「…初代様の〜お友達で〜お師匠様ですか〜?」
と初代に表情はそのままで、驚いたような声で尋ねる妙子
「そうよ〜。
あれは〜私が〜初めて〜陰陽寮に〜行ったときだったわ〜。
皆(式神十二匹)を〜恐がって〜私から〜逃げてばかりだったのに〜、この〜2人は〜、そんな事を気にしないで〜私に〜話しかけてくれたの〜。」
と初代
「へぇ〜〜〜〜。」
何処かで聞いたような話よね〜と思いながらも続きを聞く妙子
「それで〜何度か〜一緒に〜陰陽寮の〜お仕事を〜したんだけど〜、何回目だったかしらぁ〜、2人が〜真剣な顔で〜私に〜霊力の〜訓練を〜してくれるって〜言ってくれたの〜。
目に〜涙まで〜浮かべて〜。
感動的だったわ〜〜〜。
だから〜2人は〜一緒に〜お仕事を〜こなした〜仲の良い〜お友達で〜、しかも〜私にとっては〜霊能を〜教えてくれた〜お師匠様でも〜あるのよ〜。」
と手を胸の前で組み”キラキラ”と瞳に星を浮かべながら懐かしそうに語る初代
「そ〜なの〜ですか〜。
素晴しい〜ことですわね〜。」
”本当に何処かで聞いたようなお話よね〜”と思いながらも感心する妙子
「まさか〜こんな時代に〜再会〜出来るなんて〜。
正に〜時を〜越えた〜友情よね〜?」
と更に過去へと思いを馳せる初代であった…
「(まさか〜そんな〜因縁が〜あったなんて〜。
一応〜横島君を〜六道に〜取り込むことも〜真剣に〜考えて〜みようかしら〜?)」
と何やら企む妙子も其処には居た
― 一方、その頃 横島家では ―
≪ぞくぅっ!!≫
「ね、ねぇ…姉さま…?」
姉に話しかける幸姫
「な、なんだ?幸…?」
答える千姫
「…気のせいだったら、とっても、とぉ〜〜〜〜っても嬉しいのですが…。
何か途轍もなくいやぁな感じがしませんでしたか?」
と体が小さくなった事に落ち込んでいた幸姫が更に落ち込みそうな雰囲気で千姫に問いかける
「幸もか?
私も今突然”青汁にクサヤ汁を加えた液体”を飲まされた事を想像する以上に”いやぁぁぁぁな”感じがした…。」
千姫もそれに同意する
「「ま・まさか(よねぇ〜)…(汗)。」」
と言いお互いに顔を見合わせながら”あはは””うふふ”と笑いあう2人
その後頭部にはでっかい汗が垂れていた
― 忠夫も何か嫌な予感を感じていたのを付け加えておこう ―
― 場面は戻り六道家 ―
妙子・冥子・初代はピーマン抜きの昼食を食べ(初代以外ね)今度は六道家の地下にある特設の霊能訓練施設の中にあるドーム型の広い部屋にいた
「それでは〜これより〜午後の〜特訓を開始します〜。」
と妙子が言うと
「お母さまって〜容赦なく〜きびしいのね〜。」
と冥子が呟く
「何か〜言った〜かしら〜?冥子〜??」
妙子が背後に何か”くろっぽい”物を背負い”ゴゴゴゴ…”と冥子に迫る
その時初代はガタガタと震えていた
「何でも〜ないわ〜。お母さま〜。」
答える冥子
「そう〜?では〜早速〜始めるわよ〜?」
そう告げると妙子と初代は別室へと移っていく
そこは、ドームを見渡せる位置に設けられたモニター室のようだ
其処に設置されている席に着く妙子
「準備は〜良い〜?冥子〜?」
確認する忠夫
「はい〜。お母さま〜。」
答える冥子
「じゃあ〜いくわよ〜?
…ポチッとな〜♪」
とスイッチを押す妙子
するとドームのあらゆる場所が開き、其処から悪霊たちがドンドン沸いてくる
『ぐげげげげげっ!!にんげんだ〜いきているにんげんだ〜〜〜!!』
『くるしぃ〜たすけて〜!!』
『さみしいよ〜〜!!』
苦悶の声をあげながら冥子に近づいていく大量の悪霊
それを見た冥子は大きく深呼吸をし
「みんな〜おねがい〜〜〜!」
と影に呼びかける
その呼びかけに応じ次々と影から出てくる12匹の式神達
「それじゃ〜〜いくわよ〜〜〜?」
冥子は迫り来る悪霊たちを見据え掛声を上げる
「六道〜!十二神〜〜!!合体〜〜〜!!!」
と
― なにぃぃぃぃぃ!?(誰かの声) ―
次の瞬間目の前で信じられない光景が展開される
先ずはバサラ(ウシ)が飛び上がる
次にインダラ(ウマ)とメキラ(トラ)が飛び上がりバサラの足元?に其々付く
続いてマコラ(サル)がバサラの左側の位置に付き
更にビカラ(イノシシ)がバサラの右側の位置に付く
それに続き、ハイラ(ヒツジ)がマコラの横にアンチラ(ウサギ)がビカラの隣に付く
そしてショウトラ(イヌ)が頭の上にクビラ(ネズミ)を乗せた状態でバサラの頭の上に乗る
その後、アジラ(リュウ)がバサラの頭の右側に、サンチラ(ヘビ)がバサラの頭の左側に其々乗る
最後にシンダラ(トリ)がバサラの背中にくっ付く
其々が定められた位置に付くと全ての式神が光り輝き一つになった!!
