。大丈夫。あたしゃ墓まで秘密を持ってくよ。」
そういいながらアパート前で話してる奥さん連中に近づいていく


「人のはなしをきかんか〜〜〜〜!!!!!」


「あら、大家さんこんにちわ。」
「あら、○村さん、×川さん。ちょっと聞いてよ。うちの二階の横島って子なんだけどね…」
「まあ、怖い。以前から個性の強い子だったものね〜」
「うちの子も近づけないようにしなくちゃ」
「そうね、近づくと噛み付かれるかもしれないからね」


「いきなり秘密をもらしてんじゃね〜〜〜〜〜!!!!!」


バタン、とドアが閉まり横島が部屋に戻る。気のせいか顔がやつれている。
戻ってきた横島を見て、てんしは本日十三枚目の食パンを一旦食べるのをやめて、先ほど聞けなかったことを聞く。
「ただお〜、さっきのやばいってなんだ〜?」
すると横島は少し笑みを浮かべ
「それはな、今の俺のことだ」そういってバタッと前のめりに倒れる。
てんしは
「???」さっぱり分からなかったので食パンの続きを堪能することにしました。
「ん〜♪うまい!」(にっこり)


続く


あとがき

皆様、こんにちわ。がぶの実でございます。

第三話投稿させていただきました。今回登場した大家さんですが、ほとんどオリジナルになってます。基本的にここにしか出ませんからあまり気にしないでください(汗)で、やっぱり外に出てません(涙)ただ、今更ですが言い訳させてもらうと、最初の段階(プロローグ)ではいちにちめは、元々横島くんの部屋の中だけで終わらせるつもりだったんです。なので、できればいちにちめはのんびり見てやってください。すいません。ホントに言い訳ですね(汗)


いつも感想をくださいまして本当にありがとうございます。
私のようなやつががんばれるのも、皆さんに暖かいコメントをいただいてるおかげだと思ってます。


レス返しです。


にく様

ありがとうございます。いちにちめは、できるだけほのぼのを目指したいと思ってます。


紅白ハニワ様

なるほど、ボケじゃなくポケですか…。【ポケ天使】う〜んぴったりですね。


BLESS様

そうですね。確かに家にいると逆に疲れるかも(笑)


アミーゴ様

裏目に出てなんぼっていう所もありますからね(笑)横島くんの場合。


趙孤某様

しまったー!ひのめ忘れてた!そうですね。あの子が一番の幼子じゃないか。忘れてました。


東雲様

あ〜確かに幸薄いですけど(笑)私的にはGSキャラでは上位に入ります。
ですからもちろん、活躍させます。・・・できれば。

ベルルン&モリリン様

ありがとうございます。横島は考えてたことを現在ど忘れしてますが。もちろん次回は思い出します。


スケベビッチ・オンナスキー様

ほのぼのとか和むといわれるのが一番うれしいです。本当にありがとうございます。


DOM様

いつもありがとうございます。
ところで………がんばれもりか○くんでしたっけ?(うろ覚え)


アイク様

魔神の後継者の作者様がいらっしゃるとは…ありがとうございます!!
実はわっかはこれだけのためだったりします(笑)


最後に、今回も私の作品を読んでいただきありがとうございました。

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