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「GSもしも話(GS)」

シマンチュ (2006-12-10 19:10)
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GSもしも話 ケース1、
もしも、逆天号が妙神山を襲ったとき・・・・・・


『ウッギャーーーーー!!!』

正に断末魔砲の名が示すとおりの砲撃音と共に撃ち出された魔道砲は、妙神山の結界を容易くうち破り、壮絶な破壊力を神魔族達の目に見せ付けた。

間一髪で避難することが出来た神魔族達は、あまりの破壊力に、全員が声をなくしている。

辺りを覆っていた煙が晴れると、そこには、妙神山という修行場は影も形もなく、ただ瓦礫の山と化していた。


「断末魔砲の命中確認」

ショートボブの髪形をした、蛍の化身であるルシオラの凛とした声が、室内に響き渡る。

「これで神魔族の拠点となるポイントはすべて潰したよな」

かなりぶっきらぼうな感じの声で、蜂の化身のべスパがそう聞いてくる。

「これで、神魔族の邪魔が入らないでちゅ」

無邪気な声ではしゃぐ炉・・・もとい、蝶の化身であるパピリオ。

「じゃあ、これからみんなで打ち上げしましょ」

「わ〜いでちゅ!」

「悪くないな」

三人が和気藹々にコックピットから出て行こうとしたのを、男の声が引き止める。

「ちょっと待てお前ら、これを見ろ」

その声の主は、どっかの遺跡の遺跡に埋まっている埴輪?の姿をしていた(口はチ○コ形)。

「どうしたんですか、土偶羅様?」

ルシオラが、土偶羅と呼んだチン○口の埴輪?のところに向かう。

チ○コ口の土偶羅は・・・

「ええいっ!!さっきからチ○コチ○コうっさいわ!!」

と、いきなり叫びだした。

「ど、土偶羅様、いきなりどうしたんですか!?」

「ついに壊れてしまったか・・・」

「怖いでちゅ」

三姉妹がものすごく引いていることを気にもとめず、土偶羅は、目から心の汗を流しながらなおも叫び続ける。

「ワシだって、好きでこんな口になったわけではないわい!!文句があるならこんな風にワシを作ったアシュ様に言ってくれ!!」

「土偶羅様・・・・・・そんなになるまでに、その口のことを気にしていたんですね・・・・・・」

ルシオラは、ハンカチを目に当てている。
土偶羅を見る目は、かわいそうな人を見る目と同じ感じがするのは気のせいだ。

「そ・・・そんな・・・アシュ様の好みは、チ○コの形をした口だったのか・・・・・・
それなら、わ・・・私だって・・・・・・ううう・・・・・・」

なんかショックを受けているナイスバデーのねーちゃん(約一歳未満)。
顔が真っ青なのは、アシュがチ○コ口が好きなことなのか、自分がチ○コ口になったのを想像したからなのかは分からない。

「土偶羅様がチ○コ口なのは、運命なのでちゅ。そうなるように宇宙意思が決めたからでちゅ。諦めるでちゅ」

何気に一番残酷な言葉を言い放つロリっ子。顔は満面の笑顔だ。
パピリオの言葉は、某英雄の魔槍と化し土偶羅の胸に突き刺さる。

「うぐぅ!?」

止めを刺された土偶羅は、地面に倒れる。

「土偶羅様がたい焼きっ娘のまねをしても気持ち悪いだけでちゅね」

さらに追い討ちを掛けるパピリオ。子供は無邪気で残酷である。

「ま、それはともかく、土偶羅様、いったいどうしたんですか?」

ルシオラが、あっさりと話題を元に戻す。

「姉さん、これを見てくれ」

べスパが測定器をみながら、ルシオラを呼ぶ。

「これは・・・まだここのチャンネルは閉じていないわね」

「ここの冥界の門は、よっぽど頑丈なのかね」

「べスパちゃん、ルシオラちゃん、今度はこっちを見るでちゅ!」

パピリオがあわてた声で二人を呼ぶ。

「なんか、超霊的存在の反応がするでちゅ!」

「うそ!?」

ルシオラが、あわてて測定器を覗き込む。

「これは・・・なんでこんなに高位の存在がここに居るのよ!?」

ルシオラの叫びももっともであろう。
その測定器が正しければ、あの場に居るのは、自分達の主に匹敵するほどの存在なのだから。

「マイト数、一千万・・・二千万・・・一億・・・まだ上がる!!??」

べスパが驚愕の声を上げる。

べスパの見ていた測定器の数値が、加速度的に上がっていく。

ピピピピ・・・・・・ボンッ!!

