「クスクス…よく寝てる」
ルシオラはそう言うと横島の顔をそっと覗き込んだ。
横島はそれに気付かずに幸せそうな寝顔をルシオラに見せていた。
「ヨコシマ、好きよ」
GS美神 GOS 裏外伝第2話
「ヨコシマ、起きて…ヨコシマ!」
「ん? …ふぁ~、ん…」
「おはよヨコシマ」
「おはよう、ルシオラ」
ルシオラが挨拶して微笑むのを見て横島は返事をした後、
「これや、この何でもないけど決して冷たくないあま~いやり取り! 相手を気遣った起こし方!!
これが俺の求めていたヘブンや~!!!」
横島がそう叫ぶとルシオラはそれを咎める事無くクスッと笑うと、
「横島、ほら朝御飯ができてるわ、速く食べましょ?」
と言って寝室を後にした。
横島はそれに頷くと、着替え始めた。
なお横島は真っ裸で布団の中に入っていたので着るだけであり、
着替える服はもうルシオラが下着を含め全部出して着易い様に並べてあった。
横島は着替えると、
「ルシオラ…」
と言ってルシオラを手招きし、
隣のリビングで料理を並べ終わっていたルシオラは素直に着替え終わった横島に近づいて、
「ん…」
「んちゅ♪」
おはようのキスをした。
今回は食事ができている為軽い方だが、
これがこの後何も予定が無い場合は横島は着ている服をすぐ脱ぐこととなる。
「ううう、今日も美神さんとこ行かなきゃいけないんだよな~」
「クス、お仕事頑張ってね? ただでさえお前の時給は少ないんだから」
「おう!」
「私の方も何とかあのお金を元手に色々やってはいるけど…やっぱり安定している方がいいわ」
「いつも苦労かけてすまないな~」
「クス、いいのよ…好きでやってんだから♪」
ルシオラがそう言うと横島は感極まった様に両目に涙を流し、
「ルシオラ~~!!」
と飛び掛った。
まあせっかく飯があるのに違うものを先に食べさせる訳もなくルシオラは横島を迎撃したが………
「時間は……まだ結構あるな」
「余裕を持って行動した方が良いんじゃない? ヨコシマって結構あちこちでトラブル起こすし」
「うう、俺かて好きで起こしてんのとちゃうんや~」
「クスクス」
ルシオラが可笑しそうに笑う中、横島はブスッとした顔で事務所へ行く格好で玄関に来た。
「あ、ルシオラ」
横島はクイクイと手招きし、左腕で近寄ってきたルシオラの首をホールド、キスをした。
「ん…ちゅ…んん!!」
ただしそれだけではなく右手を腰から尻、そして手を前にやった。
これに驚いたルシオラは思わず口を開けてしまい、
「ちょ! よこ…ん…ちゃ…よこひま…んん…」
舌が口の中に進入してきた。
横島が上手いのかルシオラが感じやすいのか、
大抵横島が舌をルシオラの口の中に入れるとルシオラはその場に立っていられなくなる。
また顔も赤く染まり目は潤んでいて横島にとってかなりそそられる顔になる。
横島は右手をルシオラの着ているスカートをたくし上げその中へ潜り込ませた。
「んん!! …よ…ひゃん! あむ…ん…ちゅ」
ルシオラは最初抵抗する様に身をよじったが、
横島が下着の下へと手をいれたのを感じ観念したようにそっと横島に抱きついた。
「くっくっく、ルシオラさん、もうダウンですか?」
「ヨコシマがそうさせてるくせに・・・ん、もう足に力が入らないの!」
ルシオラがそう言うと横島はニタ~と笑ってルシオラの耳を舐めた。
「ひゃん!」
「ルシオラはここも弱いんだよな~」
「もう…あ! …やぁ、ああ…あ、あっあっ…ん…んちゅ」
ルシオラはそれはさせじと何とか横島の口を捉えたが、
「ん…んんん!! んっ!…んん…」
その隙に横島はルシオラの下着を下ろし、膣口に直接手を当てまさぐった。
ルシオラはもはや横島にしがみつき口を合わせる事以外何もできなかった。
「ん…はぁはぁ…ヨコシマ、お願い」
「ん? 何が?」
ルシオラは横島に懇願するも、横島はそれをすらっと流した。
「ヨコシマの…入れて?」
「何を? どこに?」
「~~~~~!!!」
横島がそう意地悪そうにそう言うとルシオラはしばらく顔を赤くしながら横島の胸に顔を埋めていたが、
意を決して横島の耳に小さな声で、
「横島の…お、おちん○ん…私の、その…おま○こに…入れて…ね?」
と顔を赤くしたまま言った。
横島はそれに嬉しそうに笑いながら、
「はい、よくできましたっと…」
自分のズボンのチャック開け、キスをしたあたりから起ちっ放しのモノを取り出した。
二人とも立ったままであるがルシオラにその事に気付く余裕はもう無い。
「それじゃ…よっと!」
「ん、あああああああああぁぁぁぁぁ!!!」
横島はもはや洪水の如く濡れは濡れている膣口に自分のモノを一突きで奥まで入れた。
ルシオラはそれで一気に絶頂まで持って行かされたらしく、
ビクビクと体を震わせ、背筋をピンと伸ばして上を向いて叫んだ。
現在横島達が住んでいるのはアパートの大家が変わり新しく建てられた防音機能が充実した部屋なので、
玄関でことをしても早々気付かれないつくりになっていた。
