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「真『我輩は・・・』 羽生の宿(GS+その他)」

摩夜摩夢 (2006-11-27 01:18)
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 本日は午後よりお休みをいただいたので、久々に徒歩にて散歩をする。
 ちびメドちゃんはひのめ殿とケイ殿と一緒に「乙女の秘密の衣装を買いに行くの♪」との事で、男である我輩はガルちゃんズに護衛を変わってもらい時間ができたのである。


 商店街をてくてくと。
 たまには買い食いでもと思い、商店街の脇にある昔ながらの駄菓子屋のお店に。
「おばば様、ごきげんはどうでしょうか?」
「おやまぁねこちゃん、いらっしゃい」
 この店の店主でいらっしゃる武田五六八(いろは)殿、大正時代のチャーミングレディーだったそうで、色あせた写真にはそれはもう清楚なお嬢さんが… 時の流れとは無常だと、改めて思い知ったわけで。

 店に入ると焦げたソースの匂い、やけに薄いお好み焼きや十銭焼き、具の少ない焼きそばや、蛍光色満載の粉ジュース。 あんこ球、ぺろちゅー、麩菓子。 それはもう、小さなお子様でも楽しめて選べるお菓子がいっぱい。
 夏はカキ氷とかアイスクリンなどを食べるのですが、秋も深まって肌寒い時期、こんなときはそうですこれです!
『甘酒とおでん』
 特製の味噌だれがなんともいえぬ味わいで。
 とりあえず、ちくわと厚揚げを、鍋のかなに入れてある味噌壷に一回だけつけて皿の上に乗せる。 串カツと同じで二度つけは『イキな食べ方じゃない』と横島殿から教わっているので、味噌が絡みつくように引き上げる。
 ちくわは丸まる一本、厚揚げは一丁を半分に切ってあるのを串に刺してある。 これで一本八十円なり、お腹にもお財布にも安心な食べ物。
 ほう、今日の香りつけは柚子の皮ですか。 まっこと風流。
 あわてず騒がずゆっくりと所望、平和ですなぁ… あっ、思わず涙が…
「本当に懐かしい感じがしますね、よく通っていた万頭屋のようですね」
「そういわれればそうかもしれませぬな」
 はて、我輩は誰と… 店にはおばば様と我輩だけしかいないはずなのですが…
「万頭の薄皮は美味しかったですね」
「私は麺が美味しかったです」
「ワンタンです」
 増えてるし… さらばやさしき時間よ。
「まだ、時間も早いですし。 このまま私の家へ参りましょう、ねっ♪ マオ様」
 店の前に音も無くすっと止まる車、今日はリンカーンですか。
 ギャリソン氏がドアを開けて待ち構える。 えっと、逃げてもよろしいでしょうか?
 にゃふっ! 後頭部にあたる幸せのささやかなふくらみはなんでございましょうでしょうか。
 もう逃げられないのでしょうか… たすけてーーーー うしろのヒャクメ様ぁぁぁぁぁぁ


『私にはどうこうする力なんてないのねぇ、覗き見て記録する事しかできないのねぇ〜〜〜』
 頼った神様を間違えて、残念、吐○
 いなばうわぁー にゃふぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅん!

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