「きゃっ!?」

その測定器が急に破裂し、べスパがかわいらしい悲鳴を上げる。

「あ・・・あ・・・あ・・・あれ・・・なんでちゅか・・・?」

パピリオが、顔を真っ青にしながら、フロントガラスの外を見ていた。

二人は、パピリオの様子にいやな予感を感じながら、パピリオが見ている方角に顔を向け、

二人同時に固まった。

三人が目を向けたそこには・・・


巨大な棒を持ち、全身から放たれた圧倒的な神気により周りの空間を捻じ曲げ、かの怪獣王でさえも尻尾を巻いて逃げ出すであろうほどの怒気を撒き散らし、狂気に彩られた目で逆天号をにらみつける、山ほどの巨体をした猿の姿があった。 

ちなみに、土偶羅は、真っ白な灰になっていた。


時は少しさかのぼり、

神魔の最高指導者たちに呼び出されていた斉天大聖は、冥界の門を通り、妙神山に降り立った。

「やれやれ、アシュタロスの奴も、思い切ったことをやらかすのう」

世界各地で、アシュタロスの部下が、冥界の門を破壊しまわっていることを告げられ、最後の砦として、妙神山を死守するように命令された。

「わしは打って出ることが出来んのにな、残念」

相手が魔界でも有名な恐怖公であるので、闘ってみたくてうずうずしていたりする。

斉天大聖ほどの高位の存在は、まず、人界に降り立つことは許されていないので、その辺の許可を貰いたかったが、もち、許可は下りなかった。

「はあ・・・ん?」

ちょっと落ち込んだ様子で冥界の門を閉じようとしたとき、なにやら巨大なエネルギーを感知した。

すぐさま如意棒をとりだし、冥界の門ごと防御する。

辺りが真っ白に染まり、鼓膜が裂けるほどの爆音が響き渡る。

それらが去った後には、あたり一面に荒野が広がっていた。

それでも、斉天大聖の防御を崩すことは出来なかったが。

「これが噂に聞く魔道兵器か。なかなかの威力じゃ・・・・・・」

感心しながら、辺りを見回していた斉天大聖の表情が凍りつく。

「ま・・・まさか・・・・・・」

凍った表情が驚愕の表情に変わり、次いで絶望した表情に変わる。

幽鬼のような足取りで、ふらふらとソコに向かう。

目で見ただけで気付いていた。しかし、感情がそれを認めなかった。

ソコにたどり着き、瓦礫をどかしていく。

その姿は、かつて天に等しいと豪語した、天界屈指の武神とは到底見えない。

顔を真っ青にしながら瓦礫をどけていた手を止める。

その手には、何かの破片が握られていた。

もう、すでに手遅れだった。

知ってはいた。しかし、一縷の望みを持っていた。

だが、これでその望みも絶たれた。

「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」

斉天大聖は、あまりのショックに、その場を動くことが出来なかった。

ここまでショックを受けたことは、この世に生れ落ちて一度もなかった。

かつて、三蔵と共に天竺へ向かった旅の時でさえ、これほどの絶望を味わうことはなかった。

斉天大聖の目が、空に悠然と浮かんでいる、カブトムシの姿をした兵鬼の姿を映した。

「アレか・・・・・・」

アレがワシの■■■を破壊したのか・・・・・・・・・。

凍り付いていた心が、徐々に燃え上がる。

体が裂けてしまいそうなほどの破壊衝動が、斉天大聖を襲う。

しかし、斉天大聖は、その衝動に身を任せた。

アレを完膚無きまで破壊することを想像すると、全身が性感帯となったかのような快楽が隅々まで走り抜ける。