「よっと…ルシオラ、大丈夫か?」
横島は一度ルシオラを抱えなおし、ルシオラの背に壁が来るようにした。
さらにルシオラの足を両方とも自分の腰に回させて安定する様にした。
「あぁぁ…んぁ…ん…ぁ…うん、大丈夫」
横島の問いかけにルシオラはそう返すも息を切らし、くたっと横島によっかかっているルシオラを、
横島はすぐに攻め立てたりは出来なかった。
「ヨコシマ…お前はこれから行くんでしょ? 速く済ませないと…」
「そりゃ行くこた行くけど…それでルシオラに無理させる訳にゃいかねえだろ」
「ん…ありがと」
横島がそう言うとルシオラは嬉しそうに横島にキスをした。
「ん…ちゅ」
「ん………んん…あぁ…」
そうこうする内にルシオラは回復して自分から腰を振り膣の圧力を高めた。
「る、ルシオラ?」
「ヨコシマ、もう大丈夫よ…来て?」
「お、おう!」
横島はルシオラの求めに応じて自らの腰を振り、ルシオラはそれに合わせるように自分も振った。
「あっあっあっ…んん…あん! あぁ…んん…んちゅ、んぁ…ん、ん…」
ルシオラは横島に抱きついたままキスをし、横島はルシオラの腰に手をやり腰を動かした。
その場は水の音と、肉と肉が打ち合う音が混ざり合って響き、
それにルシオラのあえぎ声が僅かに混ざり合っていった。
「ん、んぁ…んちゅ、ちゅぅ! …んっんっんっ!」
ルシオラは僅かにこぼれるあえぎ声に構わず横島に口を押し付け、
横島は口はルシオラに任して腰を強く突き上げた。
「んんんん!!! …ああぁ! ヨコシマ、私、また…あひ!」
「よし…俺も…」
「一緒、一緒に…ね? あ、ああ、んぁ、ん…」
「いくぞ!」
「またくる、くる、いく、いくいっちゃう!」
「うおおおぉぉぉ!!」
横島は気合を入れ最後の一発を深々とルシオラの最奥に自分のものを付きこんだ。
「あ、ひ、ひゃぁぁぁぁぁぁ!!!!!!」
それに連動するようにルシオラも再度絶頂を向え、手と足で横島をしっかりと抱きしめた。
「はあ、はあ…」
「あぁぁぁぁ!…あん…あ…ん…」
さらにルシオラは横島が自分に注ぎ込んでくる熱い感触にもう一度絶頂へ突き上げられると、
「ルシオラ?」
「あぁ…あん…はぁはぁ」
横島の肩に顔を埋めた。
横島はルシオラを抱きかかえたままその場に座り込んだ。
横島がもう一度呼びかけるもルシオラは耳を赤くしながらも首を横に振った。
「どうしたんだ? 大丈夫か?」
「大丈夫…だけど私あんな事…」
「おねだりの事?」
「~~~~~!!!!!」
ルシオラは横島の言葉に顔を赤くし顔を埋めたまま片手でばしばしと横島を叩いた。
「いつも夜の時は言ってくれるじゃん、初めて言った訳でもないし…」
「こんな朝早くから言った事なんてないわよ!」
「まあ…それはそうか」
「~~~!!」
横島のあまりのぼけっぷりにルシオラは顔を上げるもそこで横島にキスをされてしまい喋るに喋れなくなった。
「ルシオラ?」
長いキスが終わり、そろそろ行こうかとルシオラの腕を取るも、
ルシオラは頑なに横島に回っている腕を放そうとしなかった。
「ルシオラ、そろそろ時間…」
「女の子に恥ずかしいこと言わせてタダで済ませる訳無いでしょう!?」
「え?」
ルシオラはそう言うと悪戯を思いついた子供のような顔で、
「もう一回…してくれないと離さないんだから」
と言った。
今から行かないと遅刻確定となるのだが、横島はルシオラを無理矢理離させる事は出来る筈もなく、
「ううう」
とうねった。
今横島の中では天秤が『美神さんの折檻』と『ルシオラの誘惑』で拮抗している。
これに止めを刺すべくルシオラは、
「ここの所依頼が来ないって美神さんが嘆いているって話しだし…ね?」
と言い、横島もそれに頷いてしまった。
もうそうなったら煩悩魔人横島は己の欲の為に誘惑に全力で乗る他無い。
いっきに暴走した横島の力でルシオラが喘ぎ出すのにそう時間はかからなかった。
…事が終わり後片付けをルシオラ一人で行った後、ルシオラはそっと自分の股間に触れた。
そこは今だ横島が吐き出したものが流れ出てきたりして、
ルシオラはそれに顔を赤くしながらも嬉しそうにそれをすくっていた。
なおその日の午後、美神たちにルシオラ生存及び同居している事がばれるがそれは別の話。
あとがき
ども、ガイギスです。
なかなかに好評だったらしく第2話を乗せました。
やっぱエッチって書くの難しいですね…
とりあえずこれからネタが思い浮かんだら書くという形式を取らせていただきます。
レス返しです
ネコ科様
ありがとうございます。
アミーゴ様
どうぞ、おかわりの分です
亀豚様
こちらこそはじめまして、おかわりです、お納めください。
とりあえずネタが浮かんだらですがこれからも続けます。
もち横ルシカップルのラブラブで♪
こちらこそ感想ありがとうございます。
よっしー様
ご期待に応えられたでしょうか?
それと前回感想を書いてくれたにもかかわらず作者の都合と意地により、
こちらに載っていない方も感想ありがとうございます!