次の瞬間、その場に居たのは
やけに、メタリックな輝きを持つ大仏のような、ロボットのような20メートル近くはあるだろう、巨大な何かが其処にはいた
「究〜極〜〜合体〜〜〜〜!!
バイシャジャ・グルー〜〜〜〜!!(薬師如来の意味)」
と冥子が声をあげる度に妙なポージングを決める巨大な何か
そして、準備は整ったとばかりに次々と悪霊を成仏させていく冥子と巨大な何かであった
その破壊力たるは…未来世界の冥子がやっていたプッツンなんて目じゃないです
(ご自由にご想像下さい。)
冥子達が次々と除霊していく姿を見て満足げな妙子と初代
「やっぱり〜思った通りだわ〜。
冥子が〜興味を〜持つように〜、巨大〜ロボッ○物と〜戦○〜物の〜テレビを見せた甲斐があったわ〜。
冥子って〜子供っぽい〜所があるから〜絶対〜影響されると〜思ったのよね〜。」
と妙子
「そうね〜。おもしろ〜かったものね〜。」
同意する初代
「(冥子の〜強化は〜今の所〜成功よね〜?)」
娘の成長振りに満足げな妙子
― だが、彼女達は忘れていた ―
確かに冥子はある程度の”痛みに耐える体と精神””霊力をコントロールする術””強力な必殺技(?)”は確かに身に着けた
テレビである程度の怖い霊などの存在にも耐えることができるだろう…
しかし!冥子の恐がりは半端では無い事を2人は失念していたのだ!!
妙子にしろ初代にしろそういった傾向があったので、あえてグロテスクな物は避けていたのかもしれないが…
(自分達も見たくない為)
それに彼女達が気がつくかどうかは…
― 今は誰も知らない ―
あとがき?
ども〜。零式っすよ〜?
じゅうごかいれんぞくです。
どこまでいくんでしょうか?
さて、番外編如何だったでしょうか?
(あんまり壊れなかったから、壊れ表記はしません;;)
次回からアシュ様がでてきますよ〜?
過去編ですよ〜〜?
冥子のパワーアップについては…
なにも言いたくありません
やりすぎたか?
いろんないみで^^;
さて、それではレス返しですー^^
MASTER様
こんばんわ。
後編でもあんまり壊れませんでした;;
すんません。
私の文章力の責任です。
いざ壊そうと思ってもなかなか思い通りにいかないもんですね^^;
私はピーマンすきなほうですよ?
秋桜様
こんばんわ^^いちもどーもです^^
じゅうごかいめです。
冥子が冥子がぁぁぁぁ;;
こんなに凶力に(誤字ではありません)そだってしまってます。
恐るべし!六道母!!
(秋桜さんはそれに似ていると…思い出しながら…)
横島は式神使いにはなりません。
千姫・幸姫がにたようなもんですがw
77回っすか?
どーでしょーねー ( ゜Д゜)y─┛~~
内海様
こんばんわ^^
おそらく読んでいただけるんですよね?
そうですよね? ;;
冥子つよくしすぎたかなぁ?
初代と千姫・幸姫の出会いの感じは冥子が美神とあった時と似たような状況です。
詳しくはその内書くことになるでしょう…
BLESS様
まいどどもーも^^
そーですよー?そのねたですよー?
懐かしい番組とかを振り返る番組でやってたのをみたのでw
前回一応、巨人の○ネタもあったんですが気付いていただけましたか?
まぁ、あの六道母がただ時間を過ごすわけがありませんからw
かなりあ様
こんばんみゃあ。
猿神はもう少しあとですねー。
次回から、かなりあ様の大好きなあの壊れ魔神がでますよ〜?
おたのしみに^^
kamui08様
いちもどうもです。
え?2人のユニフォームっすか…?
もちろん!!
”ぶるまぁ”です!!
想像してくださいねw
(母のは見たくないような気も^^;)
亀豚様
こんばんわっす^^
じゅう呉かいめになりました^^
冥子は子供っぽいからアニメとかの影響はモロにうけるだろうとおもいまして。
こうなりました。
原作でも確か幼児用の本読んで涙を流していたシーンがあったような気が…。
双子は色々するでしょねー^^
某魔神の影響を良くも悪くも受け継いでいるでしょうから^^
では、みなさま次回、過去編でおあいしましょー^^
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