「くっくっくっ・・・・・・」

血走った目をしながら、逆転号をにらむ斉天大聖の体が、どんどん巨大になっていく。

「ここまで怒りが沸いたのはいつ以来かのう・・・・・・」

穏やかな声でいて、しかし、全身からあふれ出す怒気に、世界が震える。

「そう簡単に壊れないでくれよ・・・・・・」

そこにはいたのは、好々爺の猿ではなく、かつて天界を騒がせた最強の魔猿だった。


「ちょちょちょちょ、あんなのどうやって相手すればいいのよ!?」

「知らないよ!!っていうか、無理だろ、アレは!!」

「うえ〜〜ん!!死にたくないでちゅ!!」

逆天号のコックピットの中は、阿鼻叫喚と化していた。

混乱のあまり、オロオロするルシオラ。

相手の圧倒的な存在感に、顔を真っ青にするべスパ。

パピリオは、斉天大聖の怒気に当てられ、泣きじゃくっていた。

「ええ〜〜い!!、落ち着かんか!!」

復活したチ○・・・ゲフンゲフン、土偶羅の声も、三人を落ち着けることは出来ない。

「しょうがない、断末魔砲用意!!

土偶羅の声にあわせ、断末魔砲のエネルギーが集まってくる。

斉天大聖は、逆天号の断末魔砲のエネルギーが溜まるのを、ただじっと見ているだけだった。

いや、エネルギーが溜まるのに比例して、どんどん凶悪な笑みが深くなっていっている。

それを見たパピリオが、ますます泣きじゃくったりする。


逆天号の牢屋の中、

「大変なのね〜!!!!
なんか老師が怒っているのね〜〜!!!!
このままじゃ、やばいのね〜!!!!」

ついさっき、外を覗き込んで、いきなり気絶したべス・・・改め、ヒャクメが、目が覚めると同時に、あたふたとそんなことを言い出した。

ポチ・・・改め横島は、

「ちょっと待て!!老師ってあの猿か!?
イヤーー!!まだ死にたくないーーーー!!!!
死ぬ前に、女の子とあんなことやこんなことをしたかったーーーー!!!!」

涙を流しながら泣き叫ぶ。

「私もまだ死にたくないのね〜〜!!!!」

同じくヒャクメも泣きじゃくる。

ほかの檻では、それぞれの獣達が、姿は見えずとも斉天大聖の存在を超感覚で察知し、怯えていた。
あのケルベロスでさえ、檻の端っこで尻尾を股の下に挟み、ガタガタ震えていたりする。

「こ、こうなったら、ヒャクメーーーー!!!!
最後の思い出を俺にくれーーーー!!!!」

叫びながらヒャクメにルパンダイブを決める横島。

「イヤーーーーー!!!!」

混乱の極みにあったヒャクメは、横島のダイブをよけることが出来ずに、二人して地面に倒れる。
このときの「イヤ」が、死ぬことに対してなのか、横島に対してなのかは、本人にも分からない。


「エネルギー充填百二十パーセント!!
いつでもいけます!!」

断末魔砲のエネルギーをチャージし、これでどうにかなると思った三姉妹は落ち着きを取り戻し、それぞれ自分の配置に付く。

「ようし、断末魔砲、発射!!」

土偶羅が声高らかに叫びながら、断末魔砲のトリガーを引く。

世界各地の霊的拠点を潰し、先ほども妙神山を荒野に変えたほどの威力を持つこの一撃を食らえば、あの化け物といえどもただではすまない。

全員が期待をこめ、希望となる光の柱(砲撃音は悪趣味)が、化け物こと斉天大聖の伸びていくのを眺めた。


『ウッギャーーーー!!!!』

断末魔の悲鳴を上げ、絶大な破壊力を秘めた砲撃が斉天大聖に襲い掛かる。

それを見て、斉天大聖は、如意棒を構え、


「ふん!!」


カッキーーーーン!!


断末魔砲をあっさり打ち返した。

『『『うっそーーーーー!!!???』』』

この光景を見た全員は、敵味方関係なく、シンクロしたかのようなタイミングで同じ叫び声を上げた。

知る人が見れば、分かったであろう。

断末魔砲を打ち返したときの斉天大聖のフォームが、かつてホームラン王と呼ばれたある日本人とそっくりであったことを。

余談だが、このとき打ち返した断末魔砲は人工衛星の一つに直撃し、放送局がパニックになったりする。

「・・・その程度か?

それじゃあ、今度はこちらの番じゃのう」

断末魔砲を打ち返した斉天大聖は、ゆっくりと逆天号に視線を向ける。


その光景を見た逆天号の乗組員は、全員パニックに陥っていた。

「ひえええええ!!??なんまんだぶなんまんだぶ」

魔族の癖に、観音様にお祈りをするルシオラ。

「あははははははははははは、
断末魔砲をホームラン!!はははははははははは」

恐怖のあまり笑い声しか上げられないべスパ。

「うえ〜〜〜〜ん!!ポチ!!ポチ〜〜〜〜!!!!」

なぜか横島に助けを求めて牢屋に走っていくパピリオ。

「ええい!!、落ち着かんかーーー!!!」

もはや、チ○コ口の激にも動じず、それぞれが勝手な行動を取る。

「まったく・・・・・・」

その後の台詞を、土偶羅は言うことが出来なかった。

大猿が、如意棒をおもいっきし振りかぶっているためだ。

Q:棒を振りかぶったあとは、どうするんですか?
A:もちろん、振り下ろs・・・・・・

「いやーーーーーー!!!!」

「なんまんだぶなんまんだぶ・・・・・・」

「亜ハハはハハはははははははははは・・・・・・」

逆天号の中は、もはや地獄であった。

壊れた三人(パピリオは居ない)の目に、振りかぶった如意棒を振り下ろす大猿の姿が映った。

「光になれーーーーーーーー!!!!!」

そんな叫びとともに・・・・・・。

「それはハンマーやーーー!!」

横島が、いきなり自分でも分からない突っ込みを入れた瞬間、逆天号が如意棒によって粉砕された。


「生きてる・・・私、生きてる・・・・・・?」

「ああ・・・生きてるってすばらしい・・・・・・」

「・・・・・・・・・・・・・・・・・・」(ベスパ、気絶中)

地に落ちた逆天号は、辛うじて原形をとどめていた。

だが、その場所に、斉天大聖がゆっくりと向かってくる。

といっても、今の斉天大聖のサイズだと、数歩とかからない。

その数歩が、死へのカウントダウンのようにルシオラと土偶羅は思えた。


ついに、斉天大聖がルシオラたちの前にたどり着いた。

虫けらを見るかのような斉天大聖の目に、ルシオラと土偶羅は、ただ抱き合って震えることしか出来なかった。

そんな中、逆天号の中から巨大な霊圧が発生し、逆天号のハッチを破壊して、外に出てくる。

「「アシュ様!!」」

これぞ正に天の助けとばかり、アシュタロスに熱い視線を送る二人。

天に逆らっているのに天の助けとはこれいかに?

「おぬしが恐怖公・アシュタロスか?」

「そのとおりだ、天界屈指の武神にして天に等しき者、斉天大聖よ」

斉天大聖の、魂が凍るほどのプレッシャーを受けながら、アシュタロスは会話する。

だてに魔神とか恐怖公とか呼ばれているわけではない。

「まさか、天界から帰ってきた途端に攻撃されるとは思わんかったぞ」

「ということは、こちらの攻撃は後一歩遅かったということか」

「さて、ワシの大切なものを破壊し尽くしたことに対して、どう責任を取ってくれるのかのう・・・・・・」

声は穏やかだが、撒き散らす怒気はどんどん強くなっていく。

「まさか、天界の暴君とまで言われたあなたが、そこまでこの土地を大切にしていたとは」

アシュタロスが、皮肉げにそういった。

かつて、天界で暴れまわっていた斉天大聖の噂は、魔界にまで聞こえていた。
その噂を知っているアシュタロスには、斉天大聖が、今この地を守ろうとしていることが信じられない。

「・・・誰が妙神山だと言った?」

「・・・・・・・・・・・・・・・は?」

アシュタロスの目が点になった。

斉天大聖の大切なものって、妙神山ではないと?

ではいったい・・・・・・

「ワシの・・・・・・・・・・・・


ワシの大切なゲームコレクションのことだーーーーーーーーーーーー!!!!!!!」

「えええええええーーーーーー!!!???」

天界でも名高い武神である斉天大聖がここまで怒り狂った理由が、先の断末魔砲で妙神山と共に塵と消えた、お気に入りのゲームコレクションだとは、普段のサルを知らないアシュタロスには夢にも思うまい。

「特に、今進めておったFF(某有名RPG)はな、セコセコとレベルを上げての、もうすぐラスボスだという辺りまでいっていたのに・・・・・・もうすぐ・・・・・・ううう・・・・・・・・・
お前にこの絶望がわかるかーーーー!!!!」

「わかるか、んなもん!!!!」

平行世界(原作)のアシュ様なら、たぶん理解してくれるであろう。

小山サイズの猿が大泣きしている(涙で虹が出来ている)のは、なかなかに不気味である。

斉天大聖に憧れを持つ者達が見たら、全員が現実逃避をすること間違いない。


アシュタロスは、天に右腕を突き上げ、叫ぶ。

「来おおおいっ!!究極の魔体ーーーー!!!!」

そして、ゆびぱっちん!!

Gガ○ダム見ていたのだろうか。

空間を割って現れる、巨大な物体。

全長は百メートルを軽く超える、漆黒のボディ、

背中に背負っている巨大な大砲。

アシュタロスが作り上げた、対神魔用最終兵鬼――――

「まだ完全とはいかないが、お前を倒すぐらい・・・・・・」


「カーーーーー!!!!」

ドグッシャーーーー!!!!

アシュタロスは、自信満々の顔を固め、自分の切り札が鉄屑に変わっていくのを、ただ黙って見ていた。

究極の魔体の恐ろしい所は、宇宙の卵を応用したバリアーである。

あらゆる攻撃を無効化するそのバリアーがなくなったら、いくら同期合体しているとはいえ、人間に破壊されてしまうほどだ。

さらに、今はまだアシュタロスは魔体に乗っていない=動かない。

つまり、そこにあるのは、ただ斉天大聖にサンドバックにされるだけの存在である。


「わ・・・私の魔体がーーーーーー!!!!」

いま、アシュタロスは斉天大聖が感じた絶望を体験した。

ショックで固まったアシュタロスは、斉天大聖がもはや原形をとどめぬほどに破壊しつくした魔体から、自分自身にターゲットを移したことに気付かない。

自分の体めがけて降ってくる神速の如意棒が、アシュタロスが見た最後の光景となった。


その後、魔体とアシュタロス、逆天号を破壊しつくした斉天大聖は、いまだ理性が戻らず、怒りのままに人界に乗り込もうとし、神魔の最高指導者たちに押さえつけられ(この二人でも押さえ切れないほどの暴走ッぷり)、人界では、あらゆるゲーム機とソフトを買い占めるGSたちの姿があった。


どうでもいいが、ルシオラとベスパは、パピリオと一緒に来た横島に助けられ、感謝と共に好意を抱いたりした。


さらにどうでもいいが、その事件後、横島の下にヒャクメが頻繁に現れたり、二人きりで歩いていたり、顔を真っ赤に染めながら手を繋いだりしていたとのことだが、いったい何があったのかは二人しか知らない。


おわれ


あとがきっぽいもの
なんか電波を受けてこんなの書いてしまったシマンチュです。
今書いている長編より、こっちのほうがサクサクできたのは、ちょっとびっくりしました。
また電波を受信したら、この作品をシリーズ化したいと思います。
そんなわけで、また今度!